こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日のテーマはjobとworkの違いと使い方についてお話します。この記事を読めばjobとworkを簡単に使い分けられるようになります。それでは、まいりましょう。
目次
“job”(名詞)
では、まず”job”についてです。どういったニュアンスがあるのかそしてその使い方について見ていきたいと思います。
ある特定の職業
“job”はある特定の職業を指す場合に使います。それはエンジニアやWebクリエーターのお仕事かもしれませんし、また営業や人事のお仕事かもしれません。要するにそういったある職業を指す場合は、”job”を使いましょう。
もう少しフォーマルな言葉でいうとprofessionやoccupationになります。簡単な特徴を言うなら下記の2点になります。
- 給与が発生する
- アルバイト、派遣社員、正社員は関係ない
友人が…
今仕事を探してるんだ。
医者の友人と…
外科医になって、今のところどう?
結構過酷な仕事だよ。
パーティーで…
あなたのお仕事はなんですか。
俳優をしています。
最後の”May I know what your job is?”についてですが、”What do you do ( for a living)?”「何をしていますか?」と言うこともできます。ただ職業のことをきくつもりで“What is your work?”と言うと不自然になります。なぜならある特定の職業を指すのに”work”は使わないからです。
“job”は数えられる名詞だよ
様々な種類の職業があることから、”job”は数えることができます。例えばこんな感じで。
昔話をしていて…
こういった場合、居酒屋やジムのトレーナー、塾講師などそれぞれ違った職種のお仕事をしていたことになります。
関連する表現
それでは”job”に関連する表現をご紹介しておきます。どれも会話で大変使うのでぜひ覚えておきましょう。
- full-time job 「常勤の仕事」
- part-time job 「非常勤の仕事」
- job hunt/job search 「就職活動」
- job opening 「就職口」
- job posting 「求人票」
“work”(動詞と名詞あり)
それでは、”work”についてです。こちらは様々な場面で名詞と動詞がよく使われます。それでは”work”に一体どんなニュアンスがありどんな場面で使われるのか見ていきましょう。
ゴール達成や生産するための労働や努力
“job”が特定の職業に対して使われます。それに対して”work”は、ゴール達成や生産するための労働や努力に使います。2つ特徴を述べると下記のようになります。
- お金を稼ぐための労働や努力とはかぎらない
- 肉体的または精神的な労働や努力、両方に使える
同僚へ…
上司が…
スマートな人と働くのは素晴らしいよ。
仕事以外のことにも使うよ
息子に…
課題は終わった?
ルームメイトが…
エンジニアリングのワークショップを主催するんだ。
こうして会話を見てみると、”homework”も”workshop”もその労力に対してお金が発生するわけではありません。そういった場合も”work”を使います。
“work”の名詞は数えられないよ
「仕事」という意味の”work”では、”work”は数えられません。不可算名詞というやつですね。
映画を見ようと誘われて…
とはいいません。ただ”work”には「作品」という意味もあります。主に芸術に対して使います。だから「芸術作品」は“a work of art”のように言います。
「職場」や「職場の仕事(業務)」にも使えるよ
何時に仕事を始めるのか聞かれて…
午前8時に仕事を始めます。
仕事の話をしていて…
ところで”task”はどう違う?
同僚に…
同僚へ…
上司から(いくつかの)難しい仕事(業務)を任されたよ。
“task”はある1つの業務や作業を指す場合に使います。“a task”と言えばそれは情報収集かもしれませんし、報告書を書くことかもしれません。このように仕事の中にふくまれる1つ1つの作業や業務をいう場合に”task”を使いましょう。ちなみに1つ以上であれば、”tasks”と複数形してくださいね。ちなみにjobは冒頭で紹介した意味以外にtaskと同じく「(一つの)仕事」を意味することもよくあります。その場合、I need to finish this job.のように表現することができます。また複数形でI have a plenty of jobs.「たくさん仕事があるんだ。」のように言うこともできます。
一方”work”にも「作業」や「仕事」という意味があります。この場合はいろんな種類の個々の”task”を全部ひっくるめて、表したのが”work”「作業、仕事」です。”task”と聞くと、具体的な個々の業務や作業をイメージさせるのに対し、“work”は職場でいつも行っている作業や業務全体をイメージさせるような感じです。
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仕事に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が、”job”と”work”の違いと使い方でした。それでは、See you around!
昨日のレッスンで「お盆休みなのに、どうしてオフィスにいるの?」と聞かれたので「仕事があるので出勤してる」と答えたかったのですが、jobもおかしいし、workなのかなあと思っていたら”task”だよとIVAN先生から言われました。
なるほど、と思ったのですが、ちょうどいいタイミングで「仕事」についての記事がありました。
“task”についてはどう考えたらいいですか。
Akiさん、いつもお世話になっております。
コメントいただきありがとうございます。
>昨日のレッスンで「お盆休みなのに、どうしてオフィスにいるの?」と
>聞かれたので「仕事があるので出勤してる」と答えたかった
この場合、”work”も”task”も両方使えます。
“work”の場合、”I’m here because I have some work to do.”となります。
一方”task”であれば、”I’m here because I have some tasks to do.”です。
どちらを使っても、自然な会話ですが、ニュアンスがちがってきます。
コメントいただいた記事に新しく”task”の使い方も追加させていただきました。
詳しくは、お手数おかけしますが、下記URLにてご覧ください。
https://ryotoeikaiwa.net/__trashed-2/
その他にも、ご不明な点等あれば、どうぞお気軽にご連絡ください。
それでは、よろしくお願いいたします。
RYOより