こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「努力する」という言葉は、日常生活やビジネスの中でよく使われる重要な表現です。英語でこの意味を正確に伝えるためには、いくつかのバリエーションがあります。この記事では、その違いや使い方に焦点を当てていきます。それでは一つずつ見ていきましょう。
目次
「努力する」の英語表現5選
try hard
「try hard」は、「一生懸命に努力する」「精一杯頑張る」という意味の英語の表現です。何かを成し遂げるために、または特定の目標や結果を達成するために、最大限の努力をすることを示します。このフレーズは、個人が目の前の課題や挑戦に対して、諦めずに全力を尽くしている状況を表す際に使用されます。学業、スポーツ、仕事、趣味など、あらゆる分野で用いられる非常に一般的な表現です。
学校の成績について…
一番をとるために努力してるんだ。
このように現在進行形で使うこともよくあります。
同僚に…
“try hard”の後ろに不定詞がついたパターンです。過去形の場合、後ろに”but”がつくことが多いです。もちろん努力が実ったときにも使いますよ。
仕事の話をしていて…
work hard
「work hard」は、「一生懸命に働く」または「勤勉に努力する」という意味の英語のフレーズです。この表現は、職場での仕事、学業、あるいは個人的なプロジェクトや目標に対して、熱心に、努力を惜しまず取り組む様子を示します。それは、単に時間を多く費やすだけでなく、質の高い成果を出すために、集中力を持って積極的に取り組むことを意味します。”Work hard”は、成功を収めるために必要な労力や献身を強調する際によく使われます。
同僚に…
前向きに一生懸命頑張ろう。
同僚に…
努力して、よい仕事をしないといけないね。
make an effort
「make an effort」というフレーズは、「努力する」「頑張る」という意味です。何かを達成しようとする際に必要な時間、エネルギー、または資源を意図的に使うことを示します。この表現は、目標を達成するために必要な行動を取る意志や決意を表現するのに用いられます。たとえば、新しいスキルを習得する、試験に合格する、または健康的な生活習慣を身につけるなど、様々な文脈で使用されます。
冠詞”an”の代わりに”the”や”some”を使って”make the effort”または”make some effort”と言うこともできます。よくto不定詞を伴って、”make an effort to 〜”「〜する努力をする」と使われます。それでは、リョウの例文を見てみましょう。
母に…
息子に…
新しい友達を作るように努力しないといけないよ。
exert an effort(フォーマル)
「exert an effort」という表現は、「努力をする」「力を尽くす」という意味で使われます。このフレーズでは、ある目標や課題に対して積極的に取り組み、達成や解決のために意識的に力を投じる行為を指します。これは、物理的な活動だけでなく、学習、研究、問題解決などの精神的な労働にも適用される概念です。「exert」は「(力・影響力などを)行使する」という意味で、「effort」は「努力」という意味です。したがって、このフレーズは個人が特定の目的のために意識的にかつ積極的に努力を行う様子を表現しています。
put one’s back into
「put one’s back into」は英語の成句で、「全力を尽くす」「力を入れて取り組む」という意味です。文字通りには、「自分の背中を使う」という意味になりますが、これは物理的な労働だけでなく、あらゆる種類の仕事や課題に対して、エネルギー、努力、熱意を全て注ぎ込むことを意味します。この表現は、誰かが特定の活動に対して非常に一生懸命に取り組んでいることを表すのに使われます。
部下に…
それぞれの違い
- put one’s back into – 物理的または比喩的に非常に一生懸命に取り組むことを意味し、しばしば肉体労働や要求の高い作業に対して使われます。この表現は、非常に強い努力やエネルギーを仕事やタスクに注ぐ様子を強調します。
- exert an effort – 努力を積極的に行うことを意味し、ある目標を達成するために意識的に力を使うことを指します。この表現は比較的フォーマルな文脈で使用され、具体的な努力の適用を示唆します。
- make an effort – 何かを成し遂げるために努力することを意味しますが、これは一般的に最も広く使われる表現で、特定の目標に向かって何らかの行動を起こす意志を示します。このフレーズは柔軟に使われ、大きな努力から小さな努力まで様々な文脈に適応します。
- try hard – 目標を達成するために非常に一生懸命努力することを意味します。この表現は、成功するために個人が示す強い意志や決意を強調しますが、結果は不確かな場合もあります。
- work hard – 一般的に、職業や学業など、特定のタスクや目標に対して一生懸命に働くことを意味します。この表現は、持続的な努力と持久力を強調し、しばしば成功や成果の達成と関連づけられます。
これらの表現は似ていますが、使用する文脈や強調したいニュアンスに応じて選ばれます。
実践問題
以下の状況において、上記のフレーズをそれぞれ適切に使った文を作成してください。
- あなたは重い家具を動かそうとしています。
- 友人が言語学習に挑戦しています。
- あなたは新しいプロジェクトに取り組んでいます。
- スポーツ大会で勝つために練習しています。
- 重要な試験に向けて勉強しています。
- 「put one’s back into」
- 文: “I really put my back into moving that heavy sofa.”
- 和訳: その重いソファを動かすために、本当に力を入れたよ。
- 「exert an effort」
- 文: “She is exerting a lot of effort to learn a new language.”
- 和訳: 彼女は新しい言語を学ぶためにたくさんの努力をしている。
- 「make an effort」
- 文: “I’m making an effort to contribute more in this new project.”
- 和訳: この新しいプロジェクトでより貢献できるよう努力している。
- 「try hard」
- 文: “He is trying hard to win the upcoming sports competition.”
- 和訳: 彼はこれから来るスポーツ大会で勝つために一生懸命努力している。
- 「work hard」
- 文: “I have been working hard to prepare for the important exam.”
- 和訳: その重要な試験に向けて一生懸命勉強している。
これらの例文は、それぞれのフレーズがどのように使われるかを示しています。各フレーズは似た意味を持っているものの、異なる状況や文脈で使われることがあります。これらを実際に使うことで、より自然な英語表現を身につけることができます。
「努力する」を1単語で表現
Strive
「Strive」は、目標や成功に向かって積極的に努力する意味を持ちます。堅実なイメージで、ビジネスの文脈や目標達成において使われることが一般的です。
I always strive to improve my skills in order to advance in my career.(私は常にキャリアを進めるためにスキル向上に努めています。)
Endeavor
「Endeavor」は、困難を乗り越えるために一生懸命に努力する意味合いがあります。公式な場面や重要なプロジェクトでの努力を表現するのに適しています。
Despite the challenges, we will endeavor to meet the project deadline.(課題がある中でも、プロジェクトの締め切りに間に合わせるために一生懸命に努力します。)
関連する語彙とその例文
Diligence (勤勉)
- 例文: “His diligence in studying led to excellent exam results.”
- 和訳: 彼の勤勉な学習が優れた試験結果につながった。
- 解説: 「Diligence」は、目標達成のために一貫して努力し、勤勉に取り組む品質を表します。この例文では、勉強に対する継続的な努力と集中力が、素晴らしい成果、すなわち優れた試験結果をもたらしたことを示しています。勤勉は学業、職場、あるいは個人的な目標に取り組む際に重要な要素であり、成功への鍵となります。
Perseverance (忍耐)
- 例文: “Perseverance is crucial when facing challenges in business.”
- 和訳: ビジネスで課題に直面する際、忍耐が不可欠です。
- 解説: 「Perseverance」は、困難や挑戦に直面した時に諦めずに続ける強さを意味します。この例文は、ビジネスの世界で避けられない課題や障害に遭遇した際に、目標に向かって粘り強く努力し続けることの重要性を強調しています。忍耐は、一時的な失敗や挫折に屈せず、最終的な成功を達成するために必要な精神的な強さを表しています。
効率的にアウトプットする方法
RYO英会話ジムの業界トップのアウトプットトレーニングをすると、英語でのコミュニケーションが大幅に改善されます。なぜなら生徒さんの発言内容を講師がすべてドキュメントに瞬時に文字化して添削することで、何が不自然で間違えているのかが一目瞭然となります。さらにその後、講師からフィードバックをもらうことで今後の改善へと繋げることが可能です。だから実践でも堂々と自信を持って話せるようになります。
プラスで音読トレーニングもレッスン外でやることで効果が倍増します。特に相手になかなか上手く伝わらない方、実際に話すとなるとうまく表現できない方、そしてある程度話せるようにはなったけどそれ以上成長感が感じられない方にオススメです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「努力する」を正確に伝えるためには、状況によって適切な言葉を選ぶことが重要です。どの表現を選ぶかは文脈や相手によって異なりますが、それぞれのニュアンスを理解し、使いこなすことでより豊かな表現ができるでしょう。以上が「努力する」と言いたいときに使えるフレーズ5選でした。それでは、See you around!
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