こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は”borrow”と”use”、”lend”、”loan”の違いとその使い方についてお話します。この記事を読めば、英語感覚がさらにアップします。それでは、まいりましょう。
1. borrow
友人へ…
君の自転車を借りていいかい?
友人へ…
リョウから10ドル借りたんだ。
ビジネスパートナーへ…
銀行からいくらかお金を借りました。
ある一定期間、「(ものやお金)を借りる」ときに使います。使われる文の形は”borrow something”と”borrow something from someone”の2パターンで、“borrow”の直後には物やお金がくることを意識しておきましょう。なので“Can you borrow me a pen?”とは言いません。また、 利子が発生する銀行などの場合でも”borrow”を使うことができます。
2. use
店員さんへ…
トイレをおかりしてもいいですか?
「利用する」という意味の”use”は例文のように「かりる」という意味でも使うことができます。では”borrow”と何が違うかというと“borrow”は「移動できるもの」に対して使い“use”は「移動できないもの」に対して使います。なので、“use”は家やレストランにあるトイレや固定電話に使われるのが一般的です。また“borrow”は返却のニュアンスを持つので返すことが前提になります。
3. lend
同僚へ…
昨日アイヴァンにお気に入りのコートを貸したんだ。
姉へ…
ビジネスパートナーへ…
銀行は僕にもっとお金を貸してくれるかな?
一方”borrow”の反対で”lend”はある一定期間「(もの、お金を)貸す」という意味です。覚えておきたい文のパターンが“lend something to someone”と”lend someone something”です。こちらも利子が発生する銀行などの場合でも”lend”を使うことができます。
“give”の意味で使うこともあるよ
引越しをしていて…
手伝ってください。
“help”のイディオム表現で”give me a hand”というのがありますが、”give”の代わりに”lend”を使うこともできます。
“borrow”との使い分け
ペンを私に貸してくれますか?
上の例文のようによく間違えることがあります。違いを知ったところですぐに使い分けられるわけではなく、たまに混乱することってやっぱりありますよね。僕が混乱せずに使い分けている方法があるんですが、“borrow”は「”take”をイメージ」して“lend”は”「”give”をイメージ」することを心がけています。
3. loan
デートへ行く友人へ…
車を貸してあげるよ。
お金を貸してほしいと言われて…
今は君にお金を貸してる余裕なんてないんだ。
“lend”と同じ意味で同じ使うことができる”loan”ですが、使用はアメリカのみとなっています。ただポイントはアメリカでは”loan”を動詞で“lend”と同じように使うことです。なのでイギリスで”lend”と同じように使うと間違った英語として解釈される可能性があります。
Someone want to loan me 11 dollars ?💵
— Talker (@RNG3sus) January 31, 2019
名詞は一般的だよ
なんでローン組んでいるのか聞かれて…
新しい車を買うのにローンを組む必要があったんだ。
名詞だと「ローン、貸すこと」という意味です。動詞の場合だとアメリカでよく使われますが、名詞の場合”loan”を使うのはイギリスでもアメリカでも一般的です。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が、”borrow”と”use”、”lend”、”loan”の違いとその使い方についてでした。それでは、See you around!
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