こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
今回は、日常英会話でとてもよく使われる表現「How about ~?」についてご紹介します。
このフレーズは、相手に提案や勧誘をする時にとても便利!使い方を覚えると、もっと自然に英語でコミュニケーションが取れるようになりますよ。
- 1 ❌ 実はこんな失敗も…「How about ~?」を使って恥ずかしい思いをした話
- 2 🌟「How about ~ing?」の意味と使い方
- 3 👍 よく使うパターン
- 4 🗣「名詞」や「文」を使ったバリエーション
- 5 音声を聞く
- 6 💬 実際の英会話シーンではどう出てくる?
- 7 💼 ビジネスシーンでの「How about ~?」の使い方
- 8 ✉️ ビジネスメールでの「How about ~?」使用例(和訳つき)
- 9 💡丁寧にしたいときの言い換え例(和訳つき)
- 10 ☕「How’s about ~?」ってどういう意味?
- 11 🔍「How about ~ing」と「What about ~ing」の違いとは?
- 12 ✨ まとめ:どう使い分ければいい?
- 13 ✅ 「How about ~?」以外にもある!似たような英語表現まとめ
- 14 📚 関連語彙も覚えておこう!
- 15 ✅ 記事のまとめ
❌ 実はこんな失敗も…「How about ~?」を使って恥ずかしい思いをした話
僕が英語を学び始めた頃、「How about ~?」の使い方を間違えて、相手をちょっと混乱させてしまったことがあります。
ある日、外国人の友達に「今日の夜、カレー食べない?」と伝えたくて、こう言ったんです。
“How about eat curry tonight?”
すると、相手は一瞬フリーズ…。
なんか変な空気になっちゃって、「あれ?なんで伝わらないんだろう?」と。
後から気づいたのは、「How about」の後には必ず“動名詞(~ing)”を使うというルール。
正しくは、
“How about eating curry tonight?”
という形にするべきだったんですね。
この小さなミスのおかげで、文法の大切さを痛感したし、それ以降は実際に口に出す前に「この言い方、自然かな?」と立ち止まって考える習慣ができました。
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🌟「How about ~ing?」の意味と使い方
「How about ~ing?」は「〜するのはどう?」という意味で、
相手にやわらかく提案する時に使います。
たとえば:
How about trying cooking together this weekend?
今週末、一緒に料理してみるのはどう?
このように、「How about」+動名詞(~ing)の形で使います。
👍 よく使うパターン
- How about trying (~ing)?
例:How about trying a new restaurant?
→ 新しいレストランを試してみるのはどう? - How about going (~ing)?
例:How about going hiking next Saturday?
→ 来週の土曜日にハイキングに行くのはどう?
🗣「名詞」や「文」を使ったバリエーション
実は、「How about」の後には、動名詞だけでなく、名詞や文も続けることができます。
✔ How about + 名詞
How about pizza for dinner tonight?
今夜の夕食、ピザはどう?
✔ How about + 文(主語+動詞)
How about we meet at 3 PM?
3時に会うのはどう?
これらも、相手にアイデアや提案をやさしく伝えるときにぴったりの表現です。
カジュアルな会話だけでなく、ビジネスシーンでも活躍するフレーズですよ!
もっと例を知りたい方は、別記事
👉「『〜はどう?』『~するのはどう?』って英語でなんて言う?」
でも詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
音声を聞く
週末の朝に….
いつ都合がいいか聞かれて…
部屋の模様替えをしていて…
そのテーブルをもっと窓の近くに置くのはどうだい?
家事を忙しくている私に何か手伝えるか聞かれて…
洗濯物を畳むのはどう?
💬 実際の英会話シーンではどう出てくる?
英語学習のゴールは、実際の会話で自然に使えること。
ここでは、ネイティブとのリアルなやりとりをイメージしてみましょう!
シーン:週末の予定を話している友達同士の会話
A: Do you have any plans this weekend?
(今週末、何か予定ある?)
B: Not really. Why?
(特にないよ。なんで?)
A: How about going to the beach on Sunday?
(日曜日にビーチ行くのはどう?)
B: That sounds awesome! I’m in.
(いいね!行こう!)
✨ 会話で自然に使うコツ
- シンプルに始めるのがコツ!
「How about ~?」は、難しく考えずに「こんなのどう?」という気軽な気持ちで使いましょう。
たとえば: - How about coffee later?(あとでコーヒーはどう?) - How about watching a movie tonight?(今夜映画観るのはどう?)
- 語尾を上げて、やさしいトーンで話すとより自然
提案する時は、フレンドリーな表情と語尾を少し上げる感じで言うと、印象も◎ - 「How about we ~?」の形も便利!
特に、自分も一緒にやる提案をする時はこの形がよく使われます。
例: - How about we cook dinner together tonight?
一緒に晩ご飯作るのはどう?
– How about we take a short break?
ちょっと休憩しない?
こうしたリアルな会話シーン+コツを意識して練習すると、英語表現がグッと自分のものになりますよ😊
💼 ビジネスシーンでの「How about ~?」の使い方
✅ 基本のイメージ
ビジネスでも、「How about ~?」は相手に対して柔らかく提案をする時に使えます。
命令的にならず、相手の意見を尊重するニュアンスがあるので好印象。
💬 実際の会話例①:ミーティングの提案
A: We need to set up a meeting to go over the new project details.
(新しいプロジェクトの詳細を確認するために、ミーティングを設定する必要がありますね。)
B: Yes, you’re right.
(そうですね。)
A: How about having the meeting on Thursday afternoon?
(木曜の午後にミーティングするのはどうでしょう?)
B: That works for me. Let’s schedule it.
(問題ないです。予定に入れておきます。)
💬 実際の会話例②:提案やアイデアの提示
A: Our current marketing strategy isn’t generating much traffic.
(今のマーケティング戦略では、あまりアクセスが増えていませんね。)
B: I agree. We need to try something new.
(その通りですね。何か新しいことを試さないと。)
A: How about focusing more on LinkedIn for B2B outreach?
(B2B向けのアプローチとして、LinkedInにもっと力を入れるのはどうでしょう?)
B: That’s a great idea. Let’s explore that.
(いいアイデアですね。検討してみましょう。)
💡 ビジネスで自然に使うコツ
- 少し丁寧に言いたいときは「Would you be open to ~?」と組み合わせるのもOK 例:“How about we start with a short introduction?”
(簡単な自己紹介から始めるのはどうでしょうか?) - 会議やメールでも使える表現 - “How about we discuss this in our next meeting?”
– “How about adding this point to the agenda?” - あくまで”提案”であることを意識して、トーンはフラットまたは丁寧に。 強制ではない印象を与えることで、相手との関係も良好に保てます。
✉️ ビジネスメールでの「How about ~?」使用例(和訳つき)
📌 例①:ミーティング日程の提案
Subject: Meeting Schedule
(件名:ミーティングの日程について)Hi [Name],
(こんにちは、[名前]さん)I hope you’re doing well.
(お元気でお過ごしのことと思います。)I’d like to schedule a meeting to discuss the upcoming project.
(今後のプロジェクトについて話し合うミーティングを設定したいと考えています。)How about having it on Thursday afternoon?
(木曜の午後に設定するのはどうでしょうか?)Please let me know if that works for you or if you have another preference.
(ご都合がよければお知らせください。もし他にご希望があれば、それも教えてください。)Best regards,
Ryo
(よろしくお願いいたします。リョウ)
📌 例②:アイデア・施策の提案
Subject: Marketing Strategy Discussion
(件名:マーケティング戦略についてのご相談)Dear [Name],
([名前]様)Thank you for your input in our last meeting.
(前回のミーティングでのご意見、ありがとうございました。)Regarding our next steps, how about focusing more on LinkedIn for B2B outreach?
(次のステップとして、B2B向けのアプローチにLinkedInをもっと活用するのはどうでしょうか?)I believe this could help us reach a wider audience.
(これにより、より広い層にアプローチできると思います。)I’d be happy to hear your thoughts.
(ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。)Best regards,
Ryo
(よろしくお願いいたします。リョウ)
📌 例③:複数案から選んでもらいたいとき
Subject: Proposal for Next Steps
(件名:次のステップに関するご提案)Hi [Name],
(こんにちは、[名前]さん)Following up on our recent discussion, I’ve been considering a few options.
(先日のご相談をふまえ、いくつかの選択肢を検討しています。)How about we start with Option A and reassess after two weeks?
(まずはオプションAから始めて、2週間後に見直すのはどうでしょうか?)Alternatively, we could go with Option B if you prefer a more gradual approach.
(あるいは、より段階的なアプローチをご希望でしたら、オプションBも可能です。)Looking forward to your thoughts.
(ご意見を楽しみにしております。)Best regards,
Ryo
(よろしくお願いいたします。リョウ)
💡丁寧にしたいときの言い換え例(和訳つき)
カジュアルな表現 | より丁寧な表現 | 和訳 |
---|---|---|
How about having a meeting? | Would you be open to having a meeting? | ミーティングをすることにご関心はありますか? |
How about we try this approach? | May I suggest we try this approach? | このアプローチを試してみることをご提案してもよろしいでしょうか? |
☕「How’s about ~?」ってどういう意味?
「How about ~?」のカジュアルな言い方として、アメリカ英語では “How’s about ~?”(How is about)という表現も使われることがあります。
特にカジュアルな会話で登場しやすく、ちょっとくだけた提案をしたいときにぴったりです。
💬 こんな感じで使います
シーン:ランチを終えて、ちょっとひと息入れたいとき
How’s about having some coffee after lunch?
(ランチのあとにコーヒーでもどう?)
※「How’s about」はフォーマルな場ではあまり使わないので、友達との会話などに限定して使いましょう!
🔍「How about ~ing」と「What about ~ing」の違いとは?
どちらも「〜するのはどう?」という提案で使われますが、実はニュアンスに少し違いがあります。
✅ 「What about ~ing…?」の特徴
- 意味:話題に出た内容に関連して、追加の提案をするときに使う
- よく使う場面:既に選択肢や話題がある中で、「じゃあこれは?」と別案を出すとき
🔸 例文
We’ve discussed several vacation spots.
What about visiting Hawaii?
(いくつかのバケーション先について話したけど、ハワイに行くのはどう?)
✅ 「How about ~ing…?」の特徴
- 意味:新しいアイデアをやさしく提案するときに使う
- よく使う場面:会話の流れとは関係なく、自分からアイデアを持ち出すとき
🔸 例文
How about going to the movies tonight?
(今夜、映画に行くのはどう?)
✨ まとめ:どう使い分ければいい?
表現 | 特徴 | よく使う場面 |
---|---|---|
How about ~ing? | 一般的で新しい提案に使う | 会話の流れと関係なく使いやすい |
What about ~ing? | 既に出た話題に関連して提案 | 複数の選択肢の中の一つとして |
💡 実際の会話では、どちらもほぼ同じように使われることが多いですが、相手やシーンに応じて使い分けられると、より自然で伝わりやすくなります!
✅ 「How about ~?」以外にもある!似たような英語表現まとめ
英会話でよく使う「~するのはどう?」という提案や勧誘のフレーズは、「How about ~?」だけではありません。
ここでは、ニュアンスや丁寧さが少し異なる便利な言い回しをご紹介します!
💬 What about ~ing?
意味:〜するのはどう?(提案・代案)
「How about ~?」とほぼ同じ意味ですが、すでに出た話題に関連して提案するときによく使われます。
🔸 例文
What about going to the beach this Sunday?
今週の日曜日にビーチに行くのはどうでしょうか?
※参考:「学校では絶対教えてくれない What about ~? の意味とその使い方」
💬 How do you feel about ~ing?
意味:~することについてどう感じますか?(気持ちを確認する)
少し丁寧で、相手の気持ちや意向をたずねるときに使われます。
🔸 例文
How do you feel about trying a new restaurant?
新しいレストランを試すのはどう感じますか?
💬 Would you be interested in ~ing?
意味:~することに興味ありますか?(興味・関心を探る)
ビジネスや初対面の相手にも使える、丁寧でやさしい提案の言い回しです。
🔸 例文
Would you be interested in joining a photography class?
写真教室に参加するのは興味ありますか?
📚 関連語彙も覚えておこう!
提案・勧誘に関する動詞も一緒に覚えると、表現の幅がグッと広がります!
動詞 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
Consider | 検討する | Have you considered taking up a new hobby?(新しい趣味を始めることを考えたことはありますか?) |
Suggest | 提案する | I suggest exploring the local markets for unique gifts.(ユニークな贈り物を見つけるために、地元の市場を探索することを提案します。) |
Recommend | 勧める | I recommend trying the signature dish at that restaurant.(そのレストランの看板メニューを試すことをおすすめします。) |
🎯 ポイントまとめ
- 「How about」「What about」→ 気軽な提案
- 「How do you feel about」→ 相手の気持ちを尊重する聞き方
- 「Would you be interested in」→ 興味・関心を丁寧に確認
- 「Consider」「Suggest」「Recommend」→ 提案の幅を広げる動詞たち
これらの表現を使い分けることで、より自然で相手に配慮した英会話ができるようになりますよ😊
✅ 記事のまとめ
この記事では、「How about ~?」を中心に、提案や勧誘を表す英語表現の使い方を紹介しました。
🔸 主なポイント
- How about ~ing? は「〜するのはどう?」と、やさしく提案したいときに便利。
- カジュアルな表現で「How’s about ~?」という言い方もあり(ただし友達との会話限定)。
- What about ~ing? は、すでに出た話題に関連して代案を出すときに使われる。
- How do you feel about ~ing? は、相手の気持ちや考えを確認する丁寧な聞き方。
- Would you be interested in ~ing? は、相手の興味や関心をたずねる丁寧な提案。
- 「consider / suggest / recommend」などの動詞も合わせて覚えると表現の幅が広がる。
💡 ひとことアドバイス
場面や相手に合わせて、言い回しを少し変えるだけで印象は大きく変わります。
どれも日常会話・ビジネスシーンの両方で役立つ表現ばかりなので、ぜひ実際の会話でどんどん使ってみてください!
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