こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。日常英会話でよく耳にするフレーズ「Lost in Thought」。この言葉は、一見シンプルですが、実は深い意味を含んでいます。今回は、このフレーズの魅力と使い方を探っていきましょう。それではまいりましょう。
目次
使う場面
「Lost in Thought」とは、「思考に没頭している」や「物思いにふけっている」を意味する表現です。特に以下のような場面でよく使われます:
- 誰かが黙って何かをじっと考えている時
- 何かを忘れてしまったかのように見える時
- 会話中に急に黙り込んだ時
例文
ウェイターさんに手を振って呼んでいるけど全然気づいてくれなくて….
たぶん物思いにふけってるね。
仕事の遅い部下について話していて…
友人に話しかけてもまったく返事がなくてマイクが…
- “She was lost in thought and didn’t hear me enter the room.”(彼女は物思いにふけっていて、私が部屋に入るのに気づかなかった。)
- “During the meeting, he suddenly got lost in thought.”(会議中、彼は突然何かを考え込むようになった。)
- “I often get lost in thought while looking at the sea.”(私はよく海を見ながら物思いにふける。)
意味
いかがでしたでしょうか。通常be動詞もしくはlookやseemなどの状態動詞を伴って、lost in thoughtは「考え込む」、「物思いにふける」という意味で、周りで起こっていることに気づかないほどに考え込んでいる場合に使われる英語表現です。他の英語で置き換えると、thinking hard about somethingかbe mentally absentになりますね。
構造
thoughtはthinkの名詞で「考え」という意味になります。またlostに関しては、見失った状態を表す形容詞ですが、I’m lost「迷った」とすることで道に迷う際にも使うことができます。詳しくは「迷うなぁ、迷うよね」の英語表現4選とその使い方をご覧ください。
似た表現
これらの表現は、「Lost in Thought」と似ていますが、それぞれに独特のニュアンスがあります。「Daydreaming」は想像力を刺激する状態、「Pensive」はより深い思考を示し、「In a daze」は朦朧とした、集中力の欠如した状態を表します。これらの表現を使うことで、英語の表現力がさらに豊かになります。
Daydreaming
(ぼんやりとした妄想にふける)
例文: “He was daydreaming about his next vacation.”(彼は次の休暇についてぼんやりと妄想していた。)
Pensive
(考え込んでいる)
例文: “She sat there with a pensive expression, contemplating her future.”(彼女は将来のことを考え込んで、物思いにふける表情でそこに座っていた。)
In a daze
(ぼうっとしている)
例文: “After hearing the news, he walked around in a daze.”(そのニュースを聞いた後、彼はぼうっとしながら歩き回っていた。)
関連する語彙
Contemplative
(熟考する)
“He had a contemplative look on his face.”(彼は考え込むような表情をしていた。)
Reflective
(内省的な)
“She’s in a reflective mood today.”(彼女は今日、内省的な気分だ。)
Musing
(熟考する、思索する)
“He was musing over his past mistakes.”(彼は過去の間違いを思い返していた。)
押さえておきたいポイント
- 「Lost in thought」は、相手が深く何かを考えている時に使います。
- ネガティブな意味合いではなく、単に集中している状態を表します。
- このフレーズは、日常会話だけでなく、文学作品や映画の中でもよく見られます。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が”lost in thought”の意味とその使い方【考え事に】でした。それではSee you around!
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