こんにちは、RYO英会話ジムです!
「starter」って「前菜」って習ったけど、それだけなの? と疑問に思う方、多いんじゃないでしょうか?
実は、「starter」にはもっといろんな使い方があって、英会話ではとっても便利なんです。
たとえば、レストランでこんなふうに言います:
例文
Could I get the starter menu first?
「まず前菜メニューをもらえますか?」
でも、starter = 前菜 だけじゃありません!
今日はその使い方を、僕自身の失敗談やリアルな会話例を交えながら、わかりやすくご紹介しますね。
また、何かを始めるときの表現で迷いがちな方は、こちらもおすすめです!
👉 「Let’s start」と「Let’s get started」の違いと使い分けを徹底解説!
似ているけれど実はニュアンスが違う表現をしっかり覚えたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
「starter」の基本の意味と使い方
「starter」は、単に「前菜」という意味だけでなく、いろんな場面で使える多機能な単語です。
まずは基本の意味を押さえておきましょう!
- 前菜(appetizer)
例:I’ll have the soup as my starter.
「前菜にスープをください。」 - 初心者・入門者(beginner)
例:She’s a starter in yoga.
「彼女はヨガを始めたばかりの初心者です。」 - きっかけ、導入になるもの
例:This warm-up is a great starter for the class.
「このウォームアップは授業の良い導入になります。」 - エンジンの始動装置
例:The car’s starter isn’t working.
「車のスターターが動かないんです。」
また、ビジネスでも「初期案」「たたき台」みたいな意味で使われることがあります。例えば:
Let’s discuss some starter ideas for the new project.
「新しいプロジェクトのたたき台となるアイディアを話し合いましょう。」
英語って、単語ひとつで意味がガラッと変わるので、文脈が命!
この後は、僕の失敗談も交えて、よりリアルに解説していきますね。
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僕が「starter」でやらかした失敗談
英語を話していると、「なんとなく分かる!」と思って使った単語が、実は全然伝わっていなかった… そんな経験、ありませんか?
僕もまさにそれをやらかしました。
あるとき、仕事のミーティングで、新しく入ってきたメンバーの話をしたかったんです。
そのとき僕は、なんとなく「新人」という意味で「starter」を使えると思い込んで、こう言ってしまいました。
He’s a starter in our team.
でも周りは微妙な顔…。
後でネイティブの同僚に聞いたら、「starter」だけでは “新入り” というニュアンスは伝わりにくい とのこと。むしろ「初心者」とか「スタートを切る人」というニュアンスが強いんだそうです。
正しくはこう言ったほうが自然だと教えてもらいました:
He’s new to the team.
「彼はチームに新しく入ったんだ。」
このとき初めて、「知ってる単語でも、使いどころを間違えると意味がズレるんだ」 ということを痛感しました。
英語って、単語だけじゃなく使うシーンや文脈が本当に大事なんだと感じた経験です。
「starter」のシーン別会話例と自然に使うコツ
「starter」は、使う場面によって意味やニュアンスが大きく変わる単語です。ここでは、よく使うシーン別に、会話例と自然に使うコツを紹介しますね!
レストランでの使い方
レストランでは「前菜」という意味で定番です。
例文
A: Are you ready to order?
B: Yes, I’ll have the starter salad first.
(注文はお決まりですか? → はい、まず前菜のサラダをください。)
コツ
- 「starter」は単品メニュー名や“the starter”で使われることが多い
- 料理の場面では「main dish(メイン)」との区別を意識
ビジネスシーンでの使い方
ビジネスでは、「初期案」「たたき台」のような意味で使えます。
例文
A: Let’s discuss some starter ideas for the new project.
B: Good idea. It’ll help us brainstorm.
(新プロジェクトのたたき台的なアイディアを話し合おう → いいですね、ブレインストーミングに役立ちますね。)
コツ
- 「starter ideas」「starter plan」のように形容詞的に使うと自然
- 「first step」「kickoff」などと置き換えられる場面も
趣味・スキルの話での使い方
スポーツや趣味で、「初心者」を表すときにも便利です。
例文
A: Is he good at tennis?
B: Not yet. He’s still a starter.
(彼はテニス上手? → まだだね、初心者だよ。)
コツ
- 「starter」単独より「a starter in ~」の形がわかりやすい
- 会話では「beginner」と置き換えると確実
「starter」はとにかく文脈が命!
「前菜」以外で使うときは、どんな分野の話かをハッキリさせるのがポイントです。
よくあるNG表現パターン
「starter」は便利な単語だけど、誤解しやすい落とし穴がいくつもあるんです。
僕も経験がありますが、「starter=始める人」というイメージが強すぎて、使う場面がいつもよくわからなくなるんですよね。
以下、特に日本人がよくやってしまうNG例をまとめました!
間違った文脈で使ってしまう
❌ He’s a starter in our company.
→ 「彼は会社で先発メンバーです」みたいに聞こえてしまう。
→ 正しくは:He’s new to our company.(彼は会社に入ったばかりです。)
「starter」だけだと“初心者”や“開始する人”という意味はあっても、
「新入社員」「新しく入ってきた人」 というニュアンスは伝わりにくいんです。
「the」をつけすぎる
❌ Can I have the starter?(文脈なしに突然)
→ 料理以外のシーンでは不自然です。
レストランでなら「the starter」でOKですが、他の文脈では「a starter」「starter ideas」など、冠詞に注意する方が自然です。
「main dish」と混同する
❌ I’ll have the starter as my main.
→ 前菜とメインを混同してしまい、意味がちぐはぐに。
「starter」はあくまで前菜で、メインディッシュは「main dish」「entrée」と別で表現します。
コツは「starterは何のstarterか?」を常に意識すること!
単語だけで使おうとせず、具体的な文脈と一緒に使うのが鉄則です。
似た英語表現と関連する語彙
「starter」にはいろんな意味があるぶん、似た単語もたくさんあります。混同しやすいので、ここで整理しておきましょう!
appetizer
- 意味:前菜
- 「starter」とほぼ同義だけど、アメリカ英語では “appetizer” が一般的
- 例:I’ll have the appetizer first.(まず前菜をください。)
beginner
- 意味:初心者、入門者
- 「starter」と同じ“初心者”の意味だが、より広い分野で使いやすい
- 例:He’s still a beginner at tennis.(彼はまだテニス初心者だ。)
kickoff
- 意味:スタート、始動
- ビジネスやイベントの「開始」を表す
- 例:Let’s have a project kickoff meeting.(プロジェクトのキックオフミーティングをやろう。)
initial
- 意味:最初の、初期の
- 「starter」と置き換えられる場面も多いが、よりフォーマルな印象
- 例:This is just an initial plan.(これはあくまで初期案です。)
entrée
- 意味:メインディッシュ(米国)、前菜(英国)
- 国によって意味が真逆! 米国:メイン、英国:前菜
- 例(米国):I’ll have the chicken as my entrée.(メインにチキンをください。)
launch
- 意味:開始、立ち上げ
- ビジネスやプロジェクトでの「開始」によく使う
- 例:We’re planning the product launch next month.(来月商品の発売を計画しています。)
opening act / prelude
- 意味:序章、幕開け
- 音楽やイベントでの「前座」や「序章」などを表す
- 例:The band was just the opening act.(そのバンドは前座だった。)
ポイントは、それぞれの単語が「何をスタートさせるのか」で微妙にニュアンスが違うところ!
「starter」とどれを使うか迷ったときは、どんな場面の“スタート”かを意識するのがコツです。
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英語を勉強していると、単語やフレーズは覚えていても、いざ話そうとすると出てこない!という壁にぶつかる人が本当に多いんです。
僕自身、今回の「starter」の失敗から痛感しましたが、英語は「知っている」だけじゃ足りない。実際に口に出して、使ってみる場が絶対に必要なんですよね。
RYO英会話ジムでは、そんなアウトプットの壁を壊すために、徹底的に「話す量」にこだわったレッスンをしています。
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練習用クイズ
最後に、ここまで学んだことをおさらいしてみましょう!
「starter」の使い方、しっかり身についているかチェック!
クイズ
Q: 次のうち、ビジネスの会議で「たたき台のアイディアを出す」と言いたいときに最も自然なのはどれ?
A) Let’s discuss some starter ideas.
B) Let’s discuss some starter dishes.
C) Let’s discuss the starter of tennis.
✅ 正解:A) Let’s discuss some starter ideas.
→ ビジネスシーンでは「starter ideas」で「たたき台となるアイディア」「初期案」という意味になります。
Bは「料理の前菜の話」になってしまうし、Cは「テニスを始める人」みたいで不自然です。
ポイント!
「starter」は、“何のstarterか?”を必ずセットで伝えるのがコツです!
まとめ
「starter」は、ただの「前菜」という意味だけじゃなく、初心者やきっかけになるものなど、いろんな場面で使える便利な単語です。
でも、僕自身の失敗談でもお伝えした通り、使う文脈を間違えると伝わらないことも多いのが英語の面白くて難しいところ。
「starterは何のstarterなのか?」を常に意識することが、一番のポイントです!
そして、こういう細かいニュアンスや使い分けを身につけるには、やっぱり実際に声に出して試すアウトプットが欠かせません。
知ってるだけでは、英語は話せるようにならない。
これが、僕自身が何度も失敗しながら感じた、いちばん大きな学びです。
ぜひあなたも、「starter」を会話の中でどんどん使ってみてくださいね!
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