目次
はじめに
こんにちは、RYO英会話ジムです。“Give it a shot”は英語で「試してみる」という意味です。直訳すると「それを撃ってみる」というニュアンスになりますが、実際には「挑戦してみる」や「やってみる」という意味で使われます。
たとえば、新しいことに挑戦する場面や、何かを試してみる場面でよく使われます。この記事では、“Give it a shot”の具体的な使い方を例文とともに紹介します。これを読めば、日常会話の中で自信を持って“Give it a shot”を使えるようになるでしょう。
使える場面
新しいことに挑戦するとき
- 例: “I’ve never tried rock climbing before, but I think I’ll give it a shot this weekend.”
- 「今までロッククライミングを試したことはないけど、今週末挑戦してみようかな。」
未知の結果に対する意気込み
- 例: “I’m not sure if I can succeed, but I’ll give it a shot and see what happens.”
- 「成功できるかどうかわからないけど、とりあえず挑戦してみて、どうなるか見てみよう。」
提案やアイディアに対する肯定的な返答
- 例: “What do you think about joining the photography club?” “Sure, why not? I’ll give it a shot!”
- 「写真部に入るのはどうかな?」 「もちろん、なんでだめだろう?挑戦してみるよ!」
会話例
まずは二人の会話を見てみましょう。
ルームメイトに…
何言ってんだよ。試しに作ってみな。
give it a shotの意味は「やってみる」や「挑戦する」です。今までに経験したことがない場合に使います。文法的なところで言うと形が”give 直接目的語 + 間接目的語”になってます。また名詞shotを名詞tryと置き換えて使うこともできます。
新しい企画を上司に提案して…
やってみようぜ!
“it”を置き換えて使える
友人から…
サーフィンはやったほうがいいよ。
このように”give it a shot”の”it”を置き換えて使うこともできます。その際、動名詞を入れましょう。
似た表現
“Try it out”
「“Try it out”」は「試してみる」という意味で、「“Give it a shot”」とほぼ同じ使い方ができます。どちらも新しいことに挑戦する意欲を示すフレーズです。
例文
- 友達に新しいアプリを勧められたとき:
- 「I’ve never used this app before, but I’ll try it out.」
「このアプリは使ったことがないけど、試してみるよ。」
- 「I’ve never used this app before, but I’ll try it out.」
“Have a go at it”
「“Have a go at it”」は「やってみる」という意味で、特にイギリス英語でよく使われます。こちらも同様に新しいことに挑戦する際に使います。
例文
- 同僚に新しいプロジェクトに参加するよう勧められたとき:
- 「I’m not sure if I can do it, but I’ll have a go at it.」
「できるかどうかわからないけど、やってみるよ。」
- 「I’m not sure if I can do it, but I’ll have a go at it.」
これらの表現はすべて、何か新しいことに挑戦する際に使える便利なフレーズです。状況に応じて使い分けてみてください。
tryとgive it a shotの違い
「Try」と「give it a shot」は、いくつかの点で類似していますが、微妙な違いがあります。以下にその違いを説明します。
意志の強さ
「Try」:これは比較的一般的な表現で、試みることを示します。意志や決意は強くない場合があり成功するかどうかははっきりしていないことが含まれます。
- 例: “I’ll try to finish the project by tomorrow.”
- 「明日までにプロジェクトを終わらせるように努力する。」
「Give it a shot」: これはもう少し積極的で、挑戦的な意味合いがあります。試みるだけでなく、成功を期待しているときに使います。
- 例: “I’ll give it a shot and see if I can solve the puzzle.”
- 「挑戦してみて、このパズルを解けるかどうか見てみるよ。」
ポジティブな意味合い
「Try」: 時には、失敗の可能性も含まれるネガティブな要素があります。試みるがうまくいかない可能性もあるという印象があります。
- 例: “I’ll try to convince her, but she may not agree.”
- 「彼女を説得しようと思いますが、彼女が同意しない可能性もあります。」
「Give it a shot」:よりポジティブで、挑戦的な態度を示します。成功の可能性を期待しており、失敗よりも成功に焦点が当てられています。
- 例: “I’ll give it a shot and try to make a good impression in the interview.”
- 「面接で良い印象を与えるために、挑戦してみます。」
口語表現の違い
「Try」:比較的フォーマルで一般的な表現で、様々な状況で使用できます。
- 例: “I’ll try to attend the meeting on time.”
- 「時間通りに会議に出席するようにする。」
「Give it a shot」:よりカジュアルで、友達や仲間との会話、またはリラックスした状況でよく使用されます。
- 例: “Never played chess before, but I’ll give it a shot.”
- 「チェスを以前したことがないが、挑戦してみる。」
要するに、「give it a shot」は少しリラックスした状況で使われ、成功を期待して挑戦することを強調します。一方で、「try」はもっと一般的で、成功の期待があるかどうかはっきりしない、あるいは試みるだけの単なる行為を指します。
合わせて覚えておきたい表現
give it a go
イギリスでは、”try”や”shot”よりも”give it a go”がよく使われます。
英会話レッスンに興味があることを話していて…
give it a miss
友人に誘われて…
疲れてんだ。今回はやめておくよ。
形として理解しておきたいのが”give”と動作を表す名詞(”try”や”shot”)が使われていることです。ということは動作を表す他の名詞と置き換えてつかうこともできるわけです。いずれの例文もカジュアルな言い方です。ちなみに“give it a miss”はイギリスで使われる表現で”decide not to do”「しないことを決める」という意味です。
練習問題
いくつかの文を作ってみましょう。以下のシチュエーションに合わせて「“Give it a shot”」を使ってみてください。
1. 新しいレシピを試してみたいと思うときに使う
- 例文:「I’ve never cooked this dish before, but I’ll give it a shot.」
- 日本語訳:「この料理は作ったことがないけど、試してみるよ。」
2. スポーツを始めるときに友達に言う
- 例文:「I’ve never played tennis before, but I’ll give it a shot.」
- 日本語訳:「テニスはやったことがないけど、やってみるよ。」
3. 新しい仕事のプロジェクトに挑戦するときに使う
- 例文:「I’m not familiar with this type of project, but I’ll give it a shot.」
- 日本語訳:「この種類のプロジェクトには慣れていないけど、挑戦してみるよ。」
4. 新しい言語を学び始めるときに使う
- 例文:「Learning Spanish seems difficult, but I’ll give it a shot.」
- 日本語訳:「スペイン語を学ぶのは難しそうだけど、挑戦してみるよ。」
5. 新しいテクノロジーを試すときに使う
- 例文:「I’ve never used this software before, but I’ll give it a shot.」
- 日本語訳:「このソフトウェアは使ったことがないけど、試してみるよ。」
このように、様々な場面で“Give it a shot”を使ってみてください。練習することで、自然に使えるようになります。
まとめ
今回の記事では、“Give it a shot”の意味と使い方について学びました。このフレーズは「試してみる」や「挑戦してみる」という前向きな意欲を示す際に非常に役立ちます。以下のポイントを押さえて、実際の会話でどんどん使ってみましょう。
- 意味:「“Give it a shot”」は「試してみる」「挑戦してみる」という意味。
- 使い方:日常会話や新しいことに挑戦する場面で使用。
- 似た表現:“Try it out”や“Have a go at it”など、他にも同じ意味を持つ表現があります。
少しずつ使うことで、自然に身につけることができます。例えば、友達と新しいことに挑戦するときや、提案されたことを試してみるときに、積極的に「“Give it a shot”」と言ってみてください。自信を持って使えるようになるまで、何度も練習してみましょう。
英語の表現を覚えるのは一歩一歩の積み重ねです。焦らずに、毎日少しずつ新しいフレーズを試してみてください。応援しています!
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