こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は、”I’m loving it.”や”I’m liking him”の使い方と意味についてお話します。”I’m loving it.”は、少し前にマクドナルドのCMで話題になりましたね。なぜ今回これらを取り上げたかというと、”love”や”like”は状態動詞で、進行形にして使えないけど、使われているからです。またネイティブが実際にどういうニュアンスで使っているのかお伝えします。それでは、参りましょう。
マクドナルドのCMを見てみよう
“I love it”と言っても特にかわらなさそうなところですが、あえて”ing”を使って、”I’m loving it.”と表現しています。なぜ違うのかわからなくても”I’m loving it.”のほうが動きがあってリズミカルな感じがしませんか。
“loving”や”liking”は文法的に間違い?
過去のマクドナルドのCMや最近では、”like”も”ing”をつけて、”I’m liking this”のように使う人がいます。文法的なところで言うと、厳密には”like”や”love”そして、”want”、”feel”などの状態動詞は、現在進行形にできないというのが原則です。現在ではそういった状態動詞をあえて現在進行形で使って微妙な感情の違いを表現するのが自然になってきています。
気持ちを強調したいときに使える
ではどう違うのでしょうか。”I love it.”も”I’m loving it.”も「今の気持ち」を伝えています。でも”ing”を使う場合は、その気持ちをさらに強調したいときに使います。まだちょっとわかりにくいですよね。気持ちを強調したいときって、どんなときか例を見ながら、ニュアンスを掴んでみましょう。
- “love”の場合
同僚とランチしていて…
朝ごはんに何を食べるの?
チーズサンドイッチをいつも食べるんだ。それが大好きで。
いつも食べていて、普通に大好きであることを伝えています。
“loving”の場合
マクドナルドで…
そのシーフードバーガーはどう?
けっこう気に入った。
新メニューの料理を食べていて、「大好き」という感情が芽生え、今まさに大好きになってきているときに使います。ただの状態というより躍動感のある状態を伝えたいときにloving”と言います。
会話の中でニュアンスをつかもう
では、先ほどお伝えしたニュアンスをイメージしながら音読してみましょう。
友人と話していて…
彼がどう思ってるかわからないけど、実は、わたし彼のことが好きなの。
同僚へ…
今日疲れてるみたいだね。
うん、体調が悪いんだ。
両方ともあえて”liking”や”feeling”を使っています。なぜならその感情や気分が芽生え始め強くそれを感じているからなのです。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が”loving”と”liking”の意味と使い方でした。それでは、See you around!
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