- 1 「It looks like〜.」とは?
- 2 学習中の失敗エピソード:「You look my brother.」と言ってしまった話
- 3 「It looks like〜.」の意味
- 4 「It looks like〜.」の使い方
- 5 「It」の省略もアリ
- 6 「It」以外の主語でもOK
- 7 まとめ
- 8 【関連】英語表現を「使える英語」に変えるには?
- 9 今なら無料体験レッスンも受付中!
- 10 会話での使用例(自然なシチュエーション付き)
- 11 自然に使うためのコツ3つ
- 12 まとめ
- 13 音声を聞いて練習しよう
- 14 よくあるNG表現パターンとその理由
- 15 まとめ:NG表現を避ける3つのポイント
- 16 クイズ①:正しい英語表現はどれ?
- 17 クイズ②:空欄に入る正しい語は?
- 18 クイズ③:並べ替え問題
- 19 クイズ④:「〜のように見える」正しい文は?
- 20 クイズ⑤:日本語に合う英語を選ぼう
- 21 「look」と「seem」の微妙な違いを理解しよう
- 22 関連表現もチェックしておこう
- 23 まとめ
- 24 この記事のまとめ
「It looks like〜.」とは?
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
英語の日常会話や文章でよく登場する表現に 「It looks like〜.」 があります。このフレーズは、見た目や状況、予想を伝えるときにとても便利です。
正しい意味や使い方を知っておくと、英語でのコミュニケーションがぐっとスムーズになります。今回はその概要と使い方を、わかりやすく解説していきますね!
学習中の失敗エピソード:「You look my brother.」と言ってしまった話
英語学習中には、誰でも一度は経験するちょっと恥ずかしい言い間違い。
私自身も、「It looks like〜.」や「look」を使う中でこんなミスをしました。
あるとき、英語で「君、うちの兄に似てるね」と言いたくて、
自信満々にこう言ってしまったんです。
❌ You look my brother.
相手は一瞬キョトンとした顔で、
「え?僕をどうしたって?」という反応……。
実はこれ、前置詞が抜けていたのが原因です。
正しくは?
✅ You look like my brother.(君、うちの兄に似てるね)
「look」単体は「見る」という意味なので、
「You look my brother.」だと「君は私の兄を見ている」といった全く違う意味になってしまいます。
「誰かに似ている」と言いたいときは、必ず「look like」を使うのがポイント!
この失敗をきっかけに、「look like」の感覚がしっかり身につきました。
もし同じようなミスをしても、落ち込まずに「学びのチャンス」だと思って前向きに!
🔗【関連】「look」と「look like」の違いも知っておこう!
「look」まわりの表現は似ているものが多く、混乱しやすいですよね。
特に「look」と「look like」の違いが気になる方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください!
👉 lookとlook likeの違いをわかりやすく解説した記事はこちら
「It looks like〜.」の意味
「It looks like〜.」は、「〜のように見える」「〜っぽい」という意味で使われます。
この「〜」の部分には、名詞や文(主語+動詞)を入れることができます。
よくある使い方
- 外見が何かに似ているとき
- 状況から何かを予想するとき(現在や未来のこと)
文法のポイント
- 主語は多くの場合「It」を使いますが、三人称単数になるので、動詞には必ず”s”をつけましょう。
- 例:It looks like rain.(雨が降りそうだね)
「It looks like〜.」の使い方
① 見た目に関する感想を言うとき
例:It looks like a donut.(ドーナツみたいに見えるね)
何かの外見が別のものに似ているときに使います。
② 自分の感想や意見を伝えるとき
例:It looks like he’s tired.(彼、疲れてるみたいだね)
目に見える情報から、自分の感じたことを表現します。
③ 未来に起こりそうなことを予想するとき
例:It looks like it’s going to snow.(雪が降りそうだね)
天気や状況の変化など、これから起こることを推測する時に便利です。
④ 今まさに起きていることを予想するとき
例:It looks like they’re having a meeting.(会議してるっぽいね)
少し離れた場所で起きていることを見て判断する時などに使います。
「It」の省略もアリ
カジュアルな会話では、主語の「It」を省略することもよくあります。
例:Looks like we’re going to be late.(遅れそうだね)
※フォーマルな場では「It」を省略しない方が無難です。
「It」以外の主語でもOK
「It」だけでなく、「You」「She」「They」などの主語でも応用できます。
例:You look like a teacher.(先生みたいだね)
例:She looks like she’s crying.(泣いてるように見えるよ)
まとめ
「It looks like〜.」は、見た目や状況の判断を伝えるとても便利な表現です。日常会話でもビジネスでも使えるので、ぜひ自分のものにしていきましょう!
使い方のバリエーションも豊富なので、ぜひ例文をたくさん練習して、感覚で使えるようになるのがコツです。
【関連】英語表現を「使える英語」に変えるには?
ここまで「It looks like〜.」の意味や使い方を見てきましたが、
実際にこの表現を「自分の言葉」として使いこなすためには、やはりアウトプットの反復練習が欠かせません。
でも、多くの人がこう感じています。
「頭ではわかってるのに、いざ話すと出てこない…」
「使ってみたけど、これで合ってるのか不安…」
そんな“あるある”に向き合いながら、効率よく・実践的に英語力を伸ばせる環境を提供しているのが、私たちRYO英会話ジムです。
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RYO英会話ジムでは、間違いを恐れずに発話できる安心の場で、徹底的にアウトプットを繰り返します。そしてその場で内容が「見える化&フィードバック」されるから、何ができていて、何が改善すべきかがハッキリわかります。
実際の受講生からはこんな声も届いています:
「文法ミスがあってもOK!と言ってもらえることで、怖がらずに話す習慣がつきました」
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会話での使用例(自然なシチュエーション付き)
会話例①:天気の予想をする
A: It looks like it’s going to rain soon.
B: Yeah, the clouds are getting really dark.
A: I’d better grab my umbrella.
和訳:
A:雨が降りそうだね。
B:うん、雲がかなり黒くなってきたよ。
A:傘持っていったほうがよさそうだ。
会話例②:相手の様子を見て感想を伝える
A: Are you okay? You look like you didn’t sleep well.
B: Yeah, I stayed up late studying for my exam.
和訳:
A:大丈夫?よく眠れてないみたいだけど。
B:うん、試験勉強で夜遅くまで起きてたんだ。
会話例③:遠くで起きていることを予想する
A: What’s going on over there?
B: It looks like they’re filming something. See the camera crew?
和訳:
A:あそこ、何かやってるの?
B:何か撮影してるみたいだよ。カメラクルー見える?
会話例④:物の外見について話す
A: Wow, that cake looks like a piece of art!
B: I know, right? Too pretty to eat!
和訳:
A:うわ、そのケーキ、アート作品みたい!
B:だよね?もったいなくて食べられないよ!
自然に使うためのコツ3つ
① 目に見える情報+感情を組み合わせると◎
- 例:It looks like you had a rough day.(今日は大変だったみたいだね)
→ 相手の顔や雰囲気を見て、自分の感じたことをやさしく伝えると自然です。
② 天気・状況・予想と相性がいい!
- 例:It looks like the store is closed.(お店、閉まってるっぽいね)
→ ドアが閉まっていたり電気が消えていたりする状況で使えます。
③ 「It」省略でカジュアル度アップ
- 例:Looks like we’re going to miss the train.(電車、逃しそうだね)
→ 友達とのラフな会話でよく使われます。ただしフォーマルな場面では避けた方が◎。
まとめ
「It looks like〜.」は、視覚や状況からの直感を言葉にできる便利な表現です。
実際の会話では、「見たまま+ちょっとした感情」をのせて使うと、ナチュラルで共感力のある英語になりますよ!
音声を聞いて練習しよう
バナナみたいな果物を見つけて…
バナナみたいだね。
素晴らしい映画のようだね。観よう!
雨がやみそうで…
パーティーが始まって…
少し離れて、友人が泣きそうな顔をしていて…
彼女泣いてるみたいだな。
道に迷った感じの少女がいて…
子供がいなくて….
デートしてる子から…
きみって元カレに似てる。
よくあるNG表現パターンとその理由
英語学習中によくあるミスは、「ちょっとした文法の違い」が原因で、意味が通じなかったり、全く違う意味になってしまったりすることです。
❌ NG①:You look my brother.
❌ You look my brother.
✅ You look like my brother.
解説:
「〜に似ている」と言いたいときは、必ず「look like」を使います。
「look」単体は「見る」という意味になってしまうので、
このままだと「君が私の兄を見ている」になってしまいます。
❌ NG②:It look like it’s raining.
❌ It look like it’s raining.
✅ It looks like it’s raining.
解説:
主語「It」は三人称単数なので、動詞には”s”をつける必要があります。
「It looks like〜」のように、動詞を現在形で正しく活用しましょう。
❌ NG③:It looks like rain will fall.
❌ It looks like rain will fall.
✅ It looks like it’s going to rain.
解説:
英語では「雨が降る」と言うとき、ふつうは「rain will fall」とは言いません。
自然な表現は、「it’s going to rain」や「it’s about to rain」などです。
❌ NG④:Looks like it rains.
❌ Looks like it rains.
✅ Looks like it’s raining.
解説:
「rains」は一般的な習慣や事実を表すときに使う形ですが、
「今にも降りそう」や「今降ってる」と言いたい場合には、現在進行形「it’s raining」を使いましょう。
❌ NG⑤:It’s look like〜.
❌ It’s look like a cat.
✅ It looks like a cat.
解説:
「It’s」は「It is」の省略形で、動詞「looks」と一緒に使うのは誤りです。
「It(主語)+ looks(動詞)」が正しい構文です。
まとめ:NG表現を避ける3つのポイント
- 「look」には「like」が必要:「〜に似ている」は「look like」!
- 三人称単数の”s”を忘れずに:「It」には「looks」!
- 自然な英語表現を覚える:「It’s going to rain」がネイティブらしい!
クイズ①:正しい英語表現はどれ?
「彼、怒ってるみたいだよ」と言いたいとき、正しい英文はどれ?
A. He look like angry.
B. He looks like angry.
C. He looks angry.
D. He look angry.
解説:
「angry(怒っている)」は形容詞なので、「look like」は不要です。
「looks angry」で「怒っているように見える」という自然な表現になります。
※「look like」は 名詞 や 主語+動詞の文 が続く場合に使います。
クイズ②:空欄に入る正しい語は?
It ______ like it’s going to snow.
A. look
B. looks
C. is
D. looking
解説:
主語が「It(=三人称単数)」なので、動詞は 「looks」 を使います。
「It looks like 〜」で「〜のように見える」という表現が完成します。
クイズ③:並べ替え問題
次の語句を並べ替えて、正しい英文を作りましょう。
like / you / looks / tired
解説:
この場合は「like」は不要です。
「tired(疲れている)」は形容詞なので、「look」をそのまま使います。
※「You look like my dad.」のように、「like+名詞」の形はOK。
クイズ④:「〜のように見える」正しい文は?
A. It’s looks like a party.
B. It look like a party.
C. It looks like a party.
D. It look like party.
解説:
- 「It」は三人称単数なので動詞は 「looks」
- 「look like+名詞」で「〜のように見える」
- 「It’s looks」は文法的にNG(It is+動詞 looks の形はできない)
クイズ⑤:日本語に合う英語を選ぼう
「雪が降りそうだね」
A. It looks like snow is falling.
B. It looks like snow fall.
C. It looks like it’s going to snow.
D. It looks like it snow.
解説:
天気を予想するときに自然なのは、「it’s going to snow」です。
「snow is falling」だと「今まさに降っている」という意味になります。
「snow fall」は文法的に誤り。
「look」と「seem」の微妙な違いを理解しよう
英語には「〜のように見える」を表す表現がいくつかありますが、特に混乱しやすいのが 「look」 と 「seem」 の違い。
どちらも似ていますが、使う場面やニュアンスが微妙に異なります。
「seem」:主観的な印象や感じ方に基づく
「seem」は、話し手の印象や感じ方、推測に基づいて「〜のように思える」と表現する言い方です。
見た目や外観に限らず、感覚や空気感など、内面的・抽象的なことにも使えるのが特徴です。
例:She seems happy today.
(彼女、今日は幸せそうだね)
→ 話し手の感じた雰囲気や印象に基づいた発言です。
「look」:外見や見た目に基づく客観的な表現
一方、「look」は実際に目に見える情報・外観に基づいた判断を伝える表現です。
視覚的に確認できることに対して使われ、より客観的な印象があります。
例:The cake looks delicious.
(そのケーキ、おいしそうに見えるね)
→ 見た目から明らかにそう判断できる状況です。
簡単なまとめ
表現 | 主な使い方 | ニュアンス | 例文 |
---|---|---|---|
seem | 印象・推測に基づく | 主観的 | She seems tired.(疲れているように見える) |
look | 外見・視覚情報に基づく | 客観的 | You look tired.(疲れてるように見える) |
関連表現もチェックしておこう
「look」や「seem」と似た意味で使える表現もあります。
それぞれのニュアンスを理解しておくと、表現の幅が広がりますよ!
「seem to be」
「seem to be」は、「〜のように見える・思える」と、状態や状況をやわらかく表現するときに使われます。
例:It seems to be a good idea.
(それは良さそうなアイディアに思えるね)
「appear to be」
「appear to be」も「seem」と似ていますが、ややフォーマルな響きがあります。
例:It appears to be a difficult task.
(それは難しい課題のように見える)
「look as if」
「look as if」は「It looks like〜」とほぼ同じ意味で使えますが、やや丁寧・文語的です。
例:He looks as if he hasn’t slept for days.
(彼、何日も眠ってないように見える)
まとめ
- 「seem」=主観的な印象・感じ方にフォーカス
- 「look」=目に見える外見・状態にフォーカス
- 状況によって使い分けることで、より自然で伝わりやすい英語表現になります
この記事のまとめ
- 「It looks like〜.」は、「〜のように見える・〜っぽい」を表す便利な英語表現
- 「名詞」や「主語+動詞の文」が後ろに続けられる
- 「look」と「seem」の違いにも注意!
- look:外見などの客観的な情報に基づく
- seem:印象や感覚など主観的な推測に基づく
- よくある間違い(三単現の”s”忘れ、likeの使い方ミスなど)も要チェック
- 間違えながらアウトプットすることが、上達の近道!
英語は「知っている」だけでなく、「使える」が大切。
間違えてもいいから、どんどん声に出して、自分の言葉にしていきましょう!
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