こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
昔、“trying to”が「トライナ」みたいに聞こえて、まったく理解できなかったことがあります。
僕の頭の中では、
trying to =「トライング・トゥー」
という音だったからです。
だから、
「トライナ」
みたいな音が聞こえてきても、
「何の単語?」
という感じでした。
あとから、
「これtrying toだったの?」
と分かって、
ある意味、
「そりゃ聞き取れるわけないよな」
と思いました。
自分の中に登録されている音と、
実際の会話で聞こえる音が、
あまりにも違っていたからです。
この記事では、
- trying toが「トライナ」のように聞こえる理由
- trying toの意味と使い方
- なぜ「トライング・トゥー」だけで覚えると聞き取りにくいのか
- trynaという表記について
- 実際の音声を使った聞き取り練習
を、僕自身の経験を交えながら分かりやすく解説します。
代表RYOが動画で簡単解説
trying toはなぜ「トライナ」のように聞こえる?
まず結論から言うと、
自然な会話では、trying toを一語ずつ「トライング・トゥー」と丁寧に発音しないことがあるからです。
trying単体なら、
辞書では、
trying
の中に、
「トライ」と「イング」に相当する音が確認できます。
Cambridgeでもtryingの発音は、
/ˈtraɪ.ɪŋ/
と示されています。
ただし、
実際の会話では、
その後ろにtoが続き、
フレーズ全体が一続きで発音されます。
しかもtoは、
会話の中では強く、
「トゥー!」
と発音されるとは限りません。
弱く短くなり、
trying側の音も圧縮されることで、
trying to全体が「トライナ」「トライヌ」のように聞こえることがあります。
英語ではこうした、
音の弱化・脱落・連結
が自然な会話の中で起こります。
British Councilでも、
connected speechでは、
単語同士の境目がはっきりせず、
弱形や音の脱落によって、
文字で見る形とは違って聞こえることがあると説明されています。
僕が「トライナって何?」となった理由
当時の僕は、
tryingも知っていました。
toも知っていました。
trying toという表現も知っていました。
でも、
実際のtrying toの音を知らなかった
んです。
頭の中にあるのは、
trying to =「トライング・トゥー」
だけ。
そこに、
「トライナ」
みたいな音が来る。
そりゃ、
別の単語だと思います。
今振り返ると、
「聞き取り能力がなかった」というより、知っている表現の“別の音”を知らなかった
というほうが近いです。
これは、
僕が英語のリスニングで何度も経験してきたパターンです。
文字なら簡単。
でも、
音になった瞬間、
別物に感じる。
trying toも、
まさにその一つでした。
音声で確認|trying toは実際にどう聞こえる?
では、
実際の音声を聞いてみましょう。
妻にテレビの音量を下げてもらう場面です。
あ、ごめん。下げるね。
どうでしょうか。
trying / to
と一語ずつ分かれている感じではなく、
かなり短い一つのまとまりに聞こえたと思います。
僕が最初に聞いたときは、
「トライナって何?」
という状態でした。
でも、
一度、
「この音がtrying toなんだ」
と知ると、
次からかなり拾いやすくなります。
trying toの意味|「〜しようとしている」
発音だけでなく、
意味も簡単に整理しておきましょう。
try to + 動詞
は、
「〜しようとする」「〜しようと努力する」
という意味です。
それを進行形にすると、
be trying to + 動詞
となり、
「今、〜しようとしている」
という意味でよく使われます。
例えば、
I’m trying to sleep.
寝ようとしてるんだ。
I’m trying to understand.
理解しようとしてるんだよ。
I’m trying to call him.
彼に電話しようとしてるんだ。
のように使えます。
日常会話ではかなり使いやすい表現です。
trynaって何?trying toを表すカジュアルな書き方もある
SNSや歌詞、
かなりカジュアルな文章では、
tryna
という表記を見かけることがあります。
これは、
trying toの短くなった発音を、そのまま文字にしたような表現
です。
例えば、
I’m tryna sleep.
のように書かれることがあります。
ただし、
trynaは標準的なフォーマル表記ではありません。
正式なメールや文章なら、
trying to
と書くのが基本です。
また、
すべての英語話者が、
trying toを必ず「トライナ」のように発音するわけでもありません。
話者。
地域。
スピード。
強調。
によって、
trying toの音の残り方は変わります。
だから、
「trying to=必ずトライナ」
と覚えるのではなく、
「かなり短くなって、そう聞こえることもある」
と考えるのがおすすめです。
例文でtrying toの音に慣れよう
では、
別の例文も聞いてみましょう。
I’m trying to think now.
何か良い案はないか聞かれて、
今考えようとしてるんだ。
ここでも、
trying toだけを切り取るのではなく、
I’m trying to think
というまとまりで聞いてみてください。
I’m trying to understand.
「なんで理解してくれないの?」
と言われて、
分かろうとしてるんだよ。
trying toが短くなると、
後ろの、
understand
のほうが強く聞こえることもあります。
これも、
trying to自体が聞こえにくく感じる理由の一つです。
I’m trying to call my boss.
何をしているのか聞かれて、
上司に電話しようとしてるんだ。
ここでも、
trying。
to。
call。
と分けず、
I’m trying to call…
という一つの流れとして真似してみてください。
「速すぎて聞こえない」と思っていたけど、原因は速度だけじゃなかった
trying toが聞き取れなかった当時、
僕は、
「英語が速すぎる」
と思っていました。
もちろん、
実際に速いこともあります。
でも、
今振り返ると、
それだけではありませんでした。
僕の頭の中には、
trying to = トライング・トゥー
という音しかなかったんです。
だから、
「トライナ」
みたいな音が来ても、
そもそも検索対象に入っていない。
聞き取れないのも当然だったと思います。
British Councilでも、
学習者は、
英文を文字で見れば理解できても、
connected speechになると、
単語の境目や音の弱化によって聞き取りに苦労することがあると説明されています。
僕自身も、
まさにこれでした。
trying toが聞き取れるようになる3ステップ練習
こうした音は、
説明を覚えるより、
文字と実際の音を結びつける練習
が大切です。
僕なら、
次の順番で練習します。
STEP 1|英文を見ながら音声を聞く
まず、
I’m trying to sleep.
と分かった状態で音声を聞きます。
「この音がtrying toなんだ」
と耳に登録してください。
STEP 2|trying toだけでなく文全体を真似する
trying to。
trying to。
と単独で練習するより、
I’m trying to sleep.
I’m trying to understand.
のように、
実際のフレーズとして真似するほうがおすすめです。
このとき、
「トライナを作ろう」
と無理に音を崩す必要はありません。
モデル音声のリズム・強弱・音の短さをそのまま真似する
ことを意識します。
STEP 3|文字を隠して聞く
最後に英文を見ず、
音声を聞いた瞬間に、
「〜しようとしている」という意味が浮かぶか
確認してください。
毎回、
「トライナ → trying to」
と頭の中で変換する必要はありません。
意味がそのまま入ってくれば十分です。
まとめ|trying toは「トライング・トゥー」だけで覚えない
trying toは、
自然な会話では、
かなり短く圧縮され、「トライナ」「トライヌ」のように聞こえることがあります。
これは、
英語のconnected speechの中で、
弱い音が短くなったり、
一部の音が目立たなくなったりするためです。
僕自身、
最初に、
「トライナ」
のような音を聞いたときは、
まったく分かりませんでした。
それまで、
trying toを、
「トライング・トゥー」
くらいの音で覚えていたからです。
今考えると、
そりゃ聞き取れるわけがない
と思います。
でも、
一度、
trying toにはこういう聞こえ方もある
と知るだけで、
次からかなり拾いやすくなります。
これは、
英語のリスニングでかなり大切な感覚です。
まずはこの記事の音声を使って、
文字を見る → 音を聞く → 文全体を真似する → 文字なしで聞く
の順番で練習してみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
RYO英会話ジムでは、
「文字では知っている英語」を、実際の会話で聞ける・使える英語へ変えること
を大切にしています。
trying toのような基本表現も、
スペルだけではなく、実際の会話でどう聞こえるのかまでセットで覚える
ことを意識してみてください。
それでは、See you again!









































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