こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「英会話を始めたいけど、どの本を選べばいいのかわからない」「単語や文法は少し分かるのに、いざ話そうとすると英語が出てこない」——そんな方に向けて、今回は英会話初心者〜初中級者におすすめしたいフレーズ本を4冊紹介します。
英会話教材は本当にたくさんありますが、初心者の場合、難しい表現を大量に覚えるよりも、まずは中学英語レベルの基本表現を「見れば分かる」状態から「自分で言える」状態へ変えることが大切です。
僕自身、海外で働き始めた頃はTOEICの勉強を中心にしていたため、単語や文法の知識はあっても、実際の会話では自然な英語がすぐに出てきませんでした。そこでフレーズ本を使い、何度も声に出しながら「実際に会話で使う英語」を身につけていきました。
この記事では、単なる本の紹介ではなく、
- 英会話初心者はどんな本を選べばいいのか
- フレーズ本と文法書のどちらを優先すべきか
- 本を読んでも英語が話せない理由
- フレーズ本をスピーキングにつなげる使い方
- 初心者から初中級者までのおすすめ4冊
までまとめて紹介します。
「英語の本は何冊も買ったけど、結局話せるようにならなかった」という方にも、ぜひ参考にしてほしい内容です。
- 1 英会話初心者におすすめなのは「読む本」より「口から出す本」
- 2 英会話初心者がフレーズ本を選ぶ3つのポイント
- 3 英会話の本を読んでも話せるようにならない理由
- 4 フレーズ本は必ず音読して使う
- 5 英会話初心者におすすめのフレーズ本4選
- 6 4冊のうち、初心者はどれを選べばいい?
- 7 英会話初心者は文法書とフレーズ本、どちらを先にやる?
- 8 英会話フレーズは丸暗記するだけでは足りない
- 9 フレーズ本を「使える英語」に変える5ステップ
- 10 英会話初心者は「何冊やったか」より「何フレーズ使えるか」
- 11 僕が海外で働き始めて気づいた「教材と実践の違い」
- 12 まとめ|英会話初心者の一冊目は「簡単だけど使える本」を選ぼう
- 13 フレーズ本に関連する記事
英会話初心者におすすめなのは「読む本」より「口から出す本」
英会話初心者が教材を選ぶとき、僕が一番重視したいのは、
その本を使って実際に声に出して練習できるか
です。
英語学習というと、単語帳や文法書を思い浮かべる人も多いと思います。もちろん、基礎的な単語や文法は必要です。
ただ、ある程度中学英語を知っている人の場合、
I’m tired.
I’m looking for ~.
I want to ~.
Do you have ~?
といった簡単な英文を見れば意味は分かっても、実際の会話ではすぐに出てこないことがあります。
これは「知らない」のではなく、知っている英語を取り出す練習が不足している状態です。
そんな人には、難しい知識を増やす本よりも、短くてよく使う英文を繰り返し口にできるフレーズ本の方が役立つことがあります。
英会話初心者がフレーズ本を選ぶ3つのポイント
本屋やAmazonを見ると、「英会話フレーズ○○選」のような本がたくさんあります。僕なら、初心者は次の3点で選びます。
- 例文が短く、実際の会話で使いやすい
- 中学英語レベルから始められる
- 音読・反復しやすい構成になっている
逆に、初心者の段階で「ネイティブしか知らない表現1000選」のような教材を選んでも、覚える量ばかり増えてしまうことがあります。
まずは、自分が本当に使いそうな基本表現を少数でも自由に使えるようにする方が、会話では役立ちます。
英会話の本を読んでも話せるようにならない理由
ここはかなり重要です。
どれだけ良い本を買っても、読むだけではスピーキング力にはつながりにくいです。
僕自身も英語学習を始めた頃は、
「なるほど、こう言えばいいのか」
と理解しただけで、勉強した気になっていました。
でも、実際の会話になると出てきません。
なぜなら、
理解する練習と、自分から言う練習は別だからです。
英会話用のフレーズ本を使うなら、
見る → 音を聞く → 声に出す → 見ないで言う → 実際に使う
まで進めるのがおすすめです。
フレーズ本は必ず音読して使う
僕がフレーズ本を使うときに一番おすすめしているのが、音読です。
文章を目で追うだけではなく、実際に口を動かして何度も言います。
例えば、
I’m looking for a restaurant.
という英文を覚えるなら、その一文だけを暗記するのではなく、
I’m looking for a hotel.
I’m looking for my keys.
I’m looking for something cheaper.
のように、中身を少しずつ変えて声に出してみます。
こうすると、
I’m looking for ~.
という「型」を自分の会話で使えるようになっていきます。
フレーズ本は、英文を丸暗記するためだけの教材ではありません。自分で英文を作るためのパターン集として使うと、かなり実践的です。
英会話初心者におすすめのフレーズ本4選
ここからは、初心者〜初中級者におすすめしたい4冊を紹介します。
全部買う必要はありません。自分の現在のレベルや、「どんな英語を身につけたいか」に合わせて1冊選び、まずはその本を繰り返し使うことをおすすめします。
1. 73パターンで覚える英会話の基本フレーズ
「これから英会話を始めたい」という人なら、まず候補にしたい一冊です。
紹介されているのは、
This is ~.
I am ~.
I want ~.
といった、かなり基本的な英文パターンです。
そのため、中学英語を勉強した人なら、
「これ、全部知ってる」
と思うかもしれません。
でも、ここで大切なのが、
「知っている」と「瞬時に使える」は違う
ということです。
例えば、I want to ~ を知っていても、
「今日は早く帰りたい」
「週末はゆっくりしたい」
「もう一度確認したい」
といった自分の言いたいことをすぐ英文にできなければ、まだ会話で自由に使える状態とは言えません。
この本は、そうした中学英語を会話の道具に変えたい初心者に向いています。
2. 基本の78パターンで英会話フレーズ
1冊目より少しレベルを上げたい人には、こちらが使いやすいです。
基本的な会話パターンに加えて、少し応用的な表現や、仕事でも使える言い回しが登場します。
僕自身も、ある程度英語を話せるようになってからこのタイプの教材を使いましたが、
「意味は知っていたけれど、こんな場面でこう使えるのか」
という発見がありました。
英会話では、単語そのものより、
どの単語をどの形で組み合わせるか
が大切です。
基礎的な英文は作れるけれど、毎回似たような言い方になってしまう人には、次のステップとして使いやすいと思います。
3. 中学レベルの英単語でネイティブとサクサク話せる本[会話力編]
これは、僕自身の英語学習にかなり影響を与えた本です。
海外で働き始めた頃、僕はTOEICの勉強をかなりしていました。そのため英単語や文法の知識は増えていましたが、実際の会話になると、
「知識はあるのに、自然な言葉が出てこない」
という状態でした。
今振り返ると、少し「テスト英語」の頭で会話をしていた部分もあったと思います。
そんな時期にこの本をよく読みました。
僕にとって役立ったのは、難しい単語を覚えることではなく、
中学レベルの単語でも、組み合わせ方次第でかなり自然に会話できる
と分かったことです。
さらに、英文を頭の中で一から組み立てるのではなく、よく使う形をある程度まとまりで持っておく感覚も身につきました。
「TOEICは勉強してきたのに会話になると出てこない」という人には、僕自身の経験からも相性がいいタイプの本です。
4. 中学レベルの英単語でネイティブとペラペラは話せる本
こちらも3冊目と同じ著者による本で、僕が特に面白いと感じたのが、英語と日本語の考え方の違いを説明している点です。
英会話では、日本語をそのまま英単語へ置き換えれば自然な英文になるとは限りません。
特に、
- 時制の使い方
- 英語でよく使う基本パターン
- 日本語とは違う発想で表現する方法
などを知ると、
「文法的には間違っていないけど、なんとなく不自然」
という状態から抜け出しやすくなります。
僕自身、日常英会話の経験がまだそれほど多くなかった時期に読んで、特に時制の感覚について参考になりました。
初心者でも読めますが、基本的な英文はすでに作れる初中級者の方が、より多くの気づきが得られると思います。
4冊のうち、初心者はどれを選べばいい?
迷う場合は、自分の状態から選ぶと分かりやすいです。
- 英会話をほとんどしたことがない:1冊目
- 基礎英語は分かるので表現を増やしたい:2冊目
- TOEICや文法は勉強したのに会話で出てこない:3冊目
- 基本的には話せるが、より自然な感覚を身につけたい:4冊目
最初から4冊すべてやる必要はありません。
むしろ僕なら、一冊を何度も声に出して、掲載されている基本パターンを実際の会話で使えるようにすることを優先します。
教材はたくさん持っているのに話せない人ほど、「次の本」を探す前に、今持っている本をどこまで使えるようになったか確認してみてください。
英会話初心者は文法書とフレーズ本、どちらを先にやる?
これもよくある疑問です。
結論としては、中学英文法がかなり曖昧なら、文法の復習も並行した方がいいです。
例えば、
- 過去形と現在完了の違いがほとんど分からない
- 疑問文の作り方で毎回迷う
- can・will・shouldなどの基本的な助動詞が分からない
- 語順そのものが分からない
という場合、フレーズだけを丸暗記しても応用しにくくなります。
一方で、中学英文法は一通り理解しているなら、フレーズ本を使いながら「知識を会話へ変える」練習に入っていいと思います。
文法か会話かの二択ではなく、
分からない文法だけ戻って確認しながら、基本は話す練習を進める
という方法が実践的です。
英会話フレーズは丸暗記するだけでは足りない
フレーズ本の弱点もあります。
例えば、
Could you tell me how to get to the station?
という文を100回言って丸暗記しても、それしか使えなければ応用が効きません。
そこで、
Could you tell me ~?
という部分を型として捉えて、
Could you tell me your name?
Could you tell me what happened?
Could you tell me where it is?
のように、自分で中身を変えてみます。
僕はこういう練習の方が、単純な丸暗記よりスピーキングにつながりやすいと考えています。
フレーズを「完成した一文」として覚えるだけでなく、自分の言いたいことを作るための部品として使ってみてください。
フレーズ本を「使える英語」に変える5ステップ
僕なら、一冊選んだら次の流れで練習します。
- 英文と意味を理解する
- 音声があればモデルを聞く
- 何度か声に出して真似する
- 一部を変えて自分の英文を作る
- 実際の英会話で使う
さらに、実際に使ってみて、
「言えなかった」
「不自然だった」
というところがあれば修正します。
そして修正した英文をもう一度音読し、次の会話で再び使います。
つまり、
インプット → 音読 → アウトプット → 修正 → 再アウトプット
です。
本はあくまでスタート地点です。
本の中の英語を、自分の口から出る英語へ移していくところまでやって初めて、英会話教材としての価値が出てきます。
英会話初心者は「何冊やったか」より「何フレーズ使えるか」
英語を勉強していると、次々と新しい教材が欲しくなることがあります。
僕もいろいろな教材を使ってきました。
でも、長く英語を使ってきた今思うのは、
教材を何冊終わらせたかは、それほど重要ではない
ということです。
それより、
「この表現なら考えなくても言える」
「このパターンなら自分で文章を作れる」
という英語を少しずつ増やしていく方が、実際の会話では役立ちます。
初心者なら、まずは一冊からで十分です。
知っているフレーズを増やすだけでなく、使えるフレーズを増やすことを目標にしてみてください。
僕が海外で働き始めて気づいた「教材と実践の違い」
僕自身、海外で仕事を始めたときに感じたのが、
試験で知っている英語と、実際の人間関係の中で使う英語はかなり違う
ということでした。
TOEICの勉強で覚えた単語をたくさん知っていても、同僚と雑談するときに必要なのは、
How was your weekend?
I was going to ~.
I ended up ~.
It depends.
That makes sense.
のような、日常的に何度も使う基本表現だったりします。
そこで僕は、会話でよく使われる表現を本で学び、実際に職場や友人との会話で使うことを繰り返しました。
だから今回紹介している本も、
読むためのおすすめ本ではなく、「実際に口から出すための練習材料」
として紹介しています。
まとめ|英会話初心者の一冊目は「簡単だけど使える本」を選ぼう
英会話初心者が最初に選ぶ本は、難しい単語やネイティブ表現が大量に載っているものではなく、
自分がすでに知っている基本英語を、実際に話せる状態へ変えられる本
がおすすめです。
今回紹介した4冊も、それぞれレベルや目的は少し違いますが、共通しているのは「会話で使うための基本表現」を学べることです。
そして最も大切なのは、本を買ったあとです。
読むだけで終わらせず、
声に出す → 自分の文を作る → 実際に使う → 修正する → もう一度使う
という流れを作ってください。
僕自身も、海外で働き始めた頃にフレーズ本を使って、テストのために覚えた英語を少しずつ「会話で使う英語」へ変えていきました。
英会話初心者にとって本当に必要なのは、
たくさんの教材ではなく、少ない基本表現を何度も使った経験
です。
まずは自分に合いそうな一冊を選び、そこに載っている英語を「知っている」から「使える」へ変えてみてください。
フレーズ本に関連する記事
中級者向けのフレーズ本を探している方はこちらも参考にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、See you around!





































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