こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は英会話でよく使われる表現「no wonder…」について、わかりやすく解説していきます。このフレーズは、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われており、知っているととても便利です。では、さっそく見ていきましょう!
目次
「No Wonder…」の意味と使い方
「No wonder…」は、「それもそのはずだ、無理もない」という意味で使われます。何かが起こった理由や原因を説明するときによく使われます。例えば、以下のような使い方があります:
- 彼が疲れているのも無理はない、彼は昨夜遅くまで働いていた。
- 彼女がそのニュースに驚いているのも無理はない、それは予想外だったから。
構造
「〜」のところには「文」がきます。”wonder”には動詞もありますが、ここでは名詞で「驚き」や「不思議」という意味です。”no”がついて、「無理もない」、「驚きがない」、「不思議でない」となり「どうりで〜だ」などの意味になるのです。
itの省略
実はこの”no wonder”の前には、”it is”が省略されています。会話では普通省きます。ちなみに個人的な経験上”it is”をつけて言う人にはあまりあったことがありません。また“no wonder”単体だけで使うこともできます。その場合の意味は「無理もない。」「どうりでね。」のような感じになります。
例文
では、早速マイクとリョウの会話を見てみましょう。
出社して同僚へ…
昨晩2時間しか寝てないんだ。
どうりで眠たそうなわけだ。
- “No wonder he’s tired. He was working late last night.”(彼が疲れているのも無理はない。彼は昨夜遅くまで働いていた。)
- “No wonder she was surprised by the news. It was unexpected.”(彼女がそのニュースに驚いているのも無理はない。それは予想外だったから。)
- “No wonder the kids are happy. They just got new toys.”(子供たちが嬉しそうなのも無理はない。新しいおもちゃをもらったから。)
Small wonder 〜
“no”の変わりに”small”「小さい」をいれて使うこともできます。また”little”を使ってもいいですね。
やたら日本文化について知っていて…
どうりで日本の文化についてよく知っているんだ。
似たような表現3選
I’m not surprised at all.
「どうりでね。」という意味です。主にイギリスでよく使われる表現です。
Now I know why.
「そういうことだったのね。」という意味です。こちらは主にアメリカでよく使われる表現です。
友人へ…
今日アイヴァンは携帯をなくしたのよ。
そうだったんだ。なんですごく落ち込んでるのかなと思ってたんだ。
It is no surprise that 〜.
こちらは”No wonder 〜.と意味は同じですが、フォーマルな言い方になります。なので場をわきまえて使うようにしましょう。
社長の嘘が社内でバレて…
社長が嘘ついていたなんて驚くことじゃないよ。
関連する語彙
Obviously
明らかに
- “Obviously, he’s the expert in this field.”
- (明らかに、彼はこの分野の専門家だ。)
Certainly
確かに
- “Certainly, we need more data to conclude.”
- (確かに、結論を出すにはもっとデータが必要だ。)
Naturally
当然ながら
- “Naturally, she was the first choice for the role.”
- (当然ながら、彼女がその役に最初に選ばれた。)
押さえておくべきポイント
「No wonder…」は、日常英会話で自然に感じられる表現です。しかし、文脈に合わせて適切に使うことが重要です。また、感情を表す時にも役立つ表現なので、さまざまなシチュエーションで使ってみましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「No wonder…」は、英語の会話をより流暢で自然にするための重要なキーフレーズです。この表現を使いこなせば、英会話がもっと楽しくなること間違いなし!ぜひ積極的に使ってみてくださいね。以上が”No wonder 〜.”の意味と使い方でした。それではSee you around!
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