こんにちは!RYO英会話ジムのリョウです。
ビジネス英語の世界では、毎日のようにさまざまな表現が使われていますが、
「take leave」というフレーズもその一つ。
この表現、実はただの「休暇を取る」だけじゃなくて、
ビジネスシーンならではの独特なニュアンスがあるんです。
そこで今回は、
「take leave」の基本的な意味と、その使い方について、
わかりやすく解説していきます!
それでは、さっそく見ていきましょう!
- 1 ■実はこんな間違い、してました…!「take leave」の失敗エピソード
- 2 ■「take leave」の意味と使う場面
- 3 音声を聞く
- 4 ■「take leave」の使い方
- 5 ■英語は「間違えながら話す」ことで伸びる!RYO英会話ジムのご紹介
- 6 ■ 実際の英会話シーン①:ちょっとした体調不良での相談
- 7 ■ 実際の英会話シーン②:メールでのフォーマルな表現
- 8 ■ 実際の英会話シーン③:同僚が長期休暇に入る前の会話
- 9 ■ 実際の英会話シーン④:無給休暇のリクエスト
- 10 💡 会話で自然に使うコツまとめ
- 11 💬 カジュアル vs. ビジネス英語:休暇の表現
- 12 ✉️ ビジネスメールテンプレート集(申請・報告・不在対応)
- 13 🗣️ 会話で使えるフレーズ集(即実践OK)
- 14 ✅ 記事のまとめ:ビジネス英語での「take leave」の使い方をマスターしよう!
■実はこんな間違い、してました…!「take leave」の失敗エピソード
英語学習を始めたばかりの頃、私自身も「take leave」という表現をうまく使いこなせていなかった時期がありました。
ある日、上司に「明日お休みをいただきます」と伝えたくて、こう言ったんです:
“I will take a vacation tomorrow.”
一見正しそうですが、この場面はフォーマルなビジネスメール。
上司から返ってきたのは、やんわりとした訂正。
“Got it. So you’re taking leave tomorrow?”
この時、初めて「ビジネスシーンでは “take leave” の方が適切なんだ!」と気づきました。
それ以来、メールやミーティングで「take leave」「on leave」「take sick leave」などの表現を正しく・自然に使えるように意識するようになったんです。
💡間違えることは、学びのチャンス。
ネイティブの反応から得たこの体験が、今では自信を持って使える表現につながりました。
英語では「take leave」以外にも、「have time off」という表現もよく使われます。カジュアルな言い回しとして覚えておくと便利です。
👉 詳しくはこちらの記事で解説しています。
■「take leave」の意味と使う場面
「take leave」は、直訳すると「休暇を取る」という意味ですが、
ビジネスの現場では、もう少し幅広く、“その場を一時的に離れる”というニュアンスでも使われます。
具体的には、こんなシーンで使われることが多いです:
🔹 一時的にその場を離れるとき
たとえば、会議中に途中で退席する場合や、オフィスで少し席を外すときなど。
例:
I’ll take my leave now.(これで失礼させていただきます)
🔹 長期の休暇を取るとき
有給休暇や産休・育休、療養など、長めの休みを申請する場合にも使います。
例:
She’s taking maternity leave next month.(彼女は来月、産休を取ります)
このように「take leave」は、フォーマルで丁寧な表現として、
日常のビジネス英語でよく使われています。
音声を聞く
上司へ…
同僚から…
体調が悪くて…
■「take leave」の使い方
「take leave」と「take a leave」は、どちらも使われますが、アメリカ英語とイギリス英語での違いや、文脈による微妙な使い分けがあります。
■「leave」は可算名詞?それとも不可算名詞?
「take leave」の中で使われている leave は、「休暇」という意味の不可算名詞です。
つまり――
✅ 数えることはできません。
❌「two leaves」といったような複数形にはしません。
では、どうやって休暇の長さを表すのか?
👉 答えは、期間を前につけることで表現します。
たとえば:
- ✅ two weeks of leave(2週間の休暇)
- ✅ three days of leave(3日間の休暇)
このように、「leave」はそのまま単数形で使いながら、前に期間を加えるのが自然な言い方なんです。
■「take leave」
👉 一般的でフォーマルな言い方。イギリス英語でよく使われる。
会社や上司に許可をもらって「正式な休暇を取る」ときなどに使われます。
例:
He took leave to recover from surgery.
(彼は手術から回復するために休暇を取った)
■「take a leave」
👉 アメリカ英語でよく使われる表現。
特に「ある種類の休暇(a leave of absence など)」を指すときに使います。
例:
She took a leave of absence to care for her family.
(彼女は家族の世話をするために休職を取りました)
✳️「a」が入るときのポイント:
「take a leave」だけでは少し曖昧なので、多くの場合は「take a leave of absence」などの形で補足がつきます。
つまり、「a」が入ると、具体的で形式的な休暇(例:休職、産休など)というニュアンスが強くなります。
✔️ まとめ
「take leave」はそのままでも使えますが、アメリカ英語では「a」を入れて “take a leave” と言うこともあります。
「a」が入る場合は、たとえば「a leave of absence(休職)」など、特定の正式な休暇を強調する場面で使われることが多いです。
■休暇の種類と表現の仕方
英語では、以下のように言います:
- take vacation leave(有給休暇を取る)
- take sick leave(病気で休む)
- take maternity leave(産休を取る)
これらの休暇は、基本的に給料が支払われるものです。
ただし、無給の休みも「take leave」で表せます。その場合はこう言います:
- take unpaid leave(無給休暇を取る)
■「期間」を入れる場合のルール
休暇の期間を具体的に言いたいときは、以下の2パターンがあります:
✔️「take leave for +期間」
I’ll take leave for two weeks.(2週間休みを取ります)
✔️「take +期間’s leave」
He took 3 days’ leave last week.(彼は先週3日間の休みを取りました)
💡このとき、“days” や “weeks” の後ろに「’(アポストロフィ)」を忘れずに!
■「on leave」や「go on leave」もセットで覚えよう!
on leave は「休み中」を意味します。
She’s on leave this week.(彼女は今週休みです)
また、休みに入るタイミングでは「go on leave」を使います。
I’m going on leave tomorrow.(明日から休みに入ります)
このあたりを押さえておくと、実際のビジネス英会話でもかなり応用が効きます!
■英語は「間違えながら話す」ことで伸びる!RYO英会話ジムのご紹介
英語力を本当に伸ばすには、「覚える」だけではなく、実際に声に出して使う=アウトプットが欠かせません。
さらに大切なのは、間違いを恐れずに使ってみること。
RYO英会話ジムでは、この「アウトプット」と「間違いから学ぶ姿勢」を何よりも大切にしています。
- 発言内容はすべて可視化&フィードバック
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というように、学んだことを自分の言葉で使える力を徹底的にサポートしています。
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■ 実際の英会話シーン①:ちょっとした体調不良での相談
A: Hey, you don’t look so well. Are you okay?
B: Yeah, just a bit under the weather. I might take sick leave tomorrow if I don’t feel better.
🔍ワンポイント:
「take sick leave」は、“病欠する”というフォーマルで丁寧な言い方。
「I might take the day off」もOKですが、「take sick leave」の方がビジネスっぽく聞こえます。
■ 実際の英会話シーン②:メールでのフォーマルな表現
Hi John,
I wanted to let you know that I’ll be on leave from August 10th to 14th.
Please reach out to Sarah for anything urgent during that time.
Best regards,
Mike
🔍ワンポイント:
「on leave」は、「休暇中です」という一言で伝えられる便利な表現。
ビジネスメールでもよく使われます。
■ 実際の英会話シーン③:同僚が長期休暇に入る前の会話
A: So, you’re going on leave next week, right?
B: Yeah, two weeks off. Finally taking that vacation leave I’ve been putting off!
🔍ワンポイント:
「go on leave」は、「これから休みに入る」というときの自然な表現。
「take a vacation」でもOKですが、「go on leave」の方がビジネスの現場で多く使われます。
■ 実際の英会話シーン④:無給休暇のリクエスト
A: I’d like to request unpaid leave for personal reasons.
B: Sure, let’s discuss the details and make sure everything’s covered while you’re away.
🔍ワンポイント:
「unpaid leave」は、給料が出ない休暇のこと。プライベートな理由で使う時に便利。
「request unpaid leave」で丁寧に申し出るニュアンスが出ます。
💡 会話で自然に使うコツまとめ
フレーズ | 意味 | よく使う場面 |
---|---|---|
take leave | 休暇を取る(フォーマル) | 一般的に休みを申請するとき |
take sick leave | 病気で休む | 体調不良のとき |
take unpaid leave | 無給休暇を取る | 私用や長期旅行など |
on leave | 休暇中 | 不在を伝えるとき |
go on leave | 休みに入る | 休暇前の会話でよく登場 |
💬 カジュアル vs. ビジネス英語:休暇の表現
意味 | カジュアルな表現 | ビジネス寄りの表現 | 解説・使い分けポイント |
---|---|---|---|
休暇を取る | take some time off | take leave / take a leave | “time off”は日常会話でよく使われ、柔らかい印象。ビジネスでは “take leave” の方が正式感あり。 |
病気で休む | call in sick | take sick leave | “call in sick” は「病欠の連絡をする」ニュアンス。ビジネスメールや申請書では “take sick leave” を使うと◎。 |
有給休暇を取る | take a break / take time off | take vacation leave | カジュアルな会話では “break” や “time off” が多い。申請時は “vacation leave” の方が正確。 |
無給で休む | take time off without pay | take unpaid leave | カジュアルでは回りくどく言いがちだが、“unpaid leave” の方がシンプル&正確。 |
休暇中である | I’m off work | I’m on leave | “off work” はラフな言い方。“on leave” は社内メールなどで多用される表現。 |
休みに入る | I’m taking some days off | I’m going on leave | “going on leave” は丁寧で、上司や同僚に予定を伝える時にぴったり。 |
🎯 使い分けのポイント
- 日常会話・同僚との雑談 → カジュアル表現でOK
例)”I’m taking a few days off next week.” - 上司への報告・メール・申請書類 → ビジネス表現を選ぶ
例)”I’d like to request vacation leave from April 15th to 19th.” - “柔らかく伝えたい”ときはカジュアル+丁寧トーンのMIXが◎
例)”I’m planning to take some time off next week, just wanted to keep you posted!”
✉️ ビジネスメールテンプレート集(申請・報告・不在対応)
✅ 【1】休暇を申請するメール
Subject: Leave Request from April 15 to April 19
Dear [Manager’s Name],
I hope this message finds you well.
I would like to request vacation leave from April 15th to April 19th for personal reasons.
Please let me know if you need any additional information or if adjustments are required.
Thank you for your consideration.
Best regards,
[Your Name]
✅ 【2】不在の事前連絡メール
Subject: On Leave Notification
Dear Team,
Just to inform you that I will be on leave from April 10th to April 14th.
During this period, please contact [Colleague’s Name] for any urgent matters.
I’ll respond to emails upon my return.
Thank you for your understanding.
Best regards,
[Your Name]
✅ 【3】無給休暇(unpaid leave)の申請
Subject: Unpaid Leave Request
Dear [Manager’s Name],
I hope you are doing well.
I would like to request unpaid leave from May 1st to May 10th due to [brief reason, e.g., personal matters, family care].
I will make sure to delegate my tasks and ensure a smooth handover before I leave.
Thank you for considering my request.
Sincerely,
[Your Name]
🗣️ 会話で使えるフレーズ集(即実践OK)
🔹 予定を伝えるとき
- I’m going on leave next week.(来週から休暇に入ります)
- I’ll be on leave from Monday through Friday.(月曜から金曜まで休みです)
- I’ve requested vacation leave for next month.(来月の有給を申請しました)
🔹 体調不良・病気休暇
- I think I’ll need to take sick leave tomorrow.(明日、病気で休むと思います)
- I’m not feeling well, so I might call in sick.(体調が悪いので、病欠の連絡を入れるかも)
🔹 無給休暇や特別な事情
- I’m planning to take unpaid leave in June.(6月に無給休暇を取る予定です)
- I need some time off for personal reasons.(個人的な理由で休みを取りたいです)
🔹 柔らかく、丁寧に伝えるフレーズ
- Just a heads-up, I’ll be off next Friday.(念のためですが、来週金曜はお休みです)
- I wanted to let you know I’ll be on leave next week.(来週、休みを取ることをお知らせしたかったです)
✅ 記事のまとめ:ビジネス英語での「take leave」の使い方をマスターしよう!
- 「take leave」は「休暇を取る」という意味で、ビジネスシーンでよく使われるフォーマルな表現です。
- 「a」を入れる場合(take a leave)はアメリカ英語に多く、特定の正式な休暇を指すことが多い。
- 「leave」は不可算名詞なので、「two leaves」とは言わず、「two weeks of leave」のように期間を前につけて使います。
- 実際の英会話では、「on leave(休暇中)」「go on leave(休みに入る)」「take sick leave / unpaid leave」などの形もよく使われます。
- カジュアル表現との違いを理解し、シーンに応じて使い分けることが大切!
- 失敗を通して学ぶことも大きな成長ポイント。間違えてもOK、どんどんアウトプットしよう!
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