こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。こんにちは、みなさん!今回はビジネスシーンでよく使われる「残業です」の英語表現と、その使い方について詳しく解説します。仕事が忙しいときや締め切りに追われるとき、正確な表現で残業を伝えることは重要です。さっそく学んでいきましょう!
目次
「残業なんだ」の英語
「今日は残業なんだ。」と英語で伝えたいときは、”I have to work overtime/”と言います。会社の同僚と会話するときによく使われる便利な英会話フレーズです。この“overtime”は副詞として「時間外に」という意味です。他にも、名詞で「時間外労働」や形容詞「時間外の」として使うことはできます。ただ会話では、”work overtime”で使われることが多いです。ちなみに”have to ~”は義務を表す助動詞で「~しなければならない。」という意味です。
- 労働時間に関する意味: 通常の勤務時間を超えて働くこと。この場合、オーバータイムは追加の労働時間を指し、多くの場合、通常の時間給以上の報酬が支払われます。
- 例: “She worked two hours of overtime to finish the project on time.”(彼女はプロジェクトを期限内に終わらせるために2時間の残業をした。)
- スポーツにおける意味: 試合が引き分けで終わった時に、勝敗を決めるために追加で行われる時間。サッカーやアメリカンフットボールなど、多くのスポーツで使用される用語です。
- 例: “The game went into overtime after both teams were tied at the end of regulation time.”(試合は規定時間終了時に両チームが同点だったため、オーバータイムに入った。)
これら二つの意味は、使用される文脈によって異なりますが、いずれも「通常の枠を超えた追加の時間」という共通の概念を持っています。
overworkは間違い
よくある間違いが、”I have to work overtime.”ではなく、“I have to overwork.”と言ってしまうことです。これ、僕も以前なんども言い間違えてました(笑)”overwork”だと「働き過ぎる」という意味になります。そうすると「働きすぎなければなりません。」と不自然な会話になってしまいますので、気をつけましょう。
「Overwork」とは、過剰な労働または労働過多を意味する英語の単語です。これには、長時間労働や過度の仕事量によって、身体的または精神的な疲労やストレスを引き起こす状態を指します。Overworkは健康問題を引き起こす可能性があり、バーンアウトや仕事に対するモチベーションの低下など、個人の生活や仕事の質に悪影響を及ぼすことがあります。
例文:
- “Continuous overwork has led to significant health issues among employees.”
- (連続的な過労は、従業員の間で重大な健康問題を引き起こしている。)
Overworkは、労働環境や働き方の改善が必要であることを示唆する場合に用いられます。
例文
ますは、二人の会話を見てみましょう。
同僚に…
今日は残業なんだ。今回はパスするよ。
明日までにレポートを仕上げるために残業しなければなりません。
work ovetimeの例文
会話でよく使われる”work overtime”の例文をいくつか紹介します。何回か音読してみましょう。
会う予定の友人に…
どのくらい遅くまで残業するの?
妻へ…
今夜は残業するの?
同僚へ…
同じ意味の言い回し
Need to work late tonight
この表現は、「今晩は遅くまで仕事をしなければなりません」という意味です。
- 例:I have a tight deadline, so I need to work late tonight.
- 訳:締め切りが迫っているので、今晩は残業しなければなりません。
Will be working overtime on the project
この表現は、「私はプロジェクトで残業することになります」という意味です。
- 例:Due to the unexpected issues, I’ll be working overtime on the project this week.
- 訳:予期せぬ問題が発生したため、今週はプロジェクトの残業が発生します。
Stay late at work
「Stay late at work」は仕事に残るという意味で、「残業です」と同様の状況で使用します。
- 例:I have a project deadline tomorrow, so I’ll need to stay late at work tonight to get everything done.
- 明日がプロジェクトの締め切りなので、今晩は仕事に残って全てを仕上げる必要があります。
Work extra hours
「Work extra hours」も時間を追加して働くことを指し、「残業です」と同等の表現です。
- 例:Due to the unexpected workload, I’ll have to work extra hours this week to meet the project milestones.
- 予期せぬ仕事量が発生したため、今週はプロジェクトのマイルストーンに間に合わせるために追加の時間を働かなければなりません。
Put in overtime
「Put in overtime」も残業することを指し、特に仕事に追われているときによく使います。
- 例:The team needs to put in overtime this weekend to finalize the client presentation for Monday’s meeting.
- チームは月曜日のミーティングのためにクライアントプレゼンテーションを仕上げるため、今週末は残業が必要です。
合わせて覚えておきたい表現
「〜時間残業する」
同僚との会話で…
昨日は6時間残業したよ。
残業時間も伝えたいときは、“overtime”の前に「時間 + of 」を入れてあげましょう。また前置詞の時間を表す”for”を使って下記例文のように使うこともできます。
どのくらい残業したか聞かれて…
2時間ほど残業しました。
「サービス残業をする」
「サービス残業をする」を英語で伝えたいときは”work overtime without pay”と言います。“without”は前置詞で「~なしで」という意味です。また、この”pay”は動詞の「~を支払う」ではなく、名詞「給与、賃金」という意味です。
マイクに例文を言ってもらいましょう。
サービズ残業で働くのは、うちの会社では当たり前なんだ。
「ノー残業デー」
「ノー残業デー」は英語で”no overtime day”と言います。この場合の”overtime”は「時間外の」という形容詞として使われます。ナオミとマイクの会話を見てみましょう。
同僚との会話で…
明日はノー残業デーなんだ。
「残業しそう」
- It looks like I’ll be working overtime.
- 残業しそうです。
「残業でした」
- I had to work overtime yesterday.
- 昨日は残業でした。
「残業が多い」
- I have a lot of overtime this week due to the project deadline.
- 今週はプロジェクトの締め切りがあるため、残業が多いです。
「残業がない」
- Fortunately, there’s no overtime required for this assignment.
- 幸運なことに、この課題には残業が必要ありません。
「残業代」
- I’ll need to fill out a form for overtime pay for the extra hours worked.
- 追加で働いた時間の残業代のためにフォームを記入する必要があります。
関連する語彙
「残業」に関連する英語の語彙を紹介します。これらの単語やフレーズは、労働時間が通常の勤務時間を超える状況を説明するのに役立ちます。
- Overtime
- 残業
- “I need to do some overtime tonight to finish the report.”
- Extra hours
- 追加の勤務時間
- “She’s working extra hours this week to meet the project deadline.”
- Work late
- 遅くまで働く
- “He often works late to catch up on his tasks.”
- Long hours
- 長時間労働
- “Working long hours has become the norm in this industry.”
- Time and a half
- 残業手当(基本時給の1.5倍の意)
- “Overtime on weekends is paid at time and a half.”
- Double time
- 二倍の時間、特に二倍の賃金で働くこと
- “Employees earn double time for working on public holidays.”
- Burn the midnight oil
- 夜遅くまで働く(特に勉強や仕事で)
- “I’ve been burning the midnight oil to get this presentation ready.”
- Compensatory time / Comp time
- 残業の代わりに与えられる代休
- “Instead of paying for overtime, the company gives compensatory time off.”
これらの語彙は、「残業」に関連するさまざまな状況や方針を表すのに適しています。職場の状況や特定の労働条件を詳しく説明する際に役立ちます。
押さえておきたいポイント
明確な理由を伝える
残業の理由を明確に伝えることで、相手が理解しやすくなります。
丁寧な表現を心掛ける
ビジネスコミュニケーションでは、残業の連絡も丁寧な表現が重要です。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「残業です」を正確に英語で伝えることはビジネスコミュニケーションにおいて欠かせません。適切な表現を使って、同僚や上司と円滑なコミュニケーションを心掛けましょう。これらのフレーズをマスターすることで、仕事の効率が向上し、職場での信頼も築けることでしょう!
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