こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。英語を話す練習をしていると、かならずいくつかの壁にぶつかります。その一つが英語を長く話すことだったり、長文を話すことだったります。特に短文でスムーズに受け答えができるようになった方に直面する壁です。実際に僕もその壁にぶつかりました。
なかなか伸びず、前に進みませんでした。でもある2つのコツを習得したことで、英語がどんどんうまく話せるようになりました。今日は今すぐに活用できる、伝わる英語が話せるその2つのコツについてせまります。それでは、まいりましょう。
1: 5W1Hを組み込もう
これはある状況を説明するときにとても役立ちます。実際にビジネスの場では、報告書やメールで重要視されるポイントです。なので自分が発言する文にできるだけ5W1Hの要素を組み込みましょう。なぜなら相手にあなたの状況をうまくイメージさせることができるからです。ところで5W1Hは覚えていますか?簡単におさらいしておきましょう。
- when(いつ)
- Where(どこ)
- who(だれが)
- what(何を)
- why(なぜ)
- how(how)
こんな感じです。相手の質問に返答するとき、だいたい「いつ」、「だれが」「何を」で終わってないでしょうか。例えばこんな感じで、リョウのように。
今日は何をしたの?
午後のスパイダーマンを見たよ。
- when(いつ)→this afternoon
- Where(どこ)なし
- who(だれが)→I
- what(何を)→watched spiderman
- why(なぜ)なし
- how(how)なし
この状態でも会話はもちろん成立します。でもさらに踏み込んで、5W1Hを最大限活用すると会話力がもっとアップします。では5W1Hを意識した会話を見てみましょう。
今日は何をした?
午後に、最寄りのモールで時間つぶしにスパイダーマンを見たよ。
- when(いつ)→this afternoon
- Where(どこ)→at a nearest mall
- who(だれが)→I
- what(何を)→watched spider-man
- why(なぜ)→to kill time
- how(how)なし
情報が追加されより具体的になりましたね。追加したのは2と5の情報だけです。でもたった2つの情報を追加するだけで、見違えるように伝わる英語になっていますよね。こんな風に話すときはかならず5W1Hを意識しましょう。最初のうちはうまくいかないこともあると思います。でも毎回意識することで、相手に具体的に伝わる英語に進化していくこと間違いありません。
2: ロジカルな話の流れを意識する
これは、自分の意見を伝える際に、話にまとまりが生まれ、より具体的に相手に伝えるときに役に立つ手法です。なので意見を聞かれたら、ロジカルな話の流れをできるだけ意識して話すようにしましょう。実際に僕もこれを意識し初めてから、相手に自分の気持ちや意見が伝わりやすくなりました。さらに会話が以前より楽しく感じれるようになったんです。でもだいたいこんな感じで会話は終わってしまいませんか?
猫と犬だとどっちが好き?
猫のほうが好きだな。
とりあえず短文で返せたからいっか、という感じで。でもさらに踏み込んで自分の気持ちを深く伝えてみましょう。ではどうやって伝えるのでしょうか。下記の箇条書きを見てみましょう。
- 結論
- 理由
- 根拠(データ、客観的な事実)
- 具体例
- しめ
それではこのロジカルな流れを意識した会話を見てみましょう。
猫と犬のどちらが好き?
猫のほうが好きだな。
Because cats are a lot cuter than dogs.
なんでかっていうと、犬より全然可愛いからね。
In fact, most of my friends think so, too.
実際、俺のほとんどの友達がそう思ってる。
Especially when cats rub their faces, they look so adorable.
特に猫が顔をこすったとき、すごくかわいらしいよね。
That’s why I like cats more.
だから猫が好きなんだ。
どうでしょうか。どれがどれに相当するのか見てみましょう。
- 結論→I like cats more.
- 理由→Because cats are a lot cutter than dogs.
- 根拠(データ、客観的な事実)→In fact, most of my friends think so, too.
- 具体例→Especially when cats rub their faces, they look so adorable.
- しめ→That’s why I like cats more.
このように”I like cats more.”とだけ返すところを、ロジカルな流れを意識して話すと、見違えるように発話量が増え、さらに話にまとまりがでました。それだけでなく話している相手も、あなたのことをより理解して、もっと話したいと思うでしょう。
でも正直、1も含めて、最初からこれを意識しながらスムーズに話すのは難しいです。なので練習をたくさんしましょう。現在、もしオンラインレッスンや最寄りのスクールに通っているかたは、ロジカルな流れを意識して話すように毎回心がけていきましょう。またRYO英会話では、スピーチを実践的に話して、添削を導入したレッスンをやっています。ご興味があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が英語で長文を話す2つのコツでした。それではSee you around!