こんにちは!RYO英会話ジムです。
今回は、「急かしてすみません」というフレーズについてお伝えします。
この言葉は、相手に何かを急いでほしい時に使いながら、失礼にならないように配慮するための一言ですよね。
ビジネスシーンでも日常会話でも、よく耳にする表現です。
では、この「急かしてすみません」、英語ではどう伝えればいいのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
🚫 よくある失敗エピソード:”ASAP”を使って冷たく聞こえてしまった話
私が英語を学び始めた頃、“I need this ASAP.” という表現を覚えて、とにかく早くお願いしたい時にバンバン使っていました。
ある日、取引先の担当者に「ASAPでお願いします!」とメールしたところ、なんと返信が来ない…。
後でネイティブの同僚に聞いたところ、ASAPをそのまま使うと「命令口調」「圧が強い」と感じる人もいると教えてもらいました。
日本語でも、「できるだけ早くやって!」とだけ言われると、ちょっと冷たい印象になりますよね。
そこから私は、“I’m sorry to rush you, but I need this ASAP.” とか
“Could you prioritize this, if possible?” など、気遣いのひと言を添えるようになりました。
英語も、伝え方ひとつで相手の印象が大きく変わるんだと痛感した出来事でした。
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急ぎのお願いをするときだけでなく、会話を中断するときのマナー表現も知っておくと、よりスムーズなコミュニケーションができます。
▶️【会話の中断にもマナーを!】会話の中断にもマナーを!”Sorry to interrupt”の正しい使い方
基本フレーズ
Sorry to rush you
「急かしてすみません」
相手を急がせたいときに、失礼にならないように配慮しつつ伝えるときに使える定番フレーズです。
【例文①】部下に対して
💬 I’m sorry to rush you, but we need these documents as soon as possible.
→ 急がせてごめんだけど、できるだけ早くこの資料が必要なんだ。
【例文②】同僚に対して
💬 I’m sorry to rush you, but we need to leave right now.
→ 急かしてすみませんが、もう出発しないといけません。
【補足】Sorry for rushing you / Sorry for the rush との違い
似た表現に
Sorry for rushing you
Sorry for the rush
もあります。
✅ Sorry to rush you → これから急かすとき
✅ Sorry for rushing you → すでに急かした後、または急かしている最中
✅ Sorry for the rush → 状況がバタバタしてしまってごめん、というニュアンス
微妙な違いですが、使い分けるとさらに自然な英語になります。
➡️ この「I’m sorry to 〜」と「I’m sorry for 〜」の違いについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!
その他の関連フレーズ
I apologize for the urgency.
「緊急で申し訳ありません」
ビジネスメールなど、よりフォーマルな場面でよく使われます。
💬 I apologize for the urgency, but we need this done by today.
→ 緊急で申し訳ありませんが、今日中にこれを終わらせる必要があります。
Sorry to press you, but…
「急かして申し訳ありませんが…」
プレッシャーをかけてしまうことに配慮しながら使う表現。
💬 Sorry to press you, but can you confirm the meeting time?
→ 急かして申し訳ありませんが、会議の時間を確認してもらえますか?
🔥 まとめ
フレーズ | シーン | ニュアンス |
---|---|---|
Sorry to rush you | カジュアル〜ビジネス | これから急かす時 |
Sorry for rushing you | ビジネス〜カジュアル | すでに急かした後、またはその最中 |
I apologize for the urgency | フォーマル | 緊急の事情を伝えつつ丁寧に謝罪する時 |
Sorry to press you | 丁寧にプレッシャーをかける時 | 重要事項・期限が迫っている場面など |
相手への気遣いを込めつつ、上手に使い分けてみてくださいね!
音声を聞く
Sorry to rush you
部下に…
急がしてごめんだけど、できるだけ早くこれらの資料が必要なんだ。
クライアントへ会いにいく必要があって一緒に同伴する同僚へ…
急かしてすいませんが、もう出てないといけませんよ。
それぞれの使用頻度は以下のようになります。Sorry to rush youが一番使われていますね。

I apologize for the urgency.
緊急で申し訳ありませんが、今日中にこれを終わらせる必要があります。
Sorry to press on you, but…
急かして申し訳ありませんが、会議の時間を確認してもらえますか?
【実際の英会話シーンの具体例】
シチュエーション
あなたがプロジェクトマネージャーで、デザイナーのジョンに今日中にデザイン案を送ってほしいとお願いしたいとき。
会話例
あなた:
Hi John, I hope you’re doing well.
I’m sorry to rush you, but could you send me the design drafts by this afternoon?
We have a meeting with the client tomorrow morning.
ジョン:
Of course! I’ll prioritize it and get them to you by 3 PM.
あなた:
Thank you so much. I really appreciate your quick help.
【会話で自然に使うコツ】
ポイントを3つにまとめました!
✅ ① 最初に相手を気遣う一言を入れる
いきなり「急いで!」と言うと角が立つので
“I hope you’re doing well.” や “I hope this message finds you well.” を先に。
✅ ② なぜ急いでいるのかを伝える
ただ「急いで」と言うより、理由を添えると相手も納得しやすいです。 例)
We have a meeting with the client tomorrow morning.
(明日クライアントとの打ち合わせがあるので)
✅ ③ 感謝の気持ちを最後に伝える
急かしたまま終わらず、必ず感謝を。 例)
Thank you for your understanding.
I appreciate your help.
まとめ
👉「急かす → 理由を伝える → 感謝する」この3ステップで、失礼なく、好印象のまま急かせます!
🚀 英語表現は「知る」だけじゃなく「使って失敗する」ことで身につく
こうしたフレーズを覚えたとき、つい「知って満足」してしまいがちですが、本当に大切なのは、実際に口に出して、失敗しながら身につけることです。
私たち RYO英会話ジム では、このアウトプットと「間違えること」こそが英語習得の最短ルートだと考えています。
実際、多くの日本人は「英語を聞いて理解する力」はあっても、自分の言葉で即座に伝える力がなかなか育ちません。
その原因は、間違えながらアウトプットする「場数」が圧倒的に足りないからです。
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あなたの「伝わる英語」を、一緒に育てていきましょう!
💡 相手に急ぎをお願いするフレーズ
① I need this ASAP.
「これをできるだけ早くお願いします。」
ASAP は “As Soon As Possible”(できるだけ早く) の略。
とても急ぎの時によく使います。
✅ 例文
I need this report ASAP.
→ このレポート、できるだけ早くお願いします。
② Can we expedite this?
「これ、早めることできますか?」
expedite は「促進する・スピードアップする」という意味。
プロセスや手続きなどを早く進めたい時に使えます。
✅ 例文
Can we expedite this process?
→ この手続きを早めることはできますか?
③ Could you prioritize this?
「これを優先してもらえますか?」
他の作業よりも、この案件を先に対応してほしい時に使います。
特にビジネスシーンでよく登場します。
✅ 例文
Could you prioritize this request?
→ この依頼を優先してもらえますか?
🔥 まとめ
フレーズ | 日本語訳 | シーン・ポイント |
---|---|---|
I need this ASAP. | これをできるだけ早くお願いします。 | とにかく急ぎのとき |
Can we expedite this? | これ、早めることできますか? | 手続き・作業のスピードアップをお願いしたいとき |
Could you prioritize this? | これを優先してもらえますか? | 他の作業よりも優先してほしいとき |
場面に合わせて上手に使い分けると、英語での依頼がグッとスムーズになりますよ!
📌 関連する英語語彙
相手に急ぎのお願いをする時によく使われる、キーワードもチェックしておきましょう!
✅ Urgent(緊急の)
とても急ぎで対応が必要なときに使う単語です。
💬 This is an urgent matter that needs your immediate attention.
→ これはあなたの即時の対応が必要な緊急事項です。
✅ Prioritize(優先する)
他のことよりも先に対応してほしい時に使う動詞です。
💬 Please prioritize this task as it’s critical for the project’s success.
→ このタスクを優先してください。プロジェクトの成功にとって重要です。
✅ Deadline(締切)
決められた提出期限・納期のことを指します。
💬 We are approaching the deadline and need to accelerate our efforts.
→ 締切が迫っているので、努力を加速させる必要があります。
🔥 まとめ
単語 | 日本語訳 | 使う場面 |
---|---|---|
Urgent | 緊急の | 今すぐ対応が必要な時 |
Prioritize | 優先する | 他より先に取り組んでほしい時 |
Deadline | 締切 | 期限が近づいている時 |
これらの単語を一緒に覚えておくと、英語で急ぎの依頼をするときにとても役立ちます!
【まとめ】「急かしてすみません」の英語表現
✅ 基本フレーズ
- Sorry to rush you
→「急かしてすみません」(これから急かす時に使う) - Sorry for rushing you
→「急かしてごめんなさい」(すでに急かした後) - Sorry for the rush
→「バタバタさせてごめん」 - I apologize for the urgency
→「緊急で申し訳ありません」(フォーマルな場面) - Sorry to press you
→「急かして申し訳ないですが…」(少しプレッシャーをかける時)
🚫 よくある失敗
“ASAP”だけを使うと 命令口調で冷たく聞こえる ことがあるので、気遣いの一言を添えるのが大切!
例
× I need this ASAP.
◯ I’m sorry to rush you, but I need this ASAP.
💡 その他の急ぎ依頼フレーズ
フレーズ | 日本語訳 | シーン |
---|---|---|
I need this ASAP. | これをできるだけ早くお願いします。 | とにかく急ぎの時 |
Can we expedite this? | これ、早めることできますか? | 手続きや作業をスピードアップしたい時 |
Could you prioritize this? | これを優先してもらえますか? | 他の作業より先にお願いしたい時 |
📌 よく使われる単語
単語 | 日本語訳 | 使う場面 |
---|---|---|
Urgent | 緊急の | すぐに対応が必要な時 |
Prioritize | 優先する | 他のことより先にやってほしい時 |
Deadline | 締切 | 期限が迫っている時 |
🚀 最後に
英語表現は「知るだけ」でなく、実際に使って、失敗しながら身につけることが大切。
RYO英会話ジムでは、たくさん話してアウトプットしながら、「伝わる英語」が最速で身につきます。
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