「お疲れ様」って英語で何と言う?
日本語で「お疲れ様」は、仕事を終えたときや誰かが頑張ったときに使う表現ですよね。特に職場では「お疲れ様です!」と声をかけることがよくあります。でも、実はこの「お疲れ様」にピッタリの英語表現は存在しません。
英語では、相手がどんな状況なのかや、どのようなニュアンスを伝えたいかによって、使う表現を変える必要があります。そこで、いくつかのシーン別に「お疲れ様」を英語でどう表現するのかを見ていきましょう。
1. 一日の仕事を終えた同僚や部下に「お疲れ様!」
- “Good job today!”
和訳:「今日はよく頑張ったね!」 - “Great work!”
和訳:「素晴らしい仕事でした!」 - “You did a fantastic job!”
和訳:「本当に素晴らしい仕事ぶりでした!」
これらのフレーズは、相手の頑張りを認めて「よくやったね!」とねぎらう表現です。特に、一緒に働いている同僚や部下に向けて使うと、相手のモチベーションを上げることができます。
2. 誰かが退社する時に「お疲れ様!」
- “Have a good evening!”
和訳:「お疲れ様!良い夜を過ごしてね!」 - “Take care!”
和訳:「お疲れ様!気をつけてね!」 - “See you tomorrow!”
和訳:「お疲れ様!また明日ね!」
退社時に使うこれらの表現は、相手に「お疲れ様、あとはゆっくり休んでね」と伝えるニュアンスがあります。英語では「お疲れ様」という言葉自体は使いませんが、帰り際の挨拶として自然なフレーズです。
3. 会議やプレゼンの後に「お疲れ様!」
- “Thanks for your hard work!”
和訳:「お疲れ様!ご苦労様でした!」 - “That was a great presentation!”
和訳:「お疲れ様!素晴らしいプレゼンでした!」 - “I appreciate your effort.”
和訳:「お疲れ様!努力に感謝します。」
これらのフレーズは、会議やプレゼンなど特定の仕事を終えた後に相手の努力をねぎらう時に使います。上司や取引先などに対しても使いやすい表現ですので、丁寧に感謝の気持ちを伝えたい時におすすめです。
4. 頑張っている人に向けて「お疲れ様!」
- “Well done!”
和訳:「お疲れ様!よくやったね!」 - “Keep up the good work!”
和訳:「お疲れ様!その調子で頑張ってね!」
このような表現は、頑張っている人に「そのまま頑張り続けてね!」と応援する気持ちを込めて使います。特に部下や後輩に対して、ポジティブなフィードバックを伝えたい時にぴったりです。
5. まとめ
英語には、日本語の「お疲れ様」に完全に一致する言葉はありません。でも、相手の状況や伝えたい気持ちに応じて、適切な英語表現を選ぶことができます。仕事を終えた同僚に感謝の気持ちを伝えたり、会議の後に「よくやったね」と労ったりと、シーンごとにフレーズを使い分けてみましょう!
ぜひ今回のフレーズを覚えて、職場で英語を使うときに自然に「お疲れ様」を伝えてみてくださいね。
丁寧に伝えたい時の「お疲れ様」表現
ビジネスシーンで、上司や取引先に「お疲れ様です」と声をかける時、普段の会話よりも少しフォーマルな表現が求められます。日本語では「お疲れ様です」というだけで相手への敬意が伝わりますが、英語ではそのままの表現がないので、相手の努力に感謝する気持ちを表すフレーズを使うのがポイントです。
以下、丁寧に「お疲れ様」を伝えたい時に役立つフレーズをいくつか紹介します。
1. I appreciate your hard work.
和訳: 「お疲れ様です。お力添えに感謝します。」
この表現は、相手の努力や協力に対して感謝を伝えたいときに使えます。たとえば、上司がプロジェクトを成功に導いてくれた時や、取引先のサポートがあった時に「あなたの働きに感謝しています」と丁寧に伝えられます。
2. Thank you for your efforts.
和訳: 「お疲れ様です。ご尽力いただきありがとうございます。」
「efforts」という単語には「努力」という意味があり、相手の頑張りに対して感謝するニュアンスが含まれています。特に、長期間にわたる仕事やプロジェクトが終わった時に相手の努力をねぎらう際に最適です。
3. I really appreciate your support.
和訳: 「お疲れ様です。サポートいただき、本当に感謝しています。」
このフレーズは、誰かのサポートや助けに対して感謝を伝えたい時に使えます。取引先があなたのチームをサポートしてくれた時や、上司が特別なアドバイスをくれた時などに、丁寧に「お疲れ様」と感謝の気持ちを伝えることができます。
4. I’m grateful for your dedication.
和訳: 「お疲れ様です。ご尽力に感謝しています。」
「dedication」は「献身的な努力」を意味します。プロジェクトや業務に対して、相手が特に一生懸命取り組んでくれたと感じた時に使うと、感謝の気持ちがより深く伝わります。
5. Thank you for your continued support.
和訳: 「お疲れ様です。いつもサポートいただき、ありがとうございます。」
取引先やビジネスパートナーなど、日頃から協力してくれている相手に向けて使うと効果的です。「いつもありがとうございます」というニュアンスが含まれており、長いお付き合いを大切にしたい気持ちを伝えられます。
まとめ
上司や取引先に「お疲れ様です」と伝えるときには、相手の働きやサポートをしっかりと認めて感謝する言い方を選びましょう。「Thank you」や「I appreciate」が含まれたフレーズを使うことで、丁寧かつフォーマルに相手の努力に感謝の気持ちを表すことができます。
ぜひ、相手の立場やシチュエーションに合わせてこれらの表現を使い分けてみてくださいね!
英語ネイティブがよく使う「お疲れ様」に近い表現
英語のネイティブスピーカーも、相手の努力をねぎらったり、成果を称賛するためのフレーズをよく使います。これらの表現は、日本語の「お疲れ様」と同じように相手の頑張りを認め、感謝や労いの気持ちを伝えるのに役立ちます。シンプルなフレーズが多いので、覚えておくとすぐに使えて便利ですよ!
1. Well done!
和訳: 「お疲れ様!よくやったね!」
「Well done」は、誰かが仕事やプロジェクトを終えたとき、または何か素晴らしい成果を出したときに使う表現です。相手の成果を褒める時に使えるので、上司や同僚に「頑張ったね!」という気持ちを伝えるのにピッタリです。
例文
- “Well done on finishing the report so quickly!”
和訳: 「レポートをこんなに早く仕上げて、お疲れ様!」
2. Keep up the good work!
和訳: 「お疲れ様!その調子で頑張ってね!」
このフレーズは、今までの頑張りをねぎらいながらも、今後もそのペースで頑張り続けてほしいという応援の気持ちが込められています。相手のモチベーションを維持するために、同僚や後輩に対してよく使われる表現です。
例文
- “Your performance has been excellent. Keep up the good work!”
和訳: 「君のパフォーマンスは本当に素晴らしいよ。その調子で頑張ってね!」
3. Nice job!
和訳: 「お疲れ様!いい仕事したね!」
「Nice job」は、カジュアルでフレンドリーな表現です。誰かがちょっとした仕事を終えたときや、少し頑張ったことに対して気軽に「よくやったね!」と伝えるのに使えます。同僚同士や友達同士での会話でも自然に使えます。
例文
- “Nice job on the presentation today!”
和訳: 「今日のプレゼン、お疲れ様!すごくよかったよ!」
4. Great effort!
和訳: 「お疲れ様!すごく頑張ったね!」
「Great effort」は、結果よりもその過程を評価する時に使う表現です。たとえ成功していなくても、一生懸命努力した相手を労いたいときに使います。「失敗しても頑張ったよね」というニュアンスが含まれており、優しい労いの気持ちを伝えることができます。
例文
- “Great effort on completing the project under such tight deadlines!”
和訳: 「あんなに厳しい締め切りだったのに、プロジェクトを終わらせるなんてお疲れ様!すごく頑張ったね!」
5. Hats off to you!
和訳: 「お疲れ様!本当にすごいね!」
「Hats off to you」は、文字通り「帽子を取る」という意味から、「あなたを称賛します」という意味で使われる表現です。特に、誰かが困難な状況を乗り越えた時や、すごく頑張ったことに対して「尊敬します」といった感謝や感動を伝えたい時に使えます。
例文
- “Hats off to you for handling that tough client so well!”
和訳: 「あの厄介なクライアントをあんなにうまく対応して、お疲れ様!すごいね!」
まとめ
ネイティブが使う「お疲れ様」に近い表現は、場面によって使い分けることが大切です。特に相手を称賛したいときや、モチベーションを維持してほしいときには「Well done」や「Keep up the good work」を使って、相手の頑張りを素直に褒めてみましょう。
これらのフレーズを覚えておけば、自然な英語で「お疲れ様」を伝えられるようになりますよ!ぜひ、いろんなシーンで使ってみてくださいね。
まとめ:シーンに応じて「お疲れ様」を上手に使い分けよう
英語には、日本語の「お疲れ様」にピッタリ当てはまる言葉がないため、相手や状況に合わせたフレーズを使うことが大切です。でも、だからこそ伝えたい気持ちやシチュエーションに応じて、自分らしい表現ができるとも言えます。
ポイントは、相手にどう伝えたいかを考えること。 努力を褒めたいのか、感謝を伝えたいのか、または「頑張ったね」とねぎらいたいのか。これを意識するだけで、より自然で気持ちのこもった英語表現ができるようになります。
例えば、以下のようにシーンごとに使い分けてみましょう:
- 仕事を終えた同僚や部下に:
“Good job today!”(今日はお疲れ様!)
“Great work!”(よくやったね!) - 誰かが帰る時に:
“Take care!”(お疲れ様!気をつけてね!)
“Have a good evening!”(お疲れ様!良い夜を!) - プレゼンや会議の後に:
“That was a great presentation!”(お疲れ様!素晴らしいプレゼンでした!)
“Thanks for your hard work.”(お疲れ様です。ご苦労様でした。) - 上司や取引先に:
“I appreciate your support.”(お疲れ様です。サポートに感謝します。)
“Thank you for your efforts.”(お疲れ様です。ご尽力いただきありがとうございます。)
シーンや相手に応じて少しずつフレーズを工夫するだけで、より伝わる英語表現ができます。相手の状況に合わせてフレーズを選び、あなたの「お疲れ様」をしっかり伝えましょう!
ぜひ、色々なフレーズを覚えて、シーンに合わせた「お疲れ様」を英語で上手に使いこなしてみてくださいね!
代表RYOが動画で解説
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