こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
英語を勉強していると、
「知っている単語なのに、ネイティブが話すと全然聞き取れない」
ということがありますよね。
僕自身、英語を話し始めたころ、まさにこれでかなり苦労しました。
たとえば help。
文字を見ればもちろん知っている単語なのですが、実際の会話では「ヘルプ」というより、僕には「ヘル」のように聞こえていました。
そして friend も同じです。
学校では「フレンド」と覚えていたので、ネイティブが会話の中で「フレン」のように発音すると、最初は何を言っているのかまったく見当がつきませんでした。
「今の単語なんだった?」
という感じです。
でも、これは僕のリスニング力が特別低かったからではありません。
英語では、単語の最後にある p・t・k・b・d・g などの音を、日本語のようにはっきり最後まで発音しないことがよくあるからです。
この記事では、
– なぜ help が「ヘル」のように聞こえるのか
– なぜ friend が「フレン」のように聞こえるのか
– 英語の語尾の p・t・k・b・d・g が聞こえにくい理由
– ネイティブ英語を聞き取るためのコツ
を、僕自身の経験も交えながらわかりやすく紹介します。
「知っている単語なのに聞き取れない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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▶︎ father・farther・furtherの違いと使い分けをわかりやすく解説
- 1 helpが「ヘル」、friendが「フレン」に聞こえた僕の体験
- 2 まずはhelpのネイティブ発音を聞いてみよう
- 3 friendが「フレン」のように聞こえる理由
- 4 なぜ英語の語尾のpやdは聞こえなくなるの?
- 5 「語尾の音が消える」と覚えるだけでは不十分
- 6 pだけじゃない|語尾のt・k・b・d・gも聞こえにくくなる
- 7 日本人がネイティブ英語を聞き取れない大きな理由
- 8 語尾が聞こえなくても、無理に全部聞こうとしなくていい
- 9 ネイティブの発音を聞き取れるようになる3つの練習方法
- 10 実は「知っている単語が聞こえない」は英語上達のチャンス
- 11 まとめ|helpやfriendの語尾は「消える」のではなく弱くなる
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helpが「ヘル」、friendが「フレン」に聞こえた僕の体験
僕が英語を学び始めたころは、基本的にスペルから想像した音で英語を覚えていました。
そのため、
help → ヘルプ
friend → フレンド
という音が頭の中に完全にできあがっていました。
ところが、実際にネイティブと話してみると違います。
help が「ヘル」っぽく聞こえたり、friend が「フレン」っぽく聞こえたりする。
最初は、
「知らない単語を使っているのかな?」
と思うくらいでした。
でも英文を見ると、
> Thank you for your help.
だったり、
> This is my friend.
だったりする。
「いや、知ってる単語やん」
となるわけです。
この経験から気づいたのが、英語はスペル通りに一文字ずつハッキリ発音されるわけではないということでした。
特に重要なのが、今回紹介する語尾の子音です。
まずはhelpのネイティブ発音を聞いてみよう
引っ越しを手伝ってもらって……
手伝ってくれてありがとう。
もちろん。いつでもどうぞ。
ここで注目してほしいのが、help の最後の pです。
日本語の「ヘルプ」のように、
ヘ・ル・プ
とはっきり区切って発音するわけではありません。
実際には、最後の p の口の形を作りながら、強く「プ」と破裂させないことがあります。
そのため、日本人の耳には、
「ヘル」
のように聞こえることがあります。
friendが「フレン」のように聞こえる理由
次は friend です。
パーティーで友人を紹介して……
こちらは友達のウィルです。
はじめまして。リョウです。
ここでもポイントは最後の d。
日本語では「フレンド」と、最後に「ド」という母音を含んだ音をつけます。
ところが英語では、d のために舌を所定の位置に置いても、強く「ド」と発音しないことがあります。
そのため、
friend →「フレン」っぽく聞こえる
という現象が起きます。
僕が最初に聞いたときも、本当に「フレン」のようにしか聞こえず、
friend だとはまったく気づきませんでした。
なぜ英語の語尾のpやdは聞こえなくなるの?
ここで少しだけ発音の仕組みを見てみましょう。
p・b・t・d・k・g のような音は、空気の流れをいったん止めてから出す破裂音と呼ばれるグループです。
たとえば p なら、
1. 唇を閉じる
2. 空気を止める
3. 唇を開いて空気を出す
という流れで作ります。
ところが英語では単語の最後にこうした音が来ると、3番目の「空気を一気に出す部分」が弱くなったり、省略されたりすることがあります。
これを知っているだけでも、リスニングはかなり変わります。
つまり、
p が完全になくなったわけではないけれど、日本語の「プ」のようには聞こえない
ということです。
同じことが d や t、k などでも起こります。
「語尾の音が消える」と覚えるだけでは不十分
初心者向けには「最後の p や d は消える」と説明されることがあります。
ただ、厳密には完全に音がなくなっているとは限りません。
たとえば help の p なら、唇は閉じています。
friend の d なら、舌は d を発音する位置まで動いています。
つまり、
音を作る準備はしているけれど、日本語のように最後まで強く出していない
というイメージです。
ここがわかると、自分で英語を発音するときにもかなり自然になります。
pだけじゃない|語尾のt・k・b・d・gも聞こえにくくなる
この現象は help の p や friend の d だけではありません。
英語では、次のような子音が単語の最後に来たときも、かなり弱く聞こえることがあります。
– p
– b
– t
– d
– k
– g
それぞれ例を見てみましょう。
語尾がp|help
> Thank you for your help.
日本人の感覚では「ヘルプ」ですが、実際の会話では最後の p が強く破裂せず、「ヘルッ」のように途中で止まった感じに聞こえることがあります。
大切なのは「プ」という日本語の母音を足さないことです。
語尾がb|job
> Good job.
「グッド・ジョブ」と一音ずつ強く発音するよりも、実際の会話では最後の b がかなり弱くなります。
唇を閉じて b の形を作りますが、必ずしも強く「ブ」と言う必要はありません。
語尾がt|accent
オーストラリア人の友人に……
君のアクセント、いいね。
accent の最後の t も、日本語の「ト」のようにはっきり発音されないことがあります。
特に会話スピードが上がると、最後の t はかなり聞こえにくくなります。
語尾がk|back
少し席を外すときに……
すぐ戻るよ。
back の最後の k も、「バック」と日本語のように母音をつけて発音しません。
舌の奥で空気を止めて、k を作ったところで終わるような感覚になることがあります。
語尾がg|big
友人の家に遊びに来て……
大きな家だね。
big の g も、日本語の「ビッグ」の「グ」のようには聞こえないことがあります。
さらに big house のように次の単語が続くと、英語は単語を一つひとつ切って発音しないため、より聞き取りにくくなります。
日本人がネイティブ英語を聞き取れない大きな理由
ここまで読んで、
「学校で習った発音と違うじゃないか」
と思った方もいるかもしれません。
実は、日本人がネイティブ英語を聞き取れない原因の一つがここにあります。
僕自身もそうでしたが、日本語では英単語を、
help → ヘルプ
friend → フレンド
back → バック
のように覚えることが多いですよね。
ところが、日本語は基本的に「子音+母音」で音を作るため、英語には本来ない母音まで頭の中で追加してしまいます。
たとえば、
help の p →「プ」
friend の d →「ド」
back の k →「ク」
です。
そして頭の中にある音と実際の英語の音が違うため、
知っている単語なのに聞き取れない
という現象が起こります。
僕自身、「語彙力が足りない」と思っていた時期がありました。
でも実際には、単語自体は知っていました。
自分が覚えている音と、実際に使われる音が違っていただけだったんです。
これはリスニングを伸ばすうえで、かなり大きな気づきでした。
語尾が聞こえなくても、無理に全部聞こうとしなくていい
英語学習をしていると、
「すべての音を一音ずつ聞き取らないといけない」
と思ってしまいがちです。
でも、実際の会話ではそうではありません。
ネイティブ自身も、一つひとつの音を教科書の音声のようにはっきり発音しているわけではありません。
そのためリスニングでは、
「p が聞こえなかった」
と考えるより、
「この位置では p が弱くなる可能性がある」
と知っておくほうが大切です。
たとえば、
> Thank you for your hel…
と聞こえても、
前後の文脈から、
「あ、help だな」
と判断できれば十分です。
リスニングは「すべての音を聞くゲーム」ではなく、聞こえた音と文脈から意味を組み立てる作業でもあります。
ネイティブの発音を聞き取れるようになる3つの練習方法
では、このような英語を聞き取れるようになるにはどうすればいいのでしょうか。
僕がおすすめするのは、次の3つです。
1.カタカナ発音と実際の英語を比べる
まず、
自分が思っていた音と実際の音の違い
に気づくことです。
たとえば、
help → ヘルプだと思っていた
↓
実際は最後の p がかなり弱い
friend → フレンドだと思っていた
↓
実際は d がほとんど聞こえないことがある
という感じです。
この「音のズレ」に気づくだけでも、その単語は次回からかなり聞き取りやすくなります。
2.聞くだけではなく、自分でも発音してみる
リスニングを伸ばしたいなら、実際に自分でも発音してみてください。
これは僕自身、英語学習を続けてきてかなり重要だと感じているところです。
help を「ヘルプ」と言うのではなく、
最後に唇を閉じて p を作り、強く「プ」と言わずに止める。
friend なら、
最後に d の舌の位置を作り、「ド」という母音を追加しない。
自分でその音を作れるようになると、相手が同じ発音をしたときにも気づきやすくなります。
3.文章の中で練習する
単語だけで、
> help
> friend
> back
と練習するのも悪くありません。
ただし実際の会話では必ず前後に単語があります。
そのため、
> Thank you for your help.
> This is my friend.
> I’ll be back in a minute.
のように、文章の中で音を確認するほうがおすすめです。
英語は単語と単語がつながることで、さらに音が変化するからです。
実は「知っている単語が聞こえない」は英語上達のチャンス
僕自身、昔は help が「ヘル」、friend が「フレン」のように聞こえるたびに、
「自分はリスニングが苦手なんだ」
と思っていました。
でも今振り返ると、これはむしろ大切な学習材料でした。
知らない単語が聞き取れないのは当然です。
一方、
知っている単語なのに聞き取れない場合は、自分の中にある「音の記憶」が実際の英語とズレている可能性があります。
つまり、そのズレを1つずつ修正していけばいいわけです。
help が聞こえなかった。
friend が聞こえなかった。
back が聞こえなかった。
こうした経験を積み重ねることで、徐々に「実際に話される英語」が耳に入るようになってきます。
僕自身も、この繰り返しで少しずつネイティブの英語が聞き取りやすくなっていきました。
まとめ|helpやfriendの語尾は「消える」のではなく弱くなる
今回は、help や friend のネイティブ発音がなぜ「ヘル」「フレン」のように聞こえるのかを紹介しました。
ポイントはシンプルです。
英語では単語の最後にある p・b・t・d・k・g などの破裂音を、日本語のようにはっきり最後まで出さないことがあります。
そのため、
help →「ヘル」のように聞こえる
friend →「フレン」のように聞こえる
back →「バック」の「ク」がほとんど聞こえない
といったことが起こります。
ただし、音そのものが完全になくなっているとは限りません。
口や舌はその子音を作る位置にありながら、最後の破裂を弱くしていることがあります。
僕自身も最初は「ヘル」「フレン」としか聞こえず、何を言っているのかまったくわかりませんでした。
でも、この仕組みを知ってからは、
「英語はこういうふうに聞こえるんだ」
と少しずつ耳が慣れていきました。
もし「知っている単語なのにネイティブの英語が聞き取れない」と感じているなら、語彙力だけを疑う必要はありません。
自分が覚えている音と、実際の英語の音にズレがないか
ぜひ意識してみてください。
この違いに気づくことが、リスニング力を伸ばす大きな一歩になります。
関連記事
helpだけでなく、英語では「スペルで想像していた音」と「実際の会話で聞こえる音」が違うケースがたくさんあります。関連記事もあわせて読むと、ネイティブ英語の音の変化がよりつかみやすくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、See you again!









































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