こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
「〜するのにどのくらいお金がかかりますか?」 は、英語で “How much does it cost to ~?” と言います。
例えば:
✅ How much does it cost to take the exam?
(その試験を受けるのにいくらかかりますか?)
時間がかかる場合は “It takes ~” を使う ので、混同しないように注意しましょう。
それでは、詳しく見ていきましょう!
💡ちなみに、「時間がかかる」場合は “It takes 時間 to ~” という表現を使います。
お金ではなく**時間の「かかる」表現を知りたい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください👇
👉 It takes 時間 to ~ の意味とその使い方をやさしく解説
- 1 失敗から学ぶ:"How much is it?" では伝わらなかった話
- 2 基本のフレーズ:"How much does it cost to ~?"
- 3 "it"は仮主語です
- 4 "cost"は不規則動詞に注意!
- 5 現在形か過去形か、どう見分ける?
- 6 「誰に」いくらかかるかを言いたいとき
- 7 似た表現にも注目!
- 8 会話例で学ぶ:"How much does it cost to ~?" の使い方
- 9 自然に使うためのコツ
- 10 アウトプットと間違いこそ、英語力を伸ばす最大のチャンス
- 11 音声を聞いて練習しよう
- 12 よくあるNG表現&日本人が間違えやすいポイント
- 13 まとめ:間違いを恐れず、でも仕組みはちゃんと理解しよう
- 14 練習クイズ①:正しい英文を選ぼう(文法編)
- 15 練習クイズ②:日本語に合う英語はどれ?
- 16 練習クイズ③:過去形の使い方
- 17 練習クイズ④:「誰にかかるか」の英語表現
- 18 練習クイズ⑤:意味の理解
- 19 「cost」と「take」の違い:どちらも「かかる」だけど意味が違う!
- 20 【cost】=「お金がかかる」
- 21 【take】=「時間・手間がかかる」
- 22 【比較して覚えよう】
- 23 ✅ ワンポイントまとめ
- 24 「How much does it cost to~?」に似た表現も覚えておこう!
- 25 関連語彙も一緒に覚えよう
- 26 まとめ:費用を尋ねる英語表現を使いこなそう!
失敗から学ぶ:”How much is it?” では伝わらなかった話
実体験エピソード:旅行中にちょっと恥ずかしい思いをした話
英語を学び始めた頃、僕がロンドンを旅行していたときのこと。
美術館で特別展のチケットを買おうとしたときに、こう聞きました。
“How much is it?”
すると、受付のスタッフが一瞬「ん?」という顔。
「どのチケットのことを聞いてるの?」という雰囲気でした。
実は僕は、「この展示を見るのにいくらかかりますか?」と聞きたかったんですが、
“How much is it?” だと、目の前にある「もの」や「チケットそのもの」の値段を聞いてるように聞こえてしまったんですね。
より伝わりやすく言うなら、
“How much does it cost to see the special exhibition?”
と聞くのが正解でした。
なぜ失敗したのか?その理由
“How much is it?” はよく使う表現ではありますが、
「具体的に何をするのにかかる費用か」が伝わりにくいのが難点です。
特に何か「サービスを受ける」場合や、「行動にかかる費用」を聞きたい場合には、
“How much does it cost to 〜?” と聞くことで、相手にきちんと意図が伝わります。
この経験から得たこと
このちょっとした失敗をきっかけに、
僕は「費用に関する英語表現」をもっと意識して使い分けるようになりました。
失敗は恥ずかしいものではなく、次にもっと上手く話すための大きなヒントになります。
みなさんもぜひ、失敗を怖がらずどんどん使ってみてください!
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発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
基本のフレーズ:”How much does it cost to ~?”
「〜するのにどのくらいお金がかかりますか?」は、
英語で “How much does it cost to ~?” と表現します。
このフレーズは、何かの費用を尋ねたいときにとても便利です。
例文
How much does it cost to take the exam?
(その試験を受けるのにいくらかかりますか?)
“it”は仮主語です
この文の”it”は、文法的に「仮主語」と呼ばれるものです。
つまり、本当の主語は別にあるということ。
ではどこにあるかというと、
「to take the exam」などの”to+動詞”の部分が本当の主語です。
なぜ”it”を使うの?
英語では、長い主語は文の後ろに置くのが自然です。
頭が長いと読みづらくなるため、仮主語”it”で先に文を始め、
本当の主語を後ろに置くというルールがあるんですね。
“cost”は不規則動詞に注意!
“cost”という動詞は、過去形も過去分詞も”cost”のままです。
よくある間違い
❌ costed(これは間違い)
✅ cost(これが正解)
たとえば、
It cost me $100.(100ドルかかりました)
It costs $50.(50ドルかかります)
現在形か過去形か、どう見分ける?
“cost”は現在形も過去形も形が同じなので、
どちらなのか文脈で判断する必要があります。
ただし、主語が”it”のときはわかりやすいです。
- 現在形なら “costs”(sがつく)
- 過去形なら “cost” のまま
例文で確認
It costs $30 to join.(参加するのに30ドルかかります)
It cost $30 last year.(去年は30ドルかかりました)
「誰に」いくらかかるかを言いたいとき
「誰にいくらかかるのか」をはっきりさせたいときは、
“cost + 人 + お金” の形を使いましょう。
例文
It cost me $200.(私に200ドルかかりました)
It will cost you a lot.(あなたにたくさんお金がかかるでしょう)
似た表現にも注目!
費用を尋ねるときには、他にも以下のような表現があります。
- What’s the price of [名詞]?
例:What’s the price of this bag?(このバッグの値段はいくら?) - How expensive is [名詞]?
例:How expensive is that hotel?(あのホテルってどれくらい高いの?)
会話例で学ぶ:”How much does it cost to ~?” の使い方
レッスン1:日常会話での使い方
A: I’m thinking of getting a gym membership.
B: Oh nice! How much does it cost to join?
A: It costs about $50 a month.
A(和訳): ジムの会員になろうかと思ってるんだ。
B(和訳): いいね!入会するのにいくらかかるの?
A(和訳): 月に50ドルくらいだよ。
👉 ポイント:「~するのにいくらかかる?」と相手に聞きたいときに、とても自然に使えるパターンです。
レッスン2:旅行中の場面での使い方
A: How much does it cost to take a taxi from here to the airport?
B: It usually costs around $30, but it depends on the time of day.
A(和訳): ここから空港までタクシーで行くのにいくらかかりますか?
B(和訳): 通常は30ドルくらいだけど、時間帯によって変わるよ。
👉 ポイント:タクシー・電車・入場料など、移動やサービスの費用を聞くときによく使います。
レッスン3:ビジネスの場面での使い方
A: We’d like to know how much it costs to advertise on your platform.
B: Sure, I’ll send you our pricing plans by email.
A(和訳): 御社のプラットフォームに広告を出すのに、いくらかかるか教えてください。
B(和訳): もちろんです。料金プランをメールで送りますね。
👉 ポイント:ビジネスの見積もりや料金交渉でも、とても丁寧かつ直接的に使える表現です。
自然に使うためのコツ
① 実際の行動を入れて聞く
「to〜」の部分は、なるべく具体的な行動にすると自然です。
How much does it cost to fix a phone screen?
(スマホの画面を修理するのにいくらかかるの?)
② 現地情報と一緒に使う
価格は場所で変わるので、「from here」や「in Japan」などを加えるとより実用的です。
How much does it cost to rent a car in Hokkaido?
(北海道でレンタカーを借りるのにいくらかかる?)
③ カジュアルに聞きたいときはこう言い換えるのもアリ
How much is it to ~?
How much would it be to ~?
これらは少しくだけた、または丁寧な言い方として使われます。
How much is it to enter the museum?
(美術館に入るのにいくら?)
How much would it be to get this shipped to Tokyo?
(これを東京まで配送するのにいくらになりますか?)
アウトプットと間違いこそ、英語力を伸ばす最大のチャンス
この記事を読んでいるあなたも、
「この言い方で合ってるかな?」
「なんだか変な気がするけど、とりあえず言ってみよう…」
そんなふうに迷いながら英語を話した経験、きっとありますよね。
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実際の生徒さんの声:間違いを恐れずに話せる環境が自信に変わった
たとえば、ある会社員の方はこう話してくれました。
「間違いを恐れずに話す練習ができる環境って、実はすごく貴重だと気づきました。最初は不安でしたが、講師が『その言い方でも伝わるよ。でも、こう言ったらもっと自然!』と教えてくれるので、今ではどんどん話したくなっています。」
また別の受講生は、
「自分の中の『完璧に話さなきゃ』という思い込みが外れて、英語を話すことが前よりずっと楽しくなった」と話してくれました。
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音声を聞いて練習しよう
クラスメイトへ…
今週、IELTSのテストを受けるんだ。
友人との会話…
9000ドルかかったよ。
ニューヨーク行きの航空券の価格はいくらですか?
このレストランはどれくらい高いですか?
よくあるNG表現&日本人が間違えやすいポイント
① “How much is it to ~?” と言ってしまう
NG例:
✖️ How much is it to buy this car?
これは一見正しそうに見えますが、やや不自然な印象になることがあります。
“How much is it?” は、すでに何かを目の前にしている時の「これいくら?」のニュアンス。
より自然な表現:
✅ How much does it cost to buy this car?
👉「この車を買うのにいくらかかる?」という行動に対する費用の聞き方になります。
② “How much does it cost for ~?” と言ってしまう
NG例:
✖️ How much does it cost for go to the gym?
→ for の後に動詞を続けるのは文法的にNGです。
正しい表現:
✅ How much does it cost to go to the gym?
👉 「to + 動詞の原形」を使うのがルールです。
③ “How much cost it to ~?” と主語・語順がめちゃくちゃ
NG例:
✖️ How much cost it to fix this phone?
→ 主語や助動詞が抜けている、または順序が崩れてしまっている典型的なミス。
正しい表現:
✅ How much does it cost to fix this phone?
④ 「誰にかかるか」の言い方を間違える
NG例:
✖️ How much does it cost to me?
→ 日本語の「私にとっていくらかかるの?」を直訳しがちですが、英語では不自然です。
正しい表現:
✅ How much does it cost me to take this course?
✅ It cost me $100.
👉 「cost + 人 + 金額」の語順がポイントです。
⑤ “costed” を過去形として使ってしまう
NG例:
✖️ It costed me $50.
→ 「ed」をつけたくなる気持ち、わかります。でも間違いです!
正しい表現:
✅ It cost me $50.
👉 「cost」は現在形・過去形・過去分詞すべて同じ “cost” です。
⑥ “How much is cost to ~?” のように中途半端に混ざってしまう
NG例:
✖️ How much is cost to enter the park?
→ “is”と”cost”を両方使うと文の構造が崩れます。
正しい表現:
✅ How much does it cost to enter the park?
まとめ:間違いを恐れず、でも仕組みはちゃんと理解しよう
これらのNGパターンは、日本語の感覚からくる直訳グセが原因のことが多いです。
でも逆に言えば、それに気づければ正しい表現を意識的に使えるようになります。
学習の過程での間違いは当たり前。
むしろ、その間違いから気づきを得られることこそ、成長のチャンスです!
練習クイズ①:正しい英文を選ぼう(文法編)
次のうち、文法的に正しい英文はどれ?
A. How much is cost to fix this?
B. How much does it cost to fix this?
C. How much cost it to fix this?
→ 正しい語順は「How much does it cost to + 動詞の原形」。
Aは”is cost”という形が不自然、Cは語順ミス(助動詞doesが必要)。
練習クイズ②:日本語に合う英語はどれ?
「ジムに通うのにいくらかかりますか?」にもっとも自然な英語は?
A. How much does it cost to go to the gym?
B. How much is it for go to the gym?
C. How much costs it to go to gym?
→ Aがもっとも自然で正しい構文です。
Bは “for go” が文法ミス(正しくは “to go”)。
Cは語順・文法ともに不正確です。
練習クイズ③:過去形の使い方
「その修理に50ドルかかりました」は、どれが正しい?
A. It costed $50 to fix it.
B. It cost $50 to fix it.
C. It costs $50 to fix it.
→ “cost” は不規則動詞で、過去形も “cost” のまま。
Aは “costed” を使ってしまっているのでNG。
Cは現在形なので、過去の話には不自然です。
練習クイズ④:「誰にかかるか」の英語表現
「私に200ドルかかりました」はどれ?
A. It cost to me $200.
B. It cost me $200.
C. It cost $200 for me.
→ 正しい語順は「cost + 人 + 金額」。
AとCはどちらも前置詞の使い方・語順に問題があります。
練習クイズ⑤:意味の理解
「How much does it cost to study abroad?」の意味として最も近いものは?
A. 留学するつもりですか?
B. 留学するにはどのくらいお金がかかりますか?
C. 留学に行く国を教えてください。
→ 「How much does it cost to ~?」は、「〜するのにいくらかかるのか?」という意味です。
「cost」と「take」の違い:どちらも「かかる」だけど意味が違う!
単語 | 意味 | 主に何が「かかる」? | 例文 |
---|---|---|---|
cost | (お金が)かかる | お金・費用 | It cost $100 to repair my phone.(スマホの修理に100ドルかかった) |
take | (時間や手間が)かかる | 時間・労力・手間 | It takes 30 minutes to get to the station.(駅まで行くのに30分かかる) |
【cost】=「お金がかかる」
ポイント:
- 「料金」「費用」「金銭的コスト」に使う
- 「cost + 人 + 金額」で「人に~かかる」と表現できる
例文:
- How much does it cost to join the gym?
→ ジムに入るのにいくらかかりますか? - It cost me $200 to fix my laptop.
→ ノートパソコンの修理に200ドルかかりました。
【take】=「時間・手間がかかる」
ポイント:
- 「時間」「労力」「プロセスの長さ」に使う
- 「take + 人 + 時間」で「人に〜かかる」
例文:
- How long does it take to get there?
→ そこに行くのにどのくらい時間がかかりますか? - It took me two hours to finish the report.
→ レポートを終えるのに2時間かかりました。
【比較して覚えよう】
同じ「かかる」でも、聞きたい内容が違えば動詞も変わります:
🟩「いくらかかるの?」→ cost(金額)
🟦「どれくらい時間がかかるの?」→ take(時間)
✅ ワンポイントまとめ
日本語の「かかる」 | 英語で使う動詞 | 例 |
---|---|---|
お金がかかる | cost | It cost $50. |
時間がかかる | take | It took 30 minutes. |
労力・手間がかかる | take | It takes effort. |
「How much does it cost to~?」に似た表現も覚えておこう!
英語では、「お金がかかる」ことを伝える表現が他にもいくつかあります。
場面やニュアンスによって、より適切な言い方を選ぶことがポイントです。
ここでは、「How much does it cost to ~?」に近い意味を持つ、便利なフレーズを3つご紹介します。
How much do I need to budget for [名詞]?
意味:「[名詞] にいくらくらい予算を立てればいいですか?」
この表現は、事前に計画的に予算を考えたいときに使われます。
旅行・引越し・イベントの準備など、費用の見通しを立てたい場面にピッタリです。
✅ 例文:
How much do I need to budget for a trip to Hawaii?
(ハワイ旅行のために、どのくらい予算を見ておくべきですか?)
What’s the estimated cost of [名詞]?
意味:「[名詞] の見積もりはいくらですか?」
こちらは、ある程度正式な見積もりや計算が前提の表現です。
特にビジネスやプロジェクト、契約関連でよく使われます。
✅ 例文:
What’s the estimated cost of the renovation?
(そのリフォームの見積もりはいくらですか?)
Is [名詞] expensive?
意味:「[名詞] は高いですか?」
もっとカジュアルに「高いの?安いの?」とたずねたいときに使います。
買い物中や、ちょっとした会話でよく登場する便利表現です。
✅ 例文:
Is this smartphone expensive?
(このスマホって高いの?)
関連語彙も一緒に覚えよう
英語で費用の話をするときに、一緒に覚えておくと便利な単語もあります。
Budget(予算)
例文:
I need to create a budget for my upcoming trip.
(今度の旅行のために予算を立てる必要があります。)
Estimate(見積もり)
例文:
Can you provide me with an estimate for the construction project?
(その建設プロジェクトの見積もりをいただけますか?)
Affordable(手頃な価格の)
例文:
This restaurant is affordable and serves delicious food.
(このレストランは手頃な価格で美味しい料理を出しています。)
このような表現や語彙を組み合わせて使えるようになると、
英語で費用の話をする場面にもっと自信が持てるようになります!
まとめ:費用を尋ねる英語表現を使いこなそう!
今回は「〜するのにどのくらいお金がかかりますか?」の英語表現、
“How much does it cost to ~?” を中心に、関連フレーズやよくある間違いも含めてご紹介しました。
英語で費用を尋ねるときは、何に対して「かかる」のか(お金?時間?)を意識することが大切です。
- お金がかかる → cost
- 時間や手間がかかる → take
また、「How much does it cost to ~?」の他にも
“How much do I need to budget for ~?” や
“What’s the estimated cost of ~?” など、
目的に合わせた表現も覚えておくとよりスムーズに会話できます。
失敗しても大丈夫。間違いから学ぶことが、あなたの英語力を確実に育ててくれます!
この表現をもっと実践で使いたい、会話の中で自然に出せるようになりたい方は、
安心して話せる環境とサポートがある無料体験レッスンもぜひご利用ください!
お会いできるのを楽しみにしています!
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