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スッキリ理解!「close」と「shut」の違いと正しい使い方

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ&オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴:KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社(大手英会話スクールhanaso)に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムのアピールポイント/
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「close」と「shut」ってどう違うの?

英語を学んでいると、「close」と「shut」はどちらも「閉める」という意味で出てくるので、混乱しやすい単語です。でも、実際には使われる場面やニュアンスに違いがあります。ここでは、この2つの単語の違いをわかりやすく説明していきます。

「close」とは?

「close」は、何かを静かに、穏やかに閉じるという意味合いがあります。たとえば、窓や本、ドアを閉めるときに使います。日常の中で「close」は、シンプルに閉じる動作を表すことが多いです。使い方としては、「Please close the window.(窓を閉めてください)」や「She closed her book.(彼女は本を閉じました)」などがあります。

「shut」とは?

一方で「shut」は、「しっかり閉める」「きっちり閉じる」というニュアンスを持っています。少し強調したいときや、確実に閉じる動作を表すときによく使われます。また、「shut」は感情が込められる場面でも使われやすいです。例えば、「Shut the door, please.(ドアをしっかり閉めてください)」や「He shut his laptop with a bang.(彼はラップトップをバタンと閉じました)」といった形です。

違いのまとめ

簡単にまとめると、「close」は静かで穏やかな閉め方を意味し、「shut」は少し強調されて、しっかりと閉めるニュアンスがあると言えます。この違いを知っておくと、英語を使うときに自然な表現がしやすくなります。ぜひ覚えて、日常の英会話で役立ててみてください。

 

 

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日常会話で使える!「close」の使い方

「close」は、日常会話でよく使われる便利な単語です。使い方を理解しておくと、日常のさまざまな場面でスムーズに会話に取り入れることができます。ここでは、日常で「close」を自然に使えるシーンを紹介します。

1. ドアや窓を閉めるとき

「close」は、家のドアや窓を閉める場面でよく使われます。例えば、外の風が強いときや夜に部屋を締め切りたいときに、「Could you close the window?(窓を閉めてくれますか?)」と言うと自然です。また、ドアに対しても「Please close the door when you leave.(出るときにドアを閉めてください)」といった形で使います。

2. 店の閉店時間を伝えるとき

「close」は、お店や施設が閉店することを表すときにも使われます。例えば、「The store closes at 8 p.m.(その店は午後8時に閉まります)」や「What time does the café close?(カフェは何時に閉まりますか?)」といったフレーズは、旅行中や日常生活でも役立ちます。

3. 本やノートを閉じるとき

読書をしていて、本を読み終わったときにも「close」を使います。「She closed her book and stood up.(彼女は本を閉じて立ち上がりました)」というように、穏やかな動作を表すことができます。ノートやカバンを閉じる際も同じです。

4. イベントや会議を締めくくるとき

少しフォーマルな場面では、会議やイベントを終了するときに「close」を使うこともあります。「Let’s close the meeting for today.(今日の会議はこれで終了としましょう)」といったフレーズがその例です。


「close」は、穏やかに閉めたり、何かを終了する動作を表す際に非常に使いやすい単語です。使う場面によっては簡単なお願いや情報伝達として役立つので、ぜひ会話に取り入れてみてください。

 

 

「shut」の強調感!どう使う?

「shut」は、「閉める」という意味では「close」と似ていますが、より強調したニュアンスを持ちます。感情や意図を込めて「しっかり閉める」といった場面でよく使われます。ここでは、日常会話で「shut」が使われる場面を紹介し、その特徴について説明します。

1. ドアや窓を「しっかり閉める」

「shut」は、特にしっかりと、時には音を立てて閉めるイメージがあります。例えば、「Please shut the door.(ドアをしっかり閉めてください)」は、「close the door」に比べて確実に閉じることを強調しています。また、怒りや不満の感情を込めたいときにも使われ、「He shut the door angrily.(彼は怒ってドアをバタンと閉めた)」のような表現も見られます。

2. 「shut down」で閉じる

「shut」は、単に「閉じる」だけでなく「完全に止める、閉鎖する」という意味でも使われます。例えば、「shut down」というフレーズは、パソコンや工場などを「停止する」「閉鎖する」際に用いられます。「The company will shut down its operations.(その会社は事業を停止する)」や「Please shut down your computer when you’re done.(終わったらパソコンをシャットダウンしてください)」などの形です。

3. 「shut」の強調されたニュアンス

「shut」は、その言葉自体に「確実に」「きっちりと」というニュアンスが含まれているため、話者の意思や感情をはっきりと伝えたいときに使われます。例えば、「shut your mouth(口を閉じろ)」は強い命令として使われ、注意が必要な表現ですが、感情を含めて使われる代表例です。

4. 使い分けのコツ

「shut」を使うときは、相手に対して「確実に閉じること」を伝えたいときや、感情を表現したいときに適しています。一方で、柔らかい言い方が必要な場面では「close」を使うのが良いでしょう。


「shut」は、「しっかり」「強く」というニュアンスを伴う言葉です。日常生活の中で、自分の意思をしっかりと伝えたいときや、感情を込めたいときにぴったりです。適切に使い分けて、より自然な英語表現を身につけましょう。

 

 

例文集

1-1. ドアや窓を閉める、口や目を閉じる

ナオミ
Close/Shut the door please.
ドアを閉めてください。

 

 

マイク
I closed/shut my eyes and made a wish.
目を閉じて願い事したんだ。

 

 

すべての場合でご紹介はできておりませんが、このようにドアや窓、そして口や目を閉じる場合には入れ替えて使われます。

1-2. 銀行やお店などが閉まる

スタローン
What time does the bank close/shut?
銀行は何時に閉まりますか?

 

 

リョウ
The shopping centre closes/shuts at 9p.m.
ショッピングセンターは午後9時に閉まります。

 

 

このように銀行やお店などが閉まる場合も両方とも使われます。ただ例外はありますが、それについては2-1で解説してますのでそちらをご覧ください。

2. “close”が使われる場合

2-1. 閉店の際の看板

ナオミ
Oh, it says “closed“. We should’ve come earlier.
あーあ、閉店だって。もう少し早く来ればよかったな。

 

 

“shut”はどちらかと言うとカジュアルな表現なので、”shut”ではなくこのように閉店の際の看板は”closed”が使われます。

2-2. 空港や道路などが閉鎖される

リョウ
The airport was closed because of a strong typhoon.
強い台風の影響で空港が閉鎖されたよ。

 

 

マイク
This road will be closed from 9 a.m. to 3 p.m.
この道路は御前9時から午後3時まで閉鎖されます。

 

 

このように空港や(高速)道路、路地などが閉鎖される場合は”shut”ではなく”closed”が使われます

2-3. 名詞の直前における

ナオミ
She opened the closed door for women.
彼女は女性の閉ざされたドアを開いたの。

 

 

“closed door”という表現自体日常会話ではあまり使われないかと思いますが、名詞の直前に形容詞的な過去分詞としておけるのは”shut”ではなく”closed”です

3. “shut”が使われる場合

3-1. 音を立てて閉まる場合は”shut”

マイク
She slammed the door shut.
彼女はドアをバタンと閉めたんだ。

 

 

このように“shut”は音を立てた場合にも使われます。ちなみにこの”shut”は”the door”目的語の補語”c”で形容詞として使われています。

3-2. 感情を込めたいときは”shut”

アイヴァン
Shut your mouth.
黙って!

 

 

1-1でどちらも入れ替えて使われることをお伝えしていますが、このように怒りや苛立ちなどの感情を込めて言う場合は”close”ではなく”shut”が使われます。フレーズで”Shut up!”「黙れ!」がありますが、”shut”が使われるのはこのためです。

 

 

まとめ:正しい使い分けでスムーズな英会話を!

「close」と「shut」は、どちらも「閉める」という意味を持つ言葉ですが、それぞれのニュアンスや使われる場面には違いがあります。この記事を通して、それぞれの単語がどのような場面で自然に使われるかを理解していただけたと思います。ここで、もう一度ポイントをおさらいし、英会話をスムーズにするためのヒントをお伝えします。

1. 穏やかさを求めるなら「close」

「close」は、静かで穏やかな動作を表すときに使います。日常会話では、ドアや窓を閉めたり、本や書類を閉じる際によく使われます。例:「Could you close the window?(窓を閉めてくれますか?)」など、丁寧な言い回しにも向いています。

2. 強調や感情を込めるときは「shut」

「shut」は、しっかりと閉めることを強調したいときや、感情を含む動作を表すのに適しています。「Shut the door, please.(ドアをしっかり閉めてください)」のように、確実に閉じてほしいときに使いますが、使い方によっては少し強い印象を与えることもあるので注意が必要です。

3. 間違いやすい場面を避けるために

「close」と「shut」を使い分けるコツは、場面とニュアンスを考えることです。例えば、店の閉店時間を伝えるときは「The store closes at 8 p.m.(その店は午後8時に閉まります)」のように「close」が自然ですが、「shut down」は完全に停止する意味を持つので、文脈によって使い分けが必要です。

4. 実践で使えるアドバイス

  • 日常の会話では、穏やかな「close」を多く使うと自然です。
  • 強調やしっかりとした閉じ方が必要な場面では「shut」を選びましょう。
  • 丁寧な場面では「close」、強調したい場面や感情を込めたい場面では「shut」というルールを意識して使い分けてください。

最後に

英語の単語は、その意味だけでなく、場面に応じた使い方やニュアンスを知ることで、より自然な英会話ができるようになります。今回学んだ「close」と「shut」の違いを意識して、ぜひ日常生活や仕事で活かしてください。使い分けをマスターすることで、スムーズな英会話ができるようになり、自信を持って英語を話せるようになるはずです。

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