こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「Can’t complain.」は日常会話でよく耳にするフレーズです。この表現は、状況が完璧ではないかもしれないが、大きな問題もなく、概ね満足しているという意味を込めて用いられます。それではまいりましょう。
目次
使う場面
このフレーズは主に次のような場面で使われます:
状況への満足度を問われた時
誰かに「最近どう?」と聞かれた際に、特に不満もなければ、特別な良いニュースもない場合に使う。
軽い苦情を言いつつも、全体的には満足している時
小さな問題はあるものの、全体としては問題ないという状況を示す時。
例文
友人と久々に会い…
悪くないよ。
同僚へ…
まぁまぁかな。
同業者へ…
ビジネスはどうだい?
ぼちぼちですな。
友人へ…
調子はどう?
いつも通りだよ。
- “How’s work going?” “Can’t complain. It’s been busy, but rewarding.”
「仕事はどう?」 「文句なし。忙しいけど、やりがいはあるよ。」 - “How was your trip to Spain?” “Can’t complain. Had a bit of rain, but the rest was fantastic.”
「スペイン旅行はどうだった?」 「悪くなかったよ。少し雨が降ったけど、他は素晴らしかった。」 - “How are you feeling these days?” “Can’t complain. Could be better, could be worse.”
「最近、調子はどう?」 「文句はないよ。もっと良くも悪くもなり得るけどね。」
“Can’t complain”は、「まぁまぁかな」や「悪くない」、「いつも通り」という意味で、”How are you?”や”How have you been?”など出会い際の挨拶表現の返答として特に文句を言うほど目立った問題はなくいつも通りなときによく使われるカジュアルな英語表現です。主語の”I”は省略されていますが、”I can’t complain”と言ってもよいですし、
また”Nothing to complain about”と言うこともできます。ちなみによく混同してしまいがちな“complaint”は名詞で「文句」という意味ですよ。名詞の場合は語尾に”t”がつくということを覚えておきましょう。
「complain」と「Complaint」の違いは?
英語で「complain」と「complaint」の違いは、主に品詞とその使用方法にあります。
complain
「complain」は動詞で、「不満を言う」、「文句を言う」または「苦情を言う」という意味があります。何かについて不満や不快を感じた時、その状況や問題について口に出して言及する行為を指します。
例文: “He often complains about the noise in the city.”(彼はよく都市の騒音について文句を言う。)
complaint
「complaint」は名詞で、「苦情」、「不満」、または「文句」という意味があります。これは、不満や不快の具体的な内容や、その不満を表明する公式の申し立てや報告を指します。
例文: “I have a complaint about the service at the restaurant.”(私はそのレストランのサービスについて苦情がある。)
要するに、「complain」は不満を表明する行為を指し、「complaint」はその不満の内容や公式の申し立て自体を指します。
似たような表現
I’ve seen worse.
例文: “How did you find the condition of the hotel?” “I’ve seen worse. It was quite clean, actually.”「ホテルの状態はどうだった?」 「もっと悪いところも見たことあるよ。実際、かなり清潔だった。」
解説: この表現は、直面している状況が理想的ではないかもしれないが、過去にもっと悪い経験をしたことがあるため、それほど不満に感じていないという意味合いで使います。比較的ポジティブな視点から物事を見る態度を示します。
All good.
例文: “Sorry for the delay in getting back to you.” “All good, I wasn’t in a rush.”「返信が遅れてごめんなさい。」 「全然大丈夫、急いでなかったから。」
解説: 「All good」は、問題が全くないこと、あるいは何かについて気にしていないことを示します。この例文では、相手の遅延に対して理解を示し、それが問題でないことを伝えています。
No big deal.
例文: “I accidentally spilled some water, sorry.” “No big deal, it’s just water.”「うっかり水をこぼしちゃった、ごめんね。」「大したことないよ、ただの水だから。」
解説: 「No big deal」は、何かが起こったとしても、それが大きな問題ではないという態度を示します。このフレーズは、相手を安心させたり、小さなミスや問題を軽減する際に使われます。
関連する語彙
Content
(満足している): “Despite the challenges, I’m pretty content with how things are going.”
「困難にも関わらず、物事の進行にかなり満足しています。」
Satisfactory
(満足のいく): “The results were not outstanding, but they were satisfactory.”
「結果は抜群ではなかったが、満足のいくものだった。」
押さえておきたいポイント
「Can’t complain.」は比較的ポジティブなニュアンスを持つ表現です。不満が全くないわけではないが、全体的には満足しているという態度をうまく伝えることができます。日常会話でこのフレーズを使うことで、謙虚さやポジティブな態度を示すことができます。
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最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。以上が”Can’t complain”の意味とその使い方でした。それではSee you around!
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