こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「Until」と「Till」はどちらも時間や条件を限定する際に用いられる英語表現です。意味はほぼ同じで、「〜まで」という意味合いを持ちますが、使い方や文脈に微妙な違いがあります。この記事では、「until」と「till」の使い分け方について、簡潔にわかりやすく解説していきます。それでは、まいりましょう。
目次
違い
- Until: よりフォーマルな文脈で使用されます。文章の始めにくることが多く、特に書き言葉でよく見かけます。
- Till: 「Until」の短縮形とされ、日常会話やカジュアルな文脈でよく使われます。「Until」と同じく、「〜まで」という意味ですが、少し砕けた印象を与えます。特にアメリカではスペルを”til”にすることがよくあります。
例文
雨宿りしていて…
期限が迫っていて…
明日の朝まで待ってください。
期限に間に合ったか聞くと…
代わりに前置詞”to”が使われることもある
何時から働くか聞くと…
大抵9時から5時まで働きます。
例文のように前置詞”from”が伴ったときに”till”や”until”の代わりに”to”が使われる傾向があります。
“until”と”till”は距離や量には使えない
どこまでジョギングしたのか聞くと…
町の外れまでジョギングしたで。
例文のように距離に対して「まで」を使う場合は”until”や”till”は使えず、”up to”や”as far as”が使われます。また量に対しても下記例文のように”up to”が使われます。
何人乗れるのか聞くと…
俺の車8人まで乗れるぜ。
未来の話には現在形を使う
友人が一人まだ待ち合わせ場所に来なくて…
彼女が来るまで待つよ。
例文のように未来の話をしていますが、”until”と”till”の直後の文には”comes”と現在形が使われます。これは文法的なルールとして時を表す”when”や”while”などの接続詞のあとは未来の話でも現在形を使うと決まっていますのであまり考えすぎずにそのまま覚えるのが一番よいでしょう。
“until/till”は”before”と同じ意味で使える
出張前に妻へ…
クリスマスを楽しみにしていて…
例文のように”before”と置き換えが可能です。
stillとの違いは?
stillは意味は似ていますが、動詞を修飾する副詞として使います。
- 意味: 依然として、まだ(継続的な状態や行動を示す)
- 使用法: 何かが変わらずに続いている状態や、期待や予測に反して変わらない状態を示すときに使用します。しばしば、時間が経過しても継続している事実や状況を強調する場合に用いられます。
例文: “She is still working at the company.”(彼女はまだその会社で働いています。)
似たような表現
Not until
〜までは…ない、と強調したい時に使います。「Not until the sun sets will we stop playing.」(太陽が沈むまで遊ぶのをやめない。)
Up to
〜まで、〜に至るまでの期間や範囲を指します。「The kids are allowed to watch TV up to 9 PM.」(子供たちは9時PMまでテレビを見ることが許されている。)
関連する語彙
By the time
特定の時間やイベントが起こるまでの期間を指します。
- 例文:By the time the meeting starts, I’ll have finished the report.
- (会議が始まるまでに、私はレポートを完成させているだろう。)
By
〜までに。期限や締め切りを示すときに用います。
- 例文:The report is due by Monday.
- (レポートの締め切りは月曜日です。)
押さえておきたいポイント
- 「Until」と「Till」は意味は同じですが、文脈によって使い分けましょう。フォーマルな文書では「until」を、カジュアルな会話では「till」を使用するのが一般的です。
- 「Until」は状況が変わるまでの期間を指し示すので、この点を理解して使いましょう。
untilに関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。時間や状況の限界を示す際には、「until」または「till」を上手に使い分けましょう。どちらも日常生活の中でよく使われる表現なので、この記事を参考にしながら、実際の会話や文書で活用してみてください!以上が”until”と”till”の違いとその4つの使い方【使いこなせてない人多し】でした。それではSee you around!
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