こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は”Nice to meet you.”と”Nice meeting you.”の違いについてお話ます。違いはなんとなくわかっている方も、改めてしっかりと理解しておきましょう。この記事を読めば、出会い際と別れ際の会話をスムーズに進めることができます。
目次
”Nice to meet you.”と”Nice meeting you.”の違い
それでは、まず会話を見ていきましょう。
出会い際に…
やぁ、はじめまして。リョウです。
こちらこそ初めまして。アイヴァンです。
初対面の人との別れ際に…
“Nice to meet you.”は出会い際に使う
まず”(It is ) Nice to meet you.”ですがこちらは出会い際に使います。しかしなぜ出会い際に使われるのでしょうか。多くのサイトではここまで説明していません。でもこれにはちゃんと理由があります。
不定詞にわけが隠されている
基本的な不定詞の考え方として「不定詞=未来志向」というのがあります。しかし今回紹介している不定詞は、例外として考えましょう。文法用語になりますが不定詞の結果用法が使われています。砕いていうと”to 〜”の部分が出来事の原因を表すのに対して、その結果が”to”の直前にきます。(原因)”to meet you”「会って」→(結果)”nice”「素晴らしい」=「はじめまして。」となります。”I’m happy to see you.”「会えてうれしいです。」も同じ。原因の部分が”to see you”「会って」結果が”happy”「うれしい」です。会えた結果ハッピーになったんです。
“It was nice to see you.”であれば別れ際にもOK
あなたがいつも使う、”Nice to meet you.”というのは、文頭に”It is”という現在形が省略された状態です。これを過去形”It was”にすれば、別れ際に「お会いできてよかったよ。」という意味として使うこともできます。イメージ的には会った瞬間のことを思い返すような感じです。
“Nice meeting you.”は別れ際に使う
一方で、”( It was ) Nice meeting you.”は別れ際に使って、「会えてよかったです。」という意味になります。ではなぜ別れ際に使われるのでしょうか。それは“meeting”に謎が隠されています。ではみていきましょう。
体験したことは動名詞で表せる
この”meeting”は動名詞(動詞+ingで名詞の働きをするもの)です。動名詞にはすでに体験した出来事を表すことができます(それだけではありませんが)。例えば一番身近なので言うとこんな感じ。
趣味は何か聞かれて….
映画を見るのが大好きです。
最後に彼をいつ見たか聞かれて…
彼をABC公園で見たのを覚えているよ。
“watching movies”はマイクが体験したこと。そして”seeing him at ABC park”というのも、リョウが経験したこと。今回の”Nice meeting you.”も同じです。「会えて」の部分は経験したこと。なので動名詞が使われています。
ニュアンスを理解するのは今後の財産になる
これらの違いをただ丸暗記して覚えておけばいい話です。でもなぜそうなるのかを理解してみましょう。それは遠回りのように見えて近道です。長い目でみるとそうやってニュアンスを理解していったほうが、一生モノの英語を身につけることができます。
効率的にアウトプットする方法
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最後まで読んでいただきありがとうございます。いかがでしたか?以上が【徹底解説】”Nice to meet you.”と”Nice meeting you.”の意味が違うわけそれでは、See you next time!
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