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“die”と“pass away”の違い、ちゃんと使い分けできてる?丁寧に伝える英語の表現ガイド

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務し、2019年にRYO英会話ジムを起業。KLab株式会社で翻訳・通訳を経験後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を担当。株式会社Alueでは三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

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【実話に学ぶ】お葬式で“die”を使ってしまった失敗談

英語学習をしていると、「意味は合ってるのに、なんだか失礼に聞こえてしまった…」という経験、ありますよね。
実は僕自身、あるお葬式の場面で“die”を使ってしまって、あとで冷や汗をかいた経験があります。

海外の友人のお父さんが亡くなったとき…

数年前、あるアメリカ人の友人から「父が亡くなった」と聞きました。
そのとき、僕はこう言ってしまったんです。

“I’m sorry to hear that your father died.”

言っている内容は正しいし、間違ってはいないんですが……
相手の表情が少し固まって、その場の空気が一瞬重くなってしまいました。

あとで別のネイティブの友人にこっそり聞いたところ、
「“died”はちょっと冷たく聞こえるから、“passed away”の方がやさしいよ」と教えてもらったんです。

学んだこと:意味だけでなく「響き」も大切

この経験から僕が学んだのは、
「意味が合っていればOK」ではなく、「どう伝わるか」まで気を配ることの大切さです。

“pass away”には、相手の気持ちに寄り添うやさしさがある。
だからこそ、特にデリケートな話題では、“pass away”を使うのがマナーなんです。

もし同じ状況ならこう言おう!

正しい&やさしい言い方
“I’m so sorry to hear that your father passed away.”
(お父さまが亡くなられたと聞いて、本当に残念です)

これだけで、英語力だけでなく“思いやり”も伝わる表現になります。


この失敗のおかげで、英語の使い方に対して以前よりも「文化」や「気持ち」を意識できるようになりました。

 

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英語で「死」をどう表現する?“die”と“pass away”の違いとは?

こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。

英語で「死」を表現する際に、よく使われるのが “die”“pass away” の2つ。でも、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか?
この記事では、それぞれの表現の使い方と、使うべき場面についてわかりやすく解説していきます。

 

“pass away”は丁寧な言い方

柔らかく伝えたいときに使う

「〜が亡くなる」と英語で丁寧に伝えたいときは、“〜 passed away.” を使います。
“die”も“pass away”も意味は同じですが、“die”は少しストレートで生々しい印象を与えます。

たとえば日本語でも、
「祖父が死んだ」より「祖父が亡くなった」の方が、やわらかく、丁寧に感じますよね?
英語でも同じ感覚です。

お葬式では“pass away”一択!

英語圏のマナーとして知っておこう

お葬式や故人について話すときは、100% “pass away”を使いましょう。
“die”はストレートすぎて、冷たい印象を与えてしまうため、フォーマルな場では避けられます。

もし海外や外国人の友人の葬儀に参加する場合も、“pass away”を使うのがマナーです。

新聞では“die”が使われやすい理由

ニュースや記事では、“die”の方がよく使われる傾向があります。
その理由はシンプルで、字数が短くて済むからです。もちろん“pass away”も見られますが、報道文では簡潔さが重視されます。

宗教的な表現:“went to live with God”

心を和らげる優しい言い回し

特にキリスト教文化では、“pass away”や“die”の代わりに、
“went to live with God(神と共に暮らすようになった)”
“went to live with angels(天使たちと共に暮らすようになった)”
といった表現が使われることがあります。

Googleで “went to live with God” を検索すると、約180万件もヒット。
それだけ、多くの人が使っている表現ということですね。

「健在です」は英語でどう言う?

“still around”を使おう

「〜は健在です」と言いたいとき、“〜 is still alive.” はちょっと不自然。
自然な表現は、“〜 is still around.” です。

疑問文で使うなら、
“Is 〜 still around?”(〜はまだご健在ですか?)
という風に言えばOKです。

“die”と“pass away”の使い分けまとめ

表現 ニュアンス よく使われる場面 例文
die 直接的・事実を伝える ニュース、カジュアルな会話 He died in a car accident.(彼は交通事故で亡くなった)
pass away 丁寧・感情に配慮した表現 お葬式、フォーマルな場、優しい伝え方をしたい時 She passed away peacefully.(彼女は穏やかにこの世を去った)

どちらも「死ぬ」という意味ですが、使う場面や相手への気遣いによって使い分けることが大切です。

 

会話例①:「訃報を伝える」

※丁寧に伝えたい場合は “pass away” を使うのが基本です。

A: I heard your grandmother passed away. I’m really sorry to hear that.
B: Thank you. She passed away peacefully in her sleep last weekend.

A: おばあさまが亡くなられたと聞きました。心よりお悔やみ申し上げます。
B: ありがとうございます。先週末、眠るように穏やかに旅立ちました。

コツ:
“passed away peacefully” のように、やさしい言い回しを加えると、より思いやりのある表現になります。

会話例②:「死因を伝えるニュース風の言い方」

※事実をはっきり伝えたいときは “die” を使います。

A: Did you hear about the actor who died in the car accident?
B: Yeah, it was all over the news this morning.

A: あの俳優が交通事故で亡くなったって聞いた?
B: うん、今朝ニュースで大きく報道されてたよ。

コツ:
“die”は感情よりも事実を伝えるときに使うと自然です。ニュース・事故・戦争などの文脈でよく登場します。

会話例③:「宗教的な背景を持つ表現」

A: My aunt went to live with God last night.
B: I’m so sorry. She was a wonderful person.

A: 昨晩、叔母が神さまのもとへ旅立ちました。
B: 本当に残念です。素敵な方でしたね。

コツ:
宗教的な背景がある人には、“went to live with God” のようなやさしく包み込む表現が好まれます。
※日本人同士の会話では無理に使う必要はありませんが、海外のクリスチャンとの会話で自然に使われます。

会話例④:「健在かどうか確認する」

A: Is your grandfather still around?
B: Yes, he’s 92 now and still very active!

A: おじいさんはご健在ですか?
B: はい、今92歳ですが、まだとても元気ですよ!

コツ:
“Is he still alive?” も意味は通じますが、少しストレートで冷たい印象になる場合も。
“still around” のほうが、やわらかく聞こえるのでおすすめです。

まとめ:自然に使い分けるポイント

シチュエーション 自然な英語表現 補足
丁寧に伝えるとき pass away 思いやりが伝わる。フォーマルな場で使う。
事実として伝えるとき die ニュースや事故の話題など。
宗教的な言い回し went to live with God クリスチャン文化で使われる。やさしい響き。
健在か尋ねるとき still around カジュアルで、丁寧な聞き方。

 

音声を聞く

まずは二人の会話を見てみましょう。

友人へ…

アイヴァン
I’ve got a funeral to attend this weekend. The father of my friend passed away last night.
今週末葬式に出席してくるね。友達のお父さんが昨夜亡くなったんだ。
リョウ
Okay. I’m sorry to hear that.
わかった。それはお気の毒だね。

 

 

よくあるNG表現パターン(日本人がしがちなミス)

❌ “He is died.”

文法ミス

これはとてもよくある間違いです。
“die” は 動詞なので、正しくは次のように表現します。

正しくは:
He died.(彼は亡くなりました)
または
He has died.(彼は亡くなったところです)

“died” は過去形であって形容詞ではないため、“is died”とは言いません。

❌ “He passed away yesterday night.”

不自然な時刻表現

“yesterday night” という表現は、ネイティブはほぼ使いません

正しくは:
He passed away last night.(昨夜亡くなりました)

“yesterday night” は文法的に間違いではありませんが、自然な英語ではないので避けましょう。

❌ “I’m sorry your father died.”

丁寧さが足りない

この表現は意味的にはOKですが、感情に配慮が足りなく聞こえる可能性があります。

正しくは:
I’m so sorry to hear that your father passed away.
(お父さまが亡くなられたと聞き、心よりお悔やみ申し上げます)

“pass away” を使い、丁寧なクッション言葉を加えると、思いやりがしっかり伝わります。

❌ “She is still alive, right?”(ご健在ですか?)

ちょっと直接的で失礼に感じる可能性あり

“alive” 自体は間違いではありませんが、少し冷たく、ストレートすぎる表現に感じられることがあります。

正しくは:
Is she still around?(彼女はご健在ですか?)

“still around” は柔らかくて自然な言い方なので、フォーマル・カジュアルどちらでも使えます。

まとめ:避けたいNG表現リスト

❌NG表現 ✅自然な英語 理由・解説
He is died. He died. / He has died. “died”は動詞、形容詞じゃない!
yesterday night last night ネイティブは使わない不自然な表現
I’m sorry your father died. I’m so sorry to hear that your father passed away. 丁寧さ・思いやりに欠ける
Is she still alive? Is she still around? やや直接的すぎる印象になる

こうしたちょっとした表現の違いが、「英語力+人間力」に差をつけます

 

類似表現:死をやわらかく・比喩的に伝える英語フレーズ

“Kick the bucket”

意味: 非公式でユーモラスな表現。「死ぬ」のくだけた言い方。
使用シーン: 日常会話、ジョーク、親しい間柄での軽い会話。
例文:

  • He finally kicked the bucket at 95.
    (彼はついに95歳でバケツを蹴った=亡くなった。)

❗注意:フォーマルな場やお葬式ではNG。冗談っぽく聞こえるので慎重に。

“Departed”

意味: フォーマルな表現で、「亡くなった人」「故人」を指す。
使用シーン: 追悼文、スピーチ、新聞の死亡記事など。
例文:

  • The departed was a well-respected man in the community.
    (故人は地域で尊敬される人物でした。)

✅“the departed(故人)”は、敬意をこめて言いたいときにぴったり。

“Go to a better place”

意味: より抽象的で感情に寄り添った表現。「もっと良い場所へ行く」というやわらかい言い回し。
使用シーン: 宗教的なニュアンスがある場、感情的な配慮が必要な時。
例文:

  • She has gone to a better place.
    (彼女はもっと良い場所へ旅立ちました。)

🙏 相手の宗教観に配慮しつつ、やさしく伝えたいときに有効な表現

関連語彙:死に関する英語の基本単語

Funeral(葬儀)

  • We attended his funeral last week.
    (先週、彼の葬儀に参列しました。)

✅ “funeral”は一般的でフォーマルな単語。ビジネスメールでも使用可。

Condolences(哀悼の意)

  • I offer my deepest condolences.
    (心から哀悼の意を表します。)

✅ 手紙やメールでよく使われる表現。“my condolences”だけでもOK。

Bereaved(遺族)

  • The bereaved family received many messages of support.
    (遺族は多くの支援メッセージを受け取りました。)

✅「bereaved family」で“遺族”の意味。フォーマルな場で多用されます。

まとめ:TPOで言葉を使い分けよう

表現 種類 ニュアンス 使用場面
Kick the bucket インフォーマル ユーモラス・軽い 親しい人との会話、ジョーク
Departed フォーマル 敬意・追悼 式典・追悼文・スピーチ
Go to a better place 優しい言い回し 宗教的・感情的 敬意を込めて話すとき

 

✅ “die”と“pass away”の使い分けクイズ(全5問)

Q1. 以下の文の空欄に適切な英語を入れてください:

My grandmother ________ last night in her sleep.

  • A. died
  • B. passed away
正解:B. passed away
➡ この文は「眠っている間に亡くなった」とやさしく伝えているので、“passed away”が自然です。
“died”も文法的には正しいですが、感情的な配慮が必要な場面では“passed away”を選ぶのがベター。

Q2. お葬式で適切な英語表現はどれ?

  • A. I heard he kicked the bucket.
  • B. I heard he passed away.
  • C. I heard he died.
正解:B. I heard he passed away.
➡ お葬式やフォーマルな場面では“passed away”を使うのがマナーです。
“A”はカジュアルすぎて不適切。“C”も意味は合っていますが、冷たく聞こえる可能性があります。

Q3. 「彼は昨日亡くなった」と言いたいとき、最も自然な言い方は?

  • A. He passed away yesterday night.
  • B. He passed away last night.
  • C. He died in yesterday.
正解:B. He passed away last night.
➡ “yesterday night”は不自然で、ネイティブは通常使いません。
また、“died in yesterday”も文法的に間違い。“last night”が正しい言い方です。

Q4. 「彼女はまだご健在ですか?」自然な英語表現は?

  • A. Is she still alive?
  • B. Is she still around?
  • C. Does she still live?
正解:B. Is she still around?
➡ “still around” はやわらかく丁寧な表現で、ご健在かどうか尋ねる時によく使われます。
“A”も意味は通じますが、やや直接的で冷たい印象を与えることがあります。

Q5. 次の中で、ユーモラスな意味を持つ死の表現はどれ?

  • A. departed
  • B. kick the bucket
  • C. go to a better place
正解:B. kick the bucket
➡ “kick the bucket”はカジュアルでジョークのような表現。
“A”と“C”はそれぞれフォーマル感情に配慮した表現です。

 

🌸この記事のまとめ:英語で「死」をどう表現する?

  • “die”“pass away” はどちらも「死ぬ」という意味だが、使う場面や印象が異なる
  • “die”直接的で事実を伝える表現。ニュースやカジュアルな会話で使われる。
  • “pass away”丁寧でやわらかい表現。お葬式やフォーマルな場、感情に配慮したいときに使う。
  • “still around” は「ご健在ですか?」の自然な言い方。
  • 間違えやすいNG例としては、
    ❌ “He is died.”
    ❌ “yesterday night” などがある。
  • 他にも “kick the bucket(くだけた言い方)”、
    “departed(故人)”、
    “go to a better place(やさしい表現)”
    など、TPOに応じた表現がある。

💡ポイントは「意味」だけでなく、「どんな気持ちでどう伝えるか」まで考えること。
英語でも思いやりのある表現を心がけて、相手に寄り添えるコミュニケーションを目指しましょう!

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