こんにちは、RYO英会話ジムです。
「cut it out」の意味は?
👉 「やめて」「いい加減にして」という意味のカジュアルな英語表現です。相手の行動や発言をやめてほしいときに使います。
✅ すぐに使える例文
Cut it out! That’s not funny anymore.
「やめてよ!もう面白くないって。」
Hey, cut it out. I’m trying to concentrate.
「ちょっとやめて。集中しようとしてるんだ。」
Seriously, cut it out.
「本当に、いい加減にして。」
“Stop it.” に近い表現ですが、言い方によっては「もうやめてよ」「いい加減にして」という少しイライラしたニュアンスも出せます。
それでは、「cut it out」の意味や使い方、似た表現との違いをさらに詳しく見ていきましょう。
- 1 「カリラウって何?」リアーナの曲で思考停止した僕の失敗談
- 2 「cut it out」の意味と使い方を詳しく解説
- 3 ① 友達に「もうやめてよ」と言う
- 4 ② 子どもや家族に「やめなさい」と言う
- 5 ③ しつこい相手に「いい加減にして」と言う
- 6 ④ 「cut it out + 内容」の形でも使える
- 7 「cut it out」はビジネスでは使える?
- 8 「cut it out」の発音も要注意
- 9 「cut it out」と似た表現
- 10 シーン別英会話|「cut it out」はこんな場面で使える
- 11 音読コーナー
- 12 レッスンでよく見かける「cut it out」のNG表現パターン
- 13 間違えることは、むしろ上達の材料です
- 14 なぜ独学だけでは難しいのか?
- 15 実際に「ある程度話せる」状態から伸びた受講生もいます
- 16 「知っている」と「話せる」の間には大きな壁がある
- 17 「cut it out」と似た英語表現・関連語彙
- 18 使い分けを簡単に整理すると
- 19 「cut it out」と関連表現の練習クイズ
- 20 何問正解できましたか?
- 21 よくある質問(FAQ)
- 21.1 Q. “cut it out”とはどういう意味ですか?
- 21.2 Q. “cut it out”の使い方は?
- 21.3 Q. “cut it out”と“stop it”の違いは何ですか?
- 21.4 Q. “cut it out”と“knock it off”の違いは?
- 21.5 Q. “cut it out”はビジネス英語でも使えますか?
- 21.6 Q. “cut it out”の発音は「カット・イット・アウト」ですか?
- 21.7 Q. “cut it out”は怒っているときだけ使いますか?
- 21.8 Q. “cut it out”の語順は“cut out it”でも正しいですか?
- 21.9 Q. “give it a rest”と“cut it out”はどう使い分けますか?
- 21.10 Q. “cut it out”のような表現を実際の会話で使えるようになるには?
- 22 まとめ
「カリラウって何?」リアーナの曲で思考停止した僕の失敗談
僕が “cut it out” という表現を初めて知ったのは、リアーナの曲を聴いていたときでした。
そのとき耳に入ってきたのが、僕には「カリラウ」のように聞こえる音。
「カリラウ……?そんな単語あったっけ?」
完全に思考停止しました(笑)。
ところが、あとで歌詞を確認してみると、正体はなんと、
cut it out
だったんです。
cut、it、out。
全部知っている、めちゃくちゃ簡単な単語。
それなのに、音になった瞬間まったく理解できませんでした。
知っている単語なのに聞き取れない理由
当時の僕は、
cut / it / out
のように、単語を一つひとつ独立した音として覚えていました。
でも実際の英会話では、単語は教科書のようにきれいに区切って発音されません。
cut it out →「カリラウ」のようにつながって聞こえる
ことがあります。
つまり僕が知らなかったのは、単語の意味ではなく、英語が実際に話されたときの「音の変化」だったんですね。
この経験から、「単語を知っている=聞き取れる」ではないと強く実感しました。
英語を勉強していると、
「この単語、知ってたのになんで聞き取れなかったんだろう……」
と落ち込むことがあります。
でも、これはかなり普通のことです。
知らない英語だったのではなく、“知っている英語の本当の音”をまだ知らなかっただけなんです。
Tips|聞き取れなかった表現は「音のかたまり」で覚える
僕がこの経験以降、意識するようになったのが、フレーズを文字だけでなく音ごと覚えることです。
たとえば、
cut it out
を「cut・it・out」という3単語だけで覚えるのではなく、
「cut it out」という一つの音のかたまり
として何度も聞いて、実際にマネして発音します。
一度「この音=cut it out」とつながれば、次に映画やドラマ、会話で出てきたとき、一気に聞き取りやすくなります。
特に、簡単な単語なのに聞き取れなかった表現ほど、自分のリスニングを伸ばす最高の教材です。
「聞き取れなかった=英語力がない」と考えるのではなく、
「新しい英語の音を一つ覚えた」
くらいに考えてみてください。
僕自身、「カリラウ」の正体が cut it out だとわかった瞬間から、この表現は忘れなくなりました。
こういう小さな「聞き取れなかった体験」を一つずつ潰していくことが、リアルな英語を聞き取れるようになる近道だと思います。
「cut it out」の意味と使い方を詳しく解説
cut it out は、相手に対して「やめて」「いい加減にして」「もうやめなよ」と伝えるカジュアルな表現です。
基本的には、相手が何か困ること・うっとうしいこと・ふざけたことなどをしていて、「その行動をやめてほしい」と伝えるときに使います。
「cut it out」の基本イメージ
意味としては、シンプルに Stop it.(やめて) と考えるとわかりやすいです。
たとえば、友達が何度もしつこくからかってくる場面なら、
Cut it out!
「もうやめてよ!」
と言えます。
大切なのは、単なる「停止」ではなく、すでに続いている相手の行動に対して「それ、もうやめて」と言うニュアンスがあることです。
そのため、
- ふざける
- からかう
- 口げんかする
- いたずらする
- うるさくする
- しつこく質問する
といった場面でよく使われます。
① 友達に「もうやめてよ」と言う
友達から何度もからかわれている場面です。
Come on, cut it out.
「もう、やめてよ。」
この場合は、本気で怒っているというより、「もういいって(笑)」くらいの軽いニュアンスでも使えます。
たとえば、好きな人のことを友達からしつこく聞かれて、
Cut it out. It’s none of your business.
「やめてくれよ。君には関係ないだろ。」
という使い方もできます。
② 子どもや家族に「やめなさい」と言う
親が子どもに注意するときにもよく使われます。
Cut it out, kids! You might break something.
「やめなさい!何か壊すかもしれないでしょ。」
この場合は、日本語の「こら、やめなさい!」に近いですね。
兄弟げんかなどを止めるときにも使えます。
Cut it out! I’m sick of hearing you guys argue.
「いい加減にしなさい!あなたたちの口げんかを聞くのはもううんざり。」
状況によっては、かなり強い注意になります。
③ しつこい相手に「いい加減にして」と言う
cut it out は、イライラしているときにも使えます。
Seriously, cut it out.
「本当に、いい加減にして。」
ここで Seriously をつけると、
「冗談じゃなくて、本当にやめて」
という気持ちが強くなります。
同じ Cut it out. でも、笑いながら言うのか、真顔で強く言うのかによって印象がかなり変わります。
つまり、意味だけでなく声のトーンも重要な表現です。
④ 「cut it out + 内容」の形でも使える
何をやめてほしいのかを具体的に伝えることもできます。
たとえば、
Can you cut it out? I’m trying to concentrate.
「ちょっとやめてくれない?集中しようとしてるんだ。」
このように Can you cut it out? とすると、命令形の Cut it out! より少し柔らかくなります。
ただし、表現自体はかなりカジュアルです。
上司や取引先などに対して使う表現ではありません。
「cut it out」はビジネスでは使える?
基本的には、親しい同僚とのカジュアルな会話なら使えますが、フォーマルな場面では避けたほうが安全です。
たとえば、親しい同僚が仕事中にずっとふざけているなら、
Come on, cut it out. We’ve got work to do.
「もうやめようよ。仕事しないと。」
くらいなら自然です。
一方、上司や取引先に、
Cut it out.
と言ってしまうと、かなりぶっきらぼうに聞こえる可能性があります。
丁寧に伝えたい場合は、
Could you please stop?
「やめていただけますか?」
などの表現を使うほうが自然です。
「cut it out」の発音も要注意
この表現は、文字だけで覚えているとリスニングで苦戦しやすいフレーズです。
cut / it / out
と一語ずつ区切って発音されるわけではなく、実際の会話では音がつながります。
そのため、日本人の耳には「カリラウ」「カディラウ」のように聞こえることがあります。
だからこそ、
cut・it・out
と単語単位で覚えるだけではなく、
cut it out
を丸ごと一つの音として聞いて、マネして発音するのがおすすめです。
「cut it out」と似た表現
最後に、「やめて」を表す代表的な表現を整理しておきましょう。
| 表現 | 意味・ニュアンス | 強さ・特徴 |
|---|---|---|
| Stop it. | やめて | 最も基本的で幅広く使える |
| Cut it out. | もうやめて・いい加減にして | カジュアル。迷惑な行動をやめてほしいとき |
| Knock it off. | いい加減やめろ・やめなさい | cut it out より強めに響くことがある |
| Give it a rest. | もうそのへんにしてよ | 同じ話・文句などがしつこいときに便利 |
| Enough. | もう十分・いい加減にして | 短く、かなり強く言える |
まずは、cut it out ≒「その行動、もうやめて」と覚えておけばOKです。
特に友達や家族との会話、映画や海外ドラマではよく耳にするので、意味だけでなく実際の音とセットで覚えておくと、リスニングでもかなり役立ちます。
シーン別英会話|「cut it out」はこんな場面で使える
「cut it out」は、友達や家族などに「もうやめて」「いい加減にして」と伝えたいときによく使います。
実際の会話では、次のような場面で使うと自然です。
シーン1:友達にしつこくからかわれて
好きな人について何度も聞かれて、そろそろやめてほしい場面です。
それで、彼女をデートに誘うの?誘わないの?
もう、いい加減にしてよ。君には関係ないだろ。
自然に使うコツ
友達から何度もからかわれたり、同じことをしつこく聞かれたりしたときにピッタリです。
Come on, cut it out. とすると、「もう〜、やめてよ」という自然なニュアンスになります。
シーン2:子どもたちがケンカしていて
兄弟や子どもたちがいつまでも言い争っている場面です。
あいつが先に始めたんだよ!
二人とも、いい加減にしなさい!
自然に使うコツ
ケンカや騒ぎなど、今まさに続いている行動を止めたいときに使えます。
このように強い口調で Cut it out! と言うと、「もうやめなさい!」という少し厳しい注意になります。
シーン3:仕事中に同僚がふざけていて
親しい同僚が何度もちょっかいを出してくる場面です。
ねえ、この動画見てよ。めちゃくちゃ面白いよ!
やめてよ。集中しようとしてるんだ。
自然に使うコツ
職場でも親しい同僚同士なら使えます。
ただし、かなりカジュアルな表現なので、上司や取引先などには避けたほうが無難です。
シーン4:何度言ってもいたずらをやめない
相手がふざけ続けていて、少し本気でやめてほしい場面です。
まあまあ!冗談だって。
本当に、いい加減にして。
自然に使うコツ
Seriously を前につけると、「冗談じゃなくて、本当にやめて」という気持ちを出せます。
軽い Cut it out! よりも、本気で不快に感じていることを伝えたいときに使いやすい形です。
シーン5:友達の冗談がしつこくなってきて
最初は笑っていたものの、何度も同じ冗談を言われてウンザリしてきた場面です。
まあいいじゃん、ちょっとからかってるだけだよ!
わかったから、もうやめて。もう面白くないよ。
自然に使うコツ
It’s not funny anymore. のように、やめてほしい理由を一言付け加えると、より自然な会話になります。
また、cut it out は言い方によって軽い冗談にも、本気の注意にもなる表現です。
笑いながら言えば「もう〜、やめてよ(笑)」、低い声で強く言えば「本当にいい加減にして」というニュアンスになります。
そのため、単語の意味だけでなく、相手との関係・状況・声のトーンをセットで意識することが、自然に使いこなすポイントです。
音読コーナー
息子二人が口喧嘩を延々としていて…
友人が好きな子のことをしつこく聞いてきて…
一日中ゲームをしていて母から…
ほら、やめさない!宿題はもう終わったの?
レッスンでよく見かける「cut it out」のNG表現パターン
ここからは、RYO英会話ジムの実際のレッスンを通して気づいた、日本人学習者によくある間違いパターンをご紹介します。
「意味は知っているのに、実際に話そうとすると少し不自然になる」
英会話では、こうした細かなズレが意外と多いんですよね。
NG① 「やめる」だから “Cut it.” と言ってしまう
❌ Cut it.
⭕ Cut it out.
「やめて。」
日本語の「やめて」から考えて、cut = 切る・やめるのように連想してしまうケースです。
ただ、今回の意味では cut it out までがセットです。
cut it だけでは、「それを切る」という別の意味に受け取られる可能性があります。
👉 “cut it out” を3語セットで覚えるのがポイントです。
NG② “Cut out it.” と語順を逆にしてしまう
❌ Cut out it.
⭕ Cut it out.
「それやめて。」
句動詞では語順に迷うことがありますが、it のような代名詞を使う場合は間に置きます。
つまり、
cut + it + out
です。
これは turn it off や pick it up などと同じ感覚ですね。
NG③ 丁寧にしたいから “Please cut it out.” をどんな場面でも使う
❌ 上司や取引先に
Please cut it out.
文法的に間違いではありませんが、please をつければ必ず丁寧になるわけではありません。
cut it out 自体がかなりカジュアルで、「もうやめてくださいよ」というニュアンスを持つため、フォーマルな相手には不自然になりやすいです。
丁寧に伝えるなら、
⭕ Could you please stop doing that?
「それをやめていただけますか?」
などのほうが自然です。
英語は、文法的に正しい=その場面で自然とは限らないんですね。
NG④ まだ始まっていないことに “Cut it out.” を使う
❌ I think he will tease me later. Cut it out.
cut it out は基本的に、相手が今やっていること・繰り返していることをやめさせるときに使います。
そのため、「これからやりそうだから、やらないで」と予防的に言いたい場合には合わないことがあります。
たとえば、
⭕ Don’t do that.
「それやらないで。」
のほうが自然です。
👉 すでに始まっている行動 → Cut it out.
と覚えると使いやすくなります。
NG⑤ とりあえず “Stop it.” と同じ感覚で誰にでも使う
cut it out と stop it はかなり近い表現ですが、完全に同じではありません。
たとえば親しい友達がしつこくからかってくるなら、
⭕ Come on, cut it out.
「もう、やめてよ。」
はとても自然です。
一方で、初対面の人や仕事上の目上の人に同じように言うと、強く聞こえることがあります。
誰に言うかまで含めて表現を選ぶことが、自然な英会話ではとても大切です。
間違えることは、むしろ上達の材料です
こうしたミスを見ると、
「間違えないように話さないと……」
と思うかもしれません。
でも僕は、むしろ逆だと思っています。
英語は、実際に口から出して、間違えて、直すことで使えるようになっていきます。
僕自身もそうでした。
海外生活や仕事で英語を使う中で、何度も間違えましたし、「これで伝わると思っていたのに不自然だった」という経験もたくさんあります。
でも、そのたびに修正してきたからこそ、少しずつ自然に話せるようになりました。
だから、ミスは避けるものではなく、見つけて改善するもの。
むしろレッスンでは、どんどん間違えてほしいと思っています。
なぜ独学だけでは難しいのか?
独学でも、単語や文法を覚えることはできます。
ただ、難しいのは、
「自分が実際に話した英語のどこが不自然なのか」に自分で気づくこと。
自分では正しいと思って話しているので、そもそも間違いとして認識できないことが多いんですね。
だからこそ、
アウトプットする → 間違える → フィードバックを受ける → 直してもう一度使う
このサイクルが大切です。
特に、なんとなく英語が話せるようになってきた人ほど、そこで中途半端に終わらせないことが重要です。
「通じるからOK」で止まるのか、「自然に、正確に、自分の言いたいことを伝えられる」まで進むのか。
ここで大きな差が生まれます。
実際に「ある程度話せる」状態から伸びた受講生もいます
実際にRYO英会話ジムを受講されたヒロシさんは、入会時点ですでに英語の基礎力があり、海外ドラマも字幕なしで理解できるほどのリスニング力がありました。
一方で、聞き取れても、質問されたときに自分の考えをスムーズに伝えられないことが課題でした。
そこで、瞬発力・表現力・論理力を中心にアウトプットを増やし、発言内容の正確性も一つずつ改善。
2ヶ月目には発話量が約500語から800語以上へ増え、最終的には入会時のステージ4からステージ7まで3段階アップしています。
また、エミさんの場合も、最初は簡単な内容なら伝えられるものの、発話量や文法の正確性に課題がありました。
アウトプットを集中的に繰り返した結果、最終テストでは発話量が最初の約2倍になり、ステージ3からステージ6まで伸びています。
大事なのは、特別な表現を大量に暗記したことではありません。
持っている知識を実際に使い、間違いを見つけ、直して、もう一度アウトプットしたこと。
ここが「知っている英語」を「話せる英語」に変えるポイントです。
「知っている」と「話せる」の間には大きな壁がある
英語って、「知っている」と「実際に話せる」の間に大きな壁がありますよね。
RYO英会話ジムでは、その壁を越えるためにアウトプットを中心としたトレーニングを行っています。
- 圧倒的なアウトプット量
- その場で発言内容を可視化・添削
- 一人ひとりの課題に合わせた改善と伴走
- アウトプット量を確認できる可視化ダッシュボード
- 復習効率を高めるパーソナルノート
- 添削した英文を音声でも復習できるMY音声ファイル
ただ英語を話して終わりではありません。
話す → ミスを見つける → 改善する → もう一度使う。
ここまでやるから、少しずつ「使える英語」に変わっていきます。
僕自身も、たくさん間違えて、それを一つずつ直してきたからこそ英語が話せるようになりました。
だからこそ伝えたいのは、
間違えて大丈夫です。むしろ、間違えないと改善するポイントも見えてきません。
しっかり見てもらえる環境で、思い切ってアウトプットしていきましょう。
本気で「話せる英語」に変えたい方へ
もし、
「ある程度は話せる。でも、ここからなかなか伸びない」
「自分の英語の何を直せばいいのかわからない」
と感じているなら、一度現在のスピーキングを客観的に確認してみるのもおすすめです。
今月は無料体験レッスンの枠を5名まで開放しています。
一人ひとりの発言をしっかり見てフィードバックするため、人数を限定しています。
まずは今の英語を実際にアウトプットして、「どこを変えれば、もっと話せるようになるのか」を一緒に見つけていきましょう。
「cut it out」と似た英語表現・関連語彙
「cut it out」と同じように、相手に「やめて」「いい加減にして」と伝える表現はいくつかあります。
ただし、強さや使う場面には少し違いがあります。ここでは、会話でよく使う表現を中心に紹介します。
1. Stop it.|やめて
もっとも基本的で使いやすい表現です。
Stop it.
「やめて。」
「cut it out」よりも意味がストレートで、幅広い場面で使えます。
会話例
なんで僕の言うことを全部マネするの?
やめてよ。イライラしてきたよ。
自然に使うコツ
迷ったら、まず Stop it. を使えばOKです。
冗談っぽく言えば軽い「やめてよ」にもなりますし、強い口調なら「やめなさい」と注意する意味にもなります。
cut it out よりクセがなく、使いやすい表現です。
2. Knock it off.|いい加減にして
knock it off も、「やめて」「いい加減にして」という意味です。
Knock it off!
「いい加減にして!」
一般的に、cut it out より少し強めに注意したいときに使われることがあります。
会話例
ちょっとからかってるだけだよ。落ち着いて!
いい加減にして。本気で言ってるんだ。
自然に使うコツ
相手が何度言ってもやめないときなど、少し強めに「もうやめろよ」と伝えたい場面に合います。
かなりカジュアルなので、上司や取引先などには基本的に使わないほうがよいでしょう。
3. Give it a rest.|もうそのへんにして
give it a rest は、同じ話や文句、からかいなどが延々と続いていて、
「もうそのへんにして」「もういいよ」
と言いたいときに便利です。
会話例
だから僕のアドバイスを聞けばよかったんだよ。3回も言っただろ。
もうそのへんにしてよ。間違えたことはもうわかってるから。
自然に使うコツ
行動そのものを止めるというより、「その話・文句・からかいをもう続けないで」という感覚です。
そのため、
- 同じことを何度も言われる
- 文句を聞かされ続ける
- からかわれ続ける
といった場面で特に自然です。
4. Enough.|もういい・もう十分
一言だけで強く、
Enough.
「もういい。」
と伝えることもできます。
短いぶん、声のトーンによってはかなり強く聞こえます。
会話例
でも、何があったのかわかってないだろ!
もういい。この話はあとでしよう。
自然に使うコツ
ケンカや言い争いなどをピシャッと終わらせたいときに使えます。
ただし、軽い冗談に対して使うと強すぎる場合があります。
本気で「もう十分」と伝えたい場面で使いましょう。
5. Leave me alone.|ほっといて
相手の行動そのものではなく、自分への干渉をやめてほしいときには、
Leave me alone.
「ほっといて。」
が自然です。
会話例
ねえ、何があったか教えてよ。
ほっといて。今は話したくないんだ。
自然に使うコツ
「それをやめて」ではなく「私に構わないで」という意味なのがポイントです。
そのため、cut it out と完全な言い換えではありません。
相手からしつこく質問されたり、干渉されたりしている場面で使いやすい表現です。
6. Quit it.|もうやめて
quit it も、カジュアルに「やめて」と伝えられる表現です。
Quit it!
「もうやめて!」
特にアメリカ英語の日常会話で耳にすることがあります。
会話例
笑うまでずっとつつくからね。
やめてよ!うっとうしいよ。
自然に使うコツ
Stop it. や Cut it out. とかなり近い感覚で使えます。
特に、いたずらやちょっかいなど、目の前で続いている行動を止めたいときに自然です。
使い分けを簡単に整理すると
| 表現 | 日本語のイメージ | 使う場面 |
|---|---|---|
| Stop it. | やめて | 幅広く使える基本表現 |
| Cut it out. | もうやめて・いい加減にして | しつこい行動やふざけ |
| Knock it off. | いい加減にしろ | 少し強めの注意 |
| Give it a rest. | もうそのへんにして | 同じ話・文句・からかい |
| Enough. | もういい | 強く打ち切りたいとき |
| Leave me alone. | ほっといて | 干渉されたくないとき |
| Quit it. | やめてよ | いたずら・ちょっかいなど |
全部を一気に覚える必要はありません。
まずは、
Stop it. → 基本の「やめて」
Cut it out. → しつこいことへの「もうやめて」
Knock it off. → 少し強めの「いい加減にして」
この3つから使い分けられるようになると、日常英会話でもかなり表現の幅が広がります。
「cut it out」と関連表現の練習クイズ
ここまで学んだ cut it out / stop it / knock it off / give it a rest / enough / leave me alone / quit it を使って、実際の場面に合う表現を選んでみましょう。
クイズ1
友達があなたの好きな人について、何度もしつこくからかってきます。
「もう、いい加減にしてよ!」
もっとも自然な表現はどれでしょう?
A. Cut it out!
B. Leave it out!
C. Cut out it!
D. Cut it!
答え:A. Cut it out!
Cut it out! は、相手が続けている迷惑な行動やからかいに対して、「もうやめて!」「いい加減にして!」と言いたいときに自然です。
Cut out it. は語順が不自然です。また、Cut it. だけでは今回の「やめて」という意味にはなりません。
クイズ2
同僚が何度もちょっかいを出してきます。かなりイライラしていて、少し強めに「いい加減にして」と伝えたい場合は?
A. Knock it off.
B. Take it easy.
C. Keep it up.
D. Check it out.
答え:A. Knock it off.
Knock it off. は、「いい加減にして」「もうやめろよ」という少し強めのカジュアルな表現です。
cut it out と似ていますが、相手に強く注意したい場面で使いやすい表現です。
クイズ3
友達が同じ失敗について何度も文句を言っています。
「もうその話はそのへんにしてよ。」
もっとも自然なのは?
A. Give it a rest.
B. Leave me alone.
C. Stop by.
D. Cut it down.
答え:A. Give it a rest.
Give it a rest. は、同じ話・文句・批判などがしつこく続いているときの、「もうそのへんにして」「もういいよ」という表現です。
単純に動作を止めるというより、同じことを繰り返すのをやめてほしいときに特に自然です。
クイズ4
今は一人になりたいのに、友達が「何があったの?」と何度も聞いてきます。
「今はほっといて。」
何と言うのが自然でしょう?
A. Leave me alone.
B. Cut me out.
C. Knock me off.
D. Give me a rest.
答え:A. Leave me alone.
Leave me alone. は、「ほっといて」「一人にして」という意味です。
cut it out は「その行動をやめて」ですが、leave me alone は「私への干渉をやめて」という違いがあります。
クイズ5
子どもたちの口ゲンカがどんどん激しくなっています。親が強い口調で、
「もういい!二人ともやめなさい!」
と言いたいとき、空欄にもっとも自然なのは?
□□□□! Both of you, stop arguing.
A. Enough
B. Relax
C. Anyway
D. Maybe
答え:A. Enough
Enough! だけで、「もう十分!」「もういい!」という強い制止になります。
言い争いやケンカなどをピシャッと終わらせたい場面でよく使われます。声のトーンによってはかなり強く聞こえるので、使う場面には注意しましょう。
クイズ6
友達があなたを何度も指でつついてきます。カジュアルに、
「もう、やめてよ!」
と言うならどれが自然でしょう?
A. Quit it!
B. Quit this!
C. Quit to do it!
D. Quit yourself!
答え:A. Quit it!
Quit it! はカジュアルな会話で、「やめてよ!」という意味で使えます。
特に、いたずらやちょっかいなど、今まさに続いている行動を止めてほしいときに自然です。
クイズ7
上司に対して「それをやめていただけますか?」と丁寧にお願いしたい場合、もっとも適切なのは?
A. Cut it out.
B. Knock it off.
C. Could you please stop doing that?
D. Quit it.
答え:C. Could you please stop doing that?
cut it out / knock it off / quit it はどれもカジュアルな表現です。
上司や取引先などに丁寧に伝えたい場合は、
Could you please stop doing that?
「それをやめていただけますか?」
のような表現が自然です。
please をつければ、カジュアルな表現が必ず丁寧になるわけではないことも覚えておきましょう。
クイズ8
友達が冗談であなたをからかっています。怒っているわけではなく、笑いながら「もう〜、やめてよ」と言いたいときは?
A. Come on, cut it out.
B. Enough. Leave immediately.
C. Could you refrain from doing that?
D. Leave me alone forever.
答え:A. Come on, cut it out.
Come on, cut it out. は、親しい相手に「もう〜、やめてよ」と軽く言いたいときにとても自然です。
同じ cut it out でも、笑いながら言えば軽いニュアンスになり、真剣な声で言えば「本当にいい加減にして」という強い意味にもなります。
つまり、cut it out は声のトーンも重要です。
何問正解できましたか?
今回のポイントは、単純にすべてを日本語の「やめて」として覚えないことです。
Stop it. → 基本の「やめて」
Cut it out. → しつこい行動への「もうやめて」
Knock it off. → 少し強めの「いい加減にして」
Give it a rest. → 同じ話などへの「もうそのへんにして」
Leave me alone. → 「ほっといて」
Enough. → 強い「もういい」
Quit it. → カジュアルな「やめてよ」
このように、「誰に・どんな状況で・どのくらい強く言うのか」までセットで覚えると、実際の英会話でも自然に使い分けられるようになります。
よくある質問(FAQ)
Q. “cut it out”とはどういう意味ですか?
A. “cut it out”は「やめて」「いい加減にして」という意味のカジュアルな英語表現です。相手の行動や発言を止めてほしいときに使います。友達や家族など、親しい相手との会話でよく使われます。
Q. “cut it out”の使い方は?
A. 相手が今している行動をやめてほしいときに使います。たとえば、友達がしつこくからかってきたら、Cut it out! で「もうやめてよ!」と自然に伝えられます。
Q. “cut it out”と“stop it”の違いは何ですか?
A. どちらも「やめて」という意味ですが、“stop it”はより基本的で幅広く使える表現です。“cut it out”は「もうやめて」「いい加減にして」という、少し感情の入ったカジュアルなニュアンスがあります。
Q. “cut it out”と“knock it off”の違いは?
A. “knock it off”のほうが少し強めに聞こえることがあります。 “cut it out”が「もうやめてよ」なら、“knock it off”は「いい加減にしろよ」に近い感覚です。どちらも親しい相手に使うのが基本です。
Q. “cut it out”はビジネス英語でも使えますか?
A. 親しい同僚同士なら使うこともありますが、上司・取引先・初対面の相手には基本的に避けたほうが安全です。丁寧に伝えるなら、Could you please stop doing that? などが自然です。
Q. “cut it out”の発音は「カット・イット・アウト」ですか?
A. 実際の会話では単語がつながるため、「カリラウ」「カディラウ」のように聞こえることがあります。 一語ずつ読むより、cut it outをひとまとまりの音として覚えるとリスニングでも聞き取りやすくなります。
Q. “cut it out”は怒っているときだけ使いますか?
A. いいえ。声のトーンによって軽い冗談にも、本気の注意にも使えます。 笑いながら言えば「もう〜、やめてよ(笑)」、強い口調なら「本当にいい加減にして」というニュアンスになります。
Q. “cut it out”の語順は“cut out it”でも正しいですか?
A. いいえ。“it”のような代名詞はcutとoutの間に置くので、正しくは cut it out です。cut out it は不自然です。turn it offやpick it upと同じ語順だと覚えるとわかりやすいです。
Q. “give it a rest”と“cut it out”はどう使い分けますか?
A. “cut it out”は行動全般をやめてほしいときに使います。一方、“give it a rest”は同じ話・文句・からかいを続けている相手に「もうそのへんにして」と言いたいときに特に自然です。
Q. “cut it out”のような表現を実際の会話で使えるようになるには?
A. 単語の意味を覚えるだけでなく、実際に口に出して、間違えて、修正することが大切です。RYO英会話ジムでは、発言を可視化してその場で添削し、「知っている英語」を「使える英語」に変える練習を行っています。今月は無料体験レッスンを5名まで受け付けています。
まとめ
今回は、“cut it out”の意味・使い方・発音・似た表現との違いまで詳しく紹介しました。
cut it out =「やめて」「いい加減にして」と覚えておけばOKです。特に、友達や家族など親しい相手に、しつこい行動やからかいをやめてほしいときによく使われます。
そして僕自身が「カリラウって何?」となったように、知っている単語でも、実際の音になると聞き取れないことは珍しくありません。
大切なのは、そこで落ち込むことではなく、
聞く → 口に出す → 間違える → 修正する → もう一度使う
このサイクルを繰り返すことです。
英語は、「知っている」だけでは話せるようになりません。実際にアウトプットして、改善した分だけ使える英語になっていきます。
RYO英会話ジムでは、一人ひとりの発言をその場で可視化・添削しながら、“知ってる英語”を“使える英語”に変えるトレーニングを行っています。
今月は、無料体験レッスンの枠を5名まで開放しています。









































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