こんにちは、RYO英会話ジムです。
「法事」は英語で、一般的に memorial service と表現します。
たとえば、「今週末は祖母の法事があります」は、
I’m attending a memorial service for my grandmother this weekend.
(今週末、祖母の法事に参加します)
と言えます。
ただし、何年も経ったあとの法事は、「故人を偲ぶ儀式」というより、親戚が集まる機会という意味合いが強いこともあります。その場合は、family gathering を使ったほうが自然なケースもあります。
それでは、「法事」を英語でどう表現すれば自然なのか、場面別にさらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
- 1 「祖母の命日」と直訳して通じた。でも、少し引っかかった話
- 2 「法事」は英語で memorial service
- 3 関連する似た英語表現
- 4 シーン別英会話:「法事」を自然に伝えてみよう
- 5 レッスンで気づいた「法事」に関するよくある間違い
- 6 通じた英語を「より自然な英語」に変えていこう
- 7 なぜ独学だけでは難しいのか
- 8 実際に受講された生徒さんにも変化が生まれています
- 9 「知っている英語」を「話せる英語」へ
- 10 本気で英語を変えたい方へ
- 11 「法事」と一緒に覚えたい似た英語表現・関連語彙
- 12 似た表現の使い分け
- 13 「法事」と関連表現の練習クイズ
- 14 クイズのまとめ
- 15 よくある質問(FAQ)
- 15.1 Q. 法事は英語で何と言いますか?
- 15.2 Q. memorial serviceとはどういう意味ですか?
- 15.3 Q. 法事と葬式は英語でどう使い分けますか?
- 15.4 Q. 「祖母の法事で帰国します」は英語で何と言いますか?
- 15.5 Q. death anniversaryは法事という意味ですか?
- 15.6 Q. memorial serviceに参加するはjoinとattendのどちらですか?
- 15.7 Q. a memorial serviceとthe memorial serviceの違いは何ですか?
- 15.8 Q. 親戚が集まる法事は英語でどう説明しますか?
- 15.9 Q. family gatheringとfamily reunionの違いは何ですか?
- 15.10 Q. 通じるけれど不自然な英語を改善するにはどうすればいいですか?
- 16 まとめ
「祖母の命日」と直訳して通じた。でも、少し引っかかった話
先日、日本へ帰国する前に、パパ友から帰国の理由を聞かれました。
僕は「祖母の法事があるから帰国する」と伝えたかったのですが、そのとき口から出てきたのが、
It’s my grandma’s death anniversary.
という表現でした。
意味としては「祖母の命日です」となるため、相手にも内容はきちんと伝わりました。ただ、実際に口に出してみると、「これで本当に自然なのかな?」と少し引っかかったんです。
日本の法事は、故人を偲ぶ意味はもちろんありますが、何年も経つと、親戚が集まる機会という意味合いも強くなります。そのため、単に death anniversary と言うだけでは、僕が伝えたかった「法事のために家族や親戚が集まる」というニュアンスまでは十分に表せていませんでした。
より自然に伝えるなら、たとえば次のように言えます。
I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
祖母の法事のために日本へ帰ります。
親戚が集まることを強調したい場合は、
I’m going back to Japan for a family gathering to remember my grandmother.
祖母を偲ぶ親戚の集まりのために、日本へ帰ります。
という言い方も自然です。
通じた英語こそ、あとから見直してみる
英語学習では、「通じたから正解」で終わらせてしまいがちです。僕自身も、その場では会話が成立したので、特に問題はありませんでした。
ただ、実際にアウトプットしたからこそ、自分の表現への違和感に気づけました。
英語は、最初から完璧な表現を出そうとするより、まず使ってみることが大切です。そのうえで、「もっと自然な言い方はなかったかな?」と振り返ることで、使える表現が少しずつ増えていきます。
Tips:言いたい場面ごと覚える
単語だけで覚えるのではなく、実際に使う一文として覚えておくのがおすすめです。
I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
このように「帰国する理由」まで含めて覚えておけば、同じような場面ですぐに使えます。
間違いを避けて話さないよりも、まずアウトプットして、あとからより自然な英語へ修正する。その積み重ねが、英語を“知っている状態”から“使える状態”へ変えてくれます。
「法事」は英語で memorial service
「法事」を英語で表すときに、もっとも使いやすい表現が memorial service です。
memorial には「故人を偲ぶための」「追悼の」という意味があり、service はここでは「礼拝・儀式・式典」を表します。
そのため、memorial service は直訳すると「故人を偲ぶための式」となり、日本の法事や追悼式を説明するときに使えます。
memorial serviceの基本的な使い方
基本の形は、次のとおりです。
a memorial service for+人
「〜のための法事・追悼式」という意味になります。
We had a memorial service for my grandmother.
祖母の法事を行いました。
I’m attending a memorial service for my grandfather this weekend.
今週末、祖父の法事に参加します。
Our family gathered for my father’s memorial service.
父の法事のために家族が集まりました。
「法事のために帰国する」と伝えるなら、次のように言えます。
I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
祖母の法事のために日本へ帰ります。
この表現なら、単に命日であることだけでなく、祖母を偲ぶための儀式や家族の集まりがあるということまで伝えられます。
attend・have・holdの違い
memorial serviceと一緒によく使われる動詞には、attend・have・hold があります。
attend a memorial service
法事・追悼式に参列する
I attended a memorial service for my uncle.
叔父の法事に参列しました。
have a memorial service
法事・追悼式を行う
We’re having a memorial service for my grandmother this Sunday.
今週の日曜日に祖母の法事を行います。
hold a memorial service
法事・追悼式を執り行う
The family held a memorial service for him.
家族は彼のために追悼式を行いました。
日常会話では have が使いやすく、少しフォーマルな文章や案内では hold がよく使われます。
Buddhistをつけると日本の法事だと伝わりやすい
日本の仏教の法事であることをはっきり伝えたい場合は、Buddhist memorial service と表現できます。
I’m going back to Japan for a Buddhist memorial service for my grandmother.
祖母の仏教の法事のために日本へ帰ります。
ただし、普段の会話では、相手が宗教的な背景まで知る必要がなければ、シンプルに memorial service だけでも十分です。
親戚の集まりという側面を伝える場合
日本の法事は、故人を偲ぶだけでなく、親戚が集まる機会にもなります。
そのニュアンスを伝えたい場合は、family gathering を加えると自然です。
We’re having a family gathering for my grandmother’s memorial.
祖母の法事で家族や親戚が集まります。
My relatives are getting together to remember my grandmother.
祖母を偲ぶために親戚が集まります。
何年も経ったあとの法事について、実際の感覚を説明するなら、次の言い方もできます。
It’s a memorial for my grandmother, but it also feels like a family reunion.
祖母の法事ですが、親戚の集まりという感じもあります。
grandma’s death anniversaryは間違い?
my grandma’s death anniversary と言っても、「祖母の命日」という意味は伝わります。
ただし、これは主に亡くなった日からちょうど何年目かを表す言い方です。法事という儀式や、親戚が集まることまでは直接表していません。
また、英語では death anniversary よりも、少し柔らかい次の表現が使われることもあります。
the anniversary of my grandmother’s passing
祖母の命日
Today is the anniversary of my grandmother’s passing.
今日は祖母の命日です。
passing は death よりも婉曲的で、会話ではやさしい響きになります。
ただし、「法事があるから帰国する」と言いたい場合は、
I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
のほうが、実際の状況を自然に伝えられます。
関連する似た英語表現
| 英語表現 | 主な意味・ニュアンス | 使用例 |
|---|---|---|
| memorial service | 法事・追悼式 | a memorial service for my grandmother |
| Buddhist memorial service | 仏教の法事 | attend a Buddhist memorial service |
| family gathering | 家族・親戚の集まり | have a family gathering |
| family reunion | 久しぶりの親族の集まり | It feels like a family reunion. |
| death anniversary | 命日・亡くなってからの節目 | my grandmother’s death anniversary |
| the anniversary of someone’s passing | 命日の柔らかい言い方 | the anniversary of her passing |
| funeral | 葬儀・お葬式 | attend a funeral |
特に注意したいのが funeral です。
funeral は亡くなった直後に行われる「葬儀・お葬式」を指すため、何年か後に行われる法事には通常使いません。
法事についてシンプルに伝えたいときは memorial service、親戚が集まる側面を強調したいときは family gathering を使うと、状況に合った自然な英語になります。
シーン別英会話:「法事」を自然に伝えてみよう
シーン1:週末の予定を聞かれたとき
今週末は何か予定がありますか?
祖母の法事に参加します。
そうなんですね。親戚の方たちも来るんですか?
はい、家族や親戚のほとんどが集まります。
自然に使うコツ
法事に「参加する」と言いたいときは、attend a memorial service が自然です。
attend は「式や行事に参加する」という少しフォーマルな動詞なので、法事や結婚式、会議などによく使われます。
また、誰の法事なのかを伝えるときは、次の形を使います。
a memorial service for+人
たとえば、a memorial service for my grandmother で「祖母の法事」という意味になります。
シーン2:帰国する理由を伝えるとき
どうして日本へ帰るんですか?
祖母の法事のために帰国します。
どのくらい滞在する予定ですか?
1か月ほど滞在する予定です。
自然に使うコツ
「法事のために帰国する」と言う場合は、go back for+目的 の形が使いやすいです。
I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
ただし、すでに会話の中で日本へ帰ることが分かっている場合は、to Japan を省略しても問題ありません。
I’m going back for my grandmother’s memorial service.
また、my grandmother’s memorial service と a memorial service for my grandmother は、どちらも「祖母の法事」を表します。
会話では、短く言える my grandmother’s memorial service が自然で使いやすいでしょう。
シーン3:親戚が集まる機会だと説明するとき
法事では何をするんですか?
祖母を偲びながら、みんなで食事をします。
家族や親戚が集まる機会でもあるんですね。
そのとおりです。最近では、親戚の集まりという感じのほうが強いですね。
自然に使うコツ
日本の法事を詳しく知らない相手には、memorial service と言うだけでなく、実際に何をするのかを補足すると伝わりやすくなります。
たとえば、次のように説明できます。
We remember my grandmother and have a meal together.
祖母を偲び、みんなで食事をします。
また、法事が親戚の集まりという意味合いも持っている場合は、family gathering や family reunion が使えます。
ただし、family reunion だけでは法事であることが伝わりません。そのため、最初に memorial service と伝えたうえで、
It also feels like a family reunion.
親戚の集まりのような感じもします。
と補足するのが自然です。
シーン4:命日と法事の違いを説明するとき
今日はおばあさまの命日ですか?
正確には違います。祖母の法事を行う予定です。
なるほど。おばあさまを偲ぶための儀式なんですね。
そうです。親戚も集まります。
自然に使うコツ
the anniversary of someone’s passing は「その人の命日」を表します。
一方、memorial service は「故人を偲ぶために行う式や集まり」です。そのため、命日と法事は必ずしも同じ意味ではありません。
「命日です」と伝えるなら、
It’s the anniversary of my grandmother’s passing.
「祖母の法事があります」と伝えるなら、
We’re having a memorial service for my grandmother.
と使い分けましょう。
日本語の「法事」をそのまま一つの英単語に置き換えようとするよりも、儀式なのか、命日なのか、親戚の集まりなのかを考えると、状況に合った自然な英語を選びやすくなります。
レッスンで気づいた「法事」に関するよくある間違い
ここでは、RYO英会話ジムの生徒さんとのレッスンを通して気づいた、日本人が間違えやすい表現パターンをご紹介します。
どれも意味がまったく伝わらないわけではありません。しかし、単語の直訳や細かな文法ミスによって、少し不自然に聞こえたり、本来伝えたい状況とズレたりすることがあります。
NG1:法事を death anniversary と表現する
△ It’s my grandma’s death anniversary.
祖母の命日です。
death anniversary は「亡くなった日から何年目か」という命日を表すため、意味自体は通じます。
ただし、「法事があり、家族や親戚が集まる」と伝えたい場合は、その状況まで十分に表せません。
〇 I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
祖母の法事のために日本へ帰ります。
命日について伝えるなら、少し柔らかく次のようにも言えます。
〇 It’s the anniversary of my grandmother’s passing.
祖母の命日です。
ポイント:
命日そのものなら the anniversary of someone’s passing、法事という行事を指すなら memorial service を使い分けましょう。
NG2:memorial serviceの前に冠詞をつけない
× I’m attending memorial service for my grandmother.
〇 I’m attending a memorial service for my grandmother.
祖母の法事に参加します。
memorial service は数えられる名詞なので、単数で使う場合は基本的に a や the が必要です。
初めて話題に出す法事なら a memorial service、すでに相手も知っている特定の法事なら the memorial service を使います。
ポイント:
日本語には冠詞がないため、会話では抜けやすい部分です。a memorial service をひとかたまりで覚えておくと、自然に出しやすくなります。
NG3:参加するを join で直訳する
△ I’m going to join my grandmother’s memorial service.
〇 I’m going to attend my grandmother’s memorial service.
祖母の法事に参列します。
join でも意図を理解してもらえる可能性はありますが、式典や儀式に参加するときは attend のほうが自然です。
attend は、法事以外にも次のような行事で使えます。
- attend a wedding:結婚式に出席する
- attend a funeral:葬儀に参列する
- attend a meeting:会議に出席する
ポイント:
人やグループに加わる場合は join、式・イベント・会議に出席する場合は attend と考えると区別しやすくなります。
NG4:法事と葬儀をどちらも funeral と言う
× I’m going back to Japan for my grandmother’s funeral.
※祖母が亡くなって何年も経っている場合
〇 I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
祖母の法事のために日本へ帰ります。
funeral は基本的に、人が亡くなったあとに行われる「葬儀・お葬式」を指します。
一方、亡くなってから一定の期間が経ったあとに行われる法事には、memorial service が適しています。
ポイント:
- funeral:葬儀・お葬式
- memorial service:故人を偲ぶ式・法事
日本語ではどちらも故人に関係する行事ですが、英語では場面を分けて考えましょう。
NG5:becauseのあとに名詞だけを置く
× I’m going back to Japan because my grandmother’s memorial service.
〇 I’m going back to Japan because we’re having a memorial service for my grandmother.
祖母の法事があるので日本へ帰ります。
または、もっとシンプルに次のように言えます。
〇 I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
祖母の法事のために日本へ帰ります。
because のあとには、基本的に「主語+動詞」の文が続きます。
名詞だけで帰国の目的を伝えるなら、because ではなく for を使いましょう。
ポイント:
- because+主語+動詞:〜なので
- for+名詞:〜のために
会話では、短くまとまる for my grandmother’s memorial service が使いやすい表現です。
NG6:亡くなった祖母を dead grandmother と表現する
△ It’s a memorial service for my dead grandmother.
文法的には間違いではありませんが、dead は直接的で少し冷たく響くことがあります。
故人について丁寧に伝える場合は、late を使えます。
〇 It’s a memorial service for my late grandmother.
亡き祖母の法事です。
ただし、普段の会話では、単に my grandmother と言うだけでも自然です。すでに法事について話しているため、亡くなっていることは文脈から伝わります。
ポイント:
丁寧に「亡き〜」と表現したい場合は、my late grandmother を使いましょう。
通じた英語を「より自然な英語」に変えていこう
今回ご紹介した表現の多くは、使った瞬間に会話が完全に止まるような大きな間違いではありません。
だからこそ、注意が必要です。
ある程度英語を話せるようになると、なんとなく通じる英語のまま、細かな不自然さが残り続けることがあります。
僕自身も、パパ友に my grandma’s death anniversary と伝えたことで、初めて「意味は通じたけれど、本当にこの場面に合っているのかな?」と疑問を持てました。
つまり、最初に必要なのは、間違えないことではなく、実際に口に出すことです。
僕もこれまで、たくさんアウトプットし、間違いを指摘してもらい、より自然な表現へ修正することを繰り返してきました。だからこそ、知識として覚えた英語を、実際の会話で使えるようになりました。
間違いは、英語力が足りない証拠ではありません。次に改善すべき場所を教えてくれるサインです。
なぜ独学だけでは難しいのか
独学では、自分が知らない単語は調べられます。
しかし、自分が自然だと思って使っている表現のズレには、なかなか気づけません。
今回の death anniversary のように、相手に通じて会話が続けば、自分では「これで正しい」と判断してしまうからです。
英語を本当に伸ばすには、次のサイクルが欠かせません。
アウトプットする → 間違える → ズレに気づく → 改善する → もう一度使う
特に、すでになんとなく英語を話せる人ほど、そこで中途半端に終わらせてはいけません。通じるだけの英語から、自然で、正確で、自信を持って使える英語へ引き上げることが大切です。
実際に受講された生徒さんにも変化が生まれています
実際にRYO英会話ジムを利用された生徒さんからは、自分の話していた英語に文法上の問題があることに気づけたという声が届いています。
別の生徒さんは、毎回の発言を見える化して改善を重ねたことで、丁寧な言い回しや論理的な伝え方が身につき、客観的なフィードバックによって自分の課題と目標が明確になったと振り返っています。
また、最初は2〜3文話すのが精いっぱいだった方が、アウトプットを重ねることで話せる量を増やし、具体例を加えながら説明できるまで成長した事例もあります。
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「法事」と一緒に覚えたい似た英語表現・関連語彙
1. memorial|追悼・故人を偲ぶもの
memorial は、故人を偲ぶための「追悼行事」「記念のもの」という意味です。
memorial service のように名詞を修飾するほか、単独で「追悼行事」という意味でも使われます。
- a memorial for my grandmother
祖母を偲ぶ追悼行事 - a memorial event
追悼イベント
ただし、日本の法事を具体的に表したい場合は、単独の memorial よりも memorial service のほうが分かりやすいでしょう。
自然に使うコツ
memorial は、必ずしも宗教的な儀式だけを指すわけではありません。故人を偲ぶ集まり、記念碑、追悼イベントなど、幅広い場面で使われます。
法事について話すなら、まず memorial service を使い、会話の中で短く言い直すときに the memorial と表現できます。
今週の日曜日、その追悼行事に行くんですか?
はい。祖母を偲ぶ追悼行事です。
2. remember someone|故人を偲ぶ
remember someone は、単に「人を覚えている」だけでなく、亡くなった人のことを思い出し、偲ぶという意味でも使えます。
We gathered to remember my grandmother.
祖母を偲ぶために集まりました。
宗教的な儀式という説明を避け、法事の目的をシンプルに伝えたいときに便利です。
自然に使うコツ
海外の人が日本の法事を知らない場合、難しい文化説明をするよりも、
We get together to remember my grandmother.
と説明するほうが、何のための集まりなのかが伝わりやすくなります。
remember のあとに亡くなった人を置くだけで使えるため、会話でも取り入れやすい表現です。
その法事では、普段どんなことをするんですか?
祖母を偲ぶために、みんなで集まります。
3. pay tribute to someone|故人に敬意を表する
pay tribute to someone は、「人に敬意を表する」「功績をたたえる」という意味です。
亡くなった人を偲ぶ場面でも使えますが、remember someone より少しフォーマルで、敬意や感謝を強く表す表現です。
The family gathered to pay tribute to him.
家族は彼に敬意を表するために集まりました。
自然に使うコツ
pay tribute to は、法事の日常的な説明よりも、追悼式でのスピーチや文章など、やや改まった場面に向いています。
親しい人との会話なら remember、丁寧に故人への敬意を伝えるなら pay tribute to と使い分けると自然です。
法事では、誰かスピーチをしたんですか?
はい。父が祖母に敬意を表するために話をしました。
4. the anniversary of someone’s passing|故人の命日
the anniversary of someone’s passing は、「亡くなった日から何年目にあたる日」、つまり命日を表す柔らかい言い方です。
Today is the anniversary of my grandmother’s passing.
今日は祖母の命日です。
passing は「死」を直接表す death よりも婉曲的で、会話では穏やかな響きになります。
自然に使うコツ
この表現は、法事という行事ではなく、命日そのものについて話すときに使います。
命日に合わせて法事を行う場合は、次のように両方の情報を伝えられます。
It’s the anniversary of my grandmother’s passing, so we’re having a memorial service.
祖母の命日なので、法事を行います。
今日、ご家族が集まる特別な理由があるんですか?
はい。祖母の命日なんです。
5. family gathering|家族・親戚の集まり
family gathering は、「家族や親戚の集まり」を表す一般的な表現です。
法事に限らず、誕生日、祝日、食事会など、家族が集まるさまざまな場面で使えます。
We’re having a family gathering after the memorial service.
法事のあとに、親戚で集まります。
自然に使うコツ
日本の法事には、故人を偲ぶ儀式だけでなく、普段なかなか会えない親戚と食事をする側面もあります。
そのニュアンスまで伝えるなら、memorial service と family gathering を組み合わせると自然です。
We’re having a memorial service, followed by a family gathering.
法事を行い、そのあと家族や親戚で集まります。
法事が終わったら、すぐに帰るんですか?
いいえ。そのあと、親戚の集まりがあります。
6. family reunion|久しぶりの親族の集まり
family reunion は、離れて暮らしている親族が久しぶりに集まる「親族の再会」を表します。
The memorial service felt like a family reunion.
その法事は、久しぶりの親戚の集まりのように感じられました。
自然に使うコツ
family reunion だけを使うと、法事という意味は伝わりません。
そのため、法事について先に説明したあとで、
It also feels like a family reunion.
と補足するのが自然です。
また、頻繁に会っている家族の食事会なら family gathering、久しぶりに親族が集まる場合は family reunion が合います。
親戚とは頻繁に会うんですか?
あまり会いません。だから法事は、久しぶりの親戚の集まりのようにも感じます。
7. late|亡き〜
late を人の前に置くと、「亡くなった」「故〜」という意味になります。
my late grandmother
亡き祖母
We held a memorial service for my late grandfather.
亡き祖父の法事を行いました。
自然に使うコツ
late は、亡くなった人について丁寧に話すときに使える表現です。
ただし、法事や葬儀の話をしていて、相手にも亡くなっていることが明らかな場合は、必ずしも late をつける必要はありません。
日常会話では my grandmother、少し丁寧な説明や文章では my late grandmother と使い分けるとよいでしょう。
誰の法事だったんですか?
亡き祖母のための法事でした。
8. pass away|亡くなる
pass away は、「亡くなる」を表す婉曲的な表現です。
My grandmother passed away ten years ago.
祖母は10年前に亡くなりました。
直接的な die よりも柔らかいため、家族や知人の死について話す場面でよく使われます。
自然に使うコツ
pass away は自動詞として使うため、受け身にはしません。
〇 My grandmother passed away.
祖母が亡くなりました。
× My grandmother was passed away.
また、出来事として客観的に説明するときは die も使われますが、会話で故人について丁寧に話すなら pass away が自然です。
おばあさまは、いつ亡くなったのですか?
祖母は15年ほど前に亡くなりました。
似た表現の使い分け
| 英語表現 | 意味・使う場面 |
|---|---|
| memorial service | 法事・故人を偲ぶための式 |
| memorial | 追悼行事や記念のものを幅広く表す |
| remember someone | 故人を偲ぶことを日常的に説明する |
| pay tribute to someone | 故人への敬意や感謝を改まって表す |
| the anniversary of someone’s passing | 命日について柔らかく伝える |
| family gathering | 家族や親戚が集まることを表す |
| family reunion | 久しぶりに親族が再会する集まり |
| late | 「亡き〜」「故〜」と丁寧に表す |
| pass away | 「亡くなる」の柔らかい表現 |
「法事」という日本語を一つの英単語だけで表そうとすると、本来伝えたいニュアンスが抜けることがあります。
儀式を伝えたいのか、命日なのか、故人を偲ぶことなのか、それとも親戚が集まることなのかを考えると、場面に合った自然な表現を選びやすくなります。
「法事」と関連表現の練習クイズ
ここまで学んだ表現を、クイズで確認してみましょう。
答えを見る前に、まずは自分で英文を声に出して考えてみてください。
第1問:もっとも自然な表現を選ぼう
「祖母の法事のために日本へ帰ります」を自然な英語で表しているものはどれでしょうか?
A. I’m going back to Japan for my grandmother’s funeral.
B. I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
C. I’m going back to Japan because my grandmother’s memorial service.
正解:B
I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service.
祖母の法事のために日本へ帰ります。
memorial service は、故人を偲ぶための式や法事を表します。
Aの funeral は「葬儀・お葬式」を指すため、亡くなってから何年か後に行われる法事には通常使いません。
Cは、because のあとに「主語+動詞」がないため不自然です。名詞を続ける場合は for を使います。
第2問:空欄に入る動詞を選ぼう
次の空欄に入る、もっとも自然な動詞を選んでください。
I’m going to ______ a memorial service this Sunday.
A. join
B. attend
C. enter
正解:B
I’m going to attend a memorial service this Sunday.
今週の日曜日に法事へ参列する予定です。
式典、会議、結婚式、法事などに「出席する」ときは、attend が自然です。
join は、人やグループ、活動に加わるときによく使います。
- attend a memorial service:法事に参列する
- attend a wedding:結婚式に出席する
- attend a meeting:会議に出席する
第3問:冠詞の間違いを直そう
次の英文には、細かな文法ミスがあります。自然な英文に直してください。
I attended memorial service for my grandfather.
正解:
I attended a memorial service for my grandfather.
祖父の法事に参列しました。
memorial service は数えられる名詞です。単数で使う場合は、基本的に a や the が必要です。
初めて話題に出す法事なので、ここでは a memorial service が自然です。
a memorial service を一つのかたまりとして覚えておくと、冠詞の抜けを防ぎやすくなります。
第4問:命日を柔らかく伝えよう
「今日は祖母の命日です」を、death を使わずに柔らかく表現してください。
正解例:
Today is the anniversary of my grandmother’s passing.
今日は祖母の命日です。
passing は「亡くなること」を遠回しに伝える、柔らかい表現です。
my grandmother’s death anniversary でも意味は伝わりますが、会話では the anniversary of my grandmother’s passing のほうが穏やかに聞こえます。
ただし、この表現が表すのは「命日」です。「法事」という行事を伝えたい場合は、memorial service を使いましょう。
第5問:family gatheringとfamily reunion
次の2つの場面に合う表現を、それぞれ選んでください。
A. family gathering
B. family reunion
- 普段から会う家族や親戚が食事のために集まる
- 離れて暮らす親族が久しぶりに集まる
正解:
- family gathering
- family reunion
family gathering は、家族や親戚の集まりを幅広く表す一般的な表現です。
family reunion は、普段なかなか会えない親族が久しぶりに再会するニュアンスを含みます。
法事について説明するなら、次のように使えます。
We’re having a family gathering after the memorial service.
法事のあとに、家族や親戚の集まりがあります。
The memorial service also feels like a family reunion.
その法事は、久しぶりの親戚の集まりのようにも感じます。
第6問:単語を並べ替えよう
次の単語を並べ替えて、「私たちは祖母を偲ぶために集まります」という英文を作ってください。
to / grandmother / get / remember / together / my / we
正解:
We get together to remember my grandmother.
私たちは祖母を偲ぶために集まります。
get together は「集まる」、to remember my grandmother は「祖母を偲ぶために」という意味です。
日本の法事を知らない相手には、単に memorial service と伝えるだけでなく、このように目的を説明すると分かりやすくなります。
第7問:間違いを修正しよう
次の英文の間違いを直してください。
My grandmother was passed away ten years ago.
正解:
My grandmother passed away ten years ago.
祖母は10年前に亡くなりました。
pass away は「亡くなる」という意味の自動詞です。そのため、be動詞+passed away の受け身にはしません。
- 〇 She passed away.
- × She was passed away.
pass away は die よりも柔らかく、家族や知人について話す場面でよく使われます。
第8問:lateを使って表現しよう
「亡き祖父の法事でした」を、late を使って英語にしてください。
正解例:
It was a memorial service for my late grandfather.
亡き祖父の法事でした。
人を表す名詞の前に late を置くと、「亡き〜」「故〜」という意味になります。
- my late grandfather:亡き祖父
- her late husband:彼女の亡き夫
ただし、すでに法事について話していて、亡くなっていることが文脈から明らかな場合は、単に my grandfather と言っても自然です。
第9問:場面に合う表現を選ぼう
追悼式で、故人への敬意や感謝を込めてスピーチをしたことを伝えたい場合、もっとも適切な表現はどれでしょうか?
A. pay tribute to
B. get together with
C. attend to
正解:A
My father gave a speech to pay tribute to my grandmother.
父は祖母に敬意を表するためにスピーチをしました。
pay tribute to someone は、「人に敬意を表する」「功績をたたえる」という意味です。
日常的に「故人を偲ぶ」と説明するなら remember someone、より改まった場面で敬意を表すなら pay tribute to someone が適しています。
第10問:自然な英文を作ろう
次の内容を英語で表現してください。
「祖母の命日なので、私たちは法事を行います」
正解例:
It’s the anniversary of my grandmother’s passing, so we’re having a memorial service.
祖母の命日なので、私たちは法事を行います。
この一文では、次の2つを区別して表しています。
- the anniversary of my grandmother’s passing:祖母の命日
- have a memorial service:法事を行う
「命日」と「法事」は同じ意味ではありません。命日は日付を表し、法事は故人を偲ぶための儀式や集まりを表します。
この違いを意識すると、状況に合った英語を選びやすくなります。
クイズのまとめ
「法事」に関する英語では、単語を一つ覚えるだけでなく、何を伝えたいのかを考えることが大切です。
- 法事・追悼式:memorial service
- 命日:the anniversary of someone’s passing
- 故人を偲ぶ:remember someone
- 故人に敬意を表す:pay tribute to someone
- 家族や親戚の集まり:family gathering
- 久しぶりの親族の集まり:family reunion
- 亡き〜:late
- 亡くなる:pass away
答えを読むだけで終わらせず、正解の英文を何度か声に出してみましょう。
実際の場面を想像しながらアウトプットすることで、知識として覚えた表現が、会話で使える英語へ変わっていきます。
よくある質問(FAQ)
Q. 法事は英語で何と言いますか?
A. 一般的には memorial service と表現します。日本の法事を説明するときに最も使いやすい言い方です。たとえば、I’m attending a memorial service for my grandmother. で「祖母の法事に参加します」と伝えられます。
Q. memorial serviceとはどういう意味ですか?
A. memorial service は、亡くなった人を偲ぶための式や集まりを意味します。日本語では「法事」「追悼式」に近い表現です。宗教的な儀式だけでなく、家族や親戚が故人を思い出す集まりにも使えます。
Q. 法事と葬式は英語でどう使い分けますか?
A. 葬式は funeral、亡くなってから時間が経ったあとの法事は memorial service が自然です。funeral は通常、亡くなった直後の葬儀を指すため、数年後の法事に使うと意味がズレることがあります。
Q. 「祖母の法事で帰国します」は英語で何と言いますか?
A. I’m going back to Japan for my grandmother’s memorial service. が自然です。for+名詞 で「〜のために」という目的を表せます。会話の流れで帰国先が分かっているなら、to Japan を省略しても大丈夫です。
Q. death anniversaryは法事という意味ですか?
A. death anniversary は主に「命日」を表し、法事そのものを意味するわけではありません。法事という行事を伝えたい場合は memorial service、命日を柔らかく伝える場合は the anniversary of someone’s passing が自然です。
Q. memorial serviceに参加するはjoinとattendのどちらですか?
A. 法事や式典に参加する場合は、attend a memorial service が自然です。join は人やグループ、活動に加わるときによく使います。結婚式や会議でも、attend a wedding、attend a meeting のように表現します。
Q. a memorial serviceとthe memorial serviceの違いは何ですか?
A. 初めて話題に出す法事には a memorial service、すでに相手も知っている特定の法事には the memorial service を使います。memorial service は数えられる名詞なので、単数なら冠詞を忘れないようにしましょう。
Q. 親戚が集まる法事は英語でどう説明しますか?
A. We’re having a family gathering for my grandmother’s memorial. と言えます。法事という儀式を強調するなら memorial service、親戚が集まる側面を伝えるなら family gathering を加えると、実際の雰囲気が伝わりやすくなります。
Q. family gatheringとfamily reunionの違いは何ですか?
A. family gathering は家族や親戚の集まり全般に使えます。一方、family reunion は、離れて暮らす親族が久しぶりに再会するニュアンスがあります。法事の場合は、まず memorial service と伝えてから補足するのが自然です。
Q. 通じるけれど不自然な英語を改善するにはどうすればいいですか?
A. まずは実際に話し、アウトプット→間違いに気づく→修正する→もう一度使うを繰り返すことが大切です。RYO英会話ジムでは、発言内容をその場で見える化し、細かなズレまで添削しながら「通じる英語」を「自然に使える英語」へ引き上げています。
まとめ
「法事」は英語で、一般的に memorial service と表現します。
ただし、実際の法事には「故人を偲ぶ儀式」だけでなく、家族や親戚が集まる機会という側面もあります。その場合は、family gathering や family reunion を加えると、より実際の雰囲気が伝わります。
また、death anniversary は「命日」、funeral は「葬儀」を表すため、法事とは意味が異なります。
大切なのは、単語を覚えるだけでなく、実際の会話で使ってみることです。
アウトプットする → 違和感やミスに気づく → 自然な表現へ修正する
この繰り返しによって、「知っている英語」が少しずつ「使える英語」へ変わっていきます。
RYO英会話ジムでは、発言内容をその場で見える化し、細かな間違いや不自然な表現まで丁寧に改善しています。








































