- 1 はじめに|僕のセブ留学は「たった2週間」から始まった
- 2 なぜ僕は21歳でセブ留学を選んだのか
- 3 セブ留学2週間で英語力は伸びる?
- 4 初めて知った「マンツーマンで英語を話し続ける環境」
- 5 フィリピン人講師の英語が想像以上に自然で驚いた
- 6 なぜフィリピンでは英語が広く使われているのか
- 7 先生との会話で考えさせられた「英語と植民地支配」
- 8 セブで初めて気づいた「日本語だけで生きられる」ということ
- 9 2週間だからこそ感じた「もっといたい」という気持ち
- 10 2週間のセブ留学はどんな人に向いている?
- 11 逆に、2週間のセブ留学で期待しすぎないほうがいいこと
- 12 2週間の留学が、翌年の8ヶ月留学につながった
- 13 僕が2週間のセブ留学で得た5つのこと
- 14 よくある質問
- 15 まとめ|たった2週間が、その後の人生につながった
はじめに|僕のセブ留学は「たった2週間」から始まった
21歳のとき、僕は初めて2週間のセブ留学を経験しました。
今ではフィリピン・セブへの語学留学はかなり知られるようになりましたが、当時の僕にとっては、
「フィリピンで英語を学ぶ」
ということ自体がかなり新鮮でした。
しかも期間はわずか2週間。
英語力を劇的に変えるには、決して長い期間ではありません。
それでも、この2週間はその後の僕の人生にかなり大きな影響を与えました。
なぜなら、この短期留学をきっかけに、
「もっと英語を話せるようになりたい」
「もっと海外で生活してみたい」
と思うようになり、翌年には大学を休学して8ヶ月のセブ留学をすることになったからです。
今では英語コーチとして仕事をしていますが、その原点をたどっていくと、この21歳のときの2週間に行き着きます。
この記事では僕自身の体験をもとに、
- セブ留学2週間で何ができたのか
- 短期でも英語力に効果はあるのか
- 初めてセブへ行って驚いたこと
- フィリピン人講師の英語はどうだったのか
- 2週間の留学がなぜ8ヶ月の長期留学につながったのか
について振り返ってみたいと思います。
なぜ僕は21歳でセブ留学を選んだのか
実は、セブへ行く前に一度、兄や友人たちとタイを旅行した経験がありました。
これが僕にとって大きなきっかけになりました。
それまで海外へ行った経験としては、幼い頃にアメリカやカナダを訪れたことがありました。
でも、東南アジアはまったく違いました。
街に出ると、人が多い。
交通量も多い。
街全体にエネルギーがある。
日本とは違う生活や文化が目の前に広がっている。
その雰囲気に僕は一気に引き込まれました。
「東南アジアって面白いな」
という感覚が芽生えたんです。
そして次に興味を持ったのが、フィリピンでした。
「フィリピンってどんな国なんだろう?」
そんな純粋な好奇心から、セブ留学を選びました。
当時の僕にとっては、
英語を学ぶこと+知らない世界へ行ってみること
の両方が目的だったと思います。
セブ留学2週間で英語力は伸びる?
これから短期留学を考えている人なら、
「2週間だけでも英語力は伸びるの?」
という疑問があると思います。
僕自身の経験でいうと、2週間で英語がペラペラになったわけではありません。
当然ながら、そんな短期間で英語力そのものが劇的に変わった感覚もありませんでした。
ただし、2週間でも得られるものはかなりありました。
特に大きかったのが、
英語を実際に使ってコミュニケーションする感覚を知れたこと
です。
日本で英語を勉強していると、
単語を覚える。
文法を勉強する。
問題を解く。
といった「勉強としての英語」が中心になりがちです。
でもセブへ行けば、先生を目の前にして実際に英語を話します。
分からなければ聞き返す。
言いたいことが出てこなければ何とか別の言葉で説明する。
相手の話を必死で理解する。
短期間でも、
「英語って、本来こうやって使うものなんだ」
という感覚を体験できました。
僕にとって2週間のセブ留学の最大の効果は、英語力そのものよりも、
「もっと英語を使えるようになりたい」と本気で思えたこと
だったと思います。
初めて知った「マンツーマンで英語を話し続ける環境」
セブ留学で印象的だったのが、先生と1対1で英語を話すマンツーマンレッスンでした。
日本で英語を勉強していたときは、一人の先生に対して複数の生徒がいる授業が当たり前でした。
当然、自分が英語を話す時間は限られます。
でもマンツーマンなら、逃げられません。
先生が質問する。
自分が答える。
そこからまた質問される。
必然的に英語を話す時間が増えます。
21歳の僕には、この環境がかなり刺激的でした。
後に8ヶ月の長期留学をするときにも、僕がセブを選んだ大きな理由の一つが、このマンツーマンでアウトプットできる環境です。
そして現在、僕自身が英語を教える仕事をしていても、やはり、
英語を話せるようになるには、自分自身が英語を口にする時間が必要
という考えは変わっていません。
振り返れば、この2週間でその原型を体験していたのだと思います。
フィリピン人講師の英語が想像以上に自然で驚いた
もう一つ、セブへ行って驚いたのが先生たちの英語でした。
僕が渡航する前は、
「フィリピンで習う英語ってどんな感じなんだろう?」
という疑問もありました。
ところが実際に授業を受けてみると、先生たちがとても自然に英語を話している。
当時の僕には、アメリカ英語に近い発音に聞こえました。
「なんでフィリピンでは、こんなに英語が話されているんだろう?」
そこで初めて、フィリピンと言語の歴史にも興味を持つようになりました。
なぜフィリピンでは英語が広く使われているのか
フィリピンでは、フィリピノ語と並んで英語が公用語として使われています。
学校教育、ビジネス、行政など、さまざまな場面で英語を目にします。
その背景の一つに、アメリカ統治の歴史があります。
フィリピンは1898年にスペインからアメリカの統治下へ移り、その後の教育制度などを通じて英語が広く使われるようになりました。
僕は当時、この歴史を知って驚きました。
それまで僕にとって英語は、
「世界で使える便利な言葉」
「将来役立つスキル」
くらいの認識でした。
でも実際には、一つの国で英語が広く使われるようになった背景には、歴史や政治、教育制度が深く関係している。
セブ留学をきっかけに、英語を単なる語学としてではなく、その背景にある歴史まで考えるようになりました。
先生との会話で考えさせられた「英語と植民地支配」
特に記憶に残っている出来事があります。
ある日、先生との会話の中で、
「英語を話すことについて、アメリカにコントロールされているように感じることはある?」
という趣旨の話になりました。
21歳だった僕には、かなり新鮮な問いでした。
日本では、英語はどちらかというと、
「話せたら便利」
「就職やキャリアに有利」
「海外旅行で役立つ」
といったプラスアルファのスキルとして語られることが多いと思います。
一方、フィリピンでは、英語が教育や仕事など社会のさまざまな場面と深く結びついています。
もちろん、現在フィリピンで英語を使うことを単純に「支配」と捉えることはできません。
英語力が国際的な仕事や海外就労につながるなど、現在のフィリピン社会において重要な資産になっている面もあります。
ただ僕にとって重要だったのは、
「なぜ、この国では英語がこれほど使われているんだろう?」
と、その背景まで考えるようになったことでした。
英語という言葉一つをとっても、
歴史。
教育。
経済。
仕事。
国と国との関係。
いろいろなものが絡んでいる。
語学留学に来ただけだったのに、僕は初めてそんな視点で世界を見るようになりました。
セブで初めて気づいた「日本語だけで生きられる」ということ
フィリピンで過ごしたことで、逆に日本について考える機会も増えました。
日本では、日本語だけでも生活のほとんどが完結します。
学校へ行く。
働く。
病院へ行く。
行政サービスを利用する。
買い物をする。
基本的には日本語だけで困りません。
当時の僕にとっては、それが当たり前でした。
でも海外へ出て違う社会を見ると、
「自分が当たり前だと思っている環境は、世界共通ではないんだ」
と気づきます。
日本で英語を学ぶ僕と、フィリピンで英語を学び、使う人では、英語との距離感も違います。
良い・悪いという話ではありません。
ただ、セブへ行ったことで初めて、
同じ「英語を話す」ということでも、国や人によって意味が違う
ことに気づきました。
これは、英語力の変化以上に印象に残った経験でした。
2週間だからこそ感じた「もっといたい」という気持ち
2週間の留学は、本当にあっという間でした。
セブでの生活に慣れてきたころには、もう帰国です。
だからこそ、
「もっとここにいたい」
という気持ちが強く残りました。
もう少し英語を話せるようになりたい。
もっと現地の人と話してみたい。
もっと海外で生活してみたい。
2週間では、物足りなかったんです。
でも今考えると、その**「物足りなさ」こそが、この短期留学で得た最大のもの**だったのかもしれません。
もし最初から長期留学をしていたら、同じ感覚になったかどうかは分かりません。
まず2週間行ってみた。
楽しかった。
もっとやりたくなった。
だから次の行動につながった。
僕にとって短期留学は、英語を完成させるための期間ではなく、次の一歩を決めるための期間になりました。
2週間のセブ留学はどんな人に向いている?
自分の経験を振り返ると、2週間程度の短期セブ留学は、特に次のような人と相性がいいと思います。
初めて海外留学する人
いきなり半年や1年間海外へ行くことに不安があるなら、まず短期間経験してみる方法があります。
実際に現地で生活してみないと分からないことはたくさんあります。
僕自身も、最初の2週間があったからこそ、その後の8ヶ月留学を決断できました。
英語を実際に話す経験が少ない人
日本で英語を勉強していても、実際に何時間も英語を話す経験はなかなか作れません。
マンツーマン授業が多い環境なら、短期間でも英語を話すことへの心理的なハードルを下げる経験はできます。
長期留学するか迷っている人
これは、まさに当時の僕です。
2週間で英語を完成させるのではなく、
「自分は海外生活が好きなのか」
「もっと英語を学びたいと思えるのか」
を確認する期間として使うのも一つの方法です。
逆に、2週間のセブ留学で期待しすぎないほうがいいこと
短期留学にはメリットがあります。
でも、2週間で何もかも変わるわけではありません。
僕自身の経験からも、
2週間で一気に英語がペラペラになる
という期待は持たないほうがいいと思います。
語彙も文法も、スピーキング力も、短期間で完成するものではありません。
だから僕なら、2週間留学の目的を、
「英語を完璧にする」
ではなく、
「英語を実際に使う経験を増やす」
「海外生活を体験する」
「今後の学習へのモチベーションを作る」
と考えます。
短いから意味がないわけではありません。
2週間で何を得ようとするかによって、その価値はかなり変わります。
2週間の留学が、翌年の8ヶ月留学につながった
帰国してからも、セブで経験したことが頭から離れませんでした。
「もっと長く行きたい」
という気持ちは、時間が経っても消えませんでした。
そして22歳のとき、大きなチャンスがやってきました。
大学の休学制度が変わり、休学に必要な費用が以前より大幅に抑えられるようになったのです。
僕にとっては、
「今しかない」
というタイミングでした。
そこで大学を休学し、今度は8ヶ月間のセブ留学へ行くことを決めました。
その長期留学では、英語学習だけでなく、ボランティアをしたり、韓国人の友人たちと英語で生活したり、さまざまな年代・職業の人たちと出会ったりしました。
振り返ってみると、そのすべての始まりが、このたった2週間のセブ留学でした。
僕が2週間のセブ留学で得た5つのこと
今振り返ると、最初の短期留学で得たものは大きく5つあります。
1. 英語を「使う楽しさ」
英語がテストのための科目ではなく、人とコミュニケーションを取るための言葉だと実感しました。
2. マンツーマンで話す経験
自分自身が英語を話す時間を増やすことの大切さを初めて体感しました。
3. フィリピンという国への興味
英語だけではなく、フィリピンの歴史や文化にも興味を持つきっかけになりました。
4. 海外で生活することへのワクワク
タイ旅行から始まった東南アジアへの興味が、セブでさらに強くなりました。
5. 「もっとやりたい」という気持ち
これが最も大きかったと思います。
2週間では足りなかったからこそ、翌年の8ヶ月留学へつながりました。
よくある質問
Q. セブ留学は2週間でも効果がありますか?
2週間でも得られるものはあります。
ただし、短期間で英語が劇的に上達するというより、英語を実際に話す経験を増やしたり、海外生活に慣れたり、今後の学習意欲を高めたりする効果のほうが僕自身は大きかったです。
Q. 2週間のセブ留学で英語は話せるようになりますか?
僕自身は、2週間だけで自由に英語を話せるようになったわけではありません。
ただ、マンツーマンレッスンを通して、英語で話すことへの抵抗を減らすきっかけにはなりました。
本格的に英語力を伸ばしたのは、その後の8ヶ月留学です。
Q. 英語初心者でも2週間のセブ留学は意味がありますか?
意味はあると思います。
特に、英語を話す経験そのものが少ない人なら、マンツーマンで実際に英語を使うことは良い刺激になります。
完璧に話せることよりも、まず英語を使ってみる経験に価値があります。
Q. 2週間と長期留学では何が違いますか?
僕の場合、2週間は**「海外で英語を学ぶ楽しさを知る期間」**でした。
一方、その後の8ヶ月留学では、英語を使う生活そのものを作り、人間関係やボランティアなど、学校外での経験もかなり増えました。
短期と長期では、得られるものの深さや生活への入り込み方が違うと感じています。
Q. セブ留学は長期留学の前のお試しにもなりますか?
僕自身はまさにそうでした。
21歳で2週間セブへ行った経験が、「もっと長く住んでみたい」という気持ちにつながり、翌年の8ヶ月留学を決めました。
長期留学に不安がある場合、まず短期で現地を体験してみるのも一つの選択肢だと思います。
まとめ|たった2週間が、その後の人生につながった
僕にとって最初のセブ留学は、たった2週間でした。
英語がペラペラになったわけでもありません。
劇的に英語力が変わったわけでもありません。
それでも、その2週間がなければ、その後の8ヶ月留学もなかったかもしれません。
そして長期留学がなければ、その後海外で働いたり、英語を仕事にしたり、現在英語を教えたりする人生も、今とは違っていたかもしれません。
短期留学の価値は、その2週間だけでどれだけ英語力が上がったかでは測れないと思っています。
知らない場所へ行く。
実際に英語を使う。
違う文化に触れる。
「もっと知りたい」と思う。
その小さな経験が、次の行動を生むことがあります。
僕の場合、その最初の一歩が21歳のセブ留学でした。







































