こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。英語を話す際、「not at all」というフレーズは非常によく使われます。これは「全く問題ない」「とんでもない」といった意味で、礼儀を表す表現として頻繁に登場します。しかし、この短いフレーズの発音にも、ネイティブならではのコツがあります。今回は、その発音方法と使い方を詳しく見ていきましょう。それではまいりましょう。
目次
“not at all”の意味
まず、”not at all”がなぜ「どうぞどうぞ。」という意味になるかおさらいしておきましょう。“not ~ at all”で「まったく〜ない」という意味です。“Do you mind if I smoke?”という質問の場合、”not at all.”は”I don’t mind at all.”から来ていて、それを省略して”Not at all.”となります。”mind”は「気にする」という意味で直訳すると「もし私がタバコを吸ったら気にしますか?」となり、それに対して、”I don’t mind at all.”「まったく気にしません。」という意味になり、意訳して「どうぞどうぞ。」となります。
聞き取り
ネイティブが発音する”not at all”「全く〜ない」を聞き取るには、ふたつの”t”とその後ろにくる”a”の音のつながりを認識する必要があります。まずは二人の会話を聞いてみましょう!Here we go!
新しい友人とお酒を飲みに行って…
どうぞどうぞ。
「not at all」の発音とそのコツ
- 発音: [nɔt ət ɔːl]
では、本題の発音の仕方ですが注目したいのは二つの”t”の間にある母音”o”と”a”です。実は”t”が母音にサンドイッチされたとき音が”d”のように発音され、ローマ字で書くと”nodadall”「ナダドール」のようになります。
Tの発音
英語の「t」は、アメリカ英語ではしばしば軽く発音されます。’not’ の t は、舌を上あごに軽く当てる程度で、はっきりとした「t」の音はしません。
リエゾン
‘not’と’at’の間で、t と a の音が自然とつながります。このつながりをスムーズにすることで、より流暢な発音になります。
‘at all’ の強調
フレーズの最後の ‘all’ に強調を置くことで、意味をはっきりさせることができます。
早口になると?
さらに早口になると、“t”の音が「ラ」のように変わります。
「ナラロー」のように聞き取れましたか?聞き取れなかった場合はもう一度聞き直してみましょう!
合わせて覚えておきたいリエゾン表現
“I am going to” → “I’m gonna”: 「行くつもりだ」
リエゾンにより「I am going to」は「アイムガナ」と発音され、非常に自然な流れのある表現になります。
“do not know” → “dunno”: 「知らない」
会話では「do not know」が「ダノ」と短縮されることがあります。これもリエゾンの一種です。
押さえておくべきポイント
- リエゾンは英語の流暢さを格段に上げる重要な要素です。
- 「t」の軽い発音や、語のつながりを意識することが大切です。
- 様々な場面で「not at all」を使って練習し、自然な英語表現を身につけましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「not at all」は、英語でのコミュニケーションにおいて重要なフレーズの一つです。今回紹介した発音のコツと使い方をマスターすれば、より自然でネイティブライクな英語が話せるようになるでしょう。日常会話からビジネスシーンまで、さまざまな場で活躍するこのフレーズを、ぜひ活用してください。
以上が今日から聞き取れる!”not at all”のネイティブ発音方法でした。実際に口に馴染むまで何度も繰り返し練習しましょうね。それではSee you again!
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