こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は、経験者が語る!国際結婚に必要なリアルな英語力とそれより大事なことについてお話します。この記事を読めば国際結婚のイメージや必要な英語力がわかります。
僕自身、以前フィリピンのIT企業に勤務していた頃に職場の同僚だった妻(フィリピン人)と出会い3年間恋愛し結婚して2年弱立ちましたが、その経験も踏まえているので信憑性の高い記事になっていると思います。また実践英語のオンラインコーチングを仕事にしていることもあるので、具体的な英語レベルにも弊社のレベル表を元に触れていきます。それでは、まいりましょう。
※相手国が英語圏または非英語圏でも英語力(デンマーク、シンガポール、フィリピンなど)が高い場合に限ります。
国際恋愛はベーシックレベルでOK
国際恋愛の場合は、最低気持ちが通じれば言葉がわからなくても大丈夫と感じる方も少なくありません。確かにそれも正しくて個人的にも実際そういったカップルを見てきているので片言の英語でも気持ちが通じれば全然可能だと思っています。
ただ自分も含めていろいろな人の話を聞くと、将来結婚まで繋げらるような関係を作っていきたいと考えているなら最低でも恋愛する段階でベーシックレベルの英語力はあったほうがいいでしょう。
具体的な数字でいうと英検3〜2級レベルまたTOEIC500点〜700点あたりになります。そしてRYO英会話のレベル表でいえば、最低でもステージ3と4あたりはクリアしておきたいところです。
恋愛ですからお互いかなり盛り上がっていていいところしか見えない状態ですので、ステージ3であっても相手は逆にそれをストレスと感じずに楽しんでお付き合いできるのではないでしょうか。
でもそれがずっと続くとなるとストレスになってきて負担になってくる可能性は高いです。ステージ4のレベルへ突入するとお互いの気持ちも言い合える程度になるので真剣な関係へと発展していく可能性も出てくるでしょう。
国際結婚に必要な英語力
- ステージ8: 全体的に消極的だか必要最低限の関係構築や自己主張そして聞き取り可能
- ステージ9 : よい関係性を意識して積極的な自己主張や相手を理解するための聞き取り可能
RYO英会話のレベル表より
現在僕は国際結婚2年目なので経験値をあげている状況で、言語面にストレスなく国際結婚を送るにはRYO英会話のレベル表でいうとステージ8と9ぐらいの英語力は必要になってきます。
これはもう語学力というよりグローバルで使える英語のコミュニケーション能力といってよくてこのあたりはもうTOEICや英検テストでは測れない実践英語になってきます。結婚となると様々な問題、文化面や経済面、そしてパーソナルな問題に直面しますが、そのときに自分の英語力で問題を解決していくことになります。
さらに結婚すると彼/彼女の友達、両親などとも英語でのコミュニケーションが必要になってきたり、また彼/彼女の国に住むことになった場合は子供ができれば学校の先生、医者、役所関係の人、仕事関係の人との会話が絶対的に必要になります。
そういった場面で関係構築に必要なわかりやすく相手に伝える力や自己主張力、傾聴力そして配慮などのスキルが当たり前に必要になってきます。
2007年の統計になりますが、国籍が異なる場合の離婚率は約45%となっており、日本人同士の離婚率である約35%を統計上10パーセントも上回っていますが、その一つの原因が言語面です。なので国際結婚を成功させたいという気持ちがある方は、この言語面(文化的な面も入ります)をまずクリアしておくことは必須だと個人的に思います。
英語力より大事な2つのマインド
それでは、ここからは英語のコミュニケーション力という観点で英語力(語学力)より大事な2つのマインドについてお話します。
1. 腹を割ってとことん話すことが大事
恋愛とケンカは、英語を飛躍的に伸ばすマジックの記事でもお伝えしていますが、現状の英語レベルがどれぐらいかにかかわらず腹を割って話すことは国際恋愛でも結婚の場合でもとても大切です。わかってくれるだろうでは絶対にダメです。
日本人同士と比べて認識のずれや文化の違いがあるし、察する文化ではないのでとにかく感情や気持ち、そして考え方を客観的にも主観的にも伝えることでお互いの理解も深めること、そしてそうすることでさらに英語力も飛躍的にアップすることは間違いありません。
飛躍的に英語を伸ばせる人というのは、やはりこの「相手に伝えたい気持ち」というのが普通の人より強い傾向があります。それを恋愛や結婚に活かせると関係性の向上だけでなく将来的なキャリアの幅も広がりますね。
2. 文化的な考え方?それとも個人的な考え方?
国際結婚の離婚の大きな原因の一つが相手の個人的な考え方を理解できず、それを安易に文化の問題にしてしまっているということがわかっています。僕も今の妻と付き合う前に国際恋愛を経験しましたが、完全にこのパターンに陥ってしまいケンカした時は簡単に文化のせいにして最終的にはうまくいかず別れてしまいました。
確かに文化の違いで理解できず口論になる可能性はありますが、まずそれが個人的な考え方なのか文化的なものによるのか見極める必要があります。文化的であればそれはそもそも口論の対象にするのは間違っていて受け入れる必要がありますし、そうでなければ話し合って解決策を見つけることになります。
という意味では相手の文化を先によく理解しておくことは賢明です。その上で話し合いができればよい関係性を築いていけるのではないかと思っています。もしどうしても受け入れられない場合は、相手に変わってもらうより自分が変わったほうがよいですが、それが無理なら諦めることも一つの選択肢です。
まとめ
ではお話したことを簡単にまとめておきますので、振り返りにご利用いただけると幸いです。
- 国際恋愛はベーシックレベルでOK
- 国際結婚に必要な英語力
- 英語力より大事な2つのマインド
- 1. 腹を割ってとことん話すことが大事
- 2. 文化的な考え方?それとも個人的な考え方?
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が、経験者が語る!国際結婚に必要なリアルな英語力とそれより大事なことでした。それでは、See you around!
RYO英会話のレベル表より