はじめに
「Wrap Up」とは?
「Wrap Up(ラップアップ)」 は、英語で 「まとめる」「締めくくる」 という意味のフレーズです。
日本語でいうと、「会議をまとめる」「プロジェクトを終わらせる」など、物事を完結させるときによく使われます。
具体例
- “Let’s wrap up the meeting with a summary of today’s key points.”
(今日の重要なポイントをまとめて、会議を締めくくりましょう。) - “We need to wrap up this project by the end of the week.”
(今週末までに、このプロジェクトを終わらせる必要があります。)
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📌 学習中にこんな失敗も…「Wrap Up」でのちょっと恥ずかしいエピソード
実は、私自身も「Wrap Up」を学び始めた頃、ビジネスメールでこんな失敗をしたことがあります。
会議後のフォローアップメールで、まとめのつもりでこう書いてしまったんです。
“To rap up, here are the key points from today’s meeting.”
気づかずに送ったあと、返信してくれた同僚から
「リョウさん、“Wrap” じゃなくて “Rap” になってますよ!これだとラップミュージックの“Rap”になっちゃいます(笑)」
と教えてもらい、思わず笑ってしまいましたが、ちょっぴり恥ずかしい気持ちにもなりました。
「Wrap Up」は発音すると「ラップアップ」に聞こえるので、文字で書くときにスペルミスしやすい表現です。
この経験から学んだことは、メールやチャットで英語を書くときは、「わかっているつもり」でも最後にスペルチェックを忘れないこと。
そして、間違えても気づいたときに直せばOK!失敗は次に活かせるチャンスだということでした。
なぜ「Wrap Up」がビジネス英語で大事なのか?
ビジネスの現場で「Wrap Up」が重要な理由は、以下の4つです。
1. 明確な結論を伝えられる
会議やプロジェクトをしっかりと締めくくることで、参加者全員がポイントを理解し、次に何をすべきかが明確になります。
2. 時間の節約になる
だらだらと終わらせるのではなく、効率よくまとめることで、無駄な時間をカットできます。
ビジネスでは、時間はとても大切なリソースです。
3. プロフェッショナルな印象を与えられる
最後にしっかりとまとめることで、相手に信頼感や安心感を与えることができます。
特に会議やプレゼンの場では、締め方ひとつで印象が変わります。
4. 次の行動につなげられる
「Wrap Up」は、単に終わらせるだけではありません。次にやるべきことを明確にし、行動につなげるための大事なステップです。
まとめ
「Wrap Up」は、ビジネス英語において欠かせないフレーズです。
上手に使うことで、仕事の効率アップや信頼関係の構築につながります。
ぜひ、会議やプレゼン、プロジェクトの場で積極的に使ってみてください。
例文で学ぶ「Wrap Up」の使い方
ここでは、具体的な例文を通して「Wrap Up」の使い方を見ていきましょう。
ビジネスのいろいろな場面で使える便利な表現です。
① 会議を締めくくるとき
“We’ve covered all the topics on today’s agenda, so let’s wrap up the meeting.”
(今日の議題をすべて話し終えたので、会議を締めくくりましょう。)
👉 会議の最後に、まとめとしてよく使われるフレーズです。
② プロジェクト完了時
“As we near the deadline, it’s important to wrap up all remaining tasks.”
(締め切りが近づいているので、残りのタスクをまとめて終わらせることが大切です。)
👉 タスクの整理や仕上げの場面で役立ちます。
③ プレゼンテーションの最後に
“To wrap up my presentation, I want to highlight the main benefits of our new product.”
(プレゼンを締めくくるにあたり、新製品の主なメリットをお伝えします。)
👉 話の締めとして、要点をもう一度伝えたいときに使えます。
④ 仕事終わりのひと言
“Before we wrap up for the day, does anyone have any questions or comments?”
(今日の仕事を締めくくる前に、ご質問やコメントはありますか?)
👉 その日の業務終了前によく使う、気遣いのある一言です。
まとめ
このように「Wrap Up」は、会議・プロジェクト・プレゼン・日常業務など、あらゆるビジネスシーンで使える万能フレーズです。
うまく使いこなせば、話の流れをスムーズにまとめられ、プロフェッショナルな印象を相手に与えることができます。
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ここまで「Wrap Up」の使い方をお伝えしてきましたが、英語表現は、知識として覚えるだけではなく、実際に声に出して使ってみることが大切です。
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音声付き例文
なかなか会議で話が進まなくて…
定時が近づいていて…
会議に出席していた同僚に…
何時に終わった?
会議の始めに…
実践的な「Wrap Up」フレーズ集
日常業務で使える「Wrap Up」のフレーズをまとめました。
シーンごとに使い分けることで、業務をスムーズに締めくくることができます。
🔹 日常業務でよく使うフレーズ
✅ 会議を締めくくるとき
“Let’s wrap up today’s meeting with a brief summary.”
(今日の会議を簡単にまとめて締めくくりましょう。)
✅ タスクを終えたとき
“We’ve wrapped up the task successfully.”
(タスクを無事に完了しました。)
✅ プロジェクト完了時
“To wrap up the project, we’ll need to finalize the report.”
(プロジェクトを締めくくるために、報告書を最終化する必要があります。)
✅ 週末の業務終了時
“Let’s wrap up for the week and review our accomplishments on Monday.”
(今週を締めくくり、月曜日に成果を振り返りましょう。)
✅ メールの締めくくり
“To wrap up, here are the next steps we need to take.”
(締めくくりとして、次に取るべきステップをお伝えします。)
🔹 状況別に使える便利なフレーズ
✅ プレゼンテーションの最後に
“To wrap up my presentation, let me highlight the main points once more.”
(プレゼンを締めくくるにあたり、主要なポイントをもう一度強調します。)
✅ クライアントとのミーティング後
“Let’s wrap up our discussion and summarize the agreed actions.”
(話し合いを締めくくり、合意した行動をまとめましょう。)
✅ プロジェクト中間レビュー
“As we wrap up this phase of the project, let’s review our progress and set goals for the next phase.”
(このフェーズを締めくくるにあたり、進捗を振り返り、次の目標を決めましょう。)
✅ 週次ミーティングの終了時
“To wrap up our weekly meeting, here are the tasks assigned to each team member.”
(週次ミーティングを締めくくるにあたり、各メンバーに割り当てられたタスクをお伝えします。)
✅ 緊急ミーティングの終了前
“Before we wrap up this emergency meeting, let’s ensure everyone understands their responsibilities.”
(この緊急ミーティングを締めくくる前に、全員が自分の責任を理解しているか確認しましょう。)
✅ まとめ
「Wrap Up」は、日常業務・会議・メール・プレゼン・プロジェクトなど、あらゆるビジネスシーンで使える超実用フレーズ。
使いこなせば、仕事の締めくくりがスムーズに、そして相手への印象もアップします。
メールでの「Wrap Up」の使い方
「Wrap Up」は、ビジネスメールでもよく使われる便利なフレーズです。
会議のまとめやプロジェクト報告、タスク確認など、さまざまな場面で活躍します。
どんな場面で使う?
① 会議のフォローアップ
会議の議論内容をまとめ、次のアクションを明確にするときに使います。
例文
“To wrap up our meeting, here are the key points we discussed and the action items.”
(会議を締めくくるために、議論したポイントとアクション項目をお伝えします。)
② プロジェクトの進捗報告
プロジェクトのフェーズを終えるタイミングで、成果や次のステップをまとめるときに使えます。
例文
“Let’s wrap up this phase of the project with a summary of our accomplishments and the next steps.”
(このフェーズを締めくくるために、成果と今後のステップをまとめましょう。)
③ 提案やアイデアのまとめ
提案メールの最後に、要点を整理するときに使います。
例文
“To wrap up, these are the main ideas we would like to propose.”
(締めくくりとして、こちらがご提案したい主なアイデアです。)
④ タスクや依頼事項の確認
メールの締めくくりに、タスクの確認を促すときにも便利です。
例文
“Before we wrap up, please confirm the status of the tasks listed below.”
(締めくくる前に、以下のタスクの進捗状況をご確認ください。)
まとめ
「Wrap Up」は、メールでも対面でも、話や流れをスッキリ整理して終わらせるための便利な表現です。
ビジネスメールに自然に取り入れることで、伝えたいことが明確になり、相手に安心感と信頼感を与えることができます。
まとめ|この記事の振り返り
今回の記事では、ビジネス英語でよく使われる 「Wrap Up」 について、基本から実践的な使い方までわかりやすく解説しました。
✅ お伝えしたポイント
- 「Wrap Up」とは何か?
→ 「まとめる」「締めくくる」という意味で、会議やプロジェクトの終わりによく使われるフレーズであることをご紹介しました。 - 基本的な使い方
→ 具体的な例文を使って、日常でどう使えばよいかを解説しました。 - 会議での「Wrap Up」
→ 会議の最後に使える スムーズな締めくくりフレーズ をお伝えしました。 - プロジェクトでの「Wrap Up」
→ プロジェクト終了時に使える、成果や次のステップを伝える表現をご紹介しました。 - メールでの「Wrap Up」
→ ビジネスメールでの 効果的な締め方 を具体例とともにご紹介しました。 - 実践フレーズ集
→ 日常業務で使える便利なフレーズと、シーン別の使い方をまとめました。
🎯 最後に
この記事を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!
「Wrap Up」は、ビジネスコミュニケーションの質を上げる大切なフレーズです。
使いこなすことで、話やメールの締め方が洗練され、信頼感やプロフェッショナリズムを相手に伝えられるようになります。
この記事が、あなたのビジネス英語力アップのお役に立てれば嬉しいです。
もしご質問やご意見がありましたら、ぜひコメントでお知らせください。
今後も 「現場で使えるビジネス英語」 を、わかりやすくお届けしてまいります。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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