こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「get rid of」の意味は?
👉 「~を取り除く」「~を処分する」「~から解放される」 という意味です。
たとえばこんなふうに使います:
I need to get rid of these old clothes.
(この古い服を処分しないと。)
この表現は、物だけじゃなく、悩みやストレス、人間関係のわずらわしさにも使える、とても便利なフレーズです。
- 1 【失敗談】「Get rid of」を覚えたのに、使えなかった話
- 2 使いどころを知らないと、実践で使えない!
- 3 ✅あわせて読みたい関連記事
- 4 「Get rid of」の意味とその奥にある力とは?
- 5 「Get rid of」の基本的な意味
- 6 「Get rid of」の使い方・例文
- 7 まとめ:使いこなすと心もスッキリ!
- 8 「Get rid of」の発音をマスターしよう
- 9 コツ:リズムで覚える!
- 10 「get rid of」を自然に使うための会話例
- 11 まとめ:こんな時に「get rid of」が使える!
- 12 音声を聞いて練習しよう
- 13 📝「get rid of」理解度チェッククイズ
- 14 よくあるNG表現パターンとその改善ポイント
- 15 まとめ:意外と落とし穴が多い「get rid of」
- 16 「get rid of」に似た英語表現3選
- 17 まとめ:使い分けのポイント
- 18 ✅この記事のまとめ
【失敗談】「Get rid of」を覚えたのに、使えなかった話
英語を学んでいると、「意味は知ってるのに、実際の会話で使えなかった…」という経験、ありますよね。
私自身も、まさに 「get rid of」 でそんな体験をしたことがあります。
シチュエーション:海外のルームシェア先での出来事
オーストラリア留学中、シェアハウスで使っていたキッチンに、しばらく使っていない古いトースターがありました。ある日、ルームメイトにこう聞かれました。
“Do you think we should get rid of this?”
僕は「get rid of」の意味は知っていたので、「あ、取り除くってことか」とは理解できたんです。
でも、そのときの自分は「なんでそんな言い方するの?」って混乱して、反応が遅れてしまったんですね。
結局、「え?どういう意味?」って聞き返してしまい、ちょっと気まずい空気に…。
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使いどころを知らないと、実践で使えない!
このときの失敗で気づいたのは、
「意味を覚えているだけではダメ。どんな場面で使うかもセットで覚えないと、会話で自然に出てこない!」
ということでした。
それ以来、「get rid of」は、「いらなくなった物を捨てる」ときや「悩みや問題から解放されたい」ときに使うんだ、と具体的なシチュエーションごとに覚えるようにしています。
✅あわせて読みたい関連記事
「get rid of」と似た表現で、よりフォーマルな場面で使える単語に 「eliminate」 があります。
ビジネスシーンでの使い方やニュアンスの違いを知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください👇
👉 初心者でもわかる!ビジネス英単語「eliminate」の使い方
「Get rid of」の意味とその奥にある力とは?
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
英語の表現 「get rid of」 は、一見すると「取り除く」といったシンプルな意味に思えますが、実は日常会話からビジネス英語まで幅広く使える、とても便利なフレーズです。
このブログでは、「get rid of」の基本的な意味から、さまざまなシーンでの使い方、そしてこの表現がもたらす“心の解放”のような効果についても深掘りしていきます。
「Get rid of」の基本的な意味
「Get rid of」には以下のような意味があります:
- 〜を取り除く
- 〜を処分する
- 〜から解放される/免れる
この表現は、物やゴミなどの物理的なものだけでなく、悩みや問題、感情といった抽象的なものにも使えます。
「rid」の意味について
「get rid of」の中に含まれる 「rid」 は、実はそれ自体も動詞で、「取り除く」「清める」「解放する」といった意味があります。
ただし、現代英語では「rid」単独で使うことはあまり多くありません。ほとんどの場合、「get rid of」という形で使われるのが一般的です。
例:
“The city aims to rid the streets of crime.”
(その都市は犯罪を街から取り除くことを目指している。)
このように、「rid」は句動詞「get rid of」の一部として使われ、「不要なものを除去する動作」を表現する際に使われます。
「Get rid of」の使い方・例文
1. 物理的なものを取り除く場合
“We need to get rid of the old furniture before moving to the new house.”
(新しい家に引っ越す前に、古い家具を処分する必要があります。)
2. 問題や状況から解放される場合
“I finally got rid of my headache after taking some medicine.”
(薬を飲んだ後、ついに頭痛から解放されました。)
3. 不要な感情や考えを取り除く場合
“It’s time to get rid of all these negative thoughts.”
(これらのネガティブな考えをすべて取り除く時が来ました。)
まとめ:使いこなすと心もスッキリ!
「get rid of」は、ただの英単語の組み合わせではなく、「いらないものから自分を解放する」強い気持ちを表す表現でもあります。
もし、何か悩んでいたり、余計なものを手放したいとき、ぜひこのフレーズを使ってみてください。きっと英語の表現だけでなく、気持ちまで軽くなるはずです。
「Get rid of」の発音をマスターしよう
「get rid of」の発音は、ネイティブのように自然に話すために知っておきたいポイントがいくつかあります。
基本の発音(フォネティック表記)
/ɡɛt rɪd ʌv/
カタカナ表記にすると、「ゲット リッド オヴ」 です。
それぞれの単語の発音を見ていきましょう:
- get /ɡɛt/
→ 「ゲット」。g は柔らかく、「e」は短い「エ」の音になります。 - rid /rɪd/
→ 「リッド」。r は巻き舌ではなく、英語の標準的な「r」の音。「i」は短く「イ」と発音します。 - of /ʌv/
→ 「オヴ」または軽く「アヴ」。非常に弱く発音されることが多く、「オ」の音は「ア」に近く聞こえることがあります。
ネイティブが話すとどう聞こえる?
実際の会話になると、このフレーズはもっとスムーズにつながって、以下のように聞こえることが多いです。
「get rid uh」(ゲット・リダ)
つまり、「of」の音がとても軽くなり、「uh」のように弱く発音されるんです。
これは「リエゾン(音のつながり)」という英語のリズムの特徴で、ネイティブっぽさを出す大きなポイントです。
コツ:リズムで覚える!
ネイティブの発音を真似したいときは、単語ごとに区切るよりも、リズムで覚えるのがおすすめです。
例えば:
get rid of it → ゲッリダヴィッ(Get-rid-uh-vit)
こんなふうに、一つのフレーズとして丸ごと練習することで、自然な発音にぐっと近づけます。
「get rid of」を自然に使うための会話例
会話例①:引っ越し前の片付け
A: Are you keeping this old chair?
(この古い椅子、取っておく?)
B: Not really. I think we should get rid of it.
(いや、別にいらないかな。処分しようと思ってる。)
👉 コツ:
引っ越しや大掃除のときに「いらない物を捨てる」という文脈で使うのが自然。
“throw away” よりも少し丁寧な印象です。
会話例②:体調の悩みを話すとき
A: How’s your cold? You’ve had it for a week!
(風邪どう?もう1週間ぐらい引いてるよね?)
B: I know! I just can’t get rid of this cough.
(ほんとに!この咳が全然治らなくて。)
👉 コツ:
病気や体調の不調が「なかなか治らない」という時も使えます。
このように「手放したいけど、しつこく残ってる」ものにピッタリの表現です。
会話例③:感情やネガティブな考えに使う
A: I can’t stop thinking about that mistake I made.
(あの失敗のことが頭から離れないんだよね。)
B: You’ve got to get rid of those negative thoughts.
(ネガティブな考えは手放した方がいいよ。)
👉 コツ:
感情やストレス、悩みといった「心の中にある不要なもの」にも使えるのがポイント。
英語コーチングやカウンセリングの場面でもよく登場する言い回しです。
まとめ:こんな時に「get rid of」が使える!
✅ 不要な物を処分するとき
✅ 病気・不調を治したいとき
✅ ネガティブな感情・思考から解放されたいとき
✅ 問題やストレスを抱えているとき
こうしたシーンで「get rid of」が自然に使えるようになります。
使いたいシチュエーションをイメージしながら練習すると、会話でもスッと出てくるようになりますよ!
音声を聞いて練習しよう
母が使い捨ての割り箸を溜め込んでいて…
なかなか腹痛が治らなくて…
この薬で腹痛は治るよ。
問題をよく起こすメンバーの話をしていて…
彼をプロジェクトから外せるかな?
📝「get rid of」理解度チェッククイズ
【問題1】空欄に入るもっとも自然な英語表現はどれ?
I need to ________ these old clothes before I move out.
a) remove
b) get rid of
c) eliminate
d) dispose
この文の「古い服をどうにかしたい」という文脈では、「get rid of」がもっとも自然です。
「remove」は物理的にどかす、「eliminate」は問題や障害、「dispose」はよりフォーマルな廃棄処理のニュアンスになります。
【問題2】以下の文の意味にもっとも近いものを選びましょう。
I finally got rid of that annoying noise in my car.
a) 車に新しい機能をつけた
b) 車の中でうるさい音がなくなった
c) 車を手放した
d) 車を掃除した
「got rid of」は「取り除いた」「なくした」という意味で、ここでは「うるさい音を除去できた」ことを示しています。
【問題3】以下の「get rid of」の使い方として不自然な文はどれ?
a) I need to get rid of this old sofa.
b) She wants to get rid of her headache.
c) We got rid of the unnecessary files.
d) He got rid of his friend last week.
この表現は文法的には正しいですが、「友達を取り除いた」という表現は非常に冷たく・攻撃的に聞こえるため、一般的な会話では避けるべきです。
この場合は「He stopped seeing his friend.(友達との付き合いをやめた)」のような、よりソフトな表現を使うのが自然です。
よくあるNG表現パターンとその改善ポイント
❌ NG①:「throw」や「remove」との使い分けができていない
× I want to throw my stress.
(ストレスを“投げる”?)
👉 「throw」は物理的に投げる・捨てるという意味なので、「ストレス」などの抽象的なものには不自然です。
✅ 正しくは:
I want to get rid of my stress.
(ストレスを解消したい。)
❌ NG②:「get rid of」のあとの目的語を抜かしてしまう
× I need to get rid.
(“取り除く”だけで終わってる…?)
👉 「get rid of」は必ず“何を”取り除きたいのかを明確に言う必要がある句動詞です。
✅ 正しくは:
I need to get rid of these old documents.
(これらの古い書類を処分する必要があります。)
❌ NG③:「of」の発音が消えてしまう、または言いすぎる
× get rid(オブが抜けてる)
× get rid of(不自然に強調しすぎる)
👉 会話では「of」は弱く発音されるのが自然です。
ただし、省略してしまうと意味が通じなくなるので注意!
✅ コツ:
「get rid uh」くらいの軽さで言うとネイティブっぽくなります。
❌ NG④:目的語に人を使ってしまう
× I want to get rid of my boss.
(※文法的には合っていても、意味がキツくなりすぎるので注意!)
👉 この言い方だと、「上司を排除したい」というかなり過激な意味になります…。
✅ 自然な表現:
I want to get out of this stressful situation at work.
(職場のストレスの多い状況から抜け出したい。)
まとめ:意外と落とし穴が多い「get rid of」
「get rid of」は便利な表現ですが、以下のようなミスに注意しましょう:
- 抽象的な内容に「throw」を使ってしまう
- 「of」のあとの目的語を忘れる
- 発音を省略 or 強調しすぎる
- 人に対して不用意に使ってしまう
このあたりを意識すれば、より自然で伝わりやすい英語になりますよ!
「get rid of」に似た英語表現3選
「get rid of」と同じように「取り除く」や「処分する」意味を持つ英語表現は他にもいくつかあります。ここでは、意味の違いや使われる場面がわかりやすいように3つの類義語を紹介します。
① Eliminate:障害や問題を「排除する」
- 意味:排除する/除去する
- 使用例:We need to eliminate waste to improve efficiency.
- 和訳:私たちは効率を向上させるために無駄を排除する必要があります。
解説:
「eliminate」は、邪魔なもの・問題・無駄などを徹底的に取り除くときに使われます。
特にビジネスや科学の場面で使われることが多く、フォーマルな印象のある単語です。
② Dispose of:不要物を「適切に処分する」
- 意味:処分する/廃棄する
- 使用例:You should dispose of old electronics properly.
- 和訳:古い電子機器は適切に処分すべきです。
解説:
「dispose of」は、不要になった物をルールに従って処分するというニュアンス。
特に環境問題やリサイクル関連の文脈でよく使われ、形式的・丁寧な印象があります。
③ Remove:物理的・抽象的なものを「取り除く」
- 意味:取り除く/除去する
- 使用例:The workers removed the debris from the construction site.
- 和訳:労働者たちは建設現場から瓦礫を取り除いた。
解説:
「remove」は、ある場所から何かを移動・除去するという意味で、非常に汎用性が高い単語です。
物理的な物だけでなく、感情・障害・制限などにも使えるため、使える場面が幅広いのが特徴です。
まとめ:使い分けのポイント
表現 | ニュアンス | よく使われる場面 |
---|---|---|
get rid of | カジュアルに「捨てる・解放される」 | 日常会話、感情や状況の話など |
eliminate | 効率や目的達成のための「排除」 | ビジネス、科学、問題解決の場面 |
dispose of | 正しくルールに従って「処分する」 | ゴミ処理、環境、公式な場面 |
remove | 物理的・抽象的な「取り除く」 | 一般的な場面全般 |
それぞれの表現が持つニュアンスを理解して、文脈に合った使い分けができるようになれば、英語表現の幅がぐっと広がります!
✅この記事のまとめ
- 「get rid of」は、「取り除く」「処分する」「解放される」など、日常でもビジネスでもよく使われる便利な表現。
- 物理的なもの(例:古い家具)から、抽象的なもの(例:ストレス、悩み)まで幅広く使える。
- 発音のポイントは「of」を弱く「uh」と言うこと。「ゲッリダ」のようにスムーズに言うとネイティブっぽくなる。
- よくあるミスには、「目的語を省略する」「人に対して不用意に使う」「throwやremoveとの混同」などがある。
- 類似表現には 「eliminate」「dispose of」「remove」 があり、文脈によって使い分けることが大切。
- 会話やクイズを通して、「いつ・どう使うのか」をイメージできるようにするのが上達のコツ!
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