- 1 「Sorry to interrupt」が出てこない…私の失敗エピソード
- 2 「Sorry to interrupt」の意味と使い方をマスターしよう
- 3 「Sorry to interrupt」の意味はシーンによって少しずつ違う
- 4 文の構成:そのままでも、butをつなげてもOK
- 5 「Sorry to interrupt」を使う主なシチュエーション
- 6 「Sorry to interrupt」と言われたときの返答集
- 7 ワンポイントアドバイス
- 8 実際の会話での使い方【英語+和訳】
- 9 自然に使うためのコツ
- 10 音声を聞いて練習しよう
- 11 実践で使えるようになるには「間違える勇気」と「アウトプットの習慣」がカギ!
- 12 「Sorry to interrupt」練習クイズ
- 13 「Sorry to interrupt」にまつわるよくあるNG表現パターン
- 14 まとめ
- 15 「Sorry to interrupt」以外にも使える!似た表現をチェック
- 16 さらに学びたい方はこちらもチェック!
- 17 関連語彙も合わせて覚えておこう!
- 18 まとめ:丁寧に会話を中断する力も、英語力のひとつ
「Sorry to interrupt」が出てこない…私の失敗エピソード
私自身、以前は会話を中断したいときに、なぜかいつも「Okay now?」と言ってしまっていました。
たとえば、相手が話している途中に急ぎの要件があるとき、
つい「Okay now?」と切り出してしまい、相手を少し困惑させてしまったことも。
当時は「会話に割り込む=タイミングを伺って“OKか”聞けばいい」と思い込んでいたんですね。
でも、英語圏では「Okay now?」はちょっと唐突で、丁寧さや配慮が足りない印象を与えてしまうこともあります。
そんなときに知ったのが、今回ご紹介している「Sorry to interrupt」という表現。
この一言を使うだけで、相手も自然と「何か急ぎの話かな」と理解してくれ、会話の流れもスムーズになりました。
英語を学ぶ中では、間違えながら気づくことが本当にたくさんあります。
だからこそ、「うまく言えなかった」「ちょっと違ったかも」という経験は、すべて成長のきっかけなんですよね。
「Sorry to interrupt」の意味と使い方をマスターしよう
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
ビジネスシーンでは、会話を中断しなければならない場面がよくありますよね。そんなときに役立つのが、
「Sorry to interrupt」=「お話中すみません」
という便利な英語表現です。
このフレーズを使えば、相手に失礼にならないように配慮しつつ、スムーズに会話に割って入ることができます。
今回は、この「Sorry to interrupt」の意味や使い方、さらにはビジネスでの類似表現まで、わかりやすく解説していきます!
「Sorry to interrupt」の意味はシーンによって少しずつ違う
「Sorry to interrupt」は、直訳すると「邪魔してごめんなさい」ですが、状況に応じてニュアンスが変わります。
ビジネスでよくある3つのシーン
- 話している相手を途中で止めるとき: 「お話中すみません」「お忙しいところ恐縮です」という丁寧な印象に。
- 何か急ぎの要件を伝えたいとき: 「急で申し訳ないんですが…」といったニュアンスで自然に使えます。
- 会話を切り上げたいとき: 「そろそろ失礼しますね」という、会話の終わりを伝えるフレーズとしても使えます。
文の構成:そのままでも、butをつなげてもOK
「Sorry to interrupt」は、以下のように単体でも、続けてbutでつなげてもどちらでも使えます。
例文
- Sorry to interrupt.
- Sorry to interrupt, but could I say something?
カジュアルな会話ではこのような省略形が一般的ですが、フォーマルな場では:
I’m sorry to interrupt you.
のように、きちんとした文で伝えると丁寧な印象になります。特に上司や取引先など、立場が上の相手には丁寧に伝えることを意識しましょう。
「Sorry to interrupt」を使う主なシチュエーション
1. 大事な知らせがあるとき
たとえば、上司が話している途中で「急ぎで伝えなければいけないこと」がある場合に使えます。
Sorry to interrupt, but the client just arrived.
(お話中すみませんが、クライアントが到着しました。)
2. 緊急の用件があるとき
話を中断してでも、今すぐ伝えるべきことがある場合です。
Sorry to interrupt, but this is urgent.
(申し訳ありませんが、これは急ぎです。)
3. 会議中に話題を変えたいとき
会議で流れを変えるときにも、やわらかく導入できます。
Sorry to interrupt, but can we move on to the next topic?
(お話中恐縮ですが、次の議題に移ってもいいですか?)
どのシーンでも、「Sorry to interrupt」を使えば丁寧さと配慮のある印象を与えることができます。
英語でのスマートな振る舞いを身につけたい方は、ぜひ実際の会話で使ってみてくださいね!
「Sorry to interrupt」と言われたときの返答集
✅ ① スムーズに会話を譲る場合
Sure, go ahead.
→ どうぞ、話してください。
No problem. What’s up?
→ 大丈夫ですよ。何かありましたか?
It’s okay. What did you want to say?
→ 気にしないで。何か言いたいことがあったんですか?
✅ ② 少しだけ待ってほしいとき
Just a second, I’ll be right with you.
→ 少しだけ待ってくださいね、すぐに対応します。
Can I finish this thought first?
→ 先にこれだけ話してもいいですか?
Give me a moment, then I’ll listen.
→ ちょっとだけ時間をください、それから聞きますね。
✅ ③ 気にしていないよ、と伝えたいとき
No worries at all.
→ 全然気にしないで。
That’s totally fine.
→ 全然大丈夫ですよ。
Happens all the time.
→ よくあることですよ。
ワンポイントアドバイス
「Sorry to interrupt」は丁寧な表現なので、返す側もやさしいトーンで答えると会話がスムーズになります。
特にビジネスの場では、相手の気遣いに気遣いで返す姿勢が大切です。
実際の会話での使い方【英語+和訳】
会話例①:オフィスで上司に急ぎの報告
A: (話し中) So, I was thinking we could move the presentation to next week…
B: Sorry to interrupt, but Mr. Tanaka just called. He wants to talk to you right away.
A: Oh, thanks. I’ll call him back now.
和訳:
A: 来週にプレゼンを移したらどうかと思ってたんだけど…
B: お話中すみません、田中さんからお電話がありました。すぐに話したいそうです。
A: ありがとう。すぐかけ直すよ。
会話例②:会議中に話題を変えたいとき
Manager: We’ve spent a lot of time on this topic. Any other thoughts?
You: Sorry to interrupt, but can we move on to the budget issue? We’re running out of time.
和訳:
マネージャー: この議題にかなり時間を使いましたが、他に意見はありますか?
あなた: お話中恐縮ですが、予算の件に移ってもいいでしょうか?時間が足りなくなりそうなので。
会話例③:カジュアルな職場のやりとり
Coworker: So I went to this amazing Italian restaurant last night…
You: Sorry to interrupt, but do you have a minute to check the client’s email?
和訳:
同僚: 昨日すごくおいしいイタリアンに行ってきてね…
あなた: ごめん、ちょっと割り込んじゃうけど、クライアントのメール見てもらえる?
自然に使うためのコツ
✅ コツ①:「Sorry to interrupt」だけで一度止める
まずはワンクッションとして言うだけでも丁寧な印象になります。その後に用件を簡潔に伝えるのがポイントです。
Sorry to interrupt. I just have a quick question.
(お話中すみません。ちょっと質問がありまして。)
✅ コツ②:「but」で自然につなげる
butを使うと流れがスムーズになります。慣れてきたらこのパターンも使いこなしましょう。
Sorry to interrupt, but I think we’re going off topic.
(申し訳ありません、話が少し逸れてきていると思います。)
✅ コツ③:話すトーンとタイミングに注意
表現自体は丁寧でも、食い気味に話し始めたり、急に大声で話しかけたりすると逆効果です。タイミングを見て、落ち着いたトーンで入るようにしましょう。
このように、「Sorry to interrupt」はただ言うだけでなく、言い方・タイミング・後に続く言葉によって印象が大きく変わります。ぜひ、実際の場面で少しずつ使ってみてくださいね。
音声を聞いて練習しよう
会議中に説明している内容が間違っていて…
邪魔してごめん。火曜日ではなくて月曜日が祝日ですよ。
道で偶然友人に会い、会話が弾んだものの急いでいて….
実践で使えるようになるには「間違える勇気」と「アウトプットの習慣」がカギ!
「Sorry to interrupt」のような表現、頭ではわかっていても実際の会話でサッと出てこない…という経験、ありませんか?
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別のビジネスパーソンの方も、こんな変化を実感されています。
「以前は“正しく話さなきゃ”と考えすぎて話せなかったんですが、今は“伝える”ことに集中できるようになって、会議でも自然に発言できるようになりました。」
アウトプット→フィードバック→再チャレンジ
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「Sorry to interrupt」練習クイズ
次の会話文の空欄に入る最も自然な英語表現を選びましょう。
クイズ①
会議中、別の議題に移りたいときに言うには?
A: We’ve discussed this point enough.
B: _________, but can we move on to the next item?
選択肢:
A. Excuse me
B. Sorry to interrupt
C. I don’t think so
D. Never mind
解説:
会議中に話題を切り替えるために、丁寧に割り込む表現として最適なのが「Sorry to interrupt」。
「Excuse me」も丁寧ですが、会話の流れを遮るにはやや弱く、「Sorry to interrupt」は明確に「中断する」意思を伝えられます。
クイズ②
同僚がおしゃべりしているところに、急ぎの用件で割って入る場合の自然な言い方はどれ?
You: ________, but I really need to talk to you about the deadline.
選択肢:
A. Sorry to interrupt
B. No problem
C. I agree
D. Let me check
解説:
相手が話している最中に割り込むときは、「Sorry to interrupt」で配慮を示すのが自然です。
このフレーズがあることで、突然話し始めても失礼になりにくく、相手に好印象を与えます。
クイズ③
「Sorry to interrupt」はどんな時に使うのが適切でない?
選択肢:
A. 急ぎの用件があるとき
B. 会話に割り込むとき
C. 相手に謝罪するメールを書くとき
D. 会議で議題を切り替えるとき
解説:
「Sorry to interrupt」は口頭で会話を中断する時に使う表現です。メールで謝罪する場合には「I apologize for the inconvenience」や「I’m sorry for the delay」などの表現が一般的です。
「Sorry to interrupt」にまつわるよくあるNG表現パターン
❌ NG①:「Okay now?」で話に割り込む
例:
Okay now? I need to say something.
なぜダメ?
“Okay now?” はぶっきらぼうで唐突な印象を与え、丁寧さに欠ける表現です。ネイティブには「え?何がOKなの?」と混乱を招くことも。
✅ 自然な言い換え:
→ Sorry to interrupt, but I have something to say.
❌ NG②:「Excuse me」だけで割り込もうとする
例:
Excuse me. We need to move on.
なぜダメ?
“Excuse me” は声をかけるには適していますが、それだけだと“割り込む”意図が伝わりにくいため、不十分な印象になります。
✅ 自然な言い換え:
→ Excuse me, but may I interrupt for a moment?
❌ NG③:「Can I talk?」で強引に話を始める
例:
Can I talk? I have a question.
なぜダメ?
この言い方は命令形っぽく響いたり、直接的すぎて不自然な印象に。相手の話を遮ってまで話す意図なら、丁寧さが必要です。
✅ 自然な言い換え:
→ Sorry to interrupt, but may I ask a quick question?
❌ NG④:“I’m sorry for interrupting” の使いどころミス
例:
I’m sorry for interrupting, can I say something?
なぜダメ?
文法的には正しくても、”I’m sorry for interrupting” はすでに割り込んだ後に謝罪する言い方。割り込む前に丁寧に声をかけたい時には “Sorry to interrupt” の方が自然。
✅ 自然な言い換え:
→ Sorry to interrupt, but can I say something?
まとめ
「Sorry to interrupt」は、単に英語として正しいだけでなく、相手への配慮を表現できるフレーズです。
だからこそ、「割り込み=唐突・無遠慮」にならないよう、丁寧な表現を選ぶことが信頼感や印象の良さにもつながります。
「Sorry to interrupt」以外にも使える!似た表現をチェック
「Sorry to interrupt」以外にも、会話を中断したいときや、相手に声をかけるときに使える英語表現はたくさんあります。
場面に合わせて自然に使い分けられるよう、いくつか紹介していきます。
✅ Excuse me, but…
(失礼ですが…)
相手に対して軽い中断を入れたいときに使える表現です。カジュアルすぎず、丁寧すぎず、日常会話でもビジネスでも使える万能フレーズ。
✅ Pardon the interruption, but…
(お邪魔してすみませんが…)
「Sorry to interrupt」よりもフォーマル度が高い表現。上司や取引先との会話など、丁寧に配慮したい場面で使うと好印象です。
✅ May I have a word?
(一言よろしいでしょうか?)
個人的な話や、ちょっとした要件を伝えたいときに便利な表現です。静かな場所や1対1の会話でよく使われます。
その他にもこんな表現があります
- sorry to bother(お邪魔してすみません)
- sorry to disturb(ご迷惑をおかけしてすみません)
- sorry to bug(カジュアルに:邪魔してごめん)
- sorry to butt in(口を挟んでごめん)
さらに学びたい方はこちらもチェック!
- ➤ ビジネスで重宝する「sorry to bother you」の意味と2つの使い方
- ➤ 学校では教えてくれない!「I’m sorry to 〜」と「I’m sorry for 〜」の違いとその使い方
それぞれのフレーズには微妙なニュアンスの違いがあり、使い分けができると自然な英語力がぐっとアップしますよ!
関連語彙も合わせて覚えておこう!
英単語 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
Urgent | 緊急の | I have an urgent matter to discuss.(話し合うべき緊急の事項があります) |
Interrupt | 中断する | I didn’t mean to interrupt your meeting.(会議を邪魔するつもりはありませんでした) |
Excuse me | すみません | Excuse me, could you help me with this?(すみません、これを手伝っていただけますか?) |
こういった表現や語彙を、実際の会話で何度も使って体に染み込ませることが大切です。
次の会話では、ぜひ使ってみてくださいね!
まとめ:丁寧に会話を中断する力も、英語力のひとつ
「Sorry to interrupt」は、ただのフレーズではなく、相手への配慮を表す大切な表現です。
会議や日常のビジネスシーンで、タイミングよく・スマートに割り込むことで、よりスムーズなコミュニケーションが可能になります。
今回ご紹介したように、似た表現やNGパターンも知っておくと、場面に合わせて自然な言い回しができるようになりますよ。
ぜひ、実際の会話でどんどん使ってみてくださいね!