こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。ビジネスシーンで頻繁に耳にする「Wrap Up」という表現。この簡潔で効果的なフレーズは、会議やプレゼンテーションの終わりを告げる時によく用いられます。しかし、その使い方や文脈は多岐にわたります。今回は、この「Wrap Up」の正しい使い方とそのニュアンスについて掘り下げてみましょう。
目次
使い方
状況1: 会議の終結
「Let’s wrap up this meeting」のように、会議やディスカッションを終了する際に使います。
状況2: 仕事の完了
プロジェクトやタスクの終了を示す際に、「I need to wrap up this project by Friday」と表現することができます。
状況3: まとめ
プレゼンテーションやレポートの結論部分を指す時に、「To wrap up, our findings suggest…」という形で用います。
例文
なかなか会議で話が進まなくて…
定時が近づいていて…
会議に出席していた同僚に…
何時に終わった?
会議の始めに…
- 英文: “We’re almost out of time, let’s wrap up this meeting.” 日本語訳: 「時間がほとんどないので、会議を終わりにしましょう。」
- 英文: “I will wrap up the report and send it to you by the end of the day.” 日本語訳: 「そのレポートをまとめて、今日の終わりまでに送ります。」
- 英文: “To wrap up, our strategy for the next quarter will focus on digital marketing.” 日本語訳: 「まとめると、次の四半期の戦略はデジタルマーケティングに焦点を当てることになります。」
“wrap up”は「(会議や業務など)を終わらせる」という意味でビジネスシーンでよく使われる英語表現です。馴染みのある単語で表現すると”finish a meeting/work”ですね。また2つ目の例文”wrap this task up”のように目的語を間に挟むこともできます。代名詞(itやthem)の場合は”wrap it up”のように真ん中にしかおけないので注意が必要です。
他にもいくつか意味がある”wrap up”ですが、あともう一つよく使われる意味を紹介すると「(プレゼントなどを)包む」ですね。これはイメージつきやすいと思いますが、ラップするなんてよく日本語ではいいますがこの”wrap”から来ています。それをイメージするともう2つ目の意味は覚えられたも同然ですね。
関連する語彙
これらの関連語彙は、ビジネスコミュニケーションにおいて重要な役割を果たします。それぞれの語彙は異なるニュアンスを持ち、ビジネスのさまざまな状況で使い分けることができます。例えば、「Finalize」はプロジェクトや契約の最終的な決定に用いられ、「Conclude」はディスカッションや会話のフォーマルな終結を表します。一方、「Summarize」は、長い議論やミーティングの要点を簡潔に伝えるのに適しています。これらの表現を適切に使いこなすことで、より効果的でプロフェッショナルなコミュニケーションが可能になります。
Finalize
(最終決定する)
- 例文: “Let’s finalize the contract procedures to get everything in place.”
- 日本語訳: 「全てを整えるために、この契約の手続きを最終決定しましょう。」
Conclude
(結論づける)
- 例文: “We need to conclude this discussion and move on to the next step.”
- 日本語訳: 「このディスカッションを結論付けて、次のステップに進みましょう。」
Summarize
(要約する)
- 例文: “Please summarize the key points of the meeting for the minutes.”
- 日本語訳: 「議事録のために、会議の重要な点を簡潔にまとめてください。」
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上、ビジネス英語でよく使われる「Wrap Up」の使い方についてご紹介しました。日常の業務や会議でこのフレーズを使って、効率的かつプロフェッショナルなコミュニケーションを目指しましょう。この記事が皆さんのビジネス英語の理解を深める一助となれば幸いです。
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