こんにちは、RYO英会話ジムです。
「That figures」は「やっぱり」や「案の定」という意味で、予想していた通りの結果に対して使う英語表現です。
例えば、こんなふうに使います:
That figures. You’re always late.
やっぱりね。君はいつも遅刻するからね。
この後、詳しく解説していきますね!
ちなみに、今回ご紹介した「That figures」とは違い、「figure out」は“解決する・理解する”という意味で使います。もしこちらの使い方も詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね!
👉 I can’t figure out 〜 の意味とその使い方【解決できないときの英語】
リョウの失敗談:figure outしか知らずに大混乱!
実は僕自身も、「That figures」という表現に出会ったとき、全然意味が想像できずに焦った経験があります。
当時、僕の中で「figure」といえば 「figure out(理解する、解決する)」しか知らなかったので、ネイティブの友人が会話の中で「That figures.」と言った瞬間、
「え?それって何を“解決する”の?」
と頭の中がハテナでいっぱいに…。
でも実際は、「やっぱりね」とか「案の定」という意味だと知って、全然違う使い方に衝撃を受けたんです。
こうした失敗を通して、同じ単語でも組み合わせによって全く別の意味になるんだと痛感しました。皆さんもぜひ、僕みたいに混乱しないように「That figures.」を丸ごとフレーズで覚えておくのがおすすめです!
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「That figures」の意味&使い方完全ガイド|“やっぱり”はこう言う!
「That figures」は、「やっぱり」「案の定」という意味で、特に予想していたことが現実になった時によく使われる表現です。
例えば、友達がまた遅刻してきた時に:
That figures. You’re always late.
やっぱりね。君はいつも遅刻するからね。
どんな時に使う?
以下のような場面で活躍します:
- 予想通りの悪い結果が起きた時
「渋滞で遅れたよ」
That figures. この時間はいつも混むもんね。 - 当たり前のことを再確認する時
「有名観光地が人だらけだった」
That figures. 週末だもの。 - 人の行動が予想通りだった時
「彼がまた遅刻した」
That figures. 彼はいつも時間にルーズだから。 - 物事が論理的に説明できる結果だった時
「実験が理論通りに成功した」
That figures. 条件が完璧だったからね。
似た表現との違いは?
似た表現には「No wonder」「It makes sense」「Of course」などがありますが、「That figures」は特に「予想していた通り」というニュアンスが強く、少し皮肉っぽく聞こえることもあります。
例えば:
No wonder he won.
勝ったのも無理ないよ。(驚きがないニュアンス)
That figures.
やっぱりね。(予想してた通り、ややドライ)
覚えるコツ
僕の失敗談にもあったように、「figure out(解決する)」とは全然意味が違うので、「That figures.」は丸ごとフレーズで覚えるのがおすすめ!
これを使いこなせれば、ネイティブっぽいリアクションができること間違いなしです!
シーン別会話例&自然に使うコツ
シーン① 友達がまた遅刻した時
A: You’re late again!
また遅刻じゃん!
B: Traffic was terrible this morning.
今朝は渋滞がひどくてさ。
A: That figures. You’re always running late during rush hour.
やっぱりね。ラッシュアワーの時はいつも遅刻するもんね。
✅ コツ
遅刻やトラブルなど、想像ついてた!と思う出来事に対して使うと自然です。
シーン② 週末の観光地が混んでいた時
A: The museum was packed today.
今日、博物館がめっちゃ混んでたよ。
B: That figures. It’s the weekend.
やっぱりね。週末だもんね。
✅ コツ
「当たり前だよね」と言いたい時に短く使うのがおすすめ。
シーン③ 予想通りの失敗が起きた時
A: Our new software crashed again.
うちの新しいソフト、また落ちたよ。
B: That figures. It still has so many bugs.
やっぱりね。まだバグだらけだしね。
✅ コツ
予想していた悪い結果を聞いても驚かない感じを出すのがポイント。
シーン④ 特定の人の行動に対して
A: Guess what? Jake forgot his wallet again.
聞いてよ!ジェイク、また財布忘れたんだって。
B: That figures. He’s so absent-minded.
やっぱりね。彼って本当にうっかり屋だもん。
✅ コツ
人のクセや性格を踏まえて「やっぱりね」と言いたい時にピッタリ。
シーン⑤ 論理的に納得できる結果の時
A: The experiment turned out exactly as we predicted.
実験が予想通りの結果になったよ!
B: That figures. Your calculations were spot on.
それは納得だよ。君の計算は完璧だったもん。
✅ コツ
ポジティブな予想が的中した時にも使えます。やや堅めの場面でもOK。
自然に使うためのポイント
- 驚きよりも「予想してた感」を出す
- 文の最初に置くことが多い
- 皮肉っぽく聞こえる時もあるのでトーンに注意
例えば、嫌味っぽく言いたくない時は、That figures. の後に理由を付け加えると柔らかい印象になります。
That figures. You’ve been working so hard lately.
やっぱりね。最近ずっと頑張ってたもんね。
音声を聞いて練習しよう
親友が会社をクビになったと話していて…
やっぱりね。仕事によく遅刻してたからね。
マイクとナオミが別れたと聞いて…
思った通りだ。ここ数ヶ月はお互いまったく幸せそうでなかったな。
頼んでいたものを買ってきたか息子に確認すると…
ああ、ごめん。忘れてたよ。
直後に文を置く
彼女に内緒で女友達と遊びに行ったのがバレて…
君がしたことの後に彼女が激怒したのはわかるわ。
この場合は、that以降が文の本当の主語で仮の主語がitになります。同じくよくないことに対して予想通りそうなったというときに使われています。
ロールプレイ
英文
Alex: “You won’t believe what happened today. I finally got promoted to the senior manager position!”
Jordan: “That figures. You’ve been working so hard and staying late for the past year. Congratulations, well deserved!”
Alex: “Thanks, Jordan! I really appreciate it. It’s been a long journey, but totally worth it.”
Jordan: “Absolutely, your dedication has paid off. Let’s celebrate this weekend!”
和訳
アレックス: 「今日何があったか信じられないよ。ついにシニアマネージャーのポジションに昇進したんだ!」
ジョーダン: 「やっぱりね。この1年間、君は本当に一生懸命働いて、遅くまで残っていたもんね。おめでとう、それに値するよ!」
アレックス: 「ありがとう、ジョーダン!本当に感謝してるよ。長い道のりだったけど、全てが報われたよ。」
ジョーダン: 「絶対にそうだね。君の献身が実を結んだよ。この週末、祝おう!」
音声
「That figures」に似た英語表現&関連語彙まとめ
① No wonder
意味:驚くことじゃないよ/どうりで〜だね
例文: He’s been practicing for months. No wonder he won the competition.
彼は何ヶ月も練習してたんだ。だからコンペで勝ったのも不思議じゃないね。
✅ ポイント
「起こった結果に驚かない」というニュアンスで、理由を述べたい時に使いやすい表現です。
② It makes sense
意味:そりゃそうだね/納得できる
例文: She studied abroad in Japan? It makes sense that she speaks Japanese so well.
彼女、日本に留学してたの?だから日本語がそんなに上手なんだね。
✅ ポイント
論理的に納得できる時に使う表現。That figuresより少し堅めで、ポジティブな場面でも使いやすいです。
③ I’m not surprised
意味:驚かないよ/やっぱりね
例文: They’re moving to a bigger office. I’m not surprised, given how fast their business is growing.
彼らがもっと大きなオフィスに移るんだって。急成長してるし、驚かないよ。
✅ ポイント
少しクールな響きがあり、感情を抑えた言い方をしたいときに便利。
④ Of course
意味:もちろん/やっぱり
例文: Of course, it started raining right after I washed my car.
もちろんだよ。車洗った直後に雨が降り出すなんてさ。
✅ ポイント
「当然だよね」というニュアンスで、That figuresよりもカジュアルで明るい感じです。
⑤ Figure out
意味:理解する/解決する
例文: I’m trying to figure out how to fix this problem.
この問題の解決方法を考えているところなんだ。
✅ ポイント
That figuresとは全く意味が違うので注意!「考えて答えを出す」という動詞で使われます。
⑥ Predictable
意味:予想できる/ありがち
例文: His reaction was so predictable.
彼の反応は本当に予想通りだったよ。
✅ ポイント
That figuresと同じように予想していた通りというニュアンスを持ちますが、単語として形容詞で使う点が違います。
⑦ Typical
意味:典型的な/いかにも〜らしい
例文: That’s typical of him to forget something important.
大事なことを忘れるなんて、いかにも彼らしいね。
✅ ポイント
人のクセや行動パターンについて話すときにピッタリです。
使い分けのヒント
- That figures → 予想してた通り、やや皮肉っぽい時も
- No wonder / It makes sense → 理由を述べたい時
- I’m not surprised → 驚きを抑えたい時
- Of course → 軽い感じ、当然だよね!という時
- Predictable / Typical → 人や状況が「いかにも」という時
これらの表現を使い分ければ、英語でのリアクションの幅がぐんと広がります!
「That figures」でよくあるNG表現パターン
英語学習者、特に日本人が「That figures」を使うとき、以下のような間違いやすいパターンがあります。正しい形で覚えておきましょう!
❌ It figures.
例文(誤用): It figures that he was late.
(✕)彼が遅刻したのはやっぱりだね。
✅ 正しくは → That figures.
- 解説
「That figures」は決まり文句なので、主語を「It」に置き換えない方が自然です。
ただし、後ろに文が続く場合(It figures that ~)も文法上は可能ですが、That figures. が圧倒的に一般的で口語的です。
例:
✔ That figures. He’s always late.
やっぱりね。彼はいつも遅刻するから。
❌ That figure.
例文(誤用): That figure he was angry.
(✕)彼が怒ったのもやっぱりだね。
✅ 正しくは → That figures.
- 解説
「figure」を単数形の名詞として使ってしまうミスです。「That figure」は数字や図表、人物像など名詞を指すだけで、「やっぱり」という意味にはなりません。
例:
✔ That figures. He’s been under a lot of stress.
やっぱりね。彼、最近すごくストレス溜まってたし。
❌ That figures out.
例文(誤用): That figures out why he’s upset.
(✕)彼が怒ってる理由がやっぱりわかったよ。
✅ 正しくは → That figures. または It makes sense.
- 解説
「figure out」は理解する、解決するの意味で動詞句ですが、「That figures」とは全く別物です。「out」をつけると意味が変わってしまうので注意!
例:
✔ That figures. He’s been under pressure at work.
やっぱりね。仕事でプレッシャーがかかってたんだね。
または:
✔ It makes sense why he’s upset.
彼が怒ってる理由がわかるよ。
❌ That’s figure.
例文(誤用): That’s figure he didn’t come.
(✕)彼が来なかったのもやっぱりだね。
✅ 正しくは → That figures.
- 解説
「That’s figure」と言うのは文法的に誤りです。英語では「That figures」が1セットで決まった表現です。
例:
✔ That figures. He’s always making excuses.
やっぱりね。彼はいつも言い訳ばかりだし。
覚えておきたいポイント
✅ 正しい形は必ず “That figures.”
- 単独で使うことが多い。
- 後ろに理由を付け足すとより自然になる。
例:
That figures. You’ve been working late all week.
やっぱりね。今週ずっと残業してたもんね。
間違った形で使うと、意味が通じなかったり、不自然に聞こえてしまいます。ぜひ正しい「That figures.」を丸ごと覚えてくださいね!
「That figures」練習クイズ
クイズ①
友達がまた遅刻してきました。あなたは「やっぱりね。君はいつも遅刻するから」と英語で言いたいとき、どれが正しいでしょう?
A) That figure. You’re always late.
B) That figures. You’re always late.
C) That figures out. You’re always late.
「That figures」は「やっぱり」「案の定」という意味の決まり文句です。AやCは誤りで、「figures」までがセットで覚えましょう。
クイズ②
次の日本語を英語にしてみましょう:
「やっぱりね。週末だもの。」
混雑や出来事が予想通りだったときに「That figures.」を使います。後ろに理由を続けると自然な表現になります!
クイズ③
以下の文の空欄を埋めてください:
Jake forgot his wallet again. ____ ____. He’s so absent-minded.
「Jake forgot his wallet again. That figures. He’s so absent-minded.」
→「ジェイクがまた財布を忘れたよ。やっぱりね。彼って本当にうっかり屋だから。」
予想していた出来事に対して使うのがポイントです!
クイズ④
次のうち「That figures.」と意味が最も近いのはどれでしょう?
A) I’m surprised.
B) No wonder.
C) Figure out.
「No wonder」も「驚かない、やっぱり」という意味で、予想していた出来事に対して使うという点で近い表現です。ただし「That figures」の方が少しドライで皮肉っぽい時もあります。
クイズ⑤
以下のうち、文として正しいものはどれでしょう?
A) That figures out why he left.
B) That’s figure he didn’t come.
C) That figures. He didn’t come.
AやBは文法的に誤りです。「That figures.」は丸ごと決まり文句なので、動詞や形を変えないよう注意!
これらのクイズで、「That figures」をしっかり身につけてくださいね!
「That figures」よくある質問集(FAQ)
Q1. 「That figures」と「figure out」の違いは?
A. はい、全く意味が違います!
- That figures → 「やっぱり」「案の定」など、予想していた通りの結果が起こったときに使う決まり文句です。
That figures. He’s always late.
やっぱりね。彼はいつも遅刻するから。 - figure out → 「理解する」「解決する」という意味の動詞句。問題を解決したり、理由を突き止めるときに使います。
I’m trying to figure out how to fix this issue.
この問題をどう解決するか考えているところなんだ。
Q2. 「That figures.」は良いことにも使えますか?
A. 使えます!
多くの場合、ネガティブな出来事に使われることが多いですが、ポジティブな予想が的中したときにも使えます。
That figures. You’ve been working really hard, so you deserve that promotion.
やっぱりね。君はすごく頑張ってたから、昇進も当然だよ。
Q3. 「That figures.」はフォーマルな場でも使えますか?
A. 基本的にはカジュアルな表現です。ビジネスでも使えますが、フレンドリーな会話寄りのニュアンスが強いので、フォーマルな文章やかしこまった場では別の表現(It makes sense. や No wonder.)の方が無難です。
Q4. 「That figure」と言ってもいいですか?
A. 言えません!
「That figures」までが決まり文句です。「figure」を単数形の名詞で使うと、数字・図表・人物像など別の意味になってしまいます。
Q5. 「That figures.」の後には必ず理由を言わなきゃダメ?
A. 必須ではありません!
短く「That figures.」だけでも十分通じます。ただ、理由を付け加えるとより自然で親切な響きになります。
That figures. He’s always busy on weekends.
やっぱりね。彼、週末はいつも忙しいもんね。
Q6. 「That figures」と似た表現は何ですか?
A. 以下の表現が似ていますが、それぞれニュアンスに違いがあります:
- No wonder → 驚かない、当然だ
- It makes sense → 論理的に納得できる
- I’m not surprised → 驚かない
- Of course → もちろん、当然だね
Q7. 「That figures」は皮肉っぽく聞こえますか?
A. 場合によります!
トーンや言い方によっては、少しドライで皮肉っぽく響くこともあります。柔らかく言いたいときは、後ろに理由を付け足すのがおすすめです。
That figures. She’s been working so hard lately.
やっぱりね。彼女、最近すごく頑張ってたし。
まとめ
「That figures」は、「やっぱり」「案の定」という意味で、予想通りの出来事が起こったときによく使われる便利な英語表現です。
ネガティブな場面で使われることが多いですが、ポジティブな結果に対しても使うことができます。似た表現には 「No wonder」「It makes sense」「Of course」 などがあり、状況に応じて使い分けるのがポイントです。
短く使えるのが魅力ですが、理由を付け加えるとさらに自然に聞こえます。僕自身も最初は混乱した表現ですが、覚えてしまえば会話の幅がグッと広がります!
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