「男らしい」って英語でどう言うの?
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
今回は、「男らしい」と英語で表現したいときに使える便利な表現を、形容詞編と名詞編に分けてご紹介します。この記事を読むと、男性の性格や特徴について、もっと自然に英語で話せるようになりますよ。
それでは早速見ていきましょう!
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“macho” や “rugged” など、外見の男らしさと相性のいい表現とも繋がりますよ!
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「He’s strong」だけじゃ伝わらなかった|私の失敗エピソード
以前、あるネイティブの友人と話していたときのことです。
ある共通の知り合いについて、「彼ってすごく頼りになるし、精神的にも強いよね」と言いたかったんですが、
とっさに出てきたのはただの一言…
“He’s strong.”
相手は「筋トレ好きなの?」と少し笑いながら聞いてきて、こちらが言いたかった“精神的な強さ”や“頼れる人柄”は全然伝わっていなかったんです。
その時に、「英語は知ってる単語だけでは伝わらないんだ」ということを痛感しました。
あとから学び直してみると、たとえば:
- He’s emotionally strong.(精神的に強い)
- He’s dependable and brave.(頼れて勇敢)
こんなふうに言えば、相手に自分の気持ちがもっとクリアに届いていたはず。
英語では、「何を伝えたいのか」を明確にする語彙力と表現の引き出しが本当に大事なんですよね。
こうした失敗も、今では良い気づきのひとつ。
アウトプットの中で「伝わらなかった経験」こそが、英語力を伸ばす大きなヒントになります。
形容詞で「男らしい」を表す表現
manly
一見、副詞っぽく見える”manly”ですが、実は形容詞です。
この単語には、「勇敢さ」や「精神的な強さ」といった意味合いがあり、ポジティブな表現としてよく使われます。
He’s such a manly guy.(彼は本当に男らしい人だね。)
ちなみに、女性らしいは”womanly”と表現します。
macho
日本語でもよく「マッチョだね!」と使われますが、英語では筋肉のことだけでなく、性格的な「男らしさ」を表現するときにも使います。
He has that macho attitude.(彼は男らしい性格をしているね。)
ただし、場合によっては「支配的」「強引」といったネガティブなニュアンスも含まれることがあるので、文脈に注意しましょう。
masculine
“masculine”は、フォーマルで上品な響きのある表現です。
“macho”と同様に自己主張が強くて積極的なイメージがありますが、”macho”よりもやや落ち着いた印象です。
He has a very masculine presence.(彼はとても男らしい雰囲気を持っているね。)
名詞で「男らしい人」を表す表現
a real man
これはまさに本物の男という意味。
たとえば、女性を尊重し、信頼し、守ってくれるような、精神的にも肉体的にも強い男性に対して使われます。
You’re a real man.(君は本物の男だね。)
大きな褒め言葉として、英語圏でもよく使われます。
a man’s man
この表現は、「男の中の男」という感じです。
周りを第一に考え、謙虚で努力家。しかも男女問わず誰からも尊敬されるような男性に対して使われます。
Everyone respects him — he’s a man’s man.(みんな彼を尊敬しているよ。まさに男の中の男だね。)
これはもう、最上級の褒め言葉ですね。
まとめ
いかがでしたか?「男らしい」という英語表現には、使う単語によって微妙なニュアンスの違いがあります。
以下のように、シチュエーションによって使い分けましょう:
- manly:勇敢・強さをポジティブに表す
- macho:強引・支配的なイメージもある
- masculine:上品でフォーマルな「男らしさ」
- a real man:理想的な男性像
- a man’s man:尊敬される「男の中の男」
ぜひ、会話や英作文で使ってみてくださいね!
英語表現は「知る」より「使う」がカギ|RYO英会話ジムのご紹介
ここまでご紹介してきたような表現も、実際の会話でどんどん使ってみてこそ、本当の意味で自分の言葉になります。
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会話例&使いこなしのコツ
🟦 manly(勇敢・頼もしい)
💬 会話例
A: I was really nervous about the presentation, but James stayed calm and took the lead.
B: Yeah, that was really manly of him.
A(和訳):プレゼン、めちゃくちゃ緊張してたけど、ジェームズは落ち着いてリードしてくれたよね。
B(和訳):うん、本当に男らしかったよね。
✅ 使いこなしのコツ
「頼りがいのある行動をしたとき」に使うと◎。
たとえば、誰かが冷静に行動したり、人を守ったりした場面で使うと自然です。
🟦 macho(タフ・支配的な印象も)
💬 会話例
A: Tom always tries to fix everything himself, even when he clearly needs help.
B: Yeah, he’s a bit too macho sometimes.
A(和訳):トムって、明らかに助けが必要な時でも、何でも自分でやろうとするよね。
B(和訳):うん、ちょっとマッチョすぎるときあるよね。
✅ 使いこなしのコツ
「頑固」「俺がやる」系の自己主張が強い行動に対して使うとリアル。
褒め言葉としても使えますが、軽く皮肉っぽく使うこともあります。
🟦 masculine(上品・落ち着いた男らしさ)
💬 会話例
A: I like how he dresses—very clean and masculine.
B: Yeah, he’s got great style.
A(和訳):彼の服装好きだな。清潔感があって男らしいよね。
B(和訳):うん、センスいいよね。
✅ 使いこなしのコツ
「外見や雰囲気の男らしさ」を表現する時にピッタリ。
特に、ファッションや声、立ち振る舞いについて話すときによく使われます。
🟦 a real man(理想的な男)
💬 会話例
A: He stood up for his friend when no one else did.
B: That’s what a real man does.
A(和訳):誰も味方しない中で、彼は友達のために立ち上がったんだ。
B(和訳):それが本物の男ってもんだよね。
✅ 使いこなしのコツ
「行動で信頼を示したとき」や「周りを守る姿勢を見せたとき」に使います。
子どもにとっての憧れの父親像や尊敬される男性像にもしっくりきます。
🟦 a man’s man(男たちの中でも憧れの存在)
💬 会話例
A: Everyone looks up to Jack. He’s always helping others and never brags.
B: Yeah, he’s a man’s man.
A(和訳):みんなジャックを尊敬してるよね。いつも人を助けてるのに、自慢もしないし。
B(和訳):うん、まさに男の中の男だね。
✅ 使いこなしのコツ
「リーダーシップ・謙虚さ・思いやり」を兼ね備えた人に対して、最高級の褒め言葉として使います。
特に男性から男性への尊敬の気持ちを込める時にぴったり。
🌟まとめ
英語で「男らしい」を表現するときは、相手の性格や行動、シチュエーションに応じて使い分けることが大切です。
表現 | 使うタイミングのコツ |
---|---|
manly | 頼れる行動を見たとき |
macho | 強引・タフすぎる行動に(やや皮肉も可) |
masculine | 外見・雰囲気に品のある男らしさを感じたとき |
a real man | 理想的な男性像として褒めたいとき |
a man’s man | 周囲から尊敬される“究極の男”に対して |
英語で人を褒めるスキルを高めると、会話の幅も人間関係もグッと広がりますよ!
ぜひ実際の会話でもどんどん使ってみてくださいね。
音声を聞いて練習しよう
ホジティブ
人から男らしいって言われるんだな。
ホジティブ
あなたの彼氏は男らしいタイプの男性?
彼はとても男らしいよ。
ホジティブ
彼より私のほうが男らしいとも思うわ。
ホジティブ
私には男らしい男性が必要だわ。
ホジティブ
一度でもいいから男の中の男って誰かに言われたいな。
🔍 その他の似た表現・関連語彙
🟩 tough
- 意味:タフ、精神的・肉体的に強い
- 使い方のヒント:困難に立ち向かう人を称えるときによく使います。
She’s tough.(彼女はタフだね。)
He’s a tough guy.(彼は根性のある男だ。)
📝 男女問わず使えるのがポイント。男らしさ=強さの意味でよく使われます。
🟩 strong
- 意味:強い(肉体的・精神的どちらにも使える)
- 使い方のヒント:感情を抑える力や、他人を支える力も含めた「強さ」に。
He’s emotionally strong.(彼は感情的に強い人だ。)
She’s strong and reliable.(彼女は強くて頼れる。)
📝 信頼できる人を褒めるときにもよく使われます。
🟩 stoic
- 意味:感情をあまり表に出さない、我慢強い
- 使い方のヒント:痛みや困難に耐えている人に対して尊敬を込めて使う。
He was stoic throughout the whole crisis.(彼はその危機の間、ずっと冷静だった。)
📝 日本人男性の「無口な強さ」に近いイメージを持つ単語です。
🟩 rugged
- 意味:ゴツゴツして男らしい、ワイルド
- 使い方のヒント:見た目や雰囲気が「タフで荒々しい男性」にピッタリ。
He has a rugged look.(彼はワイルドで男らしい見た目をしている。)
📝 外見やファッションを褒めるときに使うと自然です。
🟩 brave / courageous
- 意味:勇敢な
- 使い方のヒント:恐れずに行動したときに使います。
That was a brave thing to do.(あれは勇気ある行動だった。)
He’s a courageous leader.(彼は勇敢なリーダーだ。)
📝 行動の中に「男らしさ」がにじむ場面におすすめ。
🟩 dependable / reliable
- 意味:信頼できる、頼れる
- 使い方のヒント:家族や仲間を守るような「責任感のある男らしさ」に。
He’s so dependable.(彼って本当に頼れるよね。)
📝 精神的な支えとなるタイプの男性に使うと◎。
🟩 gentleman
- 意味:紳士的な男性
- 使い方のヒント:礼儀正しく、思いやりがあり、落ち着いた印象の男性に。
He’s a real gentleman.(彼は本当に紳士的だ。)
📝 「男らしさ」+「品のある優しさ」を含んだ表現。
✅ まとめ:状況に応じて自然に使い分けよう!
表現 | 特徴・イメージ |
---|---|
tough | 精神的にも肉体的にも強い(困難に負けない) |
strong | 感情的な強さ、信頼性 |
stoic | 我慢強く、冷静 |
rugged | 外見がワイルドで男らしい |
brave | 勇敢な行動 |
dependable | 頼れる、信頼できる |
gentleman | 優しく紳士的な振る舞い |
使い分けることで、「男らしさ」をもっと豊かに、繊細に表現できるようになります!
自分の言いたいニュアンスに合った表現をぜひ使ってみてくださいね😊
❌「男らしい」を表現する時のよくあるNGパターン
🔻 NG①:“He’s cool.”で全部済ませる
❌ なぜNG?
「cool」は便利ですが、意味が広すぎて曖昧。
「かっこいい」「落ち着いてる」「人気がある」など色んな意味があり、「男らしい」のニュアンスはほぼ伝わりません。
✅ どう言い換える?
- He’s manly.(男らしい)
- He’s brave and dependable.(勇敢で頼れる)
- He’s a real man.(本物の男だね)
📝 何が「cool」なのかを具体的に表現しましょう!
🔻 NG②:“He’s strong.” だけで表す
❌ なぜNG?
「strong」も万能そうで便利ですが、筋肉がある=男らしいという誤解につながりがち。
性格面の「男らしさ」には、感情面の強さや責任感も含まれます。
✅ どう言い換える?
- He’s emotionally strong.(精神的に強い)
- He has a masculine personality.(男らしい性格をしている)
- He’s tough, not just physically but mentally.(肉体的にも精神的にもタフだ)
📝 単なる「力強さ」以上の意味を加えるのがポイントです。
🔻 NG③:「男らしい=筋肉がある」として “He has big muscles.” などで代用
❌ なぜNG?
筋肉があることは「男らしさ」の一部かもしれませんが、それだけでは内面や行動に表れる男らしさが抜け落ちてしまいます。
✅ どう言い換える?
- He has a rugged look.(ワイルドで男らしい見た目だ)
- He’s macho, but also kind.(マッチョだけど優しい)
📝 外見だけではなく、「中身の強さ」も表現できると自然です。
🔻 NG④:直訳しすぎて “man-like” などと言ってしまう
❌ なぜNG?
“man-like” は不自然で、英語ネイティブにはほとんど使われません。
直訳では伝わらないので、自然なネイティブ表現を知ることが重要です。
✅ どう言い換える?
- manly(自然な表現)
- masculine(フォーマルで洗練された言い方)
📝 辞書で見つけた言葉が必ずしも「使える英語」とは限りません。
✅ まとめ:ポイントは「具体性」と「自然さ」
NG表現 | よくある誤解 | 改善例 |
---|---|---|
cool | 意味が広すぎて曖昧 | manly, a real man, dependable など |
strong | 肉体的強さに限定されがち | emotionally strong, masculine |
muscles系表現 | 外見に偏る | rugged, macho, with strength and kindness |
man-like | 不自然な直訳 | manly, masculine |
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💡英語で「男らしい」表現をマスターするクイズ
Q1.「彼は本当に頼れるし、落ち着いていて男らしいよね」→ 一番自然な表現はどれ?
A. He’s very womanly and brave.
B. He’s very manly and calm.
C. He’s very boyish and tough.
D. He’s very childish and strong.
“manly”は「男らしい」、”calm”は「落ち着いている」を表す自然な組み合わせです。
他の選択肢は意味が合わなかったり、逆のニュアンスになってしまいます。
Q2. 「manly」に一番近い意味を持つ形容詞はどれ?
A. childish
B. masculine
C. girly
D. clumsy
“masculine”は”manly”と同様に「男らしい」という意味ですが、よりフォーマルで洗練された表現です。
他の選択肢は、「子供っぽい」「女の子っぽい」「不器用」など、全く異なる意味です。
Q3. 「筋肉があるだけじゃなく、思いやりもあるマッチョな人」を英語で自然に言うと?
A. He’s a real man.
B. He’s macho, but also kind.
C. He’s strong and womanly.
D. He’s manly and weak.
“macho”は筋肉質で男らしい印象ですが、”but also kind”を加えることでバランスの取れた人柄を自然に表現できます。
“A real man”も近い意味ですが、ニュアンスの焦点が少し違います。
Q4. 「He’s a man’s man.」の意味として最もふさわしいものは?
A. 男っぽさが足りない男性
B. 他の男性からも尊敬される“男の中の男”
C. 女性にしかモテない男性
D. 男性に怒りっぽいタイプ
“a man’s man” は、謙虚で周囲を思いやり、男女問わず尊敬される理想の男性像を意味します。とても強い褒め言葉です。
Q5. 「自分で直せることは全部直す、助けを求めないタイプの男性」に自然に使える表現は?
A. He’s very girly.
B. He’s a real man.
C. He’s kind of macho.
D. He’s feminine and brave.
“macho”には「なんでも自分でやろうとする」「俺がやるタイプ」といった、やや頑固で支配的なイメージも含まれます。
“kind of” をつけることで、やや控えめなニュアンスになります。
クイズを通して、ただ単に「男らしい」と言うだけでなく、その人の性格や行動に合わせた自然な表現の選び方が身につきますよ!
間違っても大丈夫なので、どんどん練習してみてくださいね😊
✅ この記事のまとめ
「男らしい」を英語で表現するには、状況やニュアンスに合った言葉を選ぶことが大切です。
- manly / masculine / macho:性格や雰囲気を表す形容詞(それぞれ微妙な違いあり)
- a real man / a man’s man:理想の男性像や尊敬される存在を表す名詞表現
- 「cool」や「strong」だけでは本当の意味は伝わりづらいので注意!
- 表現を学んだら、実際の会話でアウトプットして定着させるのがポイント
自然に、具体的に、あなたの伝えたい「男らしさ」を表現できるようにしていきましょう!
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