こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。英語学習者にとって、「won’t」はよく使われる表現の一つです。この単語は「will not」の短縮形で、日常会話や文章で頻繁に登場します。今回は「won’t」の使い方や例文を解説し、スムーズなコミュニケーションに役立てましょう。それでは、まいりましょう。
目次
“won’t”と”will not”の違い
“won’t”も”will not”もまったく同じように使われるのですが、違いは”won’t”は”will not”の省略形であることでカジュアルな言い回しになっています。だからエッセイやメールなどのでは”will not”を使い、会話やチャット、そして対話形式の文章では”won’t”を使いましょう。
won’tの使う場面
1. 予想・予測するとき
テスト前に…
明日は雨が降らないだろう。
「won’t」は、未来に対する予測や確信を表現するのにも使用されます。こちらは単純未来として使う”will”でよく”be going to”と比較されますが、否定形で未来に起こりうる出来事を伝えるときに使います。
2. 約束をするとき
同棲中の彼氏に…
わかったわかった、吸わないよ。
2と3に関しては、単純未来ではなく”will”に「意志」が入ることで場面によって約束、提案や要求を断るときに使うことができます。初めのうちはなかなかつかめないかもしれませんが、相手が言った”won’t”が2なのか3なのかは文脈で判断することになります。
3. 要求や誘いをこばむとき
友人と旅行を計画していて…
2で少し触れましたが、例文のように「主語」が誰かからの要求や提案を拒むときにも使われます。またこの場合の”won’t”は人だけでなく下記例文のように「物」があたかもこちらの要求を拒むかのように使うこともできます。
友人へ…
エンジンをかけてんだけど、車が動かないな。
ごめん、今日はランチには参加しません。
また、「won’t」は提案や誘いを断る時にも利用されます。
“won’t”と”don’t”の違い?
マイクが大学に行っているか聞かれて…
大学に行ってません。
マイクが大学へ意志はあるのか聞かれて…
大学に行く予定はありません。
現在形と未来形のニュアンスの違いになりますが、現在形は「昨日も今日も明日も起こること」を表すとき(これ以外にも使い方はあるよ)に使われますので、1つ目の例文の場合昨日も今日も明日も大学に行かないということなので今は入学していないということになります。
それに対して”won’t”は先ほど紹介したように「予測」か「意志」が入るので例文のように「行く予定がない」のかまたは状況によっては「行きたくない」ということになります。
関連する語彙
Refuse (拒否する)
- I won’t refuse your request.
- (私はあなたのリクエストを拒否しません。)
Decline (断る)
- She won’t decline the invitation.
- (彼女はその招待を断りません。)
Determine (決定する)
- We won’t determine the winner until next week.
- (勝者を決定するのは来週まで待ちます。)
押さえておくべきポイント
使い分け注意
「won’t」は主に口語表現で使われます。正式な文章やビジネス文書では、「will not」を使用する方が適切です。
丁寧な断り方
「won’t」は断りを表現する際に使われますが、相手に対して失礼にならないように注意が必要です。文脈に合わせて使いましょう。
won’tに関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「won’t」はシンプルながらも重要な表現です。意志の表現や未来の出来事に関する会話で活用して、自分の英語表現を豊かにしましょう!それでは、See you around!
won’t について。
“Won’t you sit down?” — 相手に何かを薦める 用法があるのではないですか?
Tanaka様
コメントありがとうございます。
少々混乱を招く記事になっており申し訳ありませんでした。結論からお伝えすると、Tanaka様のおっしゃる通りWon’t you 〜?で相手に何かを進めるときにも使うことができます。今回の記事では修正させていただきましたが、主語 + won’t 〜.”の場合に限らせていただいておりました。
その他にもご質問等あればいつでもコメントください。
どうぞよろしくお願いします。
RYO