- 1 discussの意味と使い方をわかりやすく解説!
- 2 やってしまった!“discuss about”と言って気まずい空気に…
- 3 discussの意味とは?
- 4 discussの語源を知るともっと深く理解できる!
- 5 まとめ
- 6 アウトプットで気づく、本当の英語力|RYO英会話ジムでの変化
- 7 「discuss about」は正しい?ネイティブが使う自然な言い方とは
- 8 「discuss」の後に「about」は必要?
- 9 「about」がいらない理由とは?
- 10 まとめ
- 11 音声を聞いて練習しよう
- 12 会話例①|日常会話で「discuss」を使う
- 13 会話例②|ビジネスミーティングでの「discuss」
- 14 自然に使うコツ|「talk about」との違いを意識!
- 15 よくあるNG表現パターン|「discuss」の使い方に注意!
- 16 まとめ
- 17 その他discussの使い方である間違いとその理由
- 18 まとめ|discussを自然に使うために覚えておくこと
- 19 ✅ discussの使い方クイズで理解度チェック!
- 20 discussと似た英語表現|ニュアンスの違いを押さえよう!
- 21 自動詞と間違いやすい他動詞|英語学習で注意すべき動詞リスト
discussの意味と使い方をわかりやすく解説!
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
今回は、英語でとてもよく使われる動詞 「discuss」 について、日常会話からビジネスシーンまでの使い方をわかりやすく紹介します。
「話し合う」「議論する」と訳されるこの単語、意外と奥が深いんです。まずは基本の意味から確認していきましょう。
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やってしまった!“discuss about”と言って気まずい空気に…
英語学習を始めたばかりの頃、あるオンライン英会話のレッスンで「We discussed about the plan.」と言ったときのこと。
すると、先生が一瞬沈黙してから、やんわりこう言ったんです。
“Oh, you mean ‘We discussed the plan’, right?”
その瞬間、「あれ?何かおかしかった?」と焦りつつ、あとで調べてみると、「discuss」ってそもそもaboutを必要としない動詞だったんですね。
日本語で「〜について話す」=「about」と直訳してしまう癖が出てしまい、自然な英語からは外れてしまっていたようです。
この体験から学んだのは、
- 英語には“about”がいらない動詞があること
- 日本語の感覚でそのまま訳すと、かえって不自然になること
でした。
ネイティブは「discuss the issue」のようにストレートに言いたいことを言う感覚。英語らしいリズムを身につけるには、自然な語順と組み合わせを覚えることが大切なんだと実感しました。
このようなちょっとした間違いも、しっかり覚えておくと「同じミスは二度としない!」という強力な記憶になりますよね。恥は成長のチャンス!そう思って、どんどん使って、時には間違えながら、表現を身につけていきましょう!
👉「discuss」以外にも、「speak」と「talk」の違いで迷ったことはありませんか?
その使い分けをわかりやすく解説した記事はこちらも参考にどうぞ!
▶︎ 「speak」と「talk」の違いとは?場面別の使い分けを解説
discussの意味とは?
「discuss」は「話し合う」「議論する」
「discuss」 は、「何かについて詳しく話す」「意見を交換する」ときに使う動詞です。たとえば:
- ビジネス会議で提案を検討するとき
- 友人と旅行の計画を立てるとき
- 学校の授業でテーマについて話し合うとき
このように、相手と意見を出し合う場面で幅広く使われます。
※「discuss about」とは言わず、discuss the topic(そのトピックを話し合う)のように使うのが正解です!
discussの語源を知るともっと深く理解できる!
ラテン語が由来の「discuss」
「discuss」の語源は、ラテン語の 「discutere」。これはもともと、
「打ち砕く」「粒を殻から分ける」
という意味でした。
つまり、「中身を明らかにする」→「詳しく調べる」→「議論する」と変化していったわけですね。
この背景を知ると、「discuss」が単なるおしゃべりではなく、物事を深掘りして分析するプロセスであることがよくわかります。
まとめ
「discuss」は、ただ話すだけでなく、じっくりと意見を交わす場面にぴったりの単語です。
ビジネスでも日常でも、「Let’s discuss it.(それについて話し合おう)」とサラッと言えるようになると、一気に英語らしさがアップしますよ!
アウトプットで気づく、本当の英語力|RYO英会話ジムでの変化
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「discuss about」は正しい?ネイティブが使う自然な言い方とは
英語を学んでいると、「discuss about」という表現を見聞きすることがありますが、実は文法的には正しくないケースが多いんです。
ここでは、「discuss」と「about」の関係をわかりやすく解説します!
「discuss」の後に「about」は必要?
「discuss」は前置詞なしで使うのが基本!
「discuss」は他動詞なので、その後にすぐ目的語(=話題)を置くのが正しい使い方です。
✅ たとえば…
- Let’s discuss the project.
(プロジェクトについて話し合いましょう) - We discussed the problem.
(その問題について話し合いました)
このように、「discuss the ~」の形で使うのが自然な英語です。
「discuss about」はどうして違和感があるの?
「We discussed about the issue.」のように “about” を入れてしまうと、英語としては少し冗長になってしまいます。
もちろん意味は通じますが、ネイティブはこの言い方をあまりしません。
一方で、「talk」などの動詞は「about」をつけるのが普通です。
✅ たとえば…
- We talked about the problem.
(その問題について話しました)
この違いは、動詞の「性質(=他動詞かどうか)」に関係しています。
「about」がいらない理由とは?
「discuss」は他動詞だから!
英語では、他動詞(transitive verb)は目的語を直接とります。
つまり、「discuss」はもともと「〜について話し合う」という意味を持っていて、間に「about」を挟む必要がないんです。
✅ 正しい使い方の例:
- They will discuss the issue tomorrow.
(彼らは明日、その問題について話し合います)
このように、「discuss」のあとにそのまま話題を続ければOKです。
語源を知ると納得!
「discuss」はラテン語の 「discutere」(打ち砕く、分解する)が由来です。
この語源には「詳しく分析する」「掘り下げる」といった意味合いがあり、そこから英語でも「トピックを直接扱う」というニュアンスにつながっています。
そのため、「about」を使わなくても、話題をダイレクトに示す表現として成立するのです。
まとめ
- ✅「discuss about」は基本的に間違い
- ✅「discuss the topic」のように、直接目的語を取る
- ✅「talk」や「think」は「about」が必要な動詞なので要注意!
英語ではこうした動詞ごとの使い分けがとても大切。ぜひ意識して自然な表現を身につけていきましょう!
音声を聞いて練習しよう
浮気がバレて…
怒らないで。問題について話し合わない?
同僚が新プロジェクトの状況を聞きたがっていて…
次の会議で状況について話し合おう。
友人とハワイ旅行に行くことになり…
いつ行くかを話し合わないとね。
学習者の間では前置詞aboutをつける人がよくいるのですが、実は”discuss”はつけません。訳が「〜について話し合う」なので紛らわしいですが直後に目的語が必ずきます。1つ目と2つ目のように名詞が来たりまた3つ目のようにWH節(名詞節)がくることもあります。
会話例①|日常会話で「discuss」を使う
シーン:友人と週末の予定を相談中
A: Hey, are we still going hiking this weekend?
B: I’m not sure. Let’s discuss the plan tomorrow over lunch.
和訳:
A:ねえ、今週末ハイキング行く予定はまだある?
B:ちょっとわからないな。明日ランチしながら計画について話し合おうよ。
会話例②|ビジネスミーティングでの「discuss」
シーン:プロジェクト会議で上司に提案する場面
Manager: Do you have any updates on the new project?
You: Yes. I’d like to discuss the timeline and budget with the team today.
和訳:
上司:新しいプロジェクトの進捗はどう?
あなた:はい。今日はチームとスケジュールと予算について話し合いたいと思っています。
自然に使うコツ|「talk about」との違いを意識!
✅ 「discuss」はフォーマルな印象
- ビジネスやアカデミックな場面では「discuss」の方が適している。
- 「talk about」はもっとカジュアル。
例:
❌ We talked about the budget at the meeting.(カジュアルすぎる)
✅ We discussed the budget at the meeting.(自然で適切)
✅ 目的語はすぐ後ろに!
「discuss」の後はすぐに話題(名詞)を置きましょう。
- 正:discuss the issue(その問題について議論する)
- 誤:discuss about the issue(aboutは不要)
✅ よく使う表現をストックしよう!
- Let’s discuss it later.(あとで話し合おう)
- We need to discuss some details.(細かい点について話す必要がある)
- Can we discuss this in the next meeting?(次回の会議でこの件について話し合えますか?)
よくあるNG表現パターン|「discuss」の使い方に注意!
英語学習者、特に日本人が「discuss」を使うときについやってしまいがちな間違いを以下にまとめました。
❌ 1. “discuss about”と言ってしまう
NG例:
× We discussed about the problem.
(「〜について話し合った」と言いたい)
なぜダメ?
→ 「discuss」は他動詞なので、“about”を入れる必要がありません。
正しい例:
✔ We discussed the problem.
❌ 2. “discuss with”を使いすぎる(使い方が不自然)
NG例:
× I discussed with the topic.
(「その話題について話し合った」つもり)
なぜダメ?
→「discuss with」は相手(人)を示すときに使います。話題と一緒に使うと不自然です。
正しい使い方:
✔ I discussed the topic with my boss.
(その話題について上司と話し合った)
❌ 3. “discuss”の代わりに“talk”を使ってフォーマルな場で不自然に
NG例:
× We talked about the budget in the meeting.
(会議で予算について話した → カジュアルすぎる)
なぜダメ?
→ ビジネスやアカデミックな場では、「talk about」よりも「discuss」の方が適切でフォーマルです。
正しい例:
✔ We discussed the budget in the meeting.
❌ 4.「discuss」の目的語に抽象すぎる内容を入れる
NG例:
× We discussed everything.
(なんでも話し合った)
なぜ注意?
→ 意味は通じますが、漠然としすぎて曖昧な印象を与えてしまいます。なるべく具体的に!
より自然な例:
✔ We discussed the timeline, budget, and potential risks.
(スケジュール、予算、リスクについて話し合いました)
まとめ
「discuss」は便利な英単語ですが、使い方を間違えると不自然に聞こえてしまうことも。
特に注意したいのは以下の3点:
- ✅ 「discuss about」ではなく「discuss + 名詞」
- ✅ 「with」を使うときは人が対象
- ✅ 抽象的な表現を避けて、できるだけ具体的な話題を使う
これらのポイントを押さえて、ぜひ実践で使いこなしていきましょう!
その他discussの使い方である間違いとその理由
❌ discuss on ~(前置詞の誤用)
NG例:
× We need to discuss on the proposal.
なぜ間違い?
「on」はこの場合不要。discussは前置詞なしで直接目的語を取るため、「on」は入れません。
✅ 正しい例:
✔ We need to discuss the proposal.
※ただし、以下のような「場」を示すときはOK:
✔ We will discuss this on our next webinar.
(次のウェビナーでこれについて話し合います)
❌ discuss to do(不自然な動詞構文)
NG例:
× We discussed to implement the new policy.
なぜ間違い?
「discuss」は「to do(不定詞)」と一緒には使えません。動名詞(~ing)も通常は避けるのが自然です。
✅ 正しい例:
✔ We discussed the implementation of the new policy.
✔ We discussed how to implement the new policy.
❌ discuss doing ~(-ing形の使い方に注意)
NG例:
× We discussed implementing the system.(△)
ポイント:
ネイティブでも使うことはありますが、「discuss」の後ろに動名詞(-ing)を使うとややカジュアルな響きになります。名詞または名詞句で言い換える方がフォーマルで自然です。
✅ より自然な言い換え:
✔ We discussed the implementation of the system.
まとめ|discussを自然に使うために覚えておくこと
- 「discuss on」は基本NG。ただし“on + 場所(会議など)”はOK。
- to不定詞や-ing形は使いすぎに注意。できるだけ名詞句で。
英語を話すとき、「文法的に正しい」だけでなく「自然でスマートな表現」を身につけることが、伝わる英会話のコツです。
✅ discussの使い方クイズで理解度チェック!
「discuss」を自然に使えるようになるために、以下のクイズに挑戦してみましょう!
間違えやすいポイントをしっかり押さえて、今日から自信を持って使えるように。
問題①
次のうち、文法的に正しいものはどれでしょう?
A. We discussed about the problem.
B. We discussed the problem.
C. We talked the problem.
解説:
「discuss」は他動詞なので、aboutは不要。
Aは「about」が不要なので誤り。
Cは「talk」は通常「about」とセットで使うので、talk the problemは不自然です。
→ 正しくは「We talked about the problem.」
問題②
空欄に入る最も自然な語句はどれでしょう?
We need to discuss _____ the marketing strategy.
A. about
B. on
C. —(何も入れない)
解説:
「discuss」は直接目的語を取る動詞なので、「about」や「on」は不要です。
→ 正しい文:We need to discuss the marketing strategy.
問題③
次の会話の空欄に適切な動詞を入れてください。
A: What did you and Sarah do yesterday?
B: We just _____ about our weekend plans.
A. discussed
B. talked
C. discussed about
解説:
この会話はカジュアルな日常会話なので、「talked about」が自然。
「discuss」は少しフォーマルで、「discussed about」は文法的にNGです。
→ 正しい文:We just talked about our weekend plans.
discussと似た英語表現|ニュアンスの違いを押さえよう!
「discuss」と同じように“話す”“議論する”を意味する表現はいくつかありますが、使い方や雰囲気に違いがあります。以下に代表的なものを紹介します。
1. talk about
- 意味: 話す、言及する
- 使用例: Let’s talk about your plans for the future.
- 和訳: あなたの将来の計画について話しましょう。
解説:
最も一般的でカジュアルな表現。日常会話で使いやすく、話題を自由に広げられます。
「discuss」よりもフランクな印象を与えます。
2. debate
- 意味: 討論する、議論する
- 使用例: The candidates will debate the issues tonight on live television.
- 和訳: 候補者たちは今夜、生放送で問題について討論します。
解説:
意見の違いがあるテーマに対して使われるフォーマルで論理的なやりとり。政治や教育の場面でよく登場します。
3. converse
- 意味: 会話する
- 使用例: We spent the evening conversing about literature and life.
- 和訳: 私たちは文学と人生について話すことで夜を過ごしました。
解説:
文学的・知的な響きがあり、深い会話や個人的なやりとりを表す時に使われます。ややフォーマル。
自動詞と間違いやすい他動詞|英語学習で注意すべき動詞リスト
英語の動詞には、目的語が必要な「他動詞」と、不要な「自動詞」があります。特に日本人学習者が間違いやすい、一見自動詞っぽいけど実は他動詞をピックアップしました。
動詞 | NG表現(誤用) | OK表現(正しい) | 解説 |
---|---|---|---|
discuss | We discussed about the issue. | We discussed the issue. | 他動詞なので about 不要 |
answer | He answered to the question. | He answered the question. | to も不要。直接目的語をとる |
enter | She entered into the room. | She entered the room. | 「into」は通常不要(他動詞) |
reach | He finally reached to the top. | He finally reached the top. | reachも前置詞なし |
approach | He approached to the manager. | He approached the manager. | approachも直接目的語OK |
meet | I met with him.(※) | I met him. | 「meet with」は米英で使われるが基本は他動詞 |
phone | She phoned to her friend. | She phoned her friend. | phoneも他動詞扱い |
※「meet with」は一部のフォーマルな場面では許容されますが、日常会話では「meet + 人」がより自然です。
✅ ポイントまとめ:
- 「discuss」は他動詞!前置詞なしで目的語を取る
- 「talk about」はカジュアル、「debate」は対立的、「converse」は知的で深い印象
- 「enter」「reach」「approach」なども前置詞いらずの他動詞なので注意!
動詞の型を意識することで、文の正確さと自然さが一気にアップします。これらのポイントを意識して、伝わる英語を身につけましょう!
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