こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今日は、英語学習を進める中で多くの方が直面する「ネガティブな感情や思考」と、どのように向き合っていくべきかについてお話ししたいと思います。
英語を学ぶ過程では、新しい言語を習得する喜びや成長を感じる一方で、自己不信や挫折感を味わうこともあります。これは誰もが経験する自然な感情です。実は僕自身も、英語学習を通じて素晴らしい人々との出会いを得ただけでなく、その中でネガティブな感情や思考にどう向き合うかという重要な教訓を得ました。
この記事を読むことで、あなたが英語学習を進める中で感じるネガティブな感情を理解し、それらを乗り越えてスムーズに学習を進めるための具体的な方法を知ることができます。それでは、さっそく始めましょう。
目次
あなたの心に潜むネガティブなマインドセットに気づいていますか?
まず、英語を流暢に話せるようになるために最も重要な要素は何だと思いますか?才能でしょうか?頭の良さ?それとも英語圏に住むことでしょうか?僕は、これらのどれも最終的な答えではないと思っています。実は、英語を流暢に話すための鍵は「マインドセット」にあります。つまり、英語にどう向き合うかという心構えが大切なのです。
では、少し自分が英語を学んでいる状況を想像してみてください。こんな感じで考えたことはありませんか?
このようなネガティブな思考、心当たりはありませんか?実際、僕は多くの英語学習者が少なからずこうした思考パターンに悩まされていると感じています。ネガティブな思考や感情は簡単には止められませんし、これが原因で学習が滞ることも少なくないでしょう。
ネガティブなマインドセットを持っていると、無意識のうちにできない理由ややりたくない理由を考えてしまいます。そして、その言い訳がまるで真実であるかのように思い込んでしまうこともあるのです。
こうしたネガティブな思考が学習の大きな障害になることを理解し、それにどう対処するかが、英語を流暢に話すための大きなステップになります。この記事を通じて、ネガティブなマインドセットを乗り越えるための具体的な方法を一緒に考えていきましょう。
ネガティブなマインドセットがもたらす影響とは?
ネガティブな思考や感情を抱き続けていると、英語学習に対して後ろ向きになりがちです。さらに、ストレスが蓄積することで、頭痛や腹痛といった体調不良を引き起こすこともあります。実際に僕自身も、海外の支社で働き始めた際に似たような経験をしました。
当初、自分の英会話力にはある程度の自信を持っていたものの、現地のスタッフの英語力の高さに圧倒され、話しかけられたり、込み入った話し合いが始まるたびにミスを恐れて話すことを避けてしまいました。その結果、精神的に非常に辛い時期を過ごすことになったのです。
このように、一度ネガティブな思考や感情に囚われてしまうと、それがどんどん悪循環を生み出します。その結果、英語を流暢に話すことがますます難しくなり、最終的には英語学習の本来のメリットや楽しさが見えなくなってしまうかもしれません。
ネガティブなマインドセットは、学習の進行を大きく妨げるだけでなく、学習者の心身に悪影響を及ぼす可能性が高いのです。このような状況に陥る前に、自分の思考や感情に気づき、それにどう対処するかを考えることが、英語学習を成功に導くための重要なステップとなります。
ネガティブなマインドセットにどう向き合うべきか?
ネガティブな感情や思考が、あなたの行動を左右しないようにすることが重要です。英語を流暢に話すためには、ポジティブなマインドセットを持ち、自分を冷静に見つめることが求められます。もし、自分がネガティブな気持ちに陥っていると感じたときは、まず深呼吸を2〜3回行い、次のように考えてみましょう。
このように自分に問いかけることで、ネガティブな感情の根本にあるものを見つめ直すことができます。たとえば、あなたが考える最悪の状況は「混乱すること」、「理解できないこと」、「ミスをすること」、「何を言っていいかわからなくなること」などかもしれません。
では、なぜこれらが「最悪の状況」と感じられるのでしょうか?それは、他人に笑われたり、バカにされたりすることへの恐れや不安、そして自分が他人より劣っていると感じる劣等感が原因ではないでしょうか。
こうした感情は誰にでもありますが、それが実際に起こる確率はどれほどでしょうか?そして仮に起こったとしても、それは本当にあなたの価値を損なうものでしょうか?ほとんどの場合、答えは「No」です。むしろ、それを乗り越えることで得られる成長や経験こそが、英語学習を成功に導く重要なステップとなります。
自分が何によってネガティブな思考や感情に陥っているのかに一度気づき、それと向き合うことができたら、解決は時間の問題です。まず、ネイティブでないあなたが英語を話す際に混乱したり、理解できなかったり、ミスをしたり、何を言っていいかわからなくなるのは、至極当然のことです。なぜなら、あなたはネイティブではないからです。
実際、ネイティブスピーカーであっても、時制のミスや言い間違いは日常茶飯事です。彼らも完璧ではありませんし、話す相手もそのことを理解しています。むしろ、あなたが一生懸命にコミュニケーションを取ろうとする姿勢を見て、好意的に感じてくれるはずです。だからこそ、劣等感を抱く必要はどこにもありません。
仮にミスをして笑われたとしても、その笑いは善意からくるものでしょうし、ほとんどの場合、次の日には誰もその出来事を覚えていないでしょう。だからこそ、ネガティブな思考にとらわれず、自信を持って英語を使っていくことが大切です。
実はネガティブになる必要は全くありません!
「そうは言っても、どうしたらいいの?」と思う方もいるかもしれません。そんなときは、まず自分の中にあるネガティブな感情や思考を観察してみましょう。感情や思考を否定せずに、ただその存在を認め、受け入れてみるのです。
不思議なことに、一度その感情や思考を受け入れると、自然とその力が弱まっていくのを感じるでしょう。抵抗せずに受け入れることで、ネガティブなマインドセットの影響力が薄れていきます。
まずは、自分のネガティブなマインドセットと向き合い、その存在を認めることから始めてみましょう。これが、ポジティブな変化の第一歩となります。
ネガティブな思考と向き合った先に待つものは?
この段階まで来たら、次はあなたに起きうる最悪の状況に対して、具体的にどう対処するかを考えてみましょう。
例えば、英語を話していて混乱したり、相手の言葉が理解できなかった場合、それは単に知識が不足しているというサインです。このことに気づいたら、辞書を使って後で調べる、あるいはその場で相手に質問して確認するなどの対処法が考えられます。
また、ミスをしたり、何を言っていいかわからなくなった場合、それは話すことにまだ慣れていないというサインです。これに気づいたら、シャドーイングの練習をしたり、オンライン英会話でフリートークの練習をする、さらには文法の復習を軽くしてみるなどが有効な対策です。
ネガティブな感情や思考に気づいたら、それらを冷静に見つめ、次のステップに移すことが重要です。このプロセスを理解し、実践することで、英語学習において大きな違いが生まれます。ネガティブなマインドセットに向き合いながらも、学習を続けている人は、必ず成長していきます。そして、遅かれ早かれ、自然に英語が口から出てくる日が必ず訪れるでしょう。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。以上が、英語学習を始める前に知っておくべき、不安や恐れと向き合う方法でした。少しでも、英語を話す勇気と希望をお届けできたなら幸いです。
これからも英語学習を一緒に頑張りましょう!またお会いできる日を楽しみにしています。それでは、またお会いしましょう!
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