こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「まぁまぁかな」を英語でパッと伝えたいときは、”Not bad.” が一番自然です。 ポジティブな意味で「悪くない=意外といい」というニュアンスを持ちます。
例文:
A: How are you doing?(調子どう?)
B: Not bad.(まぁまぁかな。)
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。
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「Not too bad」や「Not so bad」の意味とその使い方
“Not bad” と似ているけれど微妙にニュアンスが違う 「Not too bad」や「Not so bad」。それぞれの意味や使い分け方、会話で自然に聞こえるコツを知っておくと、表現の幅がさらに広がります。
- 1 初めて"Not bad"と言われて勘違いした話
- 2 “Not bad” の意味
- 3 使い方
- 4 例文(英⇄日)
- 5 シーン別英会話: “Not bad” の自然な使い方
- 6 音声を聞いて練習しよう
- 7 実際に話して、間違えて、直すからこそ伸びる英会話力
- 8 よくあるNG表現パターン(日本人がやりがちミス)
- 9 似た英語表現と関連語彙
- 10 練習用クイズ:Not bad と関連表現
- 11 よくある質問(FAQ)
- 11.1 Q. “Not bad”とはどういう意味ですか?
- 11.2 Q. “Not bad”の正しい使い方は?
- 11.3 Q. “Not bad”と“So-so”の違いは何ですか?
- 11.4 Q. “Not bad at all”はどういう意味ですか?
- 11.5 Q. “Not bad for 〜”の使い方は?
- 11.6 Q. “Not too shabby”とは何ですか?
- 11.7 Q. “Could be better”はどう違いますか?
- 11.8 Q. “Pretty good”と“Not bad”の違いは?
- 11.9 Q. 日本人が“Not bad”でよくする間違いは?
- 11.10 Q. “Not bad”をもっと自然に話せるようになるには?
- 12 まとめ
初めて”Not bad”と言われて勘違いした話
英語学習を始めたばかりの頃、アメリカ人の友人に「How’s your project going?(プロジェクトはどう?)」と聞かれ、僕が経過を説明した後に、友人が笑顔で“Not bad.”と言いました。
当時の僕は「bad=悪い」しか頭になく、「え…微妙ってこと?」と一瞬ショックを受けたんです。
後から知ったのは、彼はむしろ「なかなかいいじゃん!」というポジティブな意味で言ってくれていたということ。
この一件で、「単語だけで意味を判断すると誤解する」という英会話の怖さを身をもって学びました。
きっとあなたも経験しているはず
英語初心者の頃は、単語の直訳だけで相手の意図を判断してしまうことがよくあります。
特に”Not bad”のような表現は、文脈や口調で意味が変わるので誤解しやすいんです。
僕のように「落ち込む必要のない場面」で落ち込んだ経験、ありませんか?
克服のコツ(Tips)
- 文脈と表情を読む
相手が笑顔ならポジティブ、渋い顔ならネガティブと判断する目安になります。 - 発音のトーンに注目
語尾が上がる”Not bad.↑”はポジティブ、下がる”Not bad.↓”は微妙な評価。 - 聞き返す勇気を持つ
“Do you mean in a good way?”(いい意味で?)と軽く聞き返す習慣をつける。
この経験以降、僕は”Not bad”を聞いたら「文脈+口調+表情」で判断する癖をつけました。
おかげで英会話中の誤解がグッと減り、やりとりがスムーズになりました。
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発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
“Not bad” の意味
- 基本はポジティブ:「悪くない=なかなか良い/思ったより良い」という軽い肯定。
- 控えめ表現(understatement):わざと弱めて褒めるニュアンス(=リトート)。
- トーンでニュアンスが変化:語尾上がり(Not bad? / Not bad.↑)は前向き、語尾下がり(Not bad.↓)は「ひどくはない(=可もなく不可もなく)」に寄りがち。
使い方
- 挨拶の返答:「調子どう?」→ Not bad.(= いい感じ/まぁ良いよ)
- 評価・感想:映画・料理・仕事・テストなどの出来の評価に。
- 一言リアクション:相手のアイデアや結果に“Not bad!”(= いいね/悪くない!)
- 程度の強弱
- Not bad at all(想像以上に良い)
- Not too bad(けっこう良い/悪くない)
- Not bad for + 基準(〜にしては悪くない)例:Not bad for a beginner.
- 省略OK:I’m (I am) not bad. の I’m は会話でよく省く。
- 返し方:Not bad. You?(こっちは悪くないよ。君は?)
例文(英⇄日)
挨拶の返答
- A: How are you doing? / B: Not bad.
(調子どう?/まぁ悪くないよ=けっこう良いよ) - A: How’s everything? / B: Not bad at all.
(最近どう?/かなり良いよ)
評価・感想
3. The movie was not bad.
(その映画、なかなか良かったよ)
4. Your presentation was not bad at all.
(君のプレゼン、想像以上に良かった)
5. This coffee is not too bad.
(このコーヒー、けっこうイケる)
6. Our results this quarter are not bad.
(今期の結果は悪くない=わりと良い)
一言リアクション
7. Not bad! I like the direction.
(悪くない!その方向性、いいね)
8. Hey, not bad. Where did you learn that?
(お、悪くないね。どこで学んだの?)
“〜にしては” 構文
9. Not bad for a beginner.
(初心者にしては悪くない=かなり良い)
10. Not bad for the price.
(この価格にしては良いね)
価格・数字の評価
11. A 5% increase is not bad at all.
(5%増はなかなか悪くない)
トーン違い(参考)
12. Not bad.↑(前向き/高評価寄り) vs Not bad.↓(可もなく不可もなく)
シーン別英会話: “Not bad” の自然な使い方
1. 挨拶での返答
日常的な「調子どう?」に対しての軽いポジティブ返答。
会話例
A: How are you doing today?
(今日は調子どう?)
B: Not bad, thanks. How about you?
(悪くないよ、ありがとう。君は?)
コツ
- 語尾を軽く上げるトーンで言うと前向きな響きになる。
- 「悪くない」より「まあまあ良い」寄りのニュアンスになる。
2. 仕事や成果の評価
相手の仕事や結果を褒めるときに、控えめながらポジティブに。
会話例
A: What do you think of my report?
(私のレポートどう思う?)
B: Not bad at all. You did a great job organizing the data.
(すごくいいね。データの整理がとても上手だったよ。)
コツ
- Not bad at all でさらに強調して「思った以上に良い」の意味。
- 後に具体的な褒めポイントを加えると自然。
3. 食べ物・お店の感想
軽い感想を求められたときの使いやすい一言。
会話例
A: How’s the pasta?
(パスタどう?)
B: Not bad. I like the sauce.
(悪くないよ。ソースが好きだな。)
コツ
- 軽い評価を伝えつつ、後に具体的な理由を足すと会話が広がる。
4. スポーツやゲームの結果
結果が悪くないときにさらっと言う表現。
会話例
A: How did you play today?
(今日はどうだった?)
B: Not bad for my first match.
(初試合にしては悪くないかな。)
コツ
- Not bad for + 基準 で「〜にしては悪くない」を作れる。
- ビジネスでも “Not bad for a first draft.”(初稿にしては悪くない)と応用可能。
5. 新しい試みに対して
初めての挑戦や予想外の結果に対して使う。
会話例
A: How was the new Italian place?
(新しいイタリアンどうだった?)
B: Not bad at all! I’d go there again.
(すごく良かったよ!また行きたいね。)
コツ
- 感嘆符や笑顔と一緒に言うとポジティブさが伝わりやすい。
- “I’d go there again” のように次につながるコメントを足すと自然。
音声を聞いて練習しよう
友人と会って…
まぁまぁかな。
映画はどうだった?
まあまあかな、特にない。
に対して以下の表現を使ってみましょう。
調子はいいよ。
“Not bad.”の語尾を上げ下げするだけで意味が変わる!
“Not bad.”には、実は発音のトーンを変えるだけで、意味が2つ存在します。1つ目は、すでにご紹介しているポジティブな意味の「まぁまぁかな。」です。もう一つが、ネガティブの意味の「ひどくはないけどいまいち。」です。冒頭で”Not bad.”はポジティブな意味で使われる、と紹介していますが、実際その意味でよく使われることが多いです。でも、ネガティブな意味でも使われることがあります。
友人と会って…
まぁまぁかな。
ポジティブなのかネガティブなのかの見分け方
ポジティブな意味であれば、”Not bad.”の語尾が上がる傾向があります。あとは文脈や雰囲気で読みとることです。ネガティブな意味の場合はそれと反対に語尾が下がります。プラス文脈と雰囲気ですね。
- ポジティブな”Not bad.”
- ネガティブな”Not bad.”
実際に話して、間違えて、直すからこそ伸びる英会話力
英語は「知っている」だけでは使えるようになりません。
大事なのは実際にアウトプットして、間違えて、それを改善するサイクルを回すことです。
RYO英会話ジムでは、このサイクルを徹底的にサポートしています。
単なる会話練習ではなく、その場で発言内容を可視化し、具体的に改善ポイントをフィードバック。
「自分の弱点が明確になり、毎回のレッスンで成長を実感できる」という声を多くいただいています。
たとえば、ある受講生の方は
「今までは何となく話して満足していたけど、実際に弱点を指摘されると“なるほど、そこか!”と腑に落ちました。会話の中で“次はこう言おう”と意識できるようになったことで、自信がつきました」
と話してくれました。
このように、正しい方向へ修正し続けることで、短期間でも確かな変化が見えてきます。
英語を本気で使えるようになりたいなら、まずは環境とサポートを変えることから始めましょう。
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よくあるNG表現パターン(日本人がやりがちミス)
1. 使う場面を間違える
- ❌ 「今日は最悪だよ…」のようなネガティブな場面で “Not bad.”
- 本来 “Not bad” はポジティブ寄りの意味が多く、相手を混乱させます。
- → 改善:本当に悪い時は “Not good.” や “Pretty bad.” を使う。
2. 単語だけで意味を判断する
- ⚠️ “bad” =「悪い」と直訳してネガティブに受け取る
- “Not bad” は直訳では意味がわかりづらく、文脈や口調で判断が必要。
- → 改善:笑顔・語尾上げならポジティブ、語尾下げ+渋い表情なら中立〜ややネガティブ。
3. 発音が不自然で聞き取ってもらえない
- ⚠️ “Not” を「ノット」とはっきりカタカナ発音
- → 改善:自然な英語では “ナッ” に近い音で短く、“bad” の bæd も「あ」と「え」の中間音に。
4. 同じ場面で “So-so” を多用
- ⚠️ “How are you?” に毎回 “So-so.”
- ネイティブ会話ではあまり使われず、少しぶっきらぼうな印象になりがち。
- → 改善:ポジティブな時は “Not bad.”、本当に普通の時は “I’m okay.” などバリエーションを持たせる。
5. 一言だけで会話を終わらせる
- ⚠️ “Not bad.” で終わり、沈黙になる
- → 改善:理由や感想をひと言足す
- “Not bad. I enjoyed the plot.”
- “Not bad at all. I’d recommend it.”
似た英語表現と関連語彙
1. Pretty good(かなり良い)
ニュアンス: “Not bad” よりも直接的にポジティブ。
自然に使うコツ:カジュアルな会話でよく使う。「とても良い」とまではいかない時に便利。
会話例
A: How was your vacation?
(休暇はどうだった?)
B: Pretty good! I got to relax a lot.
(かなり良かったよ!たくさんリラックスできた。)
2. Could be better(もっと良くできた)
ニュアンス:中立〜ややネガティブ。期待より下回った時や、まだ改善の余地がある時。
自然に使うコツ:ネガティブを柔らかく表現できるので、ビジネスでも使いやすい。
会話例
A: How’s the project going?
(プロジェクトの進み具合はどう?)
B: It’s okay, but could be better.
(まあまあかな。でももっと良くできるね。)
3. Alright(まあまあ/大丈夫)
ニュアンス:非常にカジュアルで、軽い感想や状況の報告に。
自然に使うコツ:ポジティブにも中立にも使える。声のトーンでニュアンスが変わる。
会話例
A: How was the meeting?
(ミーティングはどうだった?)
B: Alright. Nothing special.
(まあまあ。特に変わったことはなかった。)
4. Not too shabby(なかなか悪くない/意外と良い)
ニュアンス:くだけた褒め言葉。「予想以上に良い」というニュアンスで使うことが多い。
自然に使うコツ:ユーモアや軽口混じりに言うと、会話が和む。
会話例
A: I got a promotion at work.
(仕事で昇進したんだ。)
B: Not too shabby! Congratulations.
(悪くないね!おめでとう。)
5. Fair enough(まあ妥当だね/わかった)
ニュアンス:相手の意見や状況を理解・納得した時に使う。
自然に使うコツ:「それでいいよ」や「納得」という軽い合意の場面で。
会話例
A: I can’t join the meeting today, I have another appointment.
(今日はミーティングに出られないんだ。別の予定があって。)
B: Fair enough. I’ll update you later.
(了解。それなら後で報告するね。)
練習用クイズ:Not bad と関連表現
Q1
「調子どう?」と聞かれて、「まあまあ良いよ」という軽いポジティブ返答をしたいとき、最も自然な表現はどれ?
a) Not bad.
b) Pretty bad.
c) So-so.
“Not bad.” はポジティブ寄りの「悪くない=なかなか良い」の意味。
“Pretty bad.” はネガティブ、”So-so.” はニュートラル〜ややネガティブ寄りで、ポジティブなニュアンスにはならない。
Q2
「初心者にしては悪くないね」を英語で自然に言うなら?
a) Not bad for a beginner.
b) Not bad at all a beginner.
c) Not bad in beginner.
「〜にしては悪くない」は “Not bad for + 基準” が定型。
b) は at all の位置が不自然、c) は前置詞が間違い。
Q3
「まあまあだね。でももっと良くできたかも。」というニュアンスに近いのは?
a) Pretty good.
b) Could be better.
c) Not too shabby.
“Could be better.” は「もっと良くできた=まだ改善の余地がある」の意味。
a) はポジティブ寄り、c) はカジュアルに褒めるときの表現。
Q4
「このケーキ、意外と美味しい!」をカジュアルに表現するなら?
a) Not too shabby!
b) Not good.
c) Pretty bad.
“Not too shabby!” はくだけた褒め言葉で「悪くないじゃん/意外と良い」。
b) と c) はネガティブなので逆の意味になる。
Q5
「わかった、それでいいよ。」のニュアンスに近いのは?
a) Not bad.
b) Fair enough.
c) Alright?
“Fair enough.” は「納得/それでいいよ」という軽い同意や了承の表現。
a) は評価のとき、c) は疑問形にすると確認の意味になる。
よくある質問(FAQ)
Q. “Not bad”とはどういう意味ですか?
A. “Not bad” は直訳すると「悪くない」ですが、多くの場合は「なかなか良い」「思ったより良い」というポジティブな意味で使われます。語尾のトーンや表情でニュアンスが変わるため、会話の雰囲気を読み取ることが大切です。
Q. “Not bad”の正しい使い方は?
A. “Not bad” は挨拶の返答(How are you? → Not bad.)や、映画・料理・仕事などの軽い評価に使えます。ポジティブな印象を与えたい場合は語尾を上げ、さらに “Not bad at all.” などで強調できます。
Q. “Not bad”と“So-so”の違いは何ですか?
A. “Not bad” はポジティブ寄りで「予想より良い」ニュアンス、“So-so” は中立的で「普通・可もなく不可もなく」という意味です。会話では “Not bad” の方が自然で好印象に聞こえることが多いです。
Q. “Not bad at all”はどういう意味ですか?
A. “Not bad at all” は「全然悪くない=かなり良い」という意味で、褒めるときに使います。例:Your presentation was not bad at all.(あなたのプレゼンはとても良かった。)
Q. “Not bad for 〜”の使い方は?
A. “Not bad for + 基準” で「〜にしては悪くない」という意味になります。例:Not bad for a beginner.(初心者にしては悪くない)。予想より良かったときの表現です。
Q. “Not too shabby”とは何ですか?
A. “Not too shabby” はカジュアルな褒め言葉で、「悪くないね」「意外と良いじゃん」という意味です。友達や親しい人との会話でユーモアを込めて使われます。
Q. “Could be better”はどう違いますか?
A. “Could be better” は「もっと良くできる」という意味で、中立〜ややネガティブ寄りです。改善の余地があるときに使い、ビジネスや日常の両方で使えます。
Q. “Pretty good”と“Not bad”の違いは?
A. “Pretty good” は「かなり良い」と直接的にポジティブ、“Not bad” は少し控えめで「悪くない=なかなか良い」の意味です。場面や相手との関係で使い分けると自然です。
Q. 日本人が“Not bad”でよくする間違いは?
A. よくあるミスは、①ネガティブな場面で使ってしまう、②“bad”だけで意味を判断する、③発音が不自然で聞き取られない、などです。文脈・トーン・発音を意識することで誤解を防げます。
Q. “Not bad”をもっと自然に話せるようになるには?
A. 実際の会話でアウトプットして間違いを改善する練習が一番です。RYO英会話ジムでは発言内容を可視化し、弱点をその場で修正することで短期間での上達をサポートします。無料体験はこちら
まとめ
“Not bad” はシンプルながら、多彩に使える便利な英語表現です。
ポジティブ寄りの「なかなか良い」から、トーン次第で中立的な意味までカバーできます。挨拶や感想、評価の返答など幅広いシーンで使え、関連表現(Pretty good / Not too shabby / Could be better など)と合わせて覚えることで、会話のバリエーションが広がります。
ただし、使う場面や発音・トーンを間違えると誤解されることもあります。文脈や相手の表情を意識し、理由や感想を添えることで、より自然で好印象なやり取りができます。
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