こんにちは、RYO英会話ジムです。
「as a matter of fact」は「実を言うと」「実際には」という意味で、会話の中で事実を強調したいときに使います。
✅ 即答例文:
- As a matter of fact, I have never been to Paris.
(実を言うと、パリに行ったことがありません。) - As a matter of fact, it’s my birthday today.
(実は、今日は私の誕生日なんです。)
このように、相手の予想や思い込みを訂正したり、新しい事実を伝えるときにとても便利な表現です。
それでは、使い方のコツや注意点をさらに詳しく見ていきましょう!
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「実は〜」と言いたいときに便利な actually の使い方についても解説しています。
「as a matter of fact」との違いを知っておくと、さらに表現の幅が広がりますよ。
- 1 学習の失敗エピソード:映画で「as a matter of fact」が聞き取れなかった
- 2 「as a matter of fact」の意味
- 3 「as a matter of fact」の使い方
- 4 シーン別英会話:日常で「as a matter of fact」を使う
- 5 自然に使うためのコツまとめ
- 6 音声を聞いて練習しよう
- 7 実践で伸ばすなら:RYO英会話ジムの学び方
- 8 よくあるNG表現パターン
- 9 まとめ
- 10 似た英語表現と関連語彙
- 11 自然に使うためのポイント
- 12 練習用クイズ
- 13 よくある質問(FAQ)
- 13.1 Q. 「as a matter of fact」とはどういう意味ですか?
- 13.2 Q. 「as a matter of fact」の正しい使い方は?
- 13.3 Q. 「as a matter of fact」と「in fact」の違いは?
- 13.4 Q. 「as a matter of fact」と「actually」はどう違う?
- 13.5 Q. 「as a matter of fact」を使うときに冠詞は必要ですか?
- 13.6 Q. 日本人がよくする「as a matter of fact」の間違いは?
- 13.7 Q. 「as a matter of fact」の発音のコツは?
- 13.8 Q. ビジネス英語で「as a matter of fact」は使える?
- 13.9 Q. 「to tell the truth」「indeed」「frankly」とはどう違う?
- 13.10 Q. アウトプットの練習で「as a matter of fact」を身につけるには?
- 14 まとめ
学習の失敗エピソード:映画で「as a matter of fact」が聞き取れなかった
失敗談:ネイティブの速さに全くついていけなかった
僕自身、映画を観ているときに “as a matter of fact” が何度も出てきたのですが、当時は「matter of」があまりにも速すぎて、まったく聞き取れませんでした。
何度も「え、今なんて言った?」と巻き戻したのを覚えています。頭の中では知っているはずの表現なのに、耳がついていかず、正直かなり落ち込みました。
共感ポイント
きっと多くの人も同じ経験をしていると思います。テキストや単語帳で覚えた表現が、実際の会話や映画になると 一気にスピードアップして聞こえない。これは英語学習者なら一度はぶつかる壁ですよね。
克服のコツ(Tips)
僕が実際に乗り越えた方法をシェアします。
- 音のつながりに慣れる
「as a matter of fact」は、ネイティブの発音だと
→ azamada’rafact
のように一気に繋がります。まずは自分で真似して声に出して練習することで、「知識」から「耳と口に馴染んだ表現」へ変わりました。 - シャドーイングで耳を鍛える
好きな映画やドラマのシーンを切り取って、ひたすらリピート。特に「matter of」の部分を意識して、スピードに慣れるようにしました。 - 短く区切って練習する
最初は as a → matter of → fact と分けて発音し、だんだんとスピードを上げて繋げていく。これで「速い英語も怖くない」という感覚がついてきました。
👉 このように、失敗から学んだコツを実践していくと「聞こえなかった表現」が いつの間にか自然に耳に入ってくる ようになります。
次は「as a matter of fact」をどう使い分けると自然に聞こえるのか、さらに掘り下げて見ていきましょう。
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「as a matter of fact」の意味
基本的な意味
「as a matter of fact」=「実を言うと」「実際のところ」
会話の中で 事実を強調する ときに使います。
日本語でいう「実はね…」「本当のところ…」に近いニュアンスです。
- As a matter of fact, I don’t like coffee.
(実を言うと、コーヒーは好きじゃないんです。)
このように、自分の考えや新しい情報を相手に伝えるときに便利な表現です。
ニュアンス
- 事実を裏付ける …「根拠があるよ」という強調
- 予想外のことを伝える …相手の思い込みを訂正
- 会話をスムーズに展開 …「実は〜」で情報を付け足す
「as a matter of fact」の使い方
1. 新しい情報を強調するとき
自分だけが知っている事実や、相手が知らない情報を伝えるとき。
- As a matter of fact, he used to live in New York.
(実は、彼はニューヨークに住んでいたんです。)
2. 誤解を正すとき
相手の勘違いや予想に対して、本当のことを伝えるとき。
- A: I thought you didn’t like sushi.
- B: As a matter of fact, it’s my favorite food.
(A: 君は寿司が嫌いだと思ってたよ。
B: 実は、寿司は一番好きな食べ物なんだ。)
3. 会話に自然なつなぎを入れるとき
「ちなみに」ではなく、ちょっと意外な情報 を添えるニュアンスで。
- As a matter of fact, you are the first customer today.
(実は、今日はあなたが最初のお客さんなんです。)
シーン別英会話:日常で「as a matter of fact」を使う
シーン1:カフェでの雑談
A: Have you ever tried the new coffee shop down the street?
(あの通りにできた新しいカフェに行ったことある?)
B: As a matter of fact, I went there yesterday.
(実は、昨日行ってきたんだよ。)
👉 コツ:新しい情報や意外な事実を伝えるときに自然に使えます。
シーン2:誤解を訂正するとき
A: You don’t like spicy food, right?
(君って辛い食べ物苦手でしょ?)
B: As a matter of fact, I love it!
(実は、大好きなんだよ!)
👉 コツ:相手の思い込みをやさしく修正するときに便利。
シーン3:仕事の会話で
A: Do you know anyone who can speak French in our team?
(チームにフランス語を話せる人っている?)
B: As a matter of fact, Tom lived in Paris for five years.
(実は、トムがパリに5年間住んでたんだ。)
👉 コツ:ビジネスシーンでも、意外な強みや事実を紹介するときに使える。
シーン4:映画でのシーンを想定して
A: You seem nervous. Is everything okay?
(緊張してるみたい。大丈夫?)
B: As a matter of fact, it’s my first time on stage.
(実は、ステージに立つのは今日が初めてなんだ。)
👉 コツ:感情や状況を打ち明けるときにも自然にマッチします。
自然に使うためのコツまとめ
- 「実は〜」と日本語で言いたくなる場面で思い出す。
- 誤解訂正・意外なニュース・新しい事実 の3つが出番。
- スピードに慣れるために「azamada’rafact」と一息で言う練習をすると、映画やネイティブの会話でも聞き取りやすくなる。
音声を聞いて練習しよう
新しくできたお店に入って…
実は、あなたが一人目ですよ。
いつもより早く帰る同僚に….
今日は早く帰宅するんだね。
実は、今日私の誕生日なんだ。
いつも冷たい同僚についてお話していて….
俺のこと好きじゃないんだよたぶん。
実践で伸ばすなら:RYO英会話ジムの学び方
英語を「知っている」から「使える」に変えるには、アウトプットの練習と、その場でのフィードバック が欠かせません。多くの方が「間違えるのが怖い」と感じますが、実は 間違えた瞬間こそ最大の学びのチャンス。その経験をどう改善するかで、英語力の伸び方は大きく変わります。
実際にレッスンを受けた生徒さんからも、こんな声をいただいています。
- 「間違いを指摘されるだけでなく、どう直せばもっと自然に伝わるかを一緒に考えてもらえた。英語を話すことに前向きになれた。」
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このように「自分の課題を具体的に理解し、改善方法まで見える化」することで、ただ知識を増やすのではなく 会話力を伸ばす実感 を得られます。
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もし「英語を話せるようになりたいけど、今の勉強法に手応えがない」と感じているなら、ぜひ一度体験してみてください。
よくあるNG表現パターン
1. 使う場面を間違える
NG例:
A: How was your day?
B: As a matter of fact, I like pizza.
(A: 今日どうだった?
B: 実は、ピザが好きなんだ。)
👉 「日常の出来事」と関係のない情報を出してしまい、不自然な会話に。
このフレーズは「新しい事実」や「相手の誤解を訂正する」場面で使うのが自然です。
2. カタカナ発音になる
NG発音:「アズ ア マター オブ ファクト」
👉 不自然で伝わりにくく、ネイティブには聞き取ってもらえないことも。
正しい発音のポイント:
- 速くつなげて「アズァマダラファクト」に近い音になる。
- matter of の部分が特に崩れて「マダラ」っぽく聞こえる。
3. 冠詞が抜ける
NG例:
❌ As matter of fact, I have never been there.
👉 “a” が抜けると不自然で文法的に間違い。
正しい例:
✅ As a matter of fact, I have never been there.
👉 「a」を忘れずに入れることで自然で正しい表現になります。
まとめ
- 場面選び:強調・訂正・意外な事実で使う
- 発音:カタカナではなく、英語の音のつながりを意識
- 冠詞:「a」を必ず忘れない
👉 こうしたNGを避ければ、「as a matter of fact」を自然に使えるようになり、会話の幅がぐっと広がります。
似た英語表現と関連語彙
1. In fact
意味:実際には、事実として
コツ:論理的に説明を補足したいとき、書き言葉やフォーマルな場面で使いやすい。
会話例
A: I heard the project will take months.
(プロジェクトは数か月かかると聞いたよ。)
B: In fact, it was finished last week.
(実際には、先週もう終わったんだよ。)
2. Actually
意味:実は、(意外にも)
コツ:誤解を訂正したり、相手の予想と違う事実を伝えるときに便利。カジュアルな会話でよく使う。
会話例
A: So, it’s your first time here?
(ここは初めてなんだよね?)
B: Actually, I came here once last year.
(実は、去年一度来たことがあるんだ。)
3. To tell the truth
意味:正直に言うと
コツ:自分の気持ちを率直に打ち明けたいときに使う。ややフォーマルだが、日常会話でも自然。
会話例
A: How’s your new job going?
(新しい仕事はどう?)
B: To tell the truth, I’m still struggling with the workload.
(正直に言うと、まだ仕事量に苦労しているんだ。)
4. Indeed
意味:確かに、実に
コツ:強調したいときや相手に同意するときに使う。フォーマル寄り。
会話例
A: She is very talented.
(彼女は本当に才能があるね。)
B: Indeed, she is one of the best in the team.
(確かに、彼女はチームでもトップクラスだよ。)
5. Frankly
意味:率直に言えば
コツ:相手に遠慮せず、自分の正直な意見を言うときに使う。批判や提案をするときに便利。
会話例
A: What do you think of the current strategy?
(今の戦略についてどう思う?)
B: Frankly, I think we need to start over.
(率直に言うと、最初からやり直す必要があると思う。)
自然に使うためのポイント
- 場面で使い分ける:「in fact」はフォーマル、「actually」はカジュアル、「to tell the truth」は感情的に。
- イントネーションに注意:特に「actually」は、強く言うと「いやいや、違うんだよ」という訂正感が強まる。
- 日本語の「実は」をそのまま当てはめず、相手の文脈に応じて使う と自然になる。
練習用クイズ
Q1. 誤解を訂正するときに最も自然なのはどれ?
A: You don’t like coffee, right?
B: ( ) , I drink it every morning.
- As a matter of fact
- Indeed
- To tell the truth
「相手の誤解を訂正する」場面なので As a matter of fact が自然です。
Indeed は同意、To tell the truth は自己開示に使うため、この文脈には合いません。
Q2. 論理的に事実を補足したいときに使う表現は?
The project seems difficult. ( ), we already solved the hardest part.
- In fact
- Actually
- Frankly
In fact は「実際には」「事実として」という意味で、論理的に補足する時に使うのが自然です。
Actually は訂正寄り、Frankly は率直な意見を述べる時に使います。
Q3. 自分の気持ちを率直に打ち明けたいときは?
( ), I’m not confident about my presentation tomorrow.
- To tell the truth
- As a matter of fact
- Indeed
To tell the truth は「正直に言うと」と自分の気持ちや弱さを打ち明けるときに自然。
As a matter of fact は事実を強調する場面で使います。
Q4. 強調して「確かにそうだ」と同意したいときは?
A: She is very talented.
B: ( ), she is the best in our department.
- Indeed
- Actually
- To tell the truth
相手の意見に強く同意して「確かに!」と言うときに Indeed が最適です。
Actually は逆に訂正のニュアンスが出てしまうので不自然です。
Q5. 相手に遠慮せず、自分の率直な意見を伝えるときは?
( ), I think this plan won’t work.
- Frankly
- As a matter of fact
- In fact
Frankly は「率直に言えば」というニュアンスで、批判や改善提案をストレートに伝えるときに自然です。
As a matter of fact は事実強調、In fact は補足なのでここでは不適切。
よくある質問(FAQ)
Q. 「as a matter of fact」とはどういう意味ですか?
A. 「as a matter of fact」 は「実を言うと」「実際のところ」という意味です。相手の誤解を訂正したり、意外な事実を伝えたりするときに使います。日本語の「実はね」に近く、会話を自然につなげる役割もあります。
Q. 「as a matter of fact」の正しい使い方は?
A. 「as a matter of fact」 は、事実を強調したり新しい情報を伝える場面で使います。たとえば「実は今日が誕生日なんです」と言いたいときに自然に使えます。単なる「ちなみに」と同じ使い方は不自然なので注意しましょう。
Q. 「as a matter of fact」と「in fact」の違いは?
A. 「as a matter of fact」 は会話的でカジュアル、一方 「in fact」 は論理的でフォーマルな場面でもよく使われます。友達との会話なら前者、ビジネス文書やスピーチなら後者が自然です。
Q. 「as a matter of fact」と「actually」はどう違う?
A. 「actually」 は誤解を訂正するときに多く使われ、「実はそうじゃなくて…」というニュアンスになります。「as a matter of fact」 は相手に新しい事実を伝えたり意外性を強調するのに適しています。
Q. 「as a matter of fact」を使うときに冠詞は必要ですか?
A. はい、必ず 「a」 が必要です。正しくは “as a matter of fact”。もし “as matter of fact” と言ってしまうと文法的に不自然に聞こえてしまいます。
Q. 日本人がよくする「as a matter of fact」の間違いは?
A. よくあるのは3つです。①関係ない場面で「ちなみに」のように使ってしまう、②カタカナ発音で不自然になる、③冠詞「a」を忘れる。この3点に気をつければ自然な表現になります。
Q. 「as a matter of fact」の発音のコツは?
A. ネイティブは 「アズァマダラファクト」 のように一息でつなげて発音します。特に matter of が「マダラ」に近く崩れるのが特徴。シャドーイングで慣れるのがおすすめです。
Q. ビジネス英語で「as a matter of fact」は使える?
A. カジュアルな会話には自然ですが、フォーマルな会議や資料では少し砕けすぎる印象になります。ビジネスでは 「in fact」 を使う方がより適切です。
Q. 「to tell the truth」「indeed」「frankly」とはどう違う?
A. 「to tell the truth」 は正直な気持ちを打ち明けるとき、「indeed」 は相手に強く同意するとき、「frankly」 は率直に意見を伝えるときに使います。状況に応じて使い分けると表現力が広がります。
Q. アウトプットの練習で「as a matter of fact」を身につけるには?
A. 知っているだけでは使えるようになりません。実際に会話で使い、間違いをフィードバックしてもらうことが重要です。RYO英会話ジムでは「アウトプット重視」の環境で、間違いを改善しながら自然に表現を身につけられます。
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まとめ
今回は 「as a matter of fact」 の意味や使い方、似た表現との違い、よくある間違い、会話例や練習クイズまでを紹介しました。
ポイントは3つです:
- 「実を言うと」「実際には」 と覚える
- 新しい情報や誤解訂正の場面で使う と自然になる
- 関連表現(in fact / actually / to tell the truth など)も一緒に覚えて使い分ける
こうした表現は「知っている」だけでは身につきません。実際に口に出してアウトプットし、間違いを改善していくことが何よりも大切です。
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