こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。皆さんは、「…is on me」というフレーズを耳にしたことがありますか?この表現は日常生活でよく使われ、友人や同僚との関係をより良くするためのキーフレーズの一つです。今回は、「…is on me」の意味から、その使い方、注意点まで、わかりやすく解説していきます。それではまいりましょう。
目次
意味
「…is on me」は直訳すると「…は私のもの」または「…は私が担当する」という意味ですが、実際には「私が支払う」「私のおごりです」という意味で使用されます。友人との食事や飲み会、あるいは誰かに小さなプレゼントを贈る場合など、自分が費用を負担する意志を示す際に使います。
注意点
この表現を使う際は、実際に支払いをする意思と能力があることを確認してください。また、相手がこの申し出を快く受け入れるかどうかも考慮する必要があります。無理に押しつけると、逆に関係が悪化することも。
例文
友人とランチを済ませて…
ランチは俺のおごりだよ。
同僚と居酒屋に行き会計時に…
俺が払うよ。前回払ってもらったからね。
割り勘にしようと言われて…
飲み物は私がおごるわ。
〜の部分は例文のように名詞がきますが場合によってはすでに対象が明確な場合があるのでその際は代名詞itで置き換えることができます。以下例文を見てみましょう。
お会計時に友人が払おうとして…
いや、いいよ。俺が払うよ。
- 「今夜のディナーは私のおごりです。」→ “Dinner tonight is on me.”
- 「コーヒーは私が払いますよ。」→ “The coffee is on me.”
- 「このチケット、私が持ちますね。」→ “These tickets are on me.”
店からのおごりの場合は?
また行きつけのお店の場合、誕生日や特別な日に関してはお店からドリンクや料理を奢ってもらえることもあります。そういうときは前置詞on以降にhouseを入れて以下例文のように表現します。この場合のhouseは「家」という意味ではなくてある特定のビジネスが行われる場所をさします。
誕生日の日に行きつけのレストランで食事しているとオーナーから…
こちら店のおごりです。
返答のバリエーション
- 感謝の表現:「それはありがたいです。ありがとう!」→ “That’s very kind of you. Thank you!”
- お返しを提案:「じゃあ、次は私の番ね!」→ “Then, next time it’s on me!”
実践的な練習問題
- 友人との食事で「…is on me」を使って、自分が今回の食事をおごると言うシチュエーションを想像してみましょう。
- どのような返答が返ってくるかを予測し、それに対する自分の返答も考えてみましょう。
シチュエーション
あなたと友人がレストランで食事をしています。食事が終わり、勘定を持ってくるタイミングで、あなたが「…is on me」を使って食事をおごると申し出ます。
あなたの発言
“Hey, let me take care of the bill tonight. It’s on me!”
友人の予測される返答
- 感謝の返答: “Oh, really? That’s so kind of you. Thank you!”
- 遠慮の返答: “Are you sure? I don’t mind splitting the bill.”
- お返しを提案する返答: “That’s very generous of you. How about I pay next time?”
あなたの返答例
- 感謝の返答に対して: “Of course! It’s my pleasure. Enjoy the evening without worrying about the bill.”
- 遠慮の返答に対して: “Absolutely sure, I insist. Consider it a treat from me!”
- お返しを提案する返答に対して: “That sounds like a plan! But tonight, let me have this one.”
解答例の解説
- 感謝の返答には、さらに親しみを込めて返答し、その場の雰囲気を和やかに保ちます。
- 遠慮の返答には断固として、しかし友好的に自分の申し出を伝え、相手の遠慮を優しく拒否します。
- お返しを提案する返答には、次の機会への期待を示しつつ、今回の申し出を固持します。これにより、未来に向けての約束も生まれ、関係の持続性を図ることができます。
似たような表現
1. “It’s my treat.”
- 和訳: 「私のおごりです。」
- 例文: “Let’s go out for ice cream. It’s my treat.“
- 和訳: 「アイスクリームを食べに行こう。私のおごりだよ。」
- 解説:このフレーズは、特に食事や娯楽の費用を自分が負担することを申し出る際に用います。友情を深めるためや、何かのお祝いの際によく使用されます。
2. “I’ve got this.”
- 和訳: 「これは私が払うよ。」
- 例文: “Don’t worry about the bill. I’ve got this.”
- 和訳: 「勘定の心配はいらないよ。これは私が払うから。」
- 解説:「I’ve got this」は、支払いを自分が担当するという意志を強く示す表現です。特に他の人が支払おうとしている時にこのフレーズを使うと、決断力やリーダーシップを示すことができます。
3. “Let me cover it.”
- 和訳: 「これ、私がカバーするね。」
- 例文: “You paid last time, let me cover it this time.”
- 和訳: 「前回は君が払ったから、今回は私がカバーするね。」
- 解説:「Let me cover it」は、過去の行動に対する感謝や認識を示しつつ、今回の支払いを自分が引き受けることを申し出るときに使います。この表現は、関係のバランスを保ちたいときに特に有効です。
関連する語彙
Generous (寛大な)
- 例文: “He’s always generous, offering to pay for everyone’s meal.”
- 和訳: 「彼はいつも寛大で、みんなの食事を支払ってくれる。」
- 解説:「Generous」は、他人に対して親切であり、惜しみなく与えることをいとわない性質を表します。この単語は、特に金銭的な支援や贈り物を惜しみなく提供する人々を指す際によく使用されます。例文では、ある人物が常に他人の食事を支払うことでその寛大さを示しています。
Treat (おごり)
- 例文: “It’s my birthday, so the drinks are my treat!”
- 和訳: 「今日は私の誕生日だから、ドリンクは私のおごりだよ!」
- 解説:「Treat」という単語は、他人に何かを提供し、その費用を自分で負担する行為を指します。この単語は、特に食事や飲み物などを友人や家族に提供する際に使われます。例文では、誕生日を理由に自分がドリンクの費用を負担することを表しています。
Pick up the tab (勘定を払う)
- 例文: “I’ll pick up the tab for tonight’s dinner.”
- 和訳: 「今夜のディナーの勘定は私が払います。」
- 解説:「Pick up the tab」という表現は、レストランやバーなどでの勘定を自分が支払うという意志を示す際に使用されます。このフレーズは、特に社会的な集まりや友人、家族との外食時に使われることが多いです。例文では、今夜のディナーの費用を自分が負担することを表明しています。この表現は、「…is on me」やその他の類似表現と同様に、寛大さや親切を示す一つの方法です。
「おごる」に関連した記事
それでは最後に「おごる」に関連した記事をご紹介しておきます。今後の英語学習にどうぞお役立てください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。「…is on me」という表現は、日常生活での小さな優しさを示すのにぴったりのフレーズです。この記事を通じて、皆さんがもっと気軽にこの表現を使い、周りとの関係を温かくするきっかけになれば幸いです。以上が”〜 on me”の意味とその使い方【飲み会で使える】でした。それではSee you around!
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