- 1 「人違いでした」を英語で伝える表現
- 2 英語学習の失敗エピソード:「Sorry, mistake.」しか言えなかった…
- 3 よく使われる人違い表現
- 4 特定の誰かと間違えたときは?
- 5 自分が人違いされたときに使える表現
- 6 まとめ
- 7 会話での使い方&自然に使うコツ(和訳つき)
- 8 まとめ:表現を自然に使うポイント
- 9 「間違える力」を英語力に変える場所、RYO英会話ジム
- 10 音声を聞いて練習しよう
- 11 ロールプレイ
- 12 日本人がよくやってしまうNG表現・間違いパターン
- 13 その他の似た英語表現と便利な語彙集
- 14 まとめ
- 15 英語表現「人違いでした」練習クイズ
- 16 まとめ:人違いした時も英語でスマートに対応しよう!
「人違いでした」を英語で伝える表現
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
日常生活でうっかり人違いしてしまうこと、ありますよね。
そんなとき、相手を不快にさせずにサッと対処できる英語フレーズを知っているととても便利です。
今回は、「人違いでした」と伝える英語表現をご紹介します。
ぜひ、日常英会話で役立ててください!
英語学習の失敗エピソード:「Sorry, mistake.」しか言えなかった…
以前、海外旅行中にショッピングモールで知らない人の肩をポンポンと叩いて話しかけてしまったことがありました。完全に人違いです。
相手が振り向いた瞬間、まったく知らない人であることに気づき、
とっさに出た言葉が──
“Sorry, mistake.”
…だけでした。
本当はもっと丁寧に、
“I’m so sorry. I thought you were someone else.”(すみません、他の人だと思いました)
と言いたかったのに、焦って頭が真っ白になってしまったんです。
あとで振り返って、「ちゃんと表現を覚えておけばよかった…!」と後悔しました。
この出来事がきっかけで、「人違い」に関する英語表現をいろいろ覚えるようになりました。
失敗した経験こそ、一番身につくチャンスですね!
よく使われる人違い表現
1. “I thought you were someone else.”
「あなたを他の人だと思っていました。」
定番の表現です。間違えたことを素直に認める、とても使いやすいフレーズです。
2. “I’m afraid you got the wrong person.”
「恐れ入りますが、あなたは人違いをしています。」
自分が間違えられたときに使える丁寧な言い回しです。
- “I’m afraid” は、相手にとって良くない情報をやわらかく伝えるときに使います。
- “wrong” は「間違った」という意味です。
👉 「I’m afraid」の使い方について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
3. “I’ve mistaken you with someone else.”
「あなたを他の人と間違えました。」
自分のミスを認める丁寧な表現です。
- “mistake”は動詞として「〜を間違える」という意味でも使えます。
- よくある形として、“I must’ve mistaken you for…”(〜と間違えたに違いない)もあります。
間違えられたときの言い方
- “I’m afraid you’ve mistaken me for someone else.”
「恐れ入りますが、私を他の人と間違えていらっしゃいます。」
4. “I confused you with someone else.”
「あなたを他の人と混同してしまいました。」
- “confuse” は「混乱させる」「混同する」という意味の動詞です。
- よく聞く “I’m confused.”(混乱してる) の「confuse」です。
間違えられたときの言い方
- “You must have confused me with someone else.”
「私のことを誰かと混同してしまったのかもしれませんね。」
5. “I’ve mixed you up with someone else.”
「あなたを他の人と取り違えてしまいました。」
- “mix someone up with” は「〜と混同する」というイディオムです。
- 少しカジュアルで、会話でもよく使われます。
特定の誰かと間違えたときは?
「兄と間違えた」など、特定の人と間違えたことを伝えたいときは、
“someone else” の部分を その人の関係や名前に変えればOKです!
例:
- “I thought you were my brother.”
「兄かと思いました。」 - “I must have mistaken you for John.”
「ジョンと間違えたに違いありません。」
自分が人違いされたときに使える表現
受け身の形を使おう
- “I was mistaken for someone else.”
「誰かと間違えられました。」 - “I got mistaken for someone else.”
「人違いされちゃいました。」
どちらも正解ですが、“got mistaken”の方がカジュアルな響きになります。
まとめ
人違いをしたとき・されたとき、英語でどう伝えたらいいか迷うことはありますよね。
でも、今回紹介した表現をいくつか覚えておけば、スムーズに、かつ丁寧に対応できます。
どんなシーンでも大切なのは、相手を思いやる気持ち。
一言添えるだけで、グッと印象が良くなりますよ!
会話での使い方&自然に使うコツ(和訳つき)
1. “I thought you were someone else.”
会話例:
A: Hi! Long time no see! How have you been?
B: Oh, sorry… I think you’ve mistaken me for someone else.
A: Oh no! I’m so sorry! I thought you were someone else.
和訳:
A:やあ!久しぶり!元気だった?
B:あの…人違いだと思います。
A:あっ、ごめんなさい!別の人だと思ってました。
自然に使うコツ:
間違いに気づいた瞬間に、軽く笑顔を添えて伝えるとやわらかい印象になります。
日常のちょっとした人違いにぴったりです。
2. “I’m afraid you got the wrong person.”
会話例:
A: Excuse me, are you the manager of this store?
B: I’m afraid you got the wrong person. I’m just a customer.
和訳:
A:すみません、このお店の店長さんですか?
B:申し訳ないですが、人違いです。私はただの客ですよ。
自然に使うコツ:
「I’m afraid」は、相手に残念な事実を丁寧に伝えるときに便利。
静かに、丁寧に言うのがポイントです。
3. “I’ve mistaken you with someone else.”
会話例:
A: Hey, Lisa! Oh wait… you’re not Lisa, are you?
B: No, I’m not.
A: Ah, I’ve mistaken you with someone else. Sorry about that.
和訳:
A:やあ、リサ!…あれ、リサじゃないですよね?
B:はい、違います。
A:あっ、別の人と間違えました。ごめんなさい。
自然に使うコツ:
人の名前を呼んでから間違いに気づいたときに最適。
“Sorry about that.”(ごめんなさい) を添えると丁寧です。
4. “I confused you with someone else.”
会話例:
A: You waved at me earlier. Do we know each other?
B: Oh no! I confused you with my cousin. You look just like her!
和訳:
A:さっき手を振ってくれましたよね。どこかで会いました?
B:あ、ごめんなさい!いとこと間違えました。すごく似てて!
自然に使うコツ:
見た目が似ていて間違えたときにぴったり。
「You look just like 〜」のように補足を加えると自然です。
5. “I’ve mixed you up with someone else.”
会話例:
A: Do I know you? You just called me Tom.
B: Oops! I’ve mixed you up with someone else. Sorry about that.
和訳:
A:知り合いですか?トムって呼びましたよね。
B:うわ、ごめんなさい!人違いでした。
自然に使うコツ:
名前の呼び間違いに特に合う表現。
“Oops!” を加えると、カジュアルで自然な雰囲気になります。
まとめ:表現を自然に使うポイント
- Sorry だけで終わらせず、「なぜ謝っているか」まで言えると好印象。
- 表情や声のトーンも大切!柔らかく、穏やかに伝えるとスムーズです。
- よく使う表現は、口に出して何度も練習しておくと、とっさに言えるようになりますよ。
「間違える力」を英語力に変える場所、RYO英会話ジム
こうした英語表現を覚えるのも大事ですが、実際に口に出して使ってみることこそ、定着のカギです。
でも、いざアウトプットしようとすると、「これで合ってるかな?」「間違えたら恥ずかしい…」と不安になる方も多いはず。
そんな悩みに寄り添いながら、「間違えること自体が成長につながる」と伝えているのが、私たちRYO英会話ジムです。
実際、ある受講生の方はこんな風におっしゃっていました。
「ここでは間違えてもOKって空気があるから、話すことに対する恐怖心がどんどんなくなっていったんです。むしろ間違えたときに気づけることが、一番の学びだって思えるようになりました。」
また別の方は、
「英語の勉強=インプット中心だった自分が、気づけば毎回たくさん話して、終わったあとに“今日もめちゃくちゃ成長した感ある!”って思えるようになったんです。」
と、自信の変化を感じてくれました。
知識を学ぶだけでは英語は話せるようになりません。
大切なのは、アウトプットして、失敗しながら、そこから学ぶこと。
そのプロセスを、私たちが全力でサポートします。
▼ まずは気軽に、自分の英語がどれだけ話せるか体験してみませんか?
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音声を聞いて練習しよう
探している人を間違えて…
すみません、人違いでした。
人違いされて…
声をかけて…
すみません、人違いでした。
知り合いだと思って声をかけたが…
元カノだと思い声をかけると…
ごめんさない。人違いでした。
声をかけられたがまったく知らない人で…
人違いだと思いますが。
彼女だと思い後ろから手を繋ごうとして…
本当にごめんなさい。人違いでした。
兄に偶然会ったが…
ごめんなさい。兄だと勘違いしてました。
家に帰宅して…
今日さ、他の人に間違えられたんだよね。
ロールプレイ
A: Excuse me, are you Samantha?
B: Oh, no, I think you’ve mistaken me for someone else. My name is Julia.
A: I’m so sorry about that! You look just like a friend of mine.
B: No worries at all, it happens! Have a nice day!
A: You too, thanks!
和訳
A: すみません、あなたはサマンサさんですか?
B: ああ、いえ、あなたは私を他の人と間違えていると思います。私の名前はジュリアです。
A: それについては本当に申し訳ありません!あなたは私の友人にとても似ているんです。
B: 全く問題ありませんよ、よくあることですから!良い一日を!
A: あなたも、ありがとう!
この対話は、人違いが起こった際にお互いに気まずくならないように丁寧な言葉を使って解決する典型的な例です。
音声
日本人がよくやってしまうNG表現・間違いパターン
英語を勉強していると、つい直訳してしまったり、シンプルに言いすぎたりして、ネイティブには少し不自然に聞こえてしまう表現になってしまうことがあります。
ここでは、今回の記事で紹介したフレーズに関連するよくあるNG例とその理由をまとめました。
1. “Sorry, mistake.” だけで終わってしまう
NG理由:
意味はなんとなく伝わりますが、不完全で不自然です。”mistake” は名詞なので、文として完結していません。
より自然な言い方:
- ✅ “Sorry, I made a mistake.”(ごめんなさい、間違えました)
- ✅ “Sorry, I thought you were someone else.”(他の人だと思いました)
2. “You are not the person.” と言ってしまう
NG理由:
直訳的で不自然です。“the person” だけだと、何の人かが不明確なので、ネイティブには意味が伝わりにくいです。
より自然な言い方:
- ✅ “You’re not who I thought you were.”(思っていた人じゃなかった)
- ✅ “Sorry, I got the wrong person.”(すみません、人違いでした)
3. “I mistook you with someone.” と言ってしまう
NG理由:
“mistake” の使い方が間違っています。”mistake A for B” が正しい形です。“with” はNG!
より自然な言い方:
- ✅ “I mistook you for someone else.”(他の人と間違えました)
4. “I make mistake you.” と言ってしまう
NG理由:
「make mistake」は名詞を使っていて、“you” を目的語として置けない文法ミスです。
より自然な言い方:
- ✅ “I made a mistake.”(間違えました)
- ✅ “I confused you with someone else.”(他の人と混同しました)
5. 丁寧にしようとして逆に不自然な表現になる
NG例:
- “Excuse me for my confusion between your identity.”
(文法的には間違っていなくても、わざとらしく不自然な英語)
より自然な言い方:
- ✅ “Sorry, I confused you with someone else.”
- ✅ “My bad, I thought you were someone else.”
まとめ
「言いたいことは合っていても、表現が惜しい」というケースはよくあります。
でも、これは学びのチャンスです!間違えることで、正しい言い方が自分のものになっていきます。
今回紹介したNG例を押さえておくだけで、英語での人違いシーンにも自信を持って対応できるようになりますよ!
その他の似た英語表現と便利な語彙集
人違いをしてしまった時、シーンや相手との関係によって、少し丁寧な言い方や、やわらかく伝える表現を使いたくなることもありますよね。
以下では、よく使われるバリエーションと、その時に役立つ語彙をまとめました。
丁寧に謝りたいときの表現
- “My apologies, I mistook you for someone else.”
申し訳ありません、他の人と間違えました。 - “Oh, my apologies! I didn’t mean to bother you.”
おっと、失礼しました!お邪魔するつもりはありませんでした。 - “Please forgive the confusion, I hope I haven’t inconvenienced you.”
この混乱をお許しください。ご迷惑をおかけしていなければよいのですが。 - “It seems I was mistaken. Thank you for your understanding.”
私の勘違いのようです。ご理解いただきありがとうございます。 - “Sorry for any confusion, it’s clear I was wrong.”
混乱を招いてしまい申し訳ありません。私の間違いでした。
ポイント:
ビジネスやフォーマルな場面では、「I’m sorry」だけでなく、“my apologies” や “thank you for your understanding” のような表現を使うと丁寧で印象が良くなります。
カジュアルにサラッと伝えたいときの表現
- “Sorry, I thought you were someone I know.”
すみません、知り合いだと思いました。 - “I must have had the wrong person.”
間違った人だったみたいです。 - “Oops, I got you mixed up with someone else.”
おっと、他の人と混同してしまいました。 - “Sorry, you look just like someone I know.”
ごめんなさい、あなたは知っている人にそっくりで。 - “How embarrassing, I’m so sorry for the mix-up.”
何てことを…この混同について、本当にごめんなさい。
ポイント:
“Oops” や “How embarrassing” などを入れると、人間味のある自然な英語になります。間違いをあえて軽く表現することで、相手にも安心感を与えられます。
この場面で役立つ語彙リスト
単語 | 意味 |
---|---|
Mistake | 誤り |
Misunderstanding | 誤解 |
Confusion | 混乱 |
Identity | 身元・正体 |
Similar | 似ている |
Resemble | 〜に似ている |
Mix-up | 混同・取り違え |
Error | 間違い |
Apology | 謝罪 |
Clarification | 明確化、説明 |
ポイント:
これらの語彙は、相手に事情を説明したいときや、会話の後でフォローしたいときにも非常に便利です。特に “mix-up” や “confusion” はネイティブもよく使います。
まとめ
「人違いでした」という場面でも、表現を少し工夫するだけで、伝え方の印象がグッと良くなります。
丁寧な言い回しと、カジュアルな言い回しをシーンに合わせて使い分けてみてくださいね。
英語表現「人違いでした」練習クイズ
クイズ①
次のうち、「他の人とあなたを混同してしまいました」に一番近い表現はどれ?
A. I thought you look like someone.
B. I got confused by you.
C. I mixed you up with someone else.
D. I mistook someone for you.
解説:
“mix up A with B” は「AをBと混同する」という表現です。
この文は「あなたを他の人と混同してしまいました」という意味で、人違いのシーンで自然に使えます。
Aは文法的に不自然、Bは意味がズレています。Dは「誰かがあなたと間違えられた」という意味になります。
クイズ②
“Sorry, I thought you were someone else.” を丁寧に言い換えるなら、どれが自然?
A. Please forgive me, I had confusion.
B. My apologies, I mistook you for someone else.
C. I’m wrong. Sorry for it.
D. I apologize the mistake I made.
解説:
“mistook you for” は「あなたを〜と間違えた」という自然な言い回し。
“My apologies” を加えることで、丁寧な印象になります。
AとDは文法や言い回しが不自然。Cは意味が曖昧です。
クイズ③
次のうち、「私の勘違いでした、ご迷惑をおかけしていなければいいのですが」に一番近い英語表現はどれ?
A. Sorry, I am not correct.
B. Sorry for misunderstanding.
C. Please forgive the confusion, I hope I haven’t inconvenienced you.
D. I confused you maybe.
解説:
この表現は、丁寧に謝罪しつつ、相手への配慮も含んだ文です。
ビジネスやフォーマルな場面でとても役立ちます。
他の選択肢は、文法的または意味的に不十分です。
クイズ④
“I’m afraid you got the wrong person.” の自然な使い方はどれ?
A. 自分が人違いをした時
B. 相手が自分を別人だと勘違いしている時
C. 誰かに道を尋ねられた時
D. 友達に謝るときの軽いジョークとして
解説:
この表現は、相手が自分を間違えて話しかけてきたときに丁寧に伝えるためのフレーズです。
“I’m afraid” を加えることで、やんわり伝えるニュアンスが出せます。
クイズ⑤
「似ている」や「混同する」という場面で使える単語として適切ではないものはどれ?
A. resemble
B. mistake
C. identify
D. mix-up
解説:
“identify” は「識別する」「身元を確認する」などの意味で、似ている・混同するという意味では使いません。
他の選択肢は、「似ている(resemble)」や「混同(mistake, mix-up)」という状況でよく使われる単語です。
まとめ:人違いした時も英語でスマートに対応しよう!
日常の中で「人違いでした」と伝えるシーンは意外と多いもの。
そんな時、ただ「Sorry.」で終わらせるのではなく、少しだけ表現をプラスすることで、丁寧さや思いやりが伝わります。
この記事では、
- よく使われる基本フレーズ
- 丁寧な言い回し
- 実際の会話例
- よくある間違いパターン
- 表現の練習クイズ
などを通して、「人違い」の場面で役立つ英語を総まとめしました。
そして大切なのは、間違いを恐れずに実際に口に出して練習すること。
アウトプットすることで、本当に使える英語が自分のものになります。
困った時にすっと言えるように、今回の表現をぜひ繰り返し練習してみてくださいね!
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