こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「a lot of」は英語で頻繁に使われる表現です。日常会話からビジネスシーンまで、多くの場面で登場します。しかし、ネイティブスピーカーの発音は教科書と異なることがよくあります。今回は、そんな「a lot of」のネイティブ発音を詳しく見ていきましょう。
例文
ネイティブが発音する”a lot of”「たくさんの〜」を聞き取るには”T”の音の変化と”F”の音が消えることを知る必要があります。まずは二人の会話を聞いてみましょう。
父に….
いくら使ったの?
1つ目のこのようにlotのtが母音oに挟まれることでラ行の「ロ」に変化し、「ロットオブ」から「ロロオブ」に音が変わります。
私にはたくさんの友達がいます。
このプロジェクトを終えるにはたくさんの時間が必要です。
「a lot of」の発音とそのコツ
ネイティブスピーカーは「a lot of」を早口で発音するとき、しばしば「a」が省略され、「lot of」のように聞こえることがあります。また、「t」の音は軽く、ほとんど聞こえない「ロッオブ(lɒʔ ʌv)」という発音になることが一般的です。この「t」をはっきり発音しないことがポイントです。
自然に発音すると”t”と”o”がつながる
ネイティブが自然に発音すると”lot”の”t”と”of”の”o”がくっついて「ロットオブ」が「ロロオブ」のようになります。さらに早口になると”of”の発音も完全に消え「ロラ」のようになります。早口バーションも聞いてみましょう。
招待した友人から…
とっても楽しかったよ。
押さえておくべきポイント
- 「t」の音は軽く、時には省略される。
- 前後の単語とのリエゾンに注意する。
- 日常会話では、速いテンポで発音されることが多い。
似たリエゾン発音
「a lot of」のリエゾン発音は、英語で隣接する単語がスムーズにつながる音声現象です。このリエゾンは、特に「lot」の「t」と「of」の「o」が近接する際に発生し、多くの場合「t」が軽減されるか無音化されます。これに似たリエゾン現象を持つ他の表現をいくつか挙げてみましょう:
- kind of – 「kind of」はしばしば「kinda」として発音され、これもリエゾンによる現象です。
- sort of – これも「sorta」として発音されることがあります。
- cup of tea – 「cuppa tea」として発音されることがあります。ここでは「p」の音が強調され、「of」が省略されます。
- out of – 「outta」のように発音されることがよくあります。
- lot of – 「a lot of」と似ており、「lotta」として発音されることがあります。
これらの例では、主に「of」が含まれる表現でリエゾンが起こりやすいことがわかります。これにより、単語間のつながりがスムーズになり、自然な流れが生まれます。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「a lot of」の正しい発音をマスターすることで、より自然な英語表現が可能になります。日常のリスニングやスピーキングの練習に活かしてみてください。それではまた会いましょう!
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