こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。こんにちは!今日は英会話でよく使われる表現「find+もの/人+形容詞」について、わかりやすく解説します。この表現は、何かを発見した時の感想や印象を伝えるのに便利です。それではまいりましょう。
目次
意味
「find+もの/人+形容詞」という表現は、英語の文法構造において、「find something/someone adjective」という形式に相当します。この構造は、何かや誰かをある形容詞で表現される状態や特徴を持っていると感じたり、見つけたりすることを意味します。つまり、この構造は、「〜を〜と感じる」「〜を〜と見つける」のように翻訳されることがあります。
例えば、「I find this movie interesting.」は「この映画を面白いと感じる」という意味になります。この文では、「find」が使用されているので、話者が映画を面白いという評価をしていることを示しています。
この構造は、様々な文脈で使われ、人々が何かや誰かについての個人的な意見や評価を表現するのに役立ちます。形容詞はその対象の特性や状態を説明するために使われ、その結果、話者の感情や感想が伝えられます。
よく使う言い回し
このフレーズは、自分が何かを見つけた時の感想や評価を伝えるのに使います。頻繁に使われる言い回しには以下のようなものがあります。
- find it interesting(面白いと思う)
- find him/her friendly(親しみやすいと感じる)
- find the idea absurd(その考えを馬鹿げていると思う)
使う場面
- 個人的な評価や意見を述べたい時: 自分が体験したこと、見たもの、会った人についての個人的な感想や意見を述べます。
- レビューや批評を書いている時: 映画、本、音楽、レストランなどについてのレビューを書く際に、個人的な見解を表現します。
- 対話やディスカッションで: 他人との会話や討論の中で、自分の見解や評価を伝えたい時に使います。
例文
新しい上司についてどう思うか聞かれて…
彼女は優しいわ。
最近任された業務はどうか上司から聞かれて…
彼女に初めて会った時の印象を聞かれて…
- I find this book fascinating.(この本は魅力的だと思う。)
- She finds the weather depressing.(彼女はこの天気を憂鬱だと感じている。)
- They found the movie disappointing.(彼らはその映画にがっかりした。)
解説
find + 名詞 + 形容詞を「〜(名詞)を…と思う」という意味で比較的にフォーマルに使います。ただしthinkと違ってfindの場合は「気づく」というニュアンスが含まれます。なぜならfindには「何かを見つける」という意味があるように自分が経験したことに対しての気づきを表すからです。文法の話になりますが、このフレーズはfind + 目的語 +補語の形です。なので目的語と補語がイコールの関係になります。例えば「タスク=難しい」ということですね。少し理解するのが難しいという場合、I find that the task is difficult.のようにthat節にして考えるとわかりやすいかと思います。
具体的に伝えたいとき
読んでいる本の感想を聞かれて…
この本を読むのはとてもおもしろいね。
TOEICの勉強をしている友人が…
TOIECで高得点を取るのは難しいな。
この場合は、find + 目的語 + 形容詞 + to不定詞となります。この場合のitは仮目的語でto不定詞以降の内容が本当の主語となります。少し難しい場合は、I find that it is hard to score high in TOEICのように考えるとわかりやすいと思います。また1つ目の例文に関してはthis bookを目的語に持ってくることも可能です。その場合、I find this book very interesing to readとなります。またto不定詞の代わりに動名詞と使うことも可能です。この場合の違いとして、動名詞は話し手自身が話の対象に対してある程度経験を積んている場合に使うとよいでしょう。
同僚との関係を聞かれて…
彼らと話すのは楽しいよ。
働き始めてまもないのであれば、find it fun to 〜のようにto不定詞を持ってくるのがよいですが、そうでなくて1年も働いていればfind it fun talking 〜と動名詞を使うのがよいでしょう。
find it 形容詞 that節
「find it [形容詞] that節」は、英語で一般的に使用される構造です。この表現は、特定の事象や状況についての個人的な感想や意見を述べるのに役立ちます。ここで、「it」は形式主語として使われ、「that節」が実際の主語の内容を詳しく説明します。
例えば、ある状況を評価する際に、「find it [形容詞] that…」という形で表現します。以下に例を挙げます。
- I find it strange that he never calls.(彼が一度も電話してこないのは奇妙だと思う。)
- She finds it annoying that the train is always late.(電車がいつも遅れるのはうっとうしいと彼女は感じている。)
- They find it surprising that the restaurant is closed on Mondays.(そのレストランが月曜日に閉まっているのは驚きだと彼らは思っている。)
この表現は、日常会話や書き言葉の中で、特に個人の感情や反応を伝えるのに非常に有効です。
返答へのバリエーション
「find+もの/人+形容詞」という表現に対する返答は、その意見や感想に同意するか、異なる見解を持っているかによって変わります。以下に、同意する場合、部分的に同意する場合、異なる意見を持つ場合の返答例を示します。
同意する場合
- 英語での例: “I also find it interesting.” / “I agree, I find him very kind as well.”
- 和訳: 「私もそれを面白いと思う。」/「同意する、私も彼をとても親切だと感じています。」
部分的に同意する場合
- 英語での例: “I find it interesting, but a bit long.” / “I see your point, but I find her more inspiring than kind.”
- 和訳: 「面白いとは思うけど、少し長いかな。」/「あなたの言うことはわかるけど、私は彼女の方が親切というよりは鼓舞すると感じる。」
異なる意見を持つ場合
- 英語での例: “I see, but I actually find it quite boring.” / “Interesting perspective, but I didn’t find him kind at all.”
- 和訳: 「そうですか、でも私は実際にはかなり退屈だと感じました。」/「面白い見方だけど、私は彼を全く親切だとは感じなかったな。」
似たような表現
consider + 名詞 + 形容詞
- 例文: I consider this plan risky.
- 和訳: この計画を危険だと考えている。
- 解説: 「consider + 名詞 + 形容詞」の構造は、ある物事や状況についての評価や見解を示すときに使用されます。この表現は、話者がある程度の分析や思考を経て、その結論に至ったことを示唆します。この場合、話者は計画に潜在的なリスクがあると考えており、その見解を表しています。
2. regard + 名詞 + as + 形容詞
- 例文: He regards her as intelligent.
- 和訳: 彼は彼女を賢いとみなしている。
- 解説: 「regard + 名詞 + as + 形容詞」の構造は、特定の人物や物事をある特定の特性や資質を持つものとして認識していることを示します。この表現は、その認識や評価が一般的に受け入れられているわけではなく、話者個人の見解や感じ方を反映していることを強調します。この例では、彼は彼女を「賢い」とみなしていますが、これは彼個人の評価であることを示しています。
3. think of + 名詞 + as + 形容詞
- 例文: They think of him as a leader.
- 和訳: 彼らは彼をリーダーだと思っている。
- 解説: 「think of + 名詞 + as + 形容詞」の構造は、ある人物や物事について、特定の特性や立場などを認識していることを表します。この表現は、考えや認識がより主観的であることを示唆し、その人物や物事に対する個人的な見方や解釈を反映しています。この例では、彼らは彼を「リーダー」として見ており、その認識は集団内で共有されている可能性がありますが、外部から見た場合の客観的な評価とは異なる場合があります。
関連する語彙
Discover
(発見する)
例文:I discovered a new cafe.(新しいカフェを発見した。)
Opinion
(意見)
例文:In my opinion, it’s a great movie.(私の意見では、それは素晴らしい映画だ。)
Impression
(印象)
例文:I got the impression that he was nervous.(彼が緊張しているような印象を受けた。)
押さえておきたいポイント
「find+もの/人+形容詞」は、単なる事実の報告ではなく、個人的な感想や評価を表現する際に使います。話者の主観が反映される点に注意しましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。「find+もの/人+形容詞」は、日常英会話で非常によく使われる便利な表現です。このフレーズを使いこなせば、より自然で表現豊かな英会話が可能になりますよ!以上が”find もの/人 形容詞”の意味とその使い方【意見や気持ちを表現できる】でした。それではSee you around!
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