こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今日は、海外留学で英語を学ぶならセブ島が圧倒的におすすめな5つの理由をご紹介します。僕自身も、最初はセブ留学からスタートしました。TOEICの点数は高いけど話すのが苦手な初心者にとって、セブ留学は非常にコスパが良いと感じています。今回は、そのポイントを詳しく見ていきます。そして、セブの魅力にも触れたいと思います。それでは、始めましょう!
目次
1. 英語話者がとても多い
僕が初めてフィリピンに行ったのは2007年、2週間の短期留学でした。そのとき驚いたのは、フィリピン人の英語の上手さです。当時はフィリピン留学が今ほど有名ではなく、ネットでの情報も少なかったですね。
フィリピン人が第二言語として英語を流暢に話すことは知っていましたが、実際に行ってみると、まるでアメリカ人のように話せることに驚かされました。英語圏といえば、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの欧米が浮かぶかもしれませんが、アジアで一番英語話者が多いのはフィリピンです。
フィリピンの人口の約80%が流暢に英語を話せるため、英語を話せない人の方が珍しいほどです。僕もセブやマニラに住んだ経験がありますが、英語が通じなかったことはほとんどありません。タクシーの運転手さんでさえ基本的に英語を話せます。
英語を学ぶなら、シンガポールとフィリピンどちらが良い?
結論から言うと、フィリピンで英語を学ぶほうが圧倒的におすすめです。その理由は、フィリピン英語が非常に聞き取りやすいからです。フィリピンはかつてアメリカの植民地だったため、英語教育が根付いています。確かにフィリピンなまりはありますが、アメリカ英語に近い発音で話すフィリピン人も多いです。
日本の英語教育は基本的にアメリカ英語をベースにしているため、フィリピン英語は非常に理解しやすいのです。一方、シンガポールも高い英語力を持っており、過去にイギリスやオランダの影響を受けたことや、多くの外資系企業が進出しているため、英語を話せる人がたくさんいます。
ただし、シンガポールの英語はイギリス英語がベースで、「シングリッシュ」と呼ばれる独特のアクセントがあります。これはマレー語や中国語の影響を受けたもので、日本人には少し聞き取りづらいことがあります。最近は政府もシングリッシュの訛りを減らす取り組みをしているようですが、やはり癖が強いです。
アメリカ英語を基盤にした英語学習をしたいなら、フィリピンが最適な選択肢です。
- フィリピン英語の動画(Youtubeより)
- シングリッシュの動画(Youtubeより)
第二言語、英語を話す人に寛容
フィリピンは母国語がフィリピン語で、主に使われる方言としてタガログ語があります。この2つはほぼ同じと考えて良いでしょう。また、フィリピンには160種類以上の方言があるとも言われています。フィリピン人自身も第二言語として英語を話すため、英語学習者の悩みや気持ちを深く理解しています。
アメリカやイギリスでは、流暢でない英語を話すと冷たく対応されることもありますが、フィリピン人は違います。たとえつたない英語でも、相手が何を伝えたいのかを一生懸命くみ取ろうとしてくれるため、第二言語として英語を学ぶ人にとって非常に心強いです。僕自身も、こうしたフィリピン人の親しみやすい性格のおかげで、英語を楽しく学ぶことができたと感じています。
2. お手頃で納得できる語学留学が実現できる
物価の安さと人件費の低さ
フィリピンの物価は日本の約3分の1程度で、人件費も非常に安いです。セブ島の最低賃金は、現在でも比較的低く、日給で約400〜500ペソ(約1,000〜1,250円)とされています。優秀な講師は月15,000〜25,000ペソ(約45,000〜75,000円)で雇うことができ、現地の平均給与の2〜3倍の報酬で雇用が可能です。
完全マンツーマンレッスンが魅力
優れた講師陣は、大学で教鞭をとった経験がある方や、一流語学学校で長年の指導経験を持つ方、フィリピン大学を卒業した方などがいます。そんな講師から毎日6〜8時間、マンツーマンで英語を学ぶことができます。
フィリピンの語学学校では運営コストが比較的低いため、欧米では一般的なグループレッスンとは異なり、個別指導を受けることが可能です。これにより、一人一人の発言機会が豊富で、効率的な英語学習ができます。欧米では1日4〜5時間の授業が基本で、グループレッスンが中心のため、話す機会が限られることもあります。
お手頃な費用で学べる
フィリピンでの1カ月の語学留学は、13万円〜17万円が一般的です。複数人部屋を選べば、10万円ほどで留学が可能です。短期的な貯金で実現できるこの価格は、多くの人にとって魅力的です。
僕も2回のセブ留学を経験し、初めては2週間、その後8カ月間学び、ゼロから始めて現地のスピーキングテストでビギナーからアドバンスレベルに達することができました。
航空券の費用や時差の心配が少ない
気になる航空券費用ですが、セールを活用すれば往復で約2万円程度、通常でも4万円ほどで行くことができます。航空券代が高いという理由で迷うことは少ないでしょう。おすすめの航空会社はセブパシフィック航空やジェットスター航空です。両方を比較し、安い方を予約すると良いでしょう。
日本からフィリピンへのフライトは約4時間程度で、時差も日本の方が1時間進んでいるだけです。そのため、時差ボケの心配もほとんどありません。一方、アメリカやイギリスでは、航空券の価格が安くても7〜9万円、通常10万円以上で、時差もイギリスは約9時間、アメリカは約13時間もあるため、時差ボケの影響も大きくなります。
これらの点から、フィリピンでの語学留学は、コストや利便性の面で非常に優れた選択肢と言えるでしょう。
3. 初級・中級の方には、アメリカよりフィリピンがおすすめ
客観的にも個人的な経験からも、英語学習の初級や中級の方は、いきなりアメリカや他の欧米圏に行くよりも、まずフィリピンで学ぶ方が圧倒的に効果的です。僕自身も特に深く考えずに最初にフィリピンへ行き、その後オーストラリアで約1年滞在しましたが、フィリピンで学んでから行って本当に良かったと思うことが多くありました。
その理由は、フィリピンである程度のスピーキング力とリスニング力を身につけられたおかげです。オーストラリアでは現地の独特なアクセントに戸惑うこともありましたが、フィリピンで培った英語力のおかげで、現地の人ともある程度コミュニケーションを取ることができました。もしフィリピンに行かずにオーストラリアへ行っていたら、もっと苦労していたと思います。
フィリピン人はとても聞き取りやすい英語を話すため、アメリカ英語の速いネイティブスピードに比べてハードルが下がり、初級や中級の学習者にちょうど良い環境です。また、フィリピンではマンツーマンレッスンが主流なので、他の生徒に気を使うことなく、自分の英語に集中して学べるため、非常に効率的です。
このように、初級や中級の段階で英語学習をスタートするなら、フィリピンは最適な場所と言えるでしょう。
4. 世界トップクラスの美しい南国ビーチがすぐそこに
上の写真は、僕が実際にパラワンで撮影したものです。フィリピンの中でも特に美しいビーチで、世界的にも有名です。ハワイの海よりも綺麗と言われることもあり、アジア人だけでなく、欧米人からも非常に人気があります。
こういったビーチには、セブから約2時間でアクセスできます。また、セブの近くにも1時間ほどで行ける美しいビーチがたくさんあります。例えば、ボホールやボラカイもその一例です。これらの場所なら、週末に気軽に訪れて南国のビーチを満喫することができます。
5. 投資、セミリタイア、永住の選択肢が広がる
最後に、セブ留学で英語力をある程度身につけた後は、グローバルに活躍できるだけでなく、フィリピンでさらなるチャンスを見つけることができます。現在のフィリピンは、日本の高度経済成長期ほどではないにしろ、緩やかな経済成長を続けています。過去10年間のインフレ率は平均して4〜5%を維持しており、安定的に成長していると言えるでしょう。
フィリピンでは、将来的にビジネスや不動産投資、比較的手頃な費用でのセミリタイアを検討することも可能です。特に日本食が人気な今、小規模なレストランを開業したり、100万円以内の資金でローカルのフランチャイズ店に投資するのも良い選択です。
不動産投資に関しては、供給過多の傾向が見られますが、転売物件には手頃な価格で購入できる可能性があります。新築物件の購入は慎重に考えるべきですが、中古物件であれば投資チャンスがあるかもしれません。
また、セミリタイアを考えている方には、フィリピンのSRRV(特別居住退職者ビザ)がおすすめです。取得費用は約2万ドル(約230万円)と比較的安く、ビザ更新手数料も年間360ドル(約4,150円)と手頃です。このビザを取得すれば、インターネットビジネスで収益を上げている方や、ある程度の資産がある方は、フィリピンで自由なセミリタイア生活を楽しむことができます。
簡単な振り返りと最後の挨拶
今回は、セブ留学をおすすめする5つの理由についてご紹介しました。フィリピンは英語学習者にとって、言語の習得や環境、コスト面でとても魅力的です。聞き取りやすい英語を話す環境、手頃な費用でのマンツーマンレッスン、美しいビーチでのリフレッシュ、そして将来的な投資やセミリタイアの選択肢など、多くのメリットがあります。
これから英語学習を始める方や留学を考えている方は、ぜひフィリピンのセブを候補に入れてみてください。学びと成長、そして新しい出会いに満ちた体験が待っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!英語学習の成功をお祈りしています。
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