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「大人っぽい」は英語で?matureとprecociousが発音できず伝わらなかった僕の失敗談

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RYO英会話ジム代表: 横田涼

セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務。2019年にRYO英会話ジムを創業。
KLab株式会社で翻訳・通訳を担当後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を歴任。
その後、株式会社Alueにて三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供。

これまで数百名以上の「英語で成果を出せる日本人」を育成。

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こんにちは、RYO英会話ジムです。

「大人」「大人っぽい」「ませている」は、英語では次のように表現できます。

  • 大人:adult
  • 大人っぽい:mature / mature for one’s age
  • ませている:precocious

たとえば、「彼女は年齢の割に大人っぽい」は、次のように言えます。

She is mature for her age.
「彼女は年齢の割に大人っぽいです。」

また、「彼はませた子どもだった」は、

He was a precocious child.
「彼はませた子どもでした。」

ただし、matureprecociousでは、使う相手やニュアンスが少し異なります。それぞれの意味や自然な使い分けを、さらに詳しく見ていきましょう。

 

僕の失敗談:「precocious」が伝わらず、結局“adult”で説明した話

僕自身、precociousという単語を会話で使おうとして、発音がうまくできず、相手になかなか伝わらなかった経験があります。

「ませている」という意味は理解していたので、自信を持って使ってみたのですが、何度言い直しても相手の反応は「?」という感じでした。

さらに、matureも同じです。

意味は知っていても、実際に口に出すと発音が曖昧になり、思ったように伝わりませんでした。最終的には焦ってしまい、

She acts like an adult.
「彼女は大人のように振る舞います。」

のように、発音しやすいadultを使って、なんとか説明しようとしていました。

もちろん、知っている単語を使って言い換えること自体は、英会話ではとても大切です。ただ、せっかく覚えたmatureprecociousを使えなかったことに、少し悔しさも感じました。

「意味は知っているのに、発音に自信がなくて使えない」

これは、英語を勉強している人なら、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。単語帳を見て覚えるだけでは、実際の会話で自然に使えるとは限らないんですよね。

克服のコツ:短い例文ごと声に出す

この経験から僕が意識するようになったのは、単語だけでなく、短い例文ごと声に出して練習することです。

たとえば、次のような短い文を何度も口に出します。

She is mature for her age.
「彼女は年齢の割に大人っぽいです。」

He was a precocious child.
「彼はませた子どもでした。」

最初から完璧な発音を目指す必要はありません。まずは音声を聞き、まねをしながら、口が自然に動くまで繰り返すことが大切です。

また、どうしても単語が出てこないときは、僕が使ったように、

She acts like an adult.

と、簡単な英語で言い換えても問題ありません。

大切なのは、難しい単語を使うことではなく、相手に意味を伝えることです。そのうえで、少しずつ発音練習を重ね、使える表現を増やしていきましょう。

 

「大人」「大人っぽい」「ませている」の英語表現を詳しく解説

日本語の「大人」「大人っぽい」「ませている」は似ていますが、英語では表したい意味によって使う言葉が変わります。

特に押さえておきたいのは、次の4つです。

  • adult:年齢的な大人・成人
  • mature:精神的に成熟している
  • mature for one’s age:年齢の割に大人っぽい
  • precocious:子どもが年齢以上に早熟・ませている

それぞれの意味と使い方を詳しく見ていきましょう。

「大人」を表すadult

adultは、基本的に「成人」「大人」を意味する言葉です。

精神的な成熟度というより、子どもではなく、年齢的に大人であることを表します。

名詞として「大人」、形容詞として「大人の」という2つの使い方があります。

名詞として使う場合

You’re an adult now.
あなたはもう大人です。

Children must be accompanied by an adult.
子どもは大人の同伴が必要です。

名詞として使う場合は、数えられる名詞なので、1人ならan adult、複数ならadultsとなります。

形容詞として使う場合

This movie is for adult audiences.
この映画は大人向けです。

She has an adult son.
彼女には成人した息子がいます。

ただし、adultは「精神的に大人っぽい」という意味では、通常あまり使いません。

たとえば、「彼女は年齢の割に大人っぽい」と言いたいときに、

She is adult for her age.

とは言いません。この場合は、次に紹介するmatureを使うのが自然です。

「精神的に大人」を表すmature

matureは、「成熟した」「大人として落ち着いている」という意味の形容詞です。

年齢そのものではなく、次のような特徴を表します。

  • 感情をコントロールできる
  • 責任感がある
  • 冷静に判断できる
  • 相手の立場を考えられる
  • 難しい状況にも落ち着いて対応できる

つまり、精神面や態度が大人であることを伝える言葉です。

She is very mature.
彼女はとても大人びています。

He has a mature attitude.
彼は大人として落ち着いた態度を持っています。

That was a mature decision.
それは大人らしい判断でした。

He handled the problem in a mature way.
彼はその問題に大人らしく対処しました。

人だけでなく、考え方・態度・判断・対応などにも使えるのがポイントです。

matureは基本的に褒め言葉

人に対して使うmatureは、多くの場合、ポジティブな表現です。

You were very mature about it.
あなたはそのことに、とても大人な対応をしていましたね。

このように、誰かが感情的にならず、冷静に対応したときにも使えます。

動詞としてのmature

matureは、「成熟する」「成長する」という動詞としても使われます。

He has matured a lot over the years.
彼はこの数年でとても精神的に成長しました。

She matured through the experience.
彼女はその経験を通して成長しました。

発音は、形容詞でも動詞でも一般的に「マチュア」に近い音ですが、日本語のカタカナをそのまま読むより、音声を聞いて文ごと練習するのがおすすめです。

「年齢の割に大人っぽい」を表すmature for one’s age

mature for one’s ageは、「年齢の割に成熟している」「年齢の割に大人っぽい」という意味です。

for one’s ageには、「その人の年齢にしては」という意味があります。

one’sの部分は、話す相手に合わせて変えます。

  • for my age:私の年齢にしては
  • for your age:あなたの年齢にしては
  • for his age:彼の年齢にしては
  • for her age:彼女の年齢にしては
  • for their age:その人たちの年齢にしては

She is mature for her age.
彼女は年齢の割に大人っぽいです。

He’s only 15, but he’s very mature for his age.
彼はまだ15歳ですが、年齢の割にとても大人びています。

You’re quite mature for your age.
あなたは年齢の割にかなりしっかりしていますね。

単にShe is mature.と言うと、「彼女は精神的に成熟している」という意味です。

一方で、

She is mature for her age.

と言うと、同じ年齢の人と比べても大人っぽいというニュアンスが加わります。

子ども以外にも使える

この表現は子どもや10代の若者によく使われますが、若い成人に対して使うこともできます。

ただし、大人に対して言うと、年齢を意識させる表現になることがあります。相手との関係によっては、直接言うよりも第三者について話すときに使うほうが自然です。

「ませている」「早熟な」を表すprecocious

precociousは、子どもが普通より早い段階で、大人のような知識・才能・言動を見せることを表します。

日本語では、文脈に応じて次のように訳せます。

  • ませている
  • 早熟な
  • 年齢以上に発達した
  • 小さいのに大人びた
  • 早くから才能を示す

She was a precocious child.
彼女はませた子どもでした。

He was a precocious reader.
彼は幼い頃から読書能力が発達していました。

She showed a precocious talent for music.
彼女は幼い頃から音楽の才能を見せていました。

The precocious boy enjoyed talking with adults.
そのませた男の子は、大人と話すのを楽しんでいました。

precociousは知識や才能にも使える

日本語の「ませている」は、恋愛や大人びた言動を連想することがあります。

一方、英語のprecociousは、言動だけでなく、知能や才能が年齢より早く発達している場合にもよく使われます。

a precocious talent
早くから現れた才能

a precocious understanding of mathematics
年齢以上に早く発達した数学への理解

このため、必ずしも悪い意味ではありません。むしろ、子どもの能力を評価するポジティブな文脈でも使われます。

matureとの違い

matureは、主に精神的な落ち着きや責任感を表します。

一方、precociousは、子どもの能力や知識、言動が通常より早く発達していることを表します。

She is mature for her age.
彼女は年齢の割に落ち着いていて、しっかりしています。

She is precocious.
彼女は年齢以上の知識や言動を見せる、ませた子です。

「冷静で責任感がある」と褒めたいなら、mature for her ageのほうが自然です。

「幼いのに大人のような話をする」「早くから高い才能を見せる」と言いたいなら、precociousが合います。

adultを使って簡単に言い換える方法

matureprecociousがすぐに出てこないときは、難しい単語にこだわる必要はありません。

adultを使って、簡単な英語で説明することもできます。

She acts like an adult.
彼女は大人のように振る舞います。

He talks like an adult.
彼は大人のような話し方をします。

She thinks like an adult.
彼女は大人のように考えます。

He understands things that adults usually talk about.
彼は普通、大人が話すようなことを理解しています。

これらはprecociousとまったく同じ意味ではありませんが、会話の中で伝えたいイメージを説明するには十分役立ちます。

英会話では、正確な単語を思い出せなくても、知っている簡単な英語で言い換える力が大切です。

似た表現との違い

最後に、「大人っぽい」「ませている」に関連する表現を簡単に整理します。

英語表現 主な意味 ニュアンス・使い方
adult 成人、大人 年齢的に子どもではないこと
mature 精神的に成熟した 落ち着きや責任感を褒める表現
mature for one’s age 年齢の割に大人っぽい 同年代より精神的に成熟している
precocious ませた、早熟な 子どもの知識・才能・言動の発達が早い
grown-up 大人、大人っぽい adultより会話的。子どもの視点でもよく使う
wise beyond one’s years 年齢以上に賢い 経験や考え方が年齢以上に深い
childish 子どもっぽい 未熟でわがままというネガティブな意味
immature 精神的に未熟な matureの反対。判断や態度が大人らしくない
sophisticated 洗練された、大人っぽい 服装・趣味・考え方などが都会的で洗練されている

特に覚えておきたいのは、年齢的な大人ならadult、精神的に大人ならmature、子どもが早熟ならprecociousという違いです。

まずは、次の3つを短い例文ごと声に出して練習してみましょう。

He is an adult now.
彼はもう大人です。

She is mature for her age.
彼女は年齢の割に大人っぽいです。

He was a precocious child.
彼はませた子どもでした。

 

シーン別英会話:「大人」「大人っぽい」「ませている」を自然に表現しよう

ここでは、adult、mature、mature for one’s age、precociousを使った会話例を、具体的なシーン別に紹介します。

単語だけで覚えるのではなく、「どのような場面で使うのか」をイメージしながら確認してみましょう。

シーン1:子どもが成人したことを話す

子どもや家族が成長し、年齢的に「大人になった」と伝える場面です。

アイヴァン
Your son is already 20, right?

息子さんは、もう20歳ですよね?

マイク
Yes, he’s an adult now.

はい、彼も今では大人です

自然に使うコツ

adultは、精神的な成長ではなく、基本的に年齢的な大人・成人を表します。

そのため、「もう成人した」「子どもではない」と伝えたいときに自然です。

He’s an adult now.
彼はもう大人です。

一方で、「彼は考え方が大人だ」と言いたい場合は、adultよりもmatureを使います。

シーン2:同僚の冷静な対応を褒める

仕事上のトラブルに、同僚が感情的にならず対応した場面です。

アイヴァン
Mike stayed calm during the meeting.

マイクは会議中、ずっと冷静でしたね。

マイク
Yes, he handled the situation in a very mature way.

はい、彼はその状況にとても大人らしく対処しました。

自然に使うコツ

matureは、年齢よりも、考え方・態度・対応が精神的に成熟していることを表します。

人に対して使うだけでなく、次のような名詞と組み合わせることもできます。

  • a mature attitude:大人らしい態度
  • a mature decision:成熟した判断
  • a mature response:大人らしい対応
  • a mature way:大人らしい方法・態度

会話では、次の形もよく使われます。

He handled it maturely.
彼はそれに大人らしく対応しました。

ただし、maturelyは少し発音しにくいため、まずは、

in a mature way

と表現すると、口に出しやすく自然です。

シーン3:若いのにしっかりしている人を褒める

10代の学生が、将来についてしっかり考えている場面です。

アイヴァン
She already has a clear plan for her future.

彼女はもう将来について明確な計画を持っています。

マイク
She’s very mature for her age.

彼女は年齢の割にとても大人っぽいですね。

自然に使うコツ

mature for one’s ageは、同じ年齢の人と比べて、考え方や態度が落ち着いていることを表します。

会話では、one’sの部分を相手に合わせて変えます。

  • mature for his age:彼の年齢の割に大人っぽい
  • mature for her age:彼女の年齢の割に大人っぽい
  • mature for your age:あなたの年齢の割に大人っぽい

たとえば、本人に直接言う場合は次のようになります。

You’re very mature for your age.
あなたは年齢の割にとてもしっかりしていますね。

基本的には褒め言葉ですが、大人に対して使うと、相手の年齢を強調しているように聞こえることがあります。

そのため、特に子ども・10代・若い人について話すときに使うのが自然です。

シーン4:大人のような話をする子どもについて話す

小さな子どもが、年齢以上に大人びた話をしている場面です。

アイヴァン
She talks about politics with her parents.

彼女は両親と政治について話すんです。

マイク
She sounds like a precocious child.

彼女はませた子どものようですね。

自然に使うコツ

precociousは、主に子どもに対して使い、知識・才能・言動などが年齢以上に早く発達していることを表します。

よく使われる組み合わせは次のとおりです。

  • a precocious child:ませた子ども、早熟な子ども
  • a precocious student:年齢以上に優秀な生徒
  • precocious talent:早くから現れた才能
  • precocious ability:早熟な能力

日本語の「ませている」には少し生意気な印象が含まれることもありますが、英語のprecociousは、才能や知性を評価するポジティブな文脈でも使われます。

ただし、日常会話ではやや硬く、発音も簡単ではありません。

すぐに出てこない場合は、次のように簡単な英語で説明できます。

She talks like an adult.
彼女は大人のように話します。

He knows a lot for his age.
彼は年齢の割に多くのことを知っています。

難しい単語にこだわらず、まずは相手に意味を伝えることを優先しましょう。

シーン5:以前より精神的に成長した友人について話す

久しぶりに会った友人の変化について話す場面です。

アイヴァン
He seems different from before.

彼は以前とは違って見えますね。

マイク
Yes, he has become much more mature.

はい、彼はずっと精神的に大人になりました

自然に使うコツ

人が以前より精神的に成長したことを伝える場合は、次の表現が使えます。

He has become more mature.
彼は以前より大人になりました。

また、matureを動詞として使うこともできます。

He has matured a lot.
彼はとても精神的に成長しました。

ただし、会話ではbecome more matureのほうが意味をイメージしやすく、英語学習者にとっても使いやすい表現です。

「年を取った」という意味ではなく、考え方や態度が成長したことを伝えたいときに使いましょう。

会話で迷ったときは、簡単な英語に言い換えよう

matureprecociousの意味を知っていても、実際の会話では発音がうまくできなかったり、とっさに単語が出てこなかったりすることがあります。

そのようなときは、次のようにadultを使った簡単な表現に言い換えられます。

伝えたい意味 言い換え表現
大人のように振る舞う act like an adult
大人のように話す talk like an adult
大人のように考える think like an adult
年齢の割に多くを知っている know a lot for one’s age
年齢の割に落ち着いている be calm for one’s age

英会話では、難しい単語を正確に使うことだけが正解ではありません。

知っている言葉を組み合わせて、相手に伝わる形にすることも、大切なコミュニケーション力です。まずは簡単な表現で伝え、少しずつmatureprecociousも使えるようにしていきましょう。

 

音読コーナー

「Mature」を使った例文をいくつか見てみましょう。

  • She is very mature for her age.

彼女は年齢の割にとても大人びています。

  • As he grew older, he became more mature and responsible.

彼は年を重ねるにつれて、より成熟し責任感を持つようになりました。

  • The mature trees in the garden provide plenty of shade.

庭の成熟した木々はたくさんの木陰を提供してくれます。

  • He handled the situation in a mature way.

彼はその状況に対して大人らしく対処しました。

  • She was a precocious child, reading books well beyond her grade level.

彼女はませている子供で、学年をはるかに超えた本を読んでいました。

  • His precocious talent for music was evident from a very young age.

彼の音楽の才能は幼い頃からませているほど明らかでした。

  • The precocious little girl could carry on a conversation with adults effortlessly.

そのませている小さな女の子は、大人と問題なく会話をすることができました。

  • Despite being only eight, he showed a precocious understanding of complex subjects.

 

レッスンで気づいた「大人っぽい」のよくある間違いパターン

ここでは、RYO英会話ジムの生徒さんのレッスンを通して気づいた、日本人が間違えやすいパターンをご紹介します。

意味は伝わりそうでも、英語では不自然に聞こえたり、細かな文法ミスが含まれていたりすることがあります。

自分にも当てはまっていないか、確認してみましょう。

間違い1:adultを「精神的に大人っぽい」の意味で使う

She is adult for her age.

She is mature for her age.
彼女は年齢の割に大人っぽいです。

adultは、基本的に「年齢的な大人・成人」を表します。

「考え方や態度が大人っぽい」と言いたい場合は、matureを使うのが自然です。

また、adultを名詞として使う場合は、冠詞も必要です。

He is adult now.

He is an adult now.
彼は今では大人です

adultは年齢、matureは精神的な成熟と覚えておくと、使い分けやすくなります。

間違い2:matureの前にaをつける

She is a mature.

She is mature.
彼女は精神的に大人です

matureは形容詞なので、それだけで人の性格や状態を表せます。

aを使いたい場合は、後ろに名詞が必要です。

She is a mature person.
彼女は精神的に成熟した人です。

会話では、シンプルなShe is mature.のほうが自然で使いやすいでしょう。

間違い3:for one’s ageの代名詞を変え忘れる

She is mature for his age.

She is mature for her age.
彼女は年齢の割に大人っぽいです。

one’sの部分は、誰について話しているかによって変わります。

主語 自然な表現
I mature for my age
You mature for your age
He mature for his age
She mature for her age
They mature for their age

短い部分ですが、会話中は主語と所有格がずれやすいため注意しましょう。

間違い4:matureとmaturityを混同する

She is very maturity.

She is very mature.
彼女はとても大人びています

matureは「成熟した」という形容詞ですが、maturityは「成熟・成熟度」という名詞です。

名詞として使う場合は、次のようになります。

She shows a lot of maturity.
彼女は高い精神的な成熟度を見せています。

I admire her maturity.
私は彼女の大人としての成熟さに感心しています。

人の状態を直接説明するなら、まずはbe動詞+matureを使うのが簡単です。

間違い5:matureを副詞の位置に置く

He handled the situation mature.

He handled the situation maturely.
彼はその状況に大人らしく対処しました。

または、次の表現も自然です。

He handled the situation in a mature way.
彼はその状況に大人らしい方法で対処しました。

動詞のhandledを説明する場合は、形容詞のmatureではなく、副詞のmaturelyが必要です。

ただし、maturelyは少し発音しにくいため、会話では、

in a mature way

と表現するほうが使いやすい場合もあります。

間違い6:precociousを名詞として使う

She is a precocious.

She is precocious.
彼女はませています

She is a precocious child.
彼女はませた子どもです

precociousも形容詞なので、単独で使う場合はaをつけません。

aを使うなら、後ろにchildstudentなどの名詞を置きます。

  • a precocious child:ませた子ども
  • a precocious student:年齢以上に優秀な生徒
  • a precocious talent:早くから現れた才能

間違い7:「ませている」をすべてprecociousで表す

My coworker is precocious.

My coworker is mature.
私の同僚は精神的に大人です

precociousは、基本的に子どもや若い人の発達の早さを表す言葉です。

大人の同僚が冷静で責任感があることを褒める場合は、matureのほうが自然です。

一方、幼い子どもが大人のような知識や才能を見せる場合は、precociousが使えます。

She was a precocious child.
彼女はませた子どもでした

「誰について話しているか」を考えると、選ぶべき単語が見えてきます。

間違い8:日本語の「大人っぽい」をそのまま直訳しようとする

She is like an adult person.

意味は推測できますが、少し不自然です。

精神的にしっかりしているなら、次のように表現します。

She is mature for her age.
彼女は年齢の割に大人っぽいです。

行動が大人のようだと言いたい場合は、次の表現が自然です。

She acts like an adult.
彼女は大人のように振る舞います

話し方についてなら、

She talks like an adult.
彼女は大人のように話します

と表現できます。

日本語を一語ずつ英語に置き換えるのではなく、何が大人っぽいのかを考えることがポイントです。

間違いは、英語が伸びるための材料

ここまで読んで、「自分も同じ言い方をしていた」と気づいた方もいるかもしれません。

でも、落ち込む必要はありません。

間違いは、できていない証拠ではなく、実際に英語を使おうとした証拠です。

僕自身も、matureprecociousの発音がうまく伝わらず、簡単なadultを使って何とか説明しようとした経験があります。

それでも、実際に口に出して、伝わらなかった部分を確認し、もう一度練習することを繰り返してきました。

僕が英語を話せるようになったのも、間違えなかったからではありません。

たくさんアウトプットして、間違いを見つけ、一つずつ改善してきたからです。

間違いを避け続けていると、自分の弱点にはなかなか気づけません。だからこそ、英語を伸ばしたい人には、安心して間違えられる環境が必要です。

なぜ独学だけでは難しいのか

英語って、「知っている」と「話せる」の間に大きな壁がありますよね。

独学でも、単語や文法を覚えることはできます。

しかし、自分が話した英語のどこが不自然なのか、どのミスを優先して直すべきなのかは、自分一人ではなかなか判断できません。

特に、ある程度英語を話せる人ほど、会話自体は成立してしまいます。

その結果、細かな文法ミスや不自然な言い回しが直されないまま、「なんとなく話せる状態」で止まってしまうことがあります。

ここで中途半端に終わらせてしまうのは、本当にもったいないです。

必要なのは、さらに知識を増やすことだけではありません。

実際に話すこと。間違えること。そして、正しく改善すること。

このサイクルを繰り返すことで、頭の中にある英語が、少しずつ「実際に使える英語」へと変わっていきます。

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そこで、実践的なロールプレイと具体的なフィードバックを重ねた結果、英語を話す抵抗感が減り、単語や表現が以前よりスムーズに口から出る変化を実感されています。

なんとなく話せる人こそ、そこで止まらないでください。

自分では気づきにくい小さなミスを見つけて改善すると、英語の正確さだけでなく、話すときの自信や伝わり方も変わっていきます。

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「大人っぽい」「ませている」に似た英語表現・関連語彙

英語には、matureprecocious以外にも、人の落ち着き・成長・大人びた雰囲気を表す言葉があります。

ただし、日本語では同じ「大人っぽい」と訳せても、英語では表現によって意味やニュアンスが少しずつ異なります。

ここでは、日常会話でも使いやすい関連表現を紹介します。

1.grown-up:大人のような・大人びた

grown-upは、名詞では「大人」、形容詞では「大人っぽい」「大人向けの」という意味です。

adultよりも会話的で、特に子どもが大人について話すときや、子どもの成長を表すときによく使われます。

  • a grown-up:大人
  • a grown-up conversation:大人っぽい会話
  • look grown-up:大人っぽく見える
  • feel grown-up:大人になった気分がする

会話例

アイヴァン
You look so grown-up in that suit.

そのスーツを着ると、すごく大人っぽく見えるね。

マイク
Thanks. I feel more grown-up, too.

ありがとう。僕も少し大人になった気分だよ。

自然に使うコツ

grown-upは、精神的な成熟だけでなく、見た目・服装・雰囲気が大人っぽい場合にも使えます。

You look mature.でも「大人っぽく見える」と言えますが、場合によっては年齢や老けた印象を意識させる可能性があります。

服装や成長した姿を自然に褒めたいときは、

You look so grown-up.

のほうがやわらかく、親しみのある表現です。

2.wise beyond one’s years:年齢以上に賢い

wise beyond one’s yearsは、「年齢から想像する以上に賢い」「年齢以上に深い考えを持っている」という意味です。

単に知識が多いだけでなく、物事の見方や判断が年齢以上にしっかりしていることを褒める表現です。

会話例

アイヴァン
She always gives thoughtful advice.

彼女はいつもよく考えられたアドバイスをくれるね。

マイク
Yes, she’s wise beyond her years.

うん、彼女は年齢以上に賢いよ。

自然に使うコツ

one’sの部分は、話す相手に合わせて変えます。

  • wise beyond his years:彼は年齢以上に賢い
  • wise beyond her years:彼女は年齢以上に賢い
  • wise beyond your years:あなたは年齢以上に賢い

mature for one’s ageが、態度や責任感を含む「年齢の割に大人っぽい」なのに対し、wise beyond one’s yearsは、特に考え方や判断の深さに注目した表現です。

少し文学的な響きはありますが、会話でも自然に使えます。

3.responsible:責任感がある

responsibleは、「責任感がある」「きちんとしている」という意味です。

「大人っぽい」の直接的な訳ではありませんが、任されたことを最後まで行ったり、自分の行動に責任を持ったりする人を表すときに使えます。

会話例

アイヴァン
Can we trust him with this project?

このプロジェクトを彼に任せても大丈夫かな?

マイク
Definitely. He’s very responsible.

もちろん。彼はとても責任感があります

自然に使うコツ

誰かを「大人っぽい」と感じた理由が、約束を守る・仕事をきちんとする・自分で判断できるといった行動にある場合は、matureよりもresponsibleのほうが具体的です。

She is mature.
彼女は精神的に大人です。

She is responsible.
彼女は責任感があります。

このように、何を褒めたいのかによって使い分けましょう。

4.level-headed:冷静で判断力がある

level-headedは、難しい状況でも感情的にならず、「冷静に判断できる」という意味です。

トラブルやプレッシャーの中で落ち着いて対応できる人に使います。

会話例

アイヴァン
Everyone panicked when the system went down.

システムが止まったとき、みんなパニックになったね。

マイク
Except Lisa. She stayed level-headed.

リサ以外はね。彼女はずっと冷静でした

自然に使うコツ

matureは、その人の全体的な精神的成熟を表します。

一方、level-headedは、特に問題や緊急事態における冷静さと判断力を表します。

よく使われる形は次のとおりです。

  • a level-headed person:冷静な人
  • stay level-headed:冷静さを保つ
  • a level-headed decision:冷静な判断

職場で同僚や上司の対応を褒めるときにも使いやすい表現です。

5.composed:落ち着いている

composedは、緊張する場面や感情が高ぶりやすい状況でも、「落ち着きを保っている」という意味です。

内心では緊張していても、それを表に出さず、冷静に振る舞っている様子を表します。

会話例

アイヴァン
Were you nervous during the presentation?

プレゼン中、緊張していた?

マイク
Very nervous, but I tried to stay composed.

すごく緊張していたけど、落ち着きを保つようにしたよ。

自然に使うコツ

stay composedの形で、「動揺せず落ち着きを保つ」という意味でよく使われます。

level-headedが判断力の冷静さを表すのに対し、composedは、表情や態度を乱さない感情面での落ち着きを強調します。

  • stay composed:落ち着きを保つ
  • look composed:落ち着いて見える
  • remain composed:冷静なままでいる

面接やプレゼン、トラブル対応などの場面で便利な表現です。

6.sophisticated:洗練された・大人っぽい

sophisticatedは、服装・趣味・考え方・話し方などが「洗練されている」「都会的で大人っぽい」という意味です。

精神的な成熟よりも、センスや知識、雰囲気の洗練度に注目した表現です。

会話例

アイヴァン
I like her new style.

彼女の新しいスタイル、いいね。

マイク
Me too. She looks very sophisticated.

僕も。とても洗練されて見えるよね。

自然に使うコツ

見た目が「大人っぽい」と言いたいからといって、すべてmatureを使うわけではありません。

服装やデザイン、雰囲気が上品で洗練されている場合は、sophisticatedが自然です。

  • a sophisticated style:洗練されたスタイル
  • a sophisticated design:高度で洗練されたデザイン
  • a sophisticated person:教養があり洗練された人

ただし、機械やシステムに使うと「高度な・複雑な」という意味になります。

a sophisticated system
高度なシステム

7.childish:子どもっぽい

childishは、「子どもっぽい」「幼稚な」という意味で、一般的にネガティブな表現です。

大人なのに、わがまま・感情的・未熟な態度を取る場合などに使います。

会話例

アイヴァン
He stopped talking to me over a small disagreement.

ちょっと意見が違っただけで、彼は私と話さなくなったの。

マイク
That sounds a little childish.

それは少し子どもっぽいね。

自然に使うコツ

childishは相手を批判する響きがあるため、本人に直接使うと強く聞こえることがあります。

直接言う場合は、

That was a little childish.
それは少し子どもっぽかったね。

のように、相手自身ではなく、特定の行動について言うと少しやわらかくなります。

また、子どものような純粋さや楽しさをポジティブに表したい場合は、childlikeを使います。

  • childish:幼稚な、子どもっぽい
  • childlike:子どものように純粋な

この2つは意味が大きく異なるので注意しましょう。

8.immature:精神的に未熟な

immatureは、matureの反対で、「精神的に未熟な」「大人らしくない」という意味です。

判断・態度・感情の扱い方などが十分に成熟していないことを表します。

会話例

アイヴァン
Why did he blame everyone else?

どうして彼は、ほかの人たちのせいにしたの?

マイク
I think he was being immature.

彼は大人げない態度を取っていたんだと思う。

自然に使うコツ

一時的な態度について言う場合は、

He was being immature.

のように、be動詞+being+immatureを使うと、「そのとき大人げない振る舞いをしていた」というニュアンスになります。

一方、

He is immature.

と言うと、「彼は普段から精神的に未熟な人だ」と、性格全体を評価する強い表現になります。

相手を必要以上に傷つけたくない場合は、人そのものではなく、行動に対して使うのが自然です。

関連表現の使い分け一覧

英語表現 主な意味 自然に使う場面
grown-up 大人っぽい、大人の 見た目や成長した様子
wise beyond one’s years 年齢以上に賢い 考え方や判断の深さ
responsible 責任感がある 約束・仕事・役割への態度
level-headed 冷静で判断力がある トラブルや緊急時の対応
composed 落ち着いている 緊張や動揺を表に出さない
sophisticated 洗練された 服装・趣味・話し方・雰囲気
childish 子どもっぽい、幼稚な わがまま・感情的な行動
immature 精神的に未熟な 判断や態度が大人らしくない

日本語の「大人っぽい」を英語にするときは、まず何が大人っぽいのかを考えてみましょう。

精神的に成熟しているならmature、責任感があるならresponsible、冷静に対応できるならlevel-headed、見た目や雰囲気が洗練されているならsophisticatedが自然です。

一つの日本語に一つの英単語を当てはめるのではなく、その場面で伝えたい特徴を具体的に表現することが、自然な英語を話すコツです。

 

「大人っぽい・ませている」英語表現クイズ

ここまで学んだ表現を、クイズで確認してみましょう。

mature、precocious、grown-up、responsible、level-headedなど、関連表現も含めています。

まずは答えを見ずに、自分で考えてみてください。

第1問:「年齢の割に大人っぽい」

「彼女は年齢の割にとても大人っぽいです」と言いたいとき、最も自然な英文はどれでしょうか?

A. She is very adult for her age.
B. She is very mature for her age.
C. She is very grown for her age.

答え:B. She is very mature for her age.

mature for one’s ageで、「年齢の割に大人っぽい」「年齢の割に精神的に成熟している」という意味になります。

adultは基本的に「成人」を表すため、adult for her ageとは言いません。

She is very mature for her age.
彼女は年齢の割にとても大人っぽいです。

第2問:「もう大人です」

次の空欄に入る最も自然な言葉を選んでください。

He is(   )adult now.
彼はもう大人です。

A. a
B. an
C. the

答え:B. an

adultを「大人」という名詞として使う場合、1人なら冠詞が必要です。

さらに、adultは母音の音で始まるため、aではなくanを使います。

He is an adult now.
彼はもう大人です。

第3問:「ませた子ども」

「彼女はませた子どもでした」と言いたいとき、最も自然な英文はどれでしょうか?

A. She was a precocious child.
B. She was a mature adult.
C. She was an immature child.

答え:A. She was a precocious child.

precociousは、子どもの知識・才能・言動などが、年齢以上に早く発達していることを表します。

日本語では「ませた」「早熟な」などと訳せます。

She was a precocious child.
彼女はませた子どもでした。

immatureは「精神的に未熟な」という反対の意味です。

第4問:形容詞の正しい使い方

次のうち、文法的に正しい英文はどれでしょうか?

A. She is a mature.
B. She is maturity.
C. She is mature.

答え:C. She is mature.

matureは「成熟した」という形容詞なので、be動詞+matureの形で使えます。

She is a mature.
形容詞の前にaだけを置くことはできません。

She is maturity.
maturityは「成熟・成熟度」という名詞です。

She is mature.
彼女は精神的に大人です。

名詞を続ける場合は、次のように言えます。

She is a mature person.
彼女は精神的に成熟した人です。

第5問:「冷静に判断できる」

トラブルが起きても冷静に判断できる人を表す、最も適切な言葉はどれでしょうか?

A. level-headed
B. childish
C. grown-up

答え:A. level-headed

level-headedは、難しい状況でも感情的にならず、「冷静に判断できる」という意味です。

She stayed level-headed during the crisis.
彼女はその危機の間も冷静さを保ちました。

childishは「幼稚な」、grown-upは「大人っぽい」という意味なので、判断力の冷静さを具体的に表すならlevel-headedが最も自然です。

第6問:「洗練されて見える」

新しい服装を見て、「彼女はとても洗練されて見える」と伝える場合、最も自然な表現はどれでしょうか?

A. She looks very responsible.
B. She looks very sophisticated.
C. She looks very precocious.

答え:B. She looks very sophisticated.

sophisticatedは、服装・趣味・話し方・雰囲気などが「洗練されている」「都会的で大人っぽい」ことを表します。

She looks very sophisticated.
彼女はとても洗練されて見えます。

responsibleは「責任感がある」、precociousは主に子どもが「早熟な」という意味です。

第7問:「大人らしく対処した」

次の英文の間違いを直してください。

He handled the problem mature.

答え:He handled the problem maturely.

または、

He handled the problem in a mature way.

が自然です。

handledという動詞を説明するため、形容詞のmatureではなく、副詞のmaturelyを使います。

ただし、maturelyは発音しにくいこともあるので、会話では次の表現もおすすめです。

He handled the problem in a mature way.
彼はその問題に大人らしく対処しました。

第8問:「年齢以上に賢い」

「彼女は年齢以上に賢い」と言いたいとき、空欄に入る言葉はどれでしょうか?

She is wise(   )her years.

A. over
B. beyond
C. through

答え:B. beyond

wise beyond one’s yearsで、「年齢以上に賢い」「年齢から想像する以上に深い考えを持っている」という意味になります。

She is wise beyond her years.
彼女は年齢以上に賢いです。

態度や責任感を褒めるmature for her ageに対して、こちらは特に考え方や判断の深さを褒める表現です。

第9問:「大人げない態度だった」

ある人が一時的に大人げない態度を取っていたことを、やわらかく伝えたい場合はどれが自然でしょうか?

A. He is an immature.
B. He was being immature.
C. He was being immaturity.

答え:B. He was being immature.

He was being immature.は、「彼はそのとき大人げない態度を取っていた」という一時的な行動を表します。

He is immature.と言うと、「彼は普段から精神的に未熟な人だ」と、性格全体を評価する強い表現になります。

He was being immature.
彼は大人げない態度を取っていました。

第10問:「責任感がある」

同僚について、「彼は仕事を最後まできちんとやる責任感のある人です」と伝えたい場合、最も適切な単語はどれでしょうか?

A. responsible
B. precocious
C. composed

答え:A. responsible

responsibleは、「責任感がある」「任されたことをきちんと行う」という意味です。

He is very responsible.
彼はとても責任感があります。

composedは、緊張する状況でも「落ち着いている」という意味です。

「大人っぽい」と感じた理由が、仕事や役割への姿勢にある場合は、matureよりもresponsibleのほうが具体的に伝わります。

第11問:「大人のように話す」

precociousという単語がすぐに出てこないとき、「その子は大人のように話します」と簡単に言い換えるには、どれが自然でしょうか?

A. She speaks an adult.
B. She talks like an adult.
C. She talks as adult.

答え:B. She talks like an adult.

like an adultで、「大人のように」という意味になります。

She talks like an adult.
彼女は大人のように話します。

難しい単語が出てこないときは、talk like an adultact like an adultのように、知っている単語で説明しても問題ありません。

英会話では、完璧な単語を探し続けるよりも、まず相手に意味を伝えることが大切です。

第12問:childishとchildlikeの違い

子どものような純粋な好奇心を褒めたいとき、どちらが自然でしょうか?

A. She has a childish curiosity.
B. She has a childlike curiosity.

答え:B. She has a childlike curiosity.

childlikeは、「子どものように純粋な」というポジティブな意味です。

She has a childlike curiosity.
彼女には子どものような純粋な好奇心があります。

一方、childishは「幼稚な」「子どもっぽく未熟な」というネガティブな意味です。

  • childlike:子どものように純粋な
  • childish:幼稚な、大人げない

似ていますが、相手に与える印象は大きく異なるので注意しましょう。

クイズのまとめ

今回の表現は、次のように整理すると覚えやすくなります。

  • adult:年齢的な大人
  • mature:精神的に成熟している
  • mature for one’s age:年齢の割に大人っぽい
  • precocious:子どもが早熟・ませている
  • grown-up:見た目や雰囲気が大人っぽい
  • responsible:責任感がある
  • level-headed:冷静に判断できる
  • composed:動揺せず落ち着いている
  • sophisticated:洗練されている
  • wise beyond one’s years:年齢以上に賢い
  • immature:精神的に未熟な
  • childish:幼稚な
  • childlike:子どものように純粋な

正解できなかった問題は、解説を読むだけで終わらせず、例文を声に出して練習することが大切です。

英語は、答えを知るだけでは話せるようになりません。実際に口に出し、間違えながら使うことで、少しずつ自分の表現として定着していきます。

 

よくある質問(FAQ)

Q. 「大人」は英語でadultとmatureのどちらですか?

A. 年齢的な「大人」はadult、精神的に成熟した「大人」はmatureを使います。たとえば「彼はもう大人です」はHe is an adult now.、「彼は精神的に大人です」はHe is mature.が自然です。

Q. 「大人っぽい」は英語で何と言いますか?

A. 精神的に落ち着いている「大人っぽい」は、matureが自然です。年齢の割に大人っぽいことを強調するなら、mature for one’s ageを使います。例:She is mature for her age.

Q. mature for one’s ageとはどういう意味ですか?

A. mature for one’s ageは、「年齢の割に大人っぽい」「同年代より精神的に成熟している」という意味です。one’sの部分は、his、her、yourなど、話す相手に合わせて変えます。

Q. 「ませている」は英語でprecociousと言えますか?

A. はい。precociousは、子どもの知識・才能・言動などが年齢以上に早く発達していることを表します。ただし、必ずしも悪い意味ではなく、「早熟な」「幼い頃から才能がある」という褒め言葉にもなります。

Q. matureとprecociousの違いは何ですか?

A. matureは、年齢に関係なく精神的な落ち着きや責任感を表します。一方、precociousは主に子どもに使い、知識・能力・言動などが普通より早く発達していることを表す言葉です。

Q. She is adult for her age.は正しい英語ですか?

A. いいえ、少し不自然です。「彼女は年齢の割に大人っぽい」は、She is mature for her age.と言います。adultは年齢的な成人を表し、精神的な成熟を表す場合はmatureを使います。

Q. She is a mature.は文法的に正しいですか?

A. いいえ。matureは形容詞なので、She is mature.が正しい形です。aを使う場合は、後ろに名詞を置いてShe is a mature person.のように表現しましょう。

Q. grown-upとadultの違いは何ですか?

A. どちらも「大人」を表しますが、adultは年齢的・正式な表現です。grown-upはより会話的で、子どもの視点や「大人っぽく見える」という場面でも使われます。例:You look so grown-up.

Q. childishとchildlikeの違いは何ですか?

A. childishは「幼稚な」「大人げない」というネガティブな表現です。一方、childlikeは「子どものように純粋な」というポジティブな意味です。似ていますが、相手に与える印象は大きく異なります。

Q. 英語表現を知っていても会話で使えないときはどうすればいいですか?

A. 単語を覚えるだけでなく、実際に口に出し、間違いを修正する練習が必要です。RYO英会話ジムでは、発言をその場で可視化・添削し、「知っている英語」を話せる英語へ変えるサポートを行っています。

 

まとめ

今回は、「大人」「大人っぽい」「ませている」を表す英語表現について解説しました。

  • adult:年齢的な「大人・成人」
  • mature:精神的に成熟している
  • mature for one’s age:年齢の割に大人っぽい
  • precocious:子どもが年齢以上に早熟・ませている

同じ「大人っぽい」でも、責任感ならresponsible、冷静さならlevel-headed、洗練された雰囲気ならsophisticatedのように、何を表したいかによって自然な英語は変わります。

大切なのは、単語の意味を知るだけで終わらず、例文ごと声に出して、実際の会話で使ってみることです。間違えた部分を一つずつ改善することで、「知っている英語」が本当に使える英語へ変わっていきます。

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