こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「人身事故」は英語でどう言う?
→ “train suicide” または “personal injury accident” など、状況によって言い方が変わります。
たとえば、こんなふうに使えます:
例文:
The train was delayed due to a train suicide this morning.
(今朝は飛び込み自殺の影響で電車が遅れていました)
でも実は、ここが日本人がよくつまずくポイントでもあります。
というのも、私自身も以前 “train accident” と言ってしまい、意図と違うイメージで伝わってしまった失敗経験があります…。
このあとでは、その失敗談を交えながら、
✅「人身事故」の適切な英語表現
✅「NGな表現」とその改善案
✅ 会話で自然に使えるフレーズ集
などを具体的に解説していきます!
それでは、続きをどうぞ。
💡 関連リンク
“die” と “pass away” の違い や使い分けを知りたい方はこちらの記事もぜひ!
👉 “die”と“pass away”の違いと使い分け
- 1 実はちょっと違う?私の失敗談:「train accident」で伝わらなかった話
- 2 「人身事故」は英語でどう言う?実践的な英語表現を解説
- 3 飛び込み自殺を英語でどう表現する?
- 4 「人身事故」の英語表現いろいろ
- 5 まとめ
- 6 間違えて学ぶ英語力|RYO英会話ジムの実践型レッスンとは?
- 7 英語表現①:train suicide / railway suicide
- 8 英語表現②:fatal train accident
- 9 英語表現③:personal injury accident
- 10 英語表現④:traffic collision with injuries
- 11 音声を聞いて練習しよう
- 12 例文
- 13 日本人がよく間違えるNG表現パターン
- 14 ワンポイントアドバイス
- 15 知ってる単語で「人身事故」を説明できる
- 16 【英語表現クイズ】「人身事故」に関する正しい英語はどれ?
- 17 関連英単語まとめ|「人身事故」に関連する重要ボキャブラリー
- 18 まとめ|「人身事故」の英語表現は状況に合わせて使い分けよう
実はちょっと違う?私の失敗談:「train accident」で伝わらなかった話
英語を学び始めた頃、ある友人と会話をしていたときのことです。
電車の遅延について話していて、私はこう言いました。
“There was a train accident this morning.”
すると、相手は「Oh no, was it a crash between two trains?(うわ、それって電車同士の衝突?)」と心配そうな顔に。
そのとき初めて気づきました。
私が伝えたかったのは「人身事故」、つまり飛び込み自殺による遅延のこと。
でも “train accident” というと、英語では列車の脱線や衝突事故をイメージさせてしまうんです。
この経験から学んだのは、直訳は危険!背景やニュアンスまで考えることの大切さ。
今なら、「It was a train suicide, not a crash.(衝突じゃなくて、飛び込みだったの)」と冷静に言い直せますが、当時は戸惑うばかりでした。
このような「使ってみたけどうまく伝わらなかった」経験こそが、実は一番の学びになります。
みなさんもぜひ、間違いを恐れずどんどんアウトプットしてみてくださいね!
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
「人身事故」は英語でどう言う?実践的な英語表現を解説
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
今回は、日本でもニュースなどでよく耳にする「人身事故」について、英語でどう表現するのか、またその応用方法についてご紹介します。
この記事を通じて、英語での表現力を広げ、実際の会話でも使える語彙を身につけていただければ嬉しいです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
飛び込み自殺を英語でどう表現する?
“Train suicide” や “Railway suicide”
日本では電車への飛び込みによる自殺がニュースで報じられることがありますが、英語ではこのようなケースを次のように表現します。
- train suicide
- railway suicide
どちらも「鉄道自殺」といった意味で、鉄道を使った自殺行為を直接的に伝える表現です。
その他の関連表現
- fatal train accident(致命的な鉄道事故)
こちらも死亡事故を意味しますが、自殺かどうかは明確ではなく、より広い意味で使われます。
「人身事故」の英語表現いろいろ
「人身事故」という言葉は日本ではよく使われますが、英語圏ではそのままの言い方がありません。代わりに、以下のような表現が使われます。
一般的な表現
- personal injury accident
→ 個人がけがをした事故。交通事故全般に使われます。 - human injury accident
→ 人間にけががあった事故。やや直訳的な響きですが意味は通じます。
具体的なケースに使える表現
- pedestrian accident
→ 歩行者が関わる事故。歩行者が被害者となる人身事故のケースでよく使われます。 - traffic collision with injuries
→ けが人を伴う交通事故。特に事故によって負傷者が出た場合に使われます。
まとめ
「人身事故」は日本特有の言い方であり、英語では事故の内容や状況に応じて表現を変える必要があります。
自殺の場合は “train suicide”、けがを伴う交通事故なら “personal injury accident” や “traffic collision with injuries” などが適切です。
表現を正しく使い分けることで、より自然な英語コミュニケーションが可能になります。
英語学習の中で、「こういう時、英語で何て言うんだろう?」と疑問を持つことはとても大切。今回のようなトピックも、積極的に知識として取り入れていきましょう!
間違えて学ぶ英語力|RYO英会話ジムの実践型レッスンとは?
「train accident」と言ってしまって意図が正確に伝わらなかった——
そんな経験は、実は英語力を伸ばす大きなチャンスです。
RYO英会話ジムでは、話す中で間違えることを前提にしたアウトプット中心のレッスンを行っています。
レッスン中には、講師があなたの発言内容をその場で見える化・フィードバックし、より自然で伝わる表現へと導きます。
実際に受講されているある生徒さんは、こう話してくれました:
「“うまく言えなかった”と感じた場面こそが、自分に足りないピースに気づける瞬間でした。以前はただ“英語で何となく言えた”ことに満足していましたが、今は“どこで伝わらなかったか”を自分の言葉で説明できるようになりました。」
このように、間違いを怖れずに話す→フィードバックで気づく→改善するというサイクルを繰り返すことで、実践で使える英語力が着実に育っていきます。
📌「アウトプット重視の環境で、本物の英語力を身につけたい」
そんな方は、ぜひRYO英会話ジムの【無料体験レッスンはこちら】からお気軽にお申し込みください!
英語表現①:train suicide / railway suicide
会話例
A: Why is the train delayed this morning?
B: I heard there was a train suicide on the Yamanote Line.
和訳:
A:今朝はどうして電車が遅れてるの?
B:山手線で飛び込み自殺があったらしいよ。
自然に使うコツ
- 「〇〇線で起こった」と言いたいときは、on the ○○ Line を使いましょう。
- シリアスな話題なので、話し方は落ち着いたトーンで。冗談っぽく使わないのがマナーです。
英語表現②:fatal train accident
会話例
A: I missed my appointment. The train was stopped because of a fatal train accident.
B: That’s terrible. Was anyone hurt?
和訳:
A:約束に遅れちゃったよ。致命的な鉄道事故で電車が止まってたんだ。
B:それは大変だったね。けが人は出たの?
自然に使うコツ
- 「fatal」は「致命的な」という意味で、死亡事故の文脈で使われます。
- 自殺かどうか不明なときや、原因が不明な事故をやんわり伝えたいときに便利です。
英語表現③:personal injury accident
会話例
A: There was a personal injury accident near the station this morning.
B: Oh no, I hope it wasn’t serious.
和訳:
A:今朝、駅の近くで人身事故があったんだよ。
B:えっ、それは大変。ひどくなければいいけど。
自然に使うコツ
- 「人がけがをした」ことをメインに伝えたいときにぴったり。
- ニュースやアナウンスではよく見かける表現。フォーマルな場面でも使いやすいです。
英語表現④:traffic collision with injuries
会話例
A: The road was blocked due to a traffic collision with injuries.
B: Yeah, I saw the ambulance there. Looked serious.
和訳:
A:けが人を伴う交通事故のせいで道路が封鎖されてたんだ。
B:うん、救急車も来てたね。大きな事故っぽかった。
自然に使うコツ
- 「けが人あり」のニュアンスをしっかり伝えたいときに便利。
- ニュース記事や交通レポートなどでよく使われる定番表現です。
音声を聞いて練習しよう
- “Train suicide is a significant concern for railway companies, prompting the implementation of various preventive measures.”
- “The incidence of railway suicide has led to increased security and surveillance on platforms.”
- “In response to a recent rise in train suicide, local authorities are considering the installation of platform screen doors.”
- “Railway suicide prevention campaigns often focus on mental health awareness and the availability of support services.”
- “Statistics show that railway suicide rates vary significantly across different countries, reflecting cultural and societal differences.”
和訳
- 「列車自殺は鉄道会社にとって大きな懸念事項であり、さまざまな予防策の実施を促しています。」
- 「鉄道自殺の発生は、プラットフォームでのセキュリティと監視の強化を引き起こしています。」
- 「列車自殺の最近の増加に応じて、地方自治体はプラットフォームスクリーンドアの設置を検討しています。」
- 「鉄道自殺防止キャンペーンは、しばしばメンタルヘルスの認識向上と支援サービスの利用可能性に焦点を当てます。」
- 「統計によると、鉄道自殺率は国によって大きく異なり、文化的および社会的な違いを反映しています。」
例文
Personal injury accident
例文
“The personal injury accident on Main Street resulted in three people being taken to the hospital for treatment.”
和訳
「メインストリートで起こった人身事故は、3人が治療のために病院に運ばれる結果となりました。」
Human injury accident
例文
“A human injury accident at the construction site caused one worker to suffer severe injuries after falling from scaffolding.”
和訳
「建設現場での人間のけがに関連する事故で、足場から落ちた1人の作業員が重傷を負いました。」
Pedestrian accident
例文
“The pedestrian accident occurred when a speeding car failed to stop at a crosswalk, hitting a pedestrian crossing the street.”
和訳
「歩行者事故は、スピードを出していた車が横断歩道で止まらず、通りを渡っていた歩行者をはねた時に発生しました。」
Traffic collision with injuries
例文
“A traffic collision with injuries was reported on the highway, involving multiple vehicles and resulting in several injuries.”
和訳
「高速道路で、複数の車両が関与し、数人がけがをした交通衝突事故が報告されました。」
日本人がよく間違えるNG表現パターン
❌【NG①】”train accident” だけで伝えようとする
よくある誤解:
「電車の人身事故」=”train accident” でいいと思って使う。
問題点:
“train accident” は列車同士の衝突や脱線事故などを連想させるため、自殺や人がけがをした事故とは限りません。
改善例:
- ✅ train suicide(飛び込み自殺)
- ✅ fatal train accident(死亡を伴う鉄道事故)
❌【NG②】”human accident” と言ってしまう
よくある誤解:
「人身事故」=「人間+事故」→ “human accident” と直訳しがち。
問題点:
“human accident” は英語では不自然で、意味が曖昧。ネイティブにはほとんど使われません。
改善例:
- ✅ personal injury accident
- ✅ pedestrian accident(歩行者の場合)
❌【NG③】”suicide accident” を使ってしまう
よくある誤解:
「自殺による事故」= “suicide accident” と言いたくなる。
問題点:
“suicide accident” は矛盾した表現になりがち(自殺は意図的、accident は偶発的)。
ネイティブには不自然で、誤解を招く可能性があります。
改善例:
- ✅ train suicide
- ✅ committed suicide by jumping in front of a train(丁寧に状況を説明したい場合)
❌【NG④】”injured accident” と言ってしまう
よくある誤解:
「けがをした事故」= “injured accident” と言いたくなる。
問題点:
“inured” は形容詞で、人に使われる言葉。”injured accident” は英語として不自然。
改善例:
- ✅ accident with injuries
- ✅ traffic collision with injuries
ワンポイントアドバイス
「日本語→英語」の直訳は要注意!
「人身事故」や「飛び込み」といった表現は、日本語特有の言い回しです。英語に置き換える際は、文脈や背景を考えて意訳する意識が大切です。
知ってる単語で「人身事故」を説明できる
外国人の友人と話していて…
なぁ、リョウ。「人身事故」って何?東京都内の駅で何度か聞いたんだ。
そうだね、人身事故はそのまま訳すと”human body accident.”やで。
えーとね、交通事故で人が怪我したり殺されたかもしれないってこと。
だから東京の電車はよく遅れるんだね。
うん、そうやで。ただ大阪はたいてい酔っ払いが路線に落ちるんや。
海外の記事では、日本の人身事故に関して、タイトルでは”Human body accident”と紹介されたりしており、日本に詳しい外国人であれば”Jinshin Jiko”や”Human body accident”と言っても伝わるかもしれません。まったく日本のことに関して知らない外国人には、3つ目のオレンジ色の例文のように言うと良いでしょう。また下記例文のように伝えてもOKです。
怪我や死を引き起こす事故だよ。
最後の大阪については、少し笑のネタとして紹介できると会話が盛り上がるかもしれません(笑)
【英語表現クイズ】「人身事故」に関する正しい英語はどれ?
Q1. 電車の遅延理由として「飛び込み自殺があった」と伝えたい場合、最も適切な英語表現はどれ?
A. There was a human accident this morning.
B. There was a train suicide this morning.
C. There was a train trouble this morning.
“train suicide” は、鉄道を使った自殺を意味します。
Aの “human accident” は不自然な表現で、Cの “train trouble” は電車の故障など広い意味を持ち、意図が伝わりません。
Q2. 「この交通事故ではけが人が出た」と言いたいとき、最も自然な英語表現は?
A. It was a traffic accident with injuries.
B. It was a human injury crash.
C. It was an injured accident.
「けが人が出た事故」は “traffic accident with injuries” や “traffic collision with injuries” が自然です。
BとCは不自然で、ネイティブには通じにくい表現です。
Q3. 「致命的な鉄道事故が起きた」と伝えたいとき、最も適切な表現は?
A. A dangerous train accident happened.
B. A fatal train accident occurred.
C. A deathly train crash occurred.
“fatal” は「死に至る」という意味を持ち、事故が死亡事故であることを明確に示します。
Aの “dangerous” は曖昧、Cの “deathly” は形容詞として使うには不自然です。
Q4. 「歩行者が関わる人身事故」を表す自然な英語はどれ?
A. A man accident
B. A pedestrian accident
C. A walking person accident
“pedestrian” は「歩行者」を意味し、”pedestrian accident” で「歩行者が関係する事故」という意味になります。
AとCは文法的にも不自然です。
関連英単語まとめ|「人身事故」に関連する重要ボキャブラリー
事故やトラブルに関する英語表現は、使い分けを知っておくと会話でもニュースでも役立ちます。以下は、「人身事故」や「交通事故」などに関わる代表的な英単語です。
Accident – 事故
最も一般的な表現で、交通事故や工事現場など、さまざまな場面で起こる偶発的な出来事を指します。
Personal injury accident – 人身事故
人がけがをした事故のこと。特に交通事故で人にけがを負わせたケースに使われます。
Collision – 衝突
車両同士など、2つ以上の物体が強くぶつかること。交通事故の中でも衝突系の事故で使われます。
Pedestrian accident – 歩行者事故
歩行者が関与する事故を指します。車両と歩行者の接触により歩行者がけがをしたケースに使われます。
Traffic accident – 交通事故
自動車、バイク、自転車、歩行者など、道路を使うすべての交通手段が関与する事故全般を指します。
Fatal accident – 死亡事故
事故によって人が亡くなるような深刻なケースで使われる表現です。
Injury – けが
人の身体に損傷があることを意味します。事故によるけがの程度や部位を説明するときにもよく使われます。
まとめ|「人身事故」の英語表現は状況に合わせて使い分けよう
「人身事故」は英語でそのまま訳せる表現がなく、文脈に応じた使い分けが必要です。
たとえば「飛び込み自殺」は train suicide、「けが人の出た事故」は personal injury accident や traffic accident with injuries など、状況に合わせた表現を選ぶことが大切です。
また、「train accident」だけでは意図が正確に伝わらないこともあり、日本人学習者が間違いやすいポイントの一つです。
実際の会話で失敗しながら覚えることが、表現力アップの近道です。
記事内では、自然な英語フレーズ、会話例、NG表現、クイズまで紹介していますので、繰り返し読むことで実践的な力が身につきます。
ぜひ、自分の言葉でアウトプットしながら活用してみてくださいね。
コメントを残す