こんにちは、RYO英会話ジムです。
「Let’s start」と「Let’s get started」は、どちらも「始めましょう」という意味ですが、ニュアンスが少し違います。
- Let’s start:シンプルに「〜を始めましょう」
- Let’s get started:「では、そろそろ始めましょう」「さあ、始めましょう」という自然な呼びかけ
たとえば、
Let’s start the meeting.
「会議を始めましょう。」
Everyone is here. Let’s get started.
「全員そろいましたね。では、始めましょう。」
特に Let’s get started. は、会議・授業・プレゼンなどを始めるときによく使われる自然な表現です。
この記事では、それぞれの意味やニュアンス、実際の使い分けを例文とともにわかりやすく解説します。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
僕も「Let’s start」ばかり使っていました|違いに気づいたきっかけ
僕自身、英語を使い始めた頃は、何かを始めるときにはほぼ全部「Let’s start」で済ませていました。
意味も通じますし、文法的にも間違いではありません。
ところが、海外でネイティブの英語を聞いていると、
“Okay, let’s get started.”
という表現をかなりよく耳にすることに気づきました。
そこで、
「Let’s startと何が違うんだろう?」
「そもそもstartedって、この文では何?」
「なぜstartではなくget startedなんだろう?」
と気になり、自分で調べるようになりました。
ここでわかったのが、英語は「間違っていない」だけではなく、「その場面で自然に使われる言い方」を知ることが大切だということです。
ちなみに get started の started は、過去分詞が形容詞的に使われているものと考えるとわかりやすいです。
get + 過去分詞には「〜の状態になる」という感覚があり、get startedなら「始まった状態になる → 始める」というイメージです。
Tips|「通じる英語」で終わらせない
僕のように、知っている表現ばかり何度も使ってしまうのは、英語学習ではよくあることです。
そんなときは、ネイティブが自分とは違う表現を使った瞬間を、そのまま流さないのがおすすめです。
「なぜ今この表現を使ったんだろう?」
と一度立ち止まって調べてみる。
そして次に似た場面が来たら、自分でも実際に使ってみる。
この小さな繰り返しが、「知っている英語」から「自然に使える英語」へ変えていくコツです。
もし今までLet’s startばかり使っていたとしても、まったく問題ありません。次に会議やレッスンを始めるときは、ぜひ一度、
“Okay, let’s get started.”
と口に出してみてください。
- 1 僕も「Let's start」ばかり使っていました|違いに気づいたきっかけ
- 2 「Let's start」と「Let's get started」の意味と使い方
- 3 「Let's get started」の意味
- 4 「get started」のstartedは何?
- 5 「Let's start」と「Let's get started」の使い分け
- 6 「get started」の後ろには何を置く?
- 7 似た表現も一緒に覚えておこう
- 8 シーン別英会話|「Let's start」と「Let's get started」を自然に使ってみよう
- 9 迷ったら、この使い分けを意識しよう
- 10 生徒さんのレッスンから見えた|よくあるNG表現パターン
- 11 「通じたからOK」で終わらせないことが大切
- 12 なぜ独学だけでは難しいのか
- 13 なんとなく話せる人こそ、中途半端で終わらせない
- 14 間違えるほど、英語は伸びます。しっかり見ているから。
- 15 似た英語表現・関連語彙|「始める」を自然に言い換える
- 16 まずはこの違いを押さえればOK
- 17 練習クイズ|「始める」の英語表現を使い分けよう
- 18 クイズで間違えた表現こそ、実際に口に出してみよう
- 19 よくある質問(FAQ)
- 19.1 Q. Let's startとLet's get startedの違いは何ですか?
- 19.2 Q. Let's get startedの意味は何ですか?
- 19.3 Q. Let's startの使い方は?
- 19.4 Q. Let's get startedのstartedは何詞ですか?
- 19.5 Q. Let's get startは間違いですか?
- 19.6 Q. Let's get startedの後ろには何をつけますか?
- 19.7 Q. Let's start withの意味と使い方は?
- 19.8 Q. Let's beginとLet's startの違いは?
- 19.9 Q. Shall we start?とLet's get startedの違いは?
- 19.10 Q. Let's startなどの英語表現を自然に使えるようになるには?
- 20 まとめ
「Let’s start」と「Let’s get started」の意味と使い方
「Let’s start」と「Let’s get started」は、どちらも日本語では「始めましょう」と訳せます。
ただし、実際の会話では少し使い方が違います。
「Let’s start」の意味
Let’s start =「〜を始めましょう」
startは「始める」という動詞なので、何を始めるのかを後ろに置きやすいのが特徴です。
Let’s start the meeting.
「会議を始めましょう。」
Let’s start today’s lesson.
「今日のレッスンを始めましょう。」
Let’s start with a quick introduction.
「簡単な自己紹介から始めましょう。」
このように、具体的なもの・作業・ステップを始めるときに非常に使いやすい表現です。
特に、
Let’s start with ~.
「〜から始めましょう」
は、会議やプレゼンでもよく使えます。
たとえば、
Let’s start with the first question.
「最初の質問から始めましょう。」
のように使えます。
「Let’s get started」の意味
Let’s get started =「では、始めましょう」「さあ、始めましょう」
こちらは、何かを始めるタイミングになったときのひと声としてよく使われます。
たとえば、会議で全員が集まったあとに、
Okay, everyone’s here. Let’s get started.
「では、全員そろったので始めましょう。」
と言えます。
「Let’s start」よりも、「よし、それでは始めよう」という流れを作る感じがあります。
会議、授業、プレゼン、ワークショップなどの冒頭でも非常によく使われます。
Are you ready? Let’s get started.
「準備はいいですか?では、始めましょう。」
We have a lot to cover today, so let’s get started.
「今日はたくさん扱う内容があるので、さっそく始めましょう。」
「get started」のstartedは何?
ここは僕自身も最初に気になったポイントです。
startedはstartの過去分詞です。
「get + 過去分詞」には、ざっくり言うと「ある状態になる」という感覚があります。
たとえば、
- get tired → 疲れた状態になる
- get excited → ワクワクした状態になる
- get dressed → 服を着た状態になる
- get started → 始まった状態になる
というイメージです。
そのため、
Let’s get started.
は直訳的に考えると「始まった状態になりましょう」となり、自然な日本語では「さあ、始めましょう」となります。
なお、文法的にはstartedを過去分詞が形容詞的に使われているものとして理解すると、英語学習者にはわかりやすいでしょう。
「Let’s start」と「Let’s get started」の使い分け
シンプルに覚えるなら、次の違いを意識すると使いやすいです。
Let’s start + 具体的なもの
→ 「〜を始めましょう」
Let’s get started.
→ 「では、始めましょう」
たとえば会議なら、
Let’s start the meeting.
「会議を始めましょう。」
一方、参加者がそろったタイミングなら、
Everyone’s here. Let’s get started.
「全員そろいましたね。では、始めましょう。」
となります。
もちろん、実際の英会話ではこの2つの境界はそこまで厳密ではありません。
「Let’s startを使ったら間違い」「ビジネスなら必ずLet’s get started」ではないので、その点は安心してください。
大切なのは、単純な「始める」ならstart、場を切り替えて「よし、始めよう」と促すならget startedという感覚を持っておくことです。
「get started」の後ろには何を置く?
「Let’s get started」だけでも文章として成立しますが、後ろに内容を続けることもできます。
get started with ~
Let’s get started with today’s agenda.
「今日の議題から始めましょう。」
get started on ~
Let’s get started on the new project.
「新しいプロジェクトに取り掛かりましょう。」
get started + ~ing
Let’s get started preparing for the event.
「イベントの準備を始めましょう。」
特によく使われるのは、get started with ~とget started on ~です。
似た表現も一緒に覚えておこう
| 表現 | 意味・ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| Let’s start. | 始めましょう | Let’s start. |
| Let’s get started. | では、始めましょう | Okay, let’s get started. |
| Let’s begin. | 始めましょう・ややフォーマル | Let’s begin the presentation. |
| Shall we start? | 始めましょうか? | Shall we start? |
| Let’s get going. | さあ始めよう・出発しよう | Let’s get going. |
| Let’s dive in. | さっそく本題に入りましょう | Let’s dive in. |
特にビジネス英語では、Let’s get started. / Shall we start? / Let’s begin.あたりを使えるようにしておくと、会議やプレゼンの始まり方にバリエーションを出せます。
シーン別英会話|「Let’s start」と「Let’s get started」を自然に使ってみよう
ここでは、実際の会話で「Let’s start」と「Let’s get started」がどのように使われるのか、シーン別に見ていきましょう。
シーン1:会議を始める
全員そろいましたね。準備はいいですか?
はい。では、始めましょう。
自然に使うコツ
Let’s get started. は、全員がそろったり準備ができたりしたあとに、「では、始めましょう」と場を切り替えるときにぴったりです。
会議やオンラインミーティングでもよく使えるので、Okay, let’s get started. のようにひとかたまりで覚えておくと便利です。
シーン2:最初の議題から始める
まず何について話しましょうか?
売上結果から始めましょう。
自然に使うコツ
「何から始めるか」を具体的に伝えたいときは、Let’s start with ~. がとても自然です。
Let’s start with + 名詞で、
「〜から始めましょう」
という定番パターンになります。
会議だけでなく、プレゼンやレッスンでもそのまま使えます。
シーン3:プレゼンテーションを始める
プレゼンの準備はすべてできています。
いいですね。では、始めましょう。
自然に使うコツ
準備が終わり、「さあ実際に始めよう」というタイミングでは、Let’s get started. がよく合います。
特に、
Everything is ready. Let’s get started.
のように、準備完了 → 開始という流れで使うと、とても自然です。
シーン4:レッスンを始める
今日は何をするんですか?
簡単な復習から今日のレッスンを始めましょう。
自然に使うコツ
Let’s start A with B. を使うと、
「BからAを始めましょう」
と、具体的な進め方まで伝えられます。
たとえば、
Let’s start the meeting with a quick update.
「簡単な近況報告から会議を始めましょう。」
のように、ビジネスでも活躍するパターンです。
シーン5:新しいプロジェクトに取りかかる
計画段階は終わりました。
いいですね。そのプロジェクトに取りかかりましょう。
自然に使うコツ
仕事やプロジェクトなど、具体的な作業に取りかかる場合は、
get started on + 名詞
がよく使われます。
Let’s get started on the report.
「レポートに取りかかりましょう。」
Let’s get started on the new campaign.
「新しいキャンペーンに取りかかりましょう。」
のように使えます。
シーン6:友達と料理を始める
必要なものは全部そろったね。
よし、始めよう!
自然に使うコツ
Let’s get started. はビジネスだけの表現ではありません。
料理、勉強、DIYなど、何かを一緒に始めるときにも自然に使えます。
カジュアルな場面なら、
Okay, let’s get started!
Alright, let’s get started!
のようにすると、「よし、やろう!」という自然な雰囲気が出ます。
迷ったら、この使い分けを意識しよう
細かく考えすぎる必要はありません。
何を・どこから始めるかを具体的に言うなら「Let’s start」
「よし、では始めよう」と開始を促すなら「Let’s get started」
と覚えておくと、かなり使い分けやすくなります。
たとえば、
Let’s start with the first question.
→ 最初の質問から始めましょう。
Okay, let’s get started.
→ では、始めましょう。
まずはこの2パターンをそのまま口に出して使ってみるのがおすすめです。
生徒さんのレッスンから見えた|よくあるNG表現パターン
ここからは、RYO英会話ジムの実際のレッスンを通して気づいた、日本人学習者が間違えやすいパターンを紹介します。
「意味はなんとなく伝わるけれど、少し不自然」「文法があと一歩」というミスは、ある程度英語を話せるようになった方にもよくあります。
NG① Let’s get start.
❌ Let’s get start.
⭕ Let’s get started.
「さあ、始めましょう」と言いたい場合は、get startedまでセットです。
getのあとにstartの原形をそのまま置くのではなく、
get + started(過去分詞)
の形にします。
Okay, let’s get started.
「では、始めましょう。」
これはそのまま覚えてしまうのがおすすめです。
NG② Let’s started.
❌ Let’s started.
⭕ Let’s start.
Let’sの後ろには動詞の原形がきます。
そのため、
Let’s + start
が正しい形です。
startedを使いたければ、
Let’s get started.
としましょう。
「start」と「get started」が頭の中で混ざってしまうと起きやすいミスです。
NG③ Let’s get started the meeting.
❌ Let’s get started the meeting.
⭕ Let’s start the meeting.
⭕ Let’s get started with the meeting.
ここもレッスンでは気をつけたいポイントです。
startなら、そのまま目的語を置いて、
start the meeting
と言えます。
一方、get startedの場合は、
get started with ~
とするのが自然です。
つまり、
Let’s start the meeting.
「会議を始めましょう。」
Let’s get started with the meeting.
「では、会議を始めましょう。」
となります。
NG④ Let’s start to the meeting.
❌ Let’s start to the meeting.
⭕ Let’s start the meeting.
日本語の「会議を始める」につられて、不要なtoを入れてしまうケースです。
startは、
start + 名詞
とそのまま続けられます。
start the meeting
start the lesson
start the presentation
のように、シンプルに考えましょう。
NG⑤ Let’s start from the first topic.
△ Let’s start from the first topic.
⭕ Let’s start with the first topic.
文脈によってstart fromが使われることもありますが、会議などで「まず最初の議題から始めましょう」と言うなら、
start with ~
のほうが自然です。
Let’s start with the first topic.
「最初のトピックから始めましょう。」
英語では、このような文法的には大きく間違っていなくても、ネイティブならこちらを選ぶという違いがたくさんあります。
「通じたからOK」で終わらせないことが大切
こうしたミスを見ると、「間違えないように話そう」と思ってしまうかもしれません。
でも、僕はむしろ逆だと思っています。
どんどんアウトプットして、間違えて、その場で直す。
これが一番大切です。
僕自身も、以前はLet’s startばかり使っていました。
でも実際の英語を聞いて、
「なぜget startedなんだろう?」
と疑問を持ち、調べて、自分でも使ってみる。
その繰り返しで少しずつ自然な英語が身についていきました。
間違えたこと自体が問題なのではなく、間違いに気づかないまま同じ英語を使い続けることのほうが、もったいないんです。
なぜ独学だけでは難しいのか
英語って、「知っている」と「話せる」の間にかなり大きな壁があります。
そして、なんとなく話せるようになってくると、さらに厄介です。
相手には通じるので、自分の不自然な英語に気づきにくくなるからです。
自分で話す。
間違える。
どこが不自然だったのか知る。
言い直す。
もう一度使う。
このサイクルを回して、初めて英語が自分のものになっていきます。
独学では、どうしても「自分が何を間違えているのかを自分で発見する」必要があります。
ここが難しいところです。
なんとなく話せる人こそ、中途半端で終わらせない
実際、RYO英会話ジムを受講された方の中にも、もともと英語学習の経験があり、仕事で英語メールやチャットはできるものの、会議や1on1になると瞬時に言葉が出てこないという方がいました。
6ヶ月間、スピーキングテストやアウトプット、添削、さまざまなテーマでのディスカッションを重ねた結果、Stage 3からStage 8へ上がり、会議で論理的に意見を伝えたり、フリーディスカッションを自然に続けたりできる場面が増えています。
本人からも、最初と比べてスピーキング力の伸びを実感し、英語で「言い切る」経験を積むことで自信につながったという声をいただいています。
間違えるほど、英語は伸びます。しっかり見ているから。
RYO英会話ジムでは、ただ英会話をするだけではありません。
アウトプット → 間違える → 可視化する → 添削する → 言い直す → 復習する
この流れを大切にしています。
- 圧倒的なアウトプット量
- その場で発言内容を可視化・添削
- 目標レベルまでの伴走サポート
- アウトプット量を確認できる可視化ダッシュボード
- 復習効率を高めるパーソナルノート
- 添削した英文を音声でも復習
「間違えたくない」と思う必要はありません。
むしろ、レッスンではたくさん間違えてください。
間違いが見つかれば、改善できます。
僕自身もそうやって英語を身につけてきました。
なんとなく話せる状態で止まらず、「自然に、自信を持って話せる状態」まで持っていきたい。
そんな方をサポートしています。
本気で英語を変えたい方へ
今月は、無料体験レッスンの枠を5名まで開放しています。
実際に英語を話していただきながら、現在の課題や「次に何を改善すれば伸びるのか」も一緒に整理します。
「今の英語を一度客観的に見てもらいたい」という方も大歓迎です。
似た英語表現・関連語彙|「始める」を自然に言い換える
「Let’s start」や「Let’s get started」以外にも、英語には「始める」「取りかかる」を表す便利な表現があります。
場面に合わせて少しずつ使い分けられると、英会話の表現力がぐっと広がります。
1. Let’s begin.
Let’s begin. は、「始めましょう」という意味です。
startとかなり近いですが、beginのほうが少しフォーマルで落ち着いた響きがあります。
会議、プレゼン、式典、セミナーなどでも使いやすい表現です。
自然に使うコツ
日常会話ではstartのほうがよく使われますが、少し改まった場面ではbeginが自然です。
特に、
Let’s begin with ~.
「〜から始めましょう」
という形は、プレゼンや会議で便利です。
会話例
みなさん、プレゼンの準備はできていますか?
はい。簡単な自己紹介から始めましょう。
2. Shall we start?
Shall we start? は、
「そろそろ始めましょうか?」
という意味です。
Let’s startよりも、相手の様子を確認しながらやわらかく開始を促すニュアンスがあります。
自然に使うコツ
自分から一方的に「始めましょう」と言うよりも、
「準備は大丈夫ですか?では始めましょうか?」
という雰囲気を出したいときに便利です。
会議やオンラインミーティングの冒頭でも自然に使えます。
会話例
もう全員そろったと思います。
いいですね。始めましょうか?
3. Let’s get going.
Let’s get going. は、
「さあ始めよう」「そろそろ行こう」
というカジュアルな表現です。
何かを始める場合だけでなく、その場を出発するときにも使われます。
自然に使うコツ
get startedよりも少しカジュアルで、「よし、そろそろ動こう」という勢いがあります。
友達との外出や、チームで何かに取りかかるときに使いやすいです。
会話例
今日はまだやることがたくさんありますね。
そうですね、さあ始めましょう。
4. Let’s dive in.
Let’s dive in. は、直訳すると「飛び込みましょう」ですが、会話では、
「さっそく始めましょう」
「本題に入りましょう」
という意味で使われます。
自然に使うコツ
説明やプレゼンの前置きが終わったあとに、「では本題へ」という感覚で使うと自然です。
少しカジュアルで、テンポのいい表現なので、オンライン会議や動画、セミナーなどでもよく合います。
会話例
基本的なところは確認しました。次は何ですか?
さっそく本題に入って、詳しく見ていきましょう。
5. Get to work
get to work は、
「仕事に取りかかる」「作業を始める」
という意味です。
「始める」といっても、会議そのものを始めるのではなく、実際の作業に手をつけるイメージがあります。
自然に使うコツ
Let’s get to work.
「さあ、仕事に取りかかろう。」
という形でよく使われます。
準備や話し合いが終わり、「では実際にやりましょう」というタイミングにぴったりです。
会話例
計画については合意できましたね。
いいですね。仕事に取りかかりましょう。
6. Kick off
kick off は、もともとサッカーなどの「キックオフ」から来た表現で、
「開始する」「スタートさせる」
という意味でも使われます。
特にビジネスでは、プロジェクト・イベント・会議などを正式に開始する場面でよく登場します。
自然に使うコツ
kick off + 名詞
の形で覚えると使いやすいです。
kick off the meeting
「会議を開始する」
kick off the project
「プロジェクトを始動する」
といった形で使えます。
会話例
新しいプロジェクトを始める準備はできていますか?
はい。来週月曜日にプロジェクトを正式にスタートします。
まずはこの違いを押さえればOK
| 表現 | 主なニュアンス |
|---|---|
| Let’s start. | シンプルに「始めましょう」 |
| Let’s get started. | 「では、さあ始めましょう」 |
| Let’s begin. | 少しフォーマルに「始めましょう」 |
| Shall we start? | やわらかく「始めましょうか?」 |
| Let’s get going. | カジュアルに「さあ始めよう」 |
| Let’s dive in. | 「さっそく本題に入ろう」 |
| Let’s get to work. | 「作業に取りかかろう」 |
| kick off | プロジェクトなどを「正式に開始する」 |
全部を一気に覚える必要はありません。
まずは、Let’s start. / Let’s get started. / Shall we start? の3つを実際の会話で使えるようにして、そのあと少しずつ表現の幅を広げていくのがおすすめです。
練習クイズ|「始める」の英語表現を使い分けよう
ここまで紹介した Let’s start / Let’s get started / Shall we start? / Let’s begin / Let’s dive in / Let’s get going / get to work / kick off を使って練習してみましょう。
できるだけ答えを見ずに、「この場面ならネイティブはどう言うかな?」と考えてみてください。
問題1
全員が会議室にそろいました。「では、始めましょう」と自然に言うならどれでしょう?
A. Let’s get started.
B. Let’s get start.
C. Let’s started.
D. Let’s starting.
答え:A. Let’s get started.
Let’s get started. は、「では、始めましょう」「さあ、始めましょう」という意味です。
会議やレッスンなど、準備が整って実際に開始するときによく使われます。
❌ Let’s get start.
❌ Let’s started.
とは言いません。
get started をひとかたまりで覚えておきましょう。
問題2
「最初の質問から始めましょう」と言いたい場合、もっとも自然なのはどれでしょう?
A. Let’s start with the first question.
B. Let’s start to the first question.
C. Let’s get started the first question.
D. Let’s start at the first question.
答え:A. Let’s start with the first question.
Let’s start with ~. で、
「〜から始めましょう」
という意味になります。
会議やプレゼン、レッスンなどで非常によく使える形です。
Let’s start with the first topic.
「最初のトピックから始めましょう。」
のようにも使えます。
問題3
少し丁寧に相手の様子を確認しながら「始めましょうか?」と言いたいとき、もっとも適切なのは?
A. Shall we start?
B. Let’s dive in.
C. Get to work.
D. Let’s get going.
答え:A. Shall we start?
Shall we start? は、
「始めましょうか?」
と相手に確認しながら開始を促す表現です。
Let’s start.よりも少しやわらかい印象になります。
会議や打ち合わせなどで、
Everyone’s here. Shall we start?
「全員そろいましたね。始めましょうか?」
のように使うと自然です。
問題4
プレゼンの前置きが終わり、「それでは、さっそく本題に入りましょう」と言いたいときに合う表現は?
A. Let’s dive in.
B. Let’s get going home.
C. Shall we stop?
D. Let’s start to it.
答え:A. Let’s dive in.
Let’s dive in. は直訳すると「飛び込みましょう」ですが、会話では、
「さっそく始めましょう」
「本題に入りましょう」
という意味でよく使われます。
説明、動画、プレゼン、ディスカッションなどでテンポよく本題に入りたいときに便利です。
問題5
計画についての話し合いが終わりました。「では、実際の作業に取りかかりましょう」と言いたい場合は?
A. Let’s get to work.
B. Let’s get started meeting.
C. Let’s begin to work meeting.
D. Let’s start from working.
答え:A. Let’s get to work.
Let’s get to work. は、
「さあ、仕事に取りかかりましょう」
という定番表現です。
準備や話し合いではなく、実際の作業を始めるニュアンスがあります。
We’ve got a plan. Let’s get to work.
「計画は決まりました。では、仕事に取りかかりましょう。」
のように使えます。
問題6
「来週、新しいプロジェクトを正式にスタートします」と言いたい場合、空欄にもっとも自然なのは?
We’ll _____ the new project next week.
A. kick off
B. dive in
C. get going to
D. get started with to
答え:A. kick off
kick off + 名詞で、
「〜を開始する」「〜をスタートさせる」
という意味になります。
特に、
- project
- meeting
- event
- campaign
などとの相性がよく、ビジネスでもよく使われます。
We’ll kick off the project next week.
「来週、そのプロジェクトをスタートします。」
問題7
少しフォーマルなプレゼンで、「簡単な概要から始めましょう」と言うなら?
A. Let’s begin with a brief overview.
B. Let’s get start a brief overview.
C. Let’s beginning with a brief overview.
D. Let’s begin to a brief overview.
答え:A. Let’s begin with a brief overview.
begin はstartとほぼ同じ「始める」という意味ですが、少しフォーマルで落ち着いた響きがあります。
Let’s begin with ~.
「〜から始めましょう」
という形は、プレゼンやセミナーでも使いやすい表現です。
問題8
友達と出かける準備ができました。「よし、そろそろ行こう!」に近い表現は?
A. Let’s get going.
B. Let’s get started the car.
C. Let’s begin to outside.
D. Let’s start with going.
答え:A. Let’s get going.
Let’s get going. は、
「そろそろ行こう」「さあ動こう」
というカジュアルな表現です。
何かを始める意味でも使えますが、特にその場から出発するときによく使われます。
It’s getting late. Let’s get going.
「遅くなってきたね。そろそろ行こう。」
のように使えます。
問題9
次のうち、文法的に不自然なのはどれでしょう?
A. Let’s start the meeting.
B. Let’s get started.
C. Let’s get started with the meeting.
D. Let’s get started the meeting.
答え:D. Let’s get started the meeting.
get startedの直後にthe meetingをそのまま目的語として置くことはできません。
自然なのは、
Let’s start the meeting.
「会議を始めましょう。」
または、
Let’s get started with the meeting.
「では、会議を始めましょう。」
です。
この違いは、日本人学習者が特に混同しやすいポイントなので注意しましょう。
問題10
次の状況にもっとも自然な表現を選んでください。
「会議の参加者が全員そろった。司会者が場の空気を切り替えて、いよいよ会議を始める。」
A. Okay, let’s get started.
B. Let’s start from meeting.
C. Let’s get to meeting.
D. Let’s kick the meeting.
答え:A. Okay, let’s get started.
この場面では、単に「会議を開始する」というより、
「よし、それでは始めましょう」
と場を切り替えるニュアンスがあるため、Let’s get started. がとても自然です。
特に、
Okay, let’s get started.
Alright, let’s get started.
は、そのまま覚えておくと実際の英会話ですぐに使えます。
クイズで間違えた表現こそ、実際に口に出してみよう
全部正解できなくても問題ありません。
むしろ、
「あ、ここを間違えた」
と気づいた表現こそ、伸びるチャンスです。
英語は答えを見て理解するだけではなく、実際に声に出して、自分で使ってみることで定着していきます。
今回の表現なら、まずは次の3つを何度か口に出してみてください。
Okay, let’s get started.
「では、始めましょう。」
Let’s start with the first topic.
「最初のトピックから始めましょう。」
Shall we start?
「始めましょうか?」
この3つだけでも、会議やレッスンなどで「始める」と言うときの表現がかなり自然になります。
よくある質問(FAQ)
Q. Let’s startとLet’s get startedの違いは何ですか?
A. どちらも「始めましょう」ですが、Let’s startは具体的に何かを始めるとき、Let’s get startedは「では、始めましょう」と場を切り替えるときによく使います。会議やレッスンの開始では、Let’s get started. がとても自然です。
Q. Let’s get startedの意味は何ですか?
A. Let’s get started. は「では、始めましょう」「さあ、始めましょう」という意味です。準備が整ったあとに、実際の活動を始めるタイミングでよく使われます。会議、プレゼン、授業など幅広い場面で使える便利な表現です。
Q. Let’s startの使い方は?
A. Let’s startは「〜を始めましょう」という意味で、後ろに具体的な内容を続けやすい表現です。たとえば、Let’s start the meeting.「会議を始めましょう」、Let’s start with the first question.「最初の質問から始めましょう」と使えます。
Q. Let’s get startedのstartedは何詞ですか?
A. startedはstartの過去分詞です。get + 過去分詞で「ある状態になる」というイメージがあり、get startedは「始まった状態になる→始める」と考えるとわかりやすいです。学習上は、startedが形容詞的に使われていると考えると理解しやすいです。
Q. Let’s get startは間違いですか?
A. はい、Let’s get start.は不自然で、基本的には誤りです。正しくはLet’s get started.です。getのあとにはstartedを使い、get startedをひとかたまりで覚えるのがおすすめです。「では始めましょう」という定番表現として使えます。
Q. Let’s get startedの後ろには何をつけますか?
A. Let’s get started.だけでも使えますが、後ろに内容を加えることもできます。よく使うのは、get started with ~「〜から始める」と、get started on ~「〜に取りかかる」です。例:Let’s get started on the project.
Q. Let’s start withの意味と使い方は?
A. Let’s start with ~. は「〜から始めましょう」という意味です。会議やプレゼンで順番を示すときにとても便利です。たとえば、Let’s start with a quick introduction.なら「簡単な自己紹介から始めましょう」となります。
Q. Let’s beginとLet’s startの違いは?
A. Let’s beginとLet’s startはどちらも「始めましょう」という意味です。大きな違いはありませんが、beginはややフォーマルで落ち着いた印象があります。プレゼンやセミナーではLet’s begin with ~.も自然に使えます。
Q. Shall we start?とLet’s get startedの違いは?
A. Shall we start?は「始めましょうか?」と、相手の様子を確認しながらやわらかく促す表現です。一方、Let’s get started.は「では始めましょう」と、開始をはっきり促す表現です。どちらも会議やオンラインミーティングでよく使います。
Q. Let’s startなどの英語表現を自然に使えるようになるには?
A. 表現を覚えるだけでなく、実際に話す→間違える→直す→もう一度使うことが大切です。独学では自分の不自然な英語に気づきにくいため、アウトプットを客観的に見てもらうのも効果的です。RYO英会話ジムでは、発言を可視化・添削しながら改善できます。
まとめ
今回は、「Let’s start」と「Let’s get started」の違いと使い分けを中心に解説しました。
ポイントを簡単に整理すると、
- Let’s start:具体的に「〜を始めましょう」
- Let’s get started:「では、始めましょう」「さあ、始めましょう」
- Let’s start with ~:「〜から始めましょう」
- Shall we start?:「始めましょうか?」
- Let’s dive in.:「さっそく本題に入りましょう」
特に覚えておきたいのは、「通じる英語」と「自然に使える英語」は少し違うということです。
僕自身もLet’s startばかり使っていましたが、実際の英語に触れて違いに気づき、調べる→使う→間違える→修正することを繰り返して身につけてきました。
英語は、間違えないようにするよりも、実際にアウトプットして改善していくことが上達への近道です。
まずは次の会議やレッスンで、
Okay, let’s get started.
と実際に使ってみてください。
「わかる」から「自然に話せる」へ変えていきたい方は、RYO英会話ジムの無料体験も活用してみてください。








































