こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
英語の 「live」 は、「住む」「生きる」と動詞で使うだけじゃなく、形容詞や名詞 の形でもたくさんの意味があります。
✅ 即答!
- I live in Tokyo. → 「東京に住んでいます」
- It’s a live concert. → 「生(ライブ)のコンサートです」
- He’s still alive. → 「彼はまだ生きています」
- She’s making a living as a designer. → 「彼女はデザイナーとして生計を立てています」
でも、形によって発音も使い方も変わるので、正しく使い分けるのがポイントです!
特に今回は、「動詞のlive」 の使い方に焦点を当てて、わかりやすく解説していきますね!
それでは早速見ていきましょう!
- 1 【発音の落とし穴】“a live” を「リブ」と読んでしまった話
- 2 動詞「live」の基本的な使い方
- 3 まとめ
- 4 英語は「わかった」だけでは話せない。アウトプットと間違いからこそ伸びる
- 5 会話例①:一時的な滞在を話すとき(進行形)
- 6 会話例②:人生の目的や情熱を語るとき
- 7 会話例③:人生の充実感を語るとき
- 8 会話例④:生計を立てる仕事を説明するとき
- 9 会話例⑤:住んでいる場所を伝えるとき
- 10 まとめ:自然に使うためのポイント
- 11 例文を読んで練習しよう
- 12 形容詞"living"の使い方
- 13 名詞"living"の使い方
- 14 まとめ:形容詞・名詞の"living"はこう使う!
- 15 形容詞 "live" の使い方
- 16 形容詞 "alive" の使い方
- 17 "live" と "alive" の違いまとめ
- 18 まとめ
- 19 例文を読んで練習しよう
- 20 よくあるNG表現パターンとその原因
- 21 ワンポイントまとめ:使い分けチェック表
- 22 練習クイズ
- 23 まとめ|“live / alive / living”を正しく使いこなそう!
【発音の落とし穴】“a live” を「リブ」と読んでしまった話
英語学習中、発音で恥ずかしい思いをしたこと、ありませんか?
筆者が初めて「a live concert」という表現を見たときのこと。
自信満々にこう読みました。
「ア・リブ・コンサート!」
周りのネイティブが「…リブ?」と首をかしげているのを見て、初めて間違いに気づきました。
“live(形容詞)”の発音は 「ライブ」。
動詞の「住む・生きる」=リヴ(/lɪv/) とは音も使い方もまったく違うんです。
この出来事から学んだのは、発音も含めて「意味+音+使い方」のセットで覚えることの大切さ。
読めばわかる単語でも、口に出すときにズレていると通じないんですよね。
自分の声でアウトプットしてみて初めて気づくことって、本当に多いんだなと実感した体験でした。
✅「I’m living in」と「I live in」の違い、ちゃんと使い分けできていますか?
ニュアンスの違いをしっかり理解して、より自然な英語を目指しましょう!
▼詳しくはこちらの記事で解説しています:
👉 一体何が違う?I’m living inとI live inの使い分け
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動詞「live」の基本的な使い方
「live」はとても幅広く使える単語で、次のようなテーマを表現することができます。
- 住んでいる場所(居住地)
- 生き方や人生の価値観
- 感情や体験
- 健康や生存状態
- 仕事や職業
- 生きる目的や意志
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「live」は進行形になる?
はい、文脈によって進行形もOKです。
- ✅ 一時的な状況 → 進行形
- I’m living in Tokyo for a few months.(数ヶ月だけ東京に住んでいます)
- ❌ 状態の説明 → 現在形
- I live in Tokyo.(東京に住んでいます)
つまり、「live」が一時的なことを表すときは進行形が自然です。
居住地を表す「live」
最もよく使われる使い方です。
住んでいる場所をシンプルに表現できます。
- She lives in New York.(彼女はニューヨークに住んでいます)
人生の価値観・生き方を表す「live」
「live」は、自分の価値観や人生のスタイルを表すときにも使われます。
- He lives for music.(彼は音楽のために生きている)
- Live your life to the fullest.(人生を思いっきり楽しんで生きよう)
感情や経験に焦点を当てる「live」
ある瞬間を強く感じるような、感情をともなった体験にも「live」は使えます。
- I’ve never felt so alive. I’m really living!(こんなに生きてるって感じたのは初めて!)
時間的な側面での「live」
「live」は、ある期間を生きる・過ごすという意味でも使われます。
- She lived in Paris for ten years.(彼女は10年間パリに住んでいた)
仕事や職業に関係する「live」
「live」は生計を立てるという意味でも使えます。
- He lives by writing.(彼は文章を書くことで生計を立てている)
健康や生存に関する「live」
「生きている」「生き延びる」といった意味でも使われます。
- He lived through the war.(彼は戦争を生き延びた)
- She lived to be 100.(彼女は100歳まで生きた)
生きる意欲や目的を表す「live」
何かを目標に「生きる」、という人生のテーマやモチベーションも表せます。
- She lives for her children.(彼女は子どもたちのために生きている)
まとめ
「live」は一見シンプルな単語ですが、意味の幅がとても広いため、使い方をマスターすれば表現力が一気にアップします。
✔ 日常会話で
✔ 自分の価値観を語るときに
✔ 仕事や生き方を表すときに
しっかり使いこなして、英語での発信力を高めましょう!
英語は「わかった」だけでは話せない。アウトプットと間違いからこそ伸びる
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会話例①:一時的な滞在を話すとき(進行形)
A: Where are you living these days?
B: I’m living in Osaka for a few months while working on a project.
A(和訳):最近どこに住んでるの?
B(和訳):今はプロジェクトの関係で、数ヶ月だけ大阪に住んでるよ。
🔍 コツ:
一時的な滞在・状況は「I’m living〜」のように進行形を使うと、自然で今っぽい印象になります。
会話例②:人生の目的や情熱を語るとき
A: You seem really passionate about teaching.
B: Yeah, I live for it. Helping people grow gives me purpose.
A(和訳):本当に教えることに情熱あるよね。
B(和訳):うん、まさにそれが生きがいなんだ。人の成長を手助けするのが、自分の存在意義なんだよね。
🔍 コツ:
「live for + 名詞」で、自分の生きがい・情熱の対象を表現できます。感情がこもった伝え方になります。
会話例③:人生の充実感を語るとき
A: How was your trip to Iceland?
B: It was amazing. I felt like I was really living for the first time.
A(和訳):アイスランド旅行どうだった?
B(和訳):最高だったよ。初めて「生きてる」って感じがした。
🔍 コツ:
“really living” は、心が動くような体験や感動を表すときによく使われるネイティブ表現です。
会話例④:生計を立てる仕事を説明するとき
A: What do you do for a living?
B: I live by writing online content for businesses.
A(和訳):お仕事は何をされてるんですか?
B(和訳):企業向けにオンラインコンテンツを書くことで生計を立てています。
🔍 コツ:
「live by + 動詞-ing」で、どんな仕事や方法で生活しているかを表現できます。ビジネスシーンでも自然に使えます。
会話例⑤:住んでいる場所を伝えるとき
A: Do you live around here?
B: Yeah, just a five-minute walk from here.
A(和訳):このあたりに住んでるの?
B(和訳):うん、ここから歩いて5分のところだよ。
🔍 コツ:
「Do you live around here?」は、初対面の会話やアイスブレイクにもよく使われる定番フレーズです。
まとめ:自然に使うためのポイント
✅ 一時的な話 → 進行形(I’m living〜)
✅ 生きがいや情熱 → live for〜
✅ 感動体験 → really living
✅ 生計手段 → live by〜
✅ 住所を聞く → live in / around here
どの表現も、ちょっと感情や背景が伝わるような言い方がネイティブらしさのコツです!
例文を読んで練習しよう
私はニューヨークに住んでいます。
彼らはビーチのそばの小さな居心地の良い家に住んでいます。
彼女は冒険のスリルのために生きています。
彼らはシンプルで意味のある生活を重視しています。
私はパリに3年間住んでいました。
彼らは何十年も幸せに暮らしています。
彼はフリーランスの写真家として生計を立てています。
彼らは小さなビジネスの収入で生計を立てています。
その患者は病気にもかかわらず生きることに苦しんでいます。
健康な生活を送ることは、より長い寿命に寄与します。
彼女は家族の幸せのために生きています。
彼らは情熱と冒険に満ちた人生を送りたいと思っています。
現在の瞬間を生きよ。
彼らは強靭さを持って困難な時期を生き抜きました。
形容詞”living”の使い方
①「生活の」「暮らしの」
解説:
部屋や環境など、日常生活に関わるものに対して使われます。
- a living room(リビングルーム)
- living space(居住スペース)
会話例:
A: Is this your living room?
B: Yes, we spend most of our time here watching movies.
A(和訳):ここがあなたのリビングルーム?
B(和訳):うん、ここで映画観たりして、ほとんどの時間を過ごしてるよ。
🔍 コツ:
「living room」は英語でも定番表現なので、そのまま覚えてOK!
②「生きている」
解説:
「live」と同様に、生命がある存在を表すときに使います。
- living organisms(生きている生物)
- living beings(生命ある存在)
会話例:
A: What did you find in the pond?
B: Some small living organisms, like tadpoles and insects.
A(和訳):池で何か見つけたの?
B(和訳):オタマジャクシとか昆虫みたいな、小さな生き物がいたよ。
🔍 コツ:
科学や自然、環境の話でよく使われる表現です。「alive」は状態、「living」は分類や存在としての意味で使われやすいです。
名詞”living”の使い方
①「生活状態・生計」
解説:
「生活の様子」や「生計を立てる手段」を指します。
- cost of living(生活費)
- make a living(生計を立てる)
会話例:
A: How’s the cost of living in Tokyo?
B: It’s pretty high, especially the rent.
A(和訳):東京の生活費ってどう?
B(和訳):結構高いよ、特に家賃がね。
🔍 コツ:
「make a living」はビジネスでも日常会話でも使える便利な表現!
②「生きている人々」
解説:
「the living」で生きている人々全体を指し、死者(the dead)との対比で使われます。
- honor the dead and support the living(死者を敬い、生者を支える)
会話例:
A: Why do people attend memorial services?
B: To honor the dead and support the living.
A(和訳):人々が追悼式に参加するのはなぜ?
B(和訳):亡くなった人に敬意を示し、残された人々を支えるためだよ。
🔍 コツ:
宗教的・感情的な話題でよく出るフレーズ。覚えておくと表現の幅が広がります。
③「居住空間」
解説:
「居住空間」や「日常的に使うスペース」を表す名詞的な使い方。
- open living(オープンな居住空間)
- shared living(共同生活空間)
会話例:
A: Do you like shared living?
B: Actually, I enjoy it. It’s more social.
A(和訳):シェアハウスの生活ってどう?
B(和訳):案外楽しいよ。人との関わりが増えて社交的になれるからね。
🔍 コツ:
「living」単体で空間を意味するのは、不動産やインテリアの文脈で多く見られます。
④「収入源、生計の手段」
解説:
どんな仕事や活動で生計を立てているかを表現します。
- source of living(生活の糧)
- fishing is their main living(漁業が彼らの主な収入源)
会話例:
A: How do people in the village make a living?
B: Most of them fish or farm. It’s their source of living.
A(和訳):その村の人たちはどうやって生計を立ててるの?
B(和訳):ほとんどが漁業か農業だよ。それが主な生活手段なんだ。
🔍 コツ:
「source of living」はややフォーマル。会話では「make a living」の方がナチュラルです。
まとめ:形容詞・名詞の”living”はこう使う!
用法 | 意味 | 例 | コツ |
---|---|---|---|
形容詞 | 生活の | living room | 空間の形容詞として使う |
形容詞 | 生きている | living organisms | aliveとの違いを意識する |
名詞 | 生活状態・生計 | cost of living / make a living | 「生活費」や「生計を立てる」で頻出 |
名詞 | 生きている人々 | the living | the deadとのセットで覚えると◎ |
名詞 | 居住空間 | shared living | 不動産・シェアハウスで登場 |
名詞 | 生計の手段 | source of living | 堅めの表現。会話では “make a living” を推奨 |
形容詞 “live” の使い方
「ライブの」「生放送の」「実際に行われている」
解説:
「live」は、録音や録画ではなくその場で行われているライブの状況を表すときに使います。発音は「ライブ」で、和製英語にもなっているので覚えやすいです。
- a live concert(ライブコンサート)
- live TV(生放送のテレビ)
会話例:
A: Is this a recording?
B: No, it’s a live broadcast.
A(和訳):これって録画?
B(和訳):ううん、生放送だよ。
🔍 コツ:
「ライブ」は英語でも“live”と書き、形容詞で使うと“生の〜”の意味に。音楽・ニュース・イベントなどでよく使います。
「活気のある」「エネルギッシュな」
解説:
雰囲気や色、デザインなどが生き生きしている・生命感があることを表します。
- a live atmosphere(活気ある雰囲気)
- live colors(鮮やかな色彩)
会話例:
A: I love how live this painting feels.
B: Yeah, the colors really pop!
A(和訳):この絵、すごく生き生きしてるね。
B(和訳):うん、色がすごく映えるよね!
🔍 コツ:
「live」は音や空間だけでなく、デザインやインテリアの分野でも感覚的に使われます。
「生きた動物(展示)」を指すとき
解説:
動物園や水族館などで、実際に生きている動物を展示していることを表す場合にも使われます。
- live shark exhibit(生きているサメの展示)
会話例:
A: Is that a real shark?
B: Yes, it’s part of the live shark exhibit.
A(和訳):あれ、本物のサメ?
B(和訳):うん、生きたサメの展示の一部なんだ。
🔍 コツ:
「live + 名詞」で、「生きている〇〇」の意味を持ちます。ただし、“alive shark” は文法的に使いません(名詞の前は “live”)。
形容詞 “alive” の使い方
「生きている」「生命がある」
解説:
生物が物理的に生きている状態を表します。
- He’s still alive.(彼はまだ生きている)
- Stay alive!(生き延びろ!)
会話例:
A: Was anyone hurt in the accident?
B: Luckily, everyone is alive.
A(和訳):事故で誰かケガした?
B(和訳):幸い、みんな無事だったよ(生きてる)。
🔍 コツ:
“alive” は「生きている」という状態を表し、be動詞と一緒に使うのが基本です(例:He is alive.)。
「感情的な意味で生きていると感じる」
解説:
強い感動や達成感で、「生きているって実感した」というときに使われます。
- I’ve never felt so alive.(こんなに生きてるって感じたのは初めて)
会話例:
A: How did it feel to win the championship?
B: I felt more alive than ever before.
A(和訳):優勝したとき、どんな気持ちだった?
B(和訳):今までで一番、生きてるって感じたよ。
🔍 コツ:
感情が高まった時、「alive」は比喩的にも使えます。ポジティブな強調表現です。
「活発でエネルギッシュな人や雰囲気」
解説:
「alive」は、その場のエネルギーや人の雰囲気を伝えるときにも使われます。
- She’s full of life. She’s so alive on stage.(彼女はとてもエネルギッシュで、生き生きしてる)
会話例:
A: Did you like her performance?
B: Absolutely. She was so alive on stage!
A(和訳):彼女のパフォーマンス、どうだった?
B(和訳):最高だったよ。ステージ上ですごく生き生きしてた!
“live” と “alive” の違いまとめ
用法 | live(ライブ) | alive(アライブ) |
---|---|---|
意味 | 生の、実際の、活気ある | 生きている、生命がある、感情的に生きている |
使う場面 | イベント・TV・音楽・デザイン・展示 | 状態・感情・生命・比喩表現 |
例 | a live concert, live animals, live colors | I’m alive, feel alive, stay alive |
発音 | ライブ | アライブ |
品詞位置 | 名詞の前に置く(形容詞) | be動詞の後で使う |
まとめ
- “live”(形容詞):生中継、イベント、活気のある空間や色に使う
- “alive”:生命状態や感情的な「生きてる感じ」に使う
どちらも「生きている」感覚に関連していますが、使い方や位置が異なるので要注意です!
例文を読んで練習しよう
彼女は快適なリビングルームがあります。
イチローのドキュメンタリーをみていて…
イチローは生きる伝説だよ。
この都市での生活費は高いです。
生きている者たちは亡くなった者を尊重しなければならない。
彼女は家族にとって快適な居住空間を見つけました。
漁業は彼らの主な生計手段です。
そのコンサートは生き生きとしたエネルギーがあった。
色彩が部屋をより生き生きとさせる。
花はまだ生きています。
チャンピオンシップを勝ち取ることで、彼女はこれまで以上に生きているように感じた。
事故の後、彼は生きていることに感謝した。
彼女は生き生きとしたダイナミックなスピーカーであり、彼女のエネルギーで観客を引き込んでいます。
よくあるNG表現パターンとその原因
❌【NG①】“I’m live in Tokyo.”(進行形のつもり)
- 正しくは: I live in Tokyo.(現在形)
- ミスの理由: 「現在住んでいる=今やっていること」と考えて進行形にしてしまうパターン。
- 解説: “live”は状態動詞のため、基本的には進行形にしません(※一時的な滞在なら進行形OK → “I’m living in Tokyo for a few months.”)
❌【NG②】“I saw a alive fish.”(aliveを名詞の前に使う)
- 正しくは: I saw a live fish.
- ミスの理由: “alive”も「生きている」と覚えて、名詞の前に置こうとするミス。
- 解説: “alive”は補語(be動詞の後)で使うのがルール → “The fish is alive.”
名詞の前に置けるのは“live”(形容詞)です。
❌【NG③】“My job is living.”(職業=生きてる?)
- 正しくは: I make a living by teaching. / I work as a teacher.
- ミスの理由: “living”が「生活」や「仕事」という意味を持つことを知らず、誤用するパターン。
- 解説: “living”は名詞で「生計」や「生活手段」を表すが、「My job is living」とは言わない。
❌【NG④】“This concert is very alive.”(イベントの活気を表したい)
- 正しくは: This concert is very lively. / It’s a live concert.
- ミスの理由: 「alive=生き生きしている」と覚えて、そのままイベントや雰囲気に使ってしまう。
- 解説: 「alive」は生命に関する意味で、「雰囲気が活気ある」なら “lively” や “live” を使うのが自然。
❌【NG⑤】“I went to a living concert.”(liveの言い間違い)
- 正しくは: I went to a live concert.
- ミスの理由: “living”と“live”の区別がついておらず、なんとなく知ってる単語を使ってしまう。
- 解説: “living”は「生活の」「生きているもの」、コンサートや中継に使うのは“live”(形容詞)です。
ワンポイントまとめ:使い分けチェック表
単語 | 品詞 | 意味 | 使用例 | ポイント |
---|---|---|---|---|
live | 動詞 | 住む・生きる | I live in Osaka. | 状態動詞。進行形注意 |
live | 形容詞 | 生の・ライブの | a live concert | 名詞の前に置く |
alive | 形容詞 | 生きている(状態) | He is alive. | be動詞の後で使う |
living | 名詞 | 生活、生計 | make a living | make a living の形で覚える |
living | 形容詞 | 生活の、生きている | living space / living things | “living room”は定番 |
これらのポイントを押さえることで、「なんとなく知っている単語」の感覚から脱却し、正確に伝わる英語表現が身につきます!
練習クイズ
Q1. 以下のうち、正しい英文はどれ?
A. I’m live in Tokyo.
B. I live in Tokyo.
C. I living in Tokyo.
D. I’m alive in Tokyo.
→ 「live」は動詞で「住む・生きる」を表すが、状態動詞なので、通常は進行形にしません。
「I’m live」は形容詞の誤用、「I living」は文法的にNG、「I’m alive」は「生きている」という状態の話になってしまい、意味が変わります。
Q2. 空欄に入る最も自然な語を選びましょう:
She went to a _____ concert last night and said it was amazing.
A. living
B. alive
C. live
D. lively
→ コンサートやイベントで「生の〜」「ライブの〜」と表現する場合は、形容詞の live を使います。
“living concert” や “alive concert” は不自然です。
Q3. “alive” が自然に使われている文はどれ?
A. It’s a alive fish.
B. The fish is alive.
C. I saw an alive concert.
D. This alive color is beautiful.
→ “alive” は be動詞の後で使う形容詞(補語)です。名詞の前に置くことはできません。
A, C, Dはすべて文法ミスか意味のズレがあります。
Q4. “living” を正しく使っているのはどれ?
A. I saw a living concert yesterday.
B. She’s making a living as a freelancer.
C. We went to a living broadcast.
D. He is living forever.
→ “make a living” は「生計を立てる」という定番表現で、名詞の “living” を正しく使っています。
Aは “live concert”、Cは “live broadcast” が正解。Dは文法的にOKですが、意味が非現実的すぎます。
Q5. 以下の英文の意味として正しいものはどれ?
“I’ve never felt so alive.”
A. これまでで一番リラックスしていた。
B. これまでで一番生きていると感じた。
C. 生きている魚を触った。
D. 魚がまだ生きていたことに驚いた。
→ “feel alive” は「生きてるって実感する」という感情的・比喩的な表現です。嬉しさや達成感、感動の場面でよく使われます。
まとめ|“live / alive / living”を正しく使いこなそう!
- live(動詞):住む・生きる
例:I live in Tokyo. - live(形容詞):生の、ライブの、活気ある
例:a live concert / live animals - alive(形容詞):生きている(状態)※be動詞と一緒に使う
例:He is alive. - living(形容詞):生活の、生きている(ややフォーマル)
例:living space / living organisms - living(名詞):生活、生計、居住空間
例:make a living / cost of living
それぞれ見た目は似ていても、使い方や意味が大きく異なるので、例文とセットで覚えておくのがコツです。
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