こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
英語で「〜を手伝う」と言いたいとき、
「help do」「help to do」「help doing」…どれが正しいか迷ったこと、ありませんか?
✅ 結論はコレ!
- help do:◎ 一番自然。アメリカ英語でよく使われる
- help to do:◎ フォーマル寄り。イギリス英語でよく使われる
- help doing:△ 特定の形でしか自然にならない(例:「help with doing」など)
📝 例文で確認!
She helped me (to) finish the report.
(彼女は私がレポートを終えるのを手伝ってくれた)
この記事では、これら3つの使い方の違いや注意点を、失敗談やネイティブの視点を交えて、わかりやすく解説していきます。
読み終わるころには、もう「helpの使い方」で迷うことはなくなりますよ!
それでは、さっそく見ていきましょう👇
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「help」の使い方をもっと深めたい方は、こちらの記事もおすすめです👇
👉 英会話上級者になるための「help」と「help out」の使い分けガイド
こちらでは、ネイティブがよく使う「help out」との違いやニュアンスをわかりやすく解説しています。より自然な英語表現を身につけたい方にぴったりの内容です!
- 1 🔗 関連記事もチェック!
- 2 💡やってしまった!「help doing」ばかり使っていた私の小さな失敗
- 3 「help to do」と「help do」はどっちが正しいの?
- 4 help doingは間違ってる?
- 5 ✨ 英語は「知ってる」より「使える」が大事!
- 6 イディオム表現「can't help doing」
- 7 🎯 練習用クイズ|「help」の正しい使い方をマスターしよう!
- 8 実践問題
- 9 ❌ 日本人がよくやりがちなNG表現パターンまとめ
- 10 ✅ NG回避のためのシンプルルール
- 11 ✨アドバイス
- 12 同じような意味の表現
- 13 関連する語彙
- 14 よくある質問(FAQ)
- 15 📝【この記事のまとめ】「help」の正しい使い方を完全理解!
💡やってしまった!「help doing」ばかり使っていた私の小さな失敗
英語学習をしていると、なんとなく覚えて使っていた表現が、ある日ふと「これって正しいのかな?」と気になってしまうこと、ありますよね。
私自身、まさにそんな体験をしました。
ある日、ビジネス英語のレッスンで「I always help my team doing their tasks.」と言ったとき、ネイティブ講師がちょっとだけ困った顔をしたんです。
講師:「Hmm, I see what you mean, but usually we’d say help them do or help them to do their tasks.」
そのとき、心の中で「えっ!?help doingって使っちゃダメなの!?」と軽くショックを受けました。
今までの会話でも「help doing」で通じていた気がしていたけれど、実は自然な英語ではなかったんだと気づかされた瞬間でした。
✅この経験から学んだこと
- helpの後は、基本的に「動詞の原形(do)」か「to不定詞(to do)」が自然
- 「help doing」は間違いとは言い切れないけれど、使い方にかなり制限がある上、ネイティブもあまり使わない
つまり、安心・安全に使うなら「help do」か「help to do」がベスト!
このような小さな気づきの積み重ねが、英語力を本物にしていくんですよね。
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「help to do」と「help do」はどっちが正しいの?
結論から言うと、どちらも正解です!
ただし、使われる地域や文脈によって、好まれる形が少し違います。
✅ 「help do」:一番よく使われる形
- アメリカ英語で特によく使われる、自然でカジュアルな形です。
- 「help」のあとにto をつけずに、動詞の原形(do)をそのまま使うのがポイント。
📝 例:
She helped him do his homework.
(彼女は彼が宿題をするのを手伝った)
✅ 「help to do」:少しフォーマルな印象
- イギリス英語ではよく使われる形。
- アメリカ英語でももちろん通じますが、ややフォーマルな響きがあります。
📝 同じ文をこの形で言うと:
She helped him to do his homework.
(意味はまったく同じ!)
💡ポイントまとめ
- どちらも正しい文法。意味の違いもありません。
- より一般的なのは「help do」。とくに話し言葉ではこちらが自然です。
- 「help to do」は少し丁寧・フォーマルな印象になります。
どちらを使ってもOKなので、場面や自分のスタイルに合わせて使い分けてみてくださいね!
例文
姉に…
姉に…
引越しの手伝いに来るの?
help doingは間違ってる?
「help doing」は使える?使えない?
結論から言うと、
「〜するのを手伝う」という意味で使うとき、
「help doing」だけの形は一般的ではありません。
✅ よく使われる正しい表現は?
- help do
- help to do
この2つが自然でよく使われる形です。
📝 例えば:
She helped me (to) finish the report.
(彼女は私がレポートを終わらせるのを手伝ってくれた)
✅ 「help with doing」の形ならOK!
「help doing」は、ある条件で使えます。
それがこの形です:
👉 help 人 with doing something
このときの 「doing」 は「名詞」としての役割を持つ動名詞です。
📝 例:
- Can you help me with preparing dinner?
(夕食の準備を手伝ってくれる?) - She helped me with moving last weekend.
(先週末、引っ越しを手伝ってくれた)
でも実際は、「名詞だけで表すパターン」の方がもっとよく使われます。
📝 例えば:
- help me with my homework
- help me with the cleaning
✅ 「help doing」単独はどうなの?
たま〜に見かけることもありますが、やや不自然に聞こえることが多いです。
たとえば…
📝 ❌ He helped cleaning the house.(←これは不自然)
正しくは:
📝 ✅ He helped (to) clean the house.
または
📝 ✅ He helped with cleaning the house.
🔍 まとめ
使い方 | 自然? | 備考 |
---|---|---|
help do | ◎ | 一番よく使われる形 |
help to do | ◎ | 少しフォーマル |
help with doing | ○ | 名詞的な使い方/タスクの手伝い |
help doing(単独) | △〜✕ | 一般的ではない、不自然に聞こえることも |
文の目的やニュアンスに応じて、自然な表現を選んでみてくださいね!
音声付き例文
✨ 英語は「知ってる」より「使える」が大事!
せっかく今回ご紹介したような英語表現を覚えても、実際に使ってみないと、身についたとは言えません。
英語はスポーツと同じで、アウトプット(実践)することで本当に使えるスキルになります。
頭で理解したことを、口に出して、自分の言葉にする――この練習を繰り返すことが、上達への一番の近道です。
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イディオム表現「can’t help doing」
「can’t help doing」ってどういう意味?
「can’t help doing」は、「〜せずにはいられない」という意味の英語表現です。
つまり、ある行動や感情を自分ではどうしても止められないときに使います。
✅ よく使われる例文:
📝 I can’t help laughing.
(笑わずにはいられない)
このように、「can’t help + 動詞のing形(動名詞)」の形で使います。
✅ 「I can’t help it.」って何?
これもよく聞く表現ですね。
「仕方がないんだ」や「どうにもできない」という意味で使います。
💬 例:
Sorry I cried… I just couldn’t help it.
(泣いてごめん…どうしても涙が止められなかった)
この「it」は、止められなかった感情や行動を指しています。
🔄 似た表現:「can’t help but do」
これも似た意味で使われますが、少し形が違います。
👉 can’t help but + 動詞の原形(do)
意味は:「〜せざるを得ない」「つい〜してしまう」
📝 例:
I can’t help but think of her every day.
(毎日彼女のことを考えずにはいられない)
こちらの方が少し書き言葉寄り、またはフォーマルな響きがあります。
📝 まとめ
表現 | 意味 | 形 |
---|---|---|
can’t help doing | 〜せずにはいられない | can’t help + 動名詞 |
can’t help it | 仕方がない/止められない | it = 感情や行動 |
can’t help but do | 〜せざるを得ない | can’t help but + 原形動詞 |
💡ポイント
- 感情や反応が自然と出てしまうときに使う
- 無理に抑えられない状況を表現したいときに便利
- 「笑い」「涙」「考え」など、感情表現とよくセットで使われます
音声付き例文
恋をしている友人が…
毎日彼のことを考えずにいられない。
🎯 練習用クイズ|「help」の正しい使い方をマスターしよう!
【問題1】
次の空欄に入る最も自然な形はどれ?
Can you _______ me carry these boxes upstairs?
A. helping
B. help
C. help to
✅ 正解:B. help
「Can you help me carry…」は、日常会話で最も自然な形です。
「help 人 + 動詞の原形」が基本の形です。
Cの「help to」は文法的には間違いではありませんが、日常会話では省略されがち。
Aの「helping」は使えません。
📝 正しい文:Can you help me carry these boxes upstairs?
【問題2】
「彼女は彼が英語を勉強するのを手伝った」を自然な英語にすると?
A. She helped him studying English.
B. She helped him to study English.
C. She helped to him study English.
✅ 正解:B. She helped him to study English.
「help 人 to do」は丁寧で少しフォーマルな言い方です。
Aは「studying」になっていて不自然。Cは「to him」となっており、文法的に誤り。
📝 会話ではよりカジュアルに「She helped him study English.」でもOK!
【問題3】
次の文の空欄に最も適切な表現は?
He always helps his mom _______ dinner on weekends.
A. to cook
B. cook
C. with cooking
(※複数選択可)
✅ 正解:A. to cook / B. cook / C. with cooking(すべて正解!)
- AとBは「help + 人 + (to) 動詞原形」のパターンで、意味も使い方も正しい。
- Cは「help + 人 + with doing」の形で、タスクを具体的に示したいときに便利です。
📝 すべて自然で文脈に応じて使い分け可能です!
【問題4】
「私は彼がプレゼンを準備するのを手伝った」を正しく表すのは?
A. I helped him with preparing the presentation.
B. I helped him preparing the presentation.
C. I helped him prepare the presentation.
✅ 正解:A. と C.
- Aは「help 人 with doing」の形でOK。
- Cは「help 人 + 動詞原形」でこちらも自然。
- Bは「help 人 doing」の形になっていて、文法的に不自然なのでNG。
📝 よりカジュアルな口調なら C の形がオススメです。
【問題5】
次のうち、文法的に誤っている文はどれ?
A. They helped us to clean the classroom.
B. She helped cleaning the dishes.
C. He helped his friend with organizing the documents.
✅ 正解:B. She helped cleaning the dishes.
- 「help cleaning」のように「help + 動名詞」の単独形は基本NG。
- Aは「help to do」で正しい。
- Cは「help 人 with doing」の形で自然。
📝 正しくは:She helped (to) clean the dishes. または She helped with cleaning the dishes.
実践問題
以下の文を完成させるために、”help to do”、”help do”、”help someone with doing” のいずれかを適切に使ってください。
- Can you ________ move the furniture to the other room?
- She always ________ her mother ________ preparing dinner on weekends.
- The guidebook ________ tourists ________ navigate the city’s complex subway system.
- He is looking for volunteers to ________ him ________ organize the community event.
- This online course will ________ you ________ improve your English speaking skills.
- My friend ________ me ________ studying for the chemistry exam.
- Can you help move the furniture to the other room?
- 「help do」の形式を用いて、直接的に「手伝う」という動作を示しています。
- She always helps her mother with preparing dinner on weekends.
- 「help someone with doing」の形式を使い、特定の人が特定の活動をするのを手伝う場面を示しています。
- The guidebook helps tourists to navigate the city’s complex subway system.
- 「help to do」の形式を使用し、何かをするのを容易にする方法を示しています。
- He is looking for volunteers to help him organize the community event.
- ここでは「help someone do」の形式を用い、他人の行動の支援を表しています。
- This online course will help you to improve your English speaking skills.
- 「help to do」または「help do」のどちらも正しく、この文脈ではどちらの形式を用いても意味は変わりません。しかし、”help to improve” がよりフォーマルな響きを持つため選択しました。
- My friend helped me with studying for the chemistry exam.
- 「help someone with doing」の形式を使い、特定のタスクでの支援を示しています。
❌ 日本人がよくやりがちなNG表現パターンまとめ
❌ 1. helpのあとに「doing」だけを使う
例:
❌ He helped cleaning the house.
(←不自然)
📝 なぜNG?
「help」の後には基本的に 動詞の原形(do) か to不定詞(to do) を使うのが自然。
「doing」だけではネイティブには不自然に聞こえることが多い。
✅ 正しい形:
✅ He helped (to) clean the house.
✅ He helped with cleaning the house.(←「with」を入れればOK)
❌ 2. helpのあとに必ず「to」を入れなければいけないと思っている
例:
❌ Can you help to move this box?(←不自然ではないけど、やや硬い)
📝 なぜ注意?
「to」は入れても間違いではないが、日常会話では省略(help do)する方が自然。特にアメリカ英語では「to」はよく省略されます。
✅ 自然な形:
✅ Can you help move this box?
❌ 3. help doingとcan’t help doingを混同する
例:
❌ I help doing my homework every day.
(←意味がよくわからない)
📝 なぜ注意?
「can’t help doing」は 「〜せずにはいられない」 の決まった表現ですが、
「help doing」自体は、基本的に使わない or 特定条件下でしか使えない表現。
✅ 正しい使い方:
✅ I can’t help laughing.(笑わずにはいられない)
✅ I helped (to) do my homework.(宿題をするのを手伝った)
❌ 4. 「help 人 doing」の形を使ってしまう
例:
❌ She helped me doing the report.(←不自然)
📝 なぜNG?
「help 人」の後には「do」や「to do」を使うのが基本。
「help 人 doing」は原則的に文法的には×、またはかなり不自然。
✅ 正しい形:
✅ She helped me (to) do the report.
✅ She helped me with doing the report.(←「with」が入ればOK)
❌ 5. 「help to 人」の形を使う
例:
❌ She helped to me finish the project.(←to meは使わない)
📝 なぜNG?
「help」の後に「人」+「to do」の順番はOKだが、「to 人」はダメ。
✅ 正しい形:
✅ She helped me to finish the project.
✅ NG回避のためのシンプルルール
よくある間違い | 正しい形 |
---|---|
help doing(単独) | help do / help to do |
help 人 doing | help 人 do / help 人 to do / help 人 with doing |
help to 人 | help 人 to do |
help + to(必須だと思い込む) | help do でOK(特に会話では) |
✨アドバイス
💡 「help」は自由度が高い動詞ですが、パターンを覚えておけば迷いません!
日常会話では「help do」、丁寧に言いたいときは「help to do」、
具体的な作業内容を強調したいときは「help with doing」でOK!
同じような意味の表現
Assist in doing
“Assist in doing”は、ある行動やプロセスに対して援助を提供することを指します。特定の行動や目的が明確で、手助けがそこに組み込まれるときに使用されます。
- “I assisted in organizing the event.”
- 和訳: 「私はイベントの組織に手伝いました。」
Aid to do
“Aid to do”も同様に援助や助けを示しますが、やや堅い表現です。一般的には、より形式的な文書や報告で使用されることがあります。
- “The funds provided aid to complete the research.”
- 和訳: 「その資金は研究を完了するのに助けになりました。」
Support
“Support doing”は、ある活動や行動を支えることを強調します。この表現はより広い文脈で使用され、物理的な支援だけでなく、精神的な面でも適用されます。
- “The community supported the local businesses by buying their products.”
- 和訳: 「コミュニティはその地元の事業を製品を購入することで支援しました。」
関連する語彙
Facilitate (促進する)
- “The new software facilitates data analysis.”
- 和訳: 「新しいソフトウェアはデータ分析を促進します。」
Contribute to (寄与する)
- “Every team member contributed to the success of the project.”
- 和訳: 「すべてのチームメンバーがプロジェクトの成功に寄与しました。」
Lend a hand (手を貸す)
- “Neighbors often lend a hand when someone is moving.”
- 和訳: 「隣人はよく誰かが引っ越しの時に手を貸してくれます。」
よくある質問(FAQ)
1. 「help do」と「help to do」の違いは何ですか?
- どちらも正しい文法で意味は同じ
- help do:カジュアルでアメリカ英語によく使われる
- help to do:ややフォーマルでイギリス英語で好まれる
- 日常会話では「help do」が自然
2. 「help doing」は使っていいの?
- 単独では基本的に不自然
- help with doing の形ならOK
- 例:help me with preparing dinner
- 安全なのは「help do」か「help to do」
3. 「help 人 doing」の形は正しいですか?
- 基本的に不自然で誤り
- 正しい形:
- help 人 do
- help 人 to do
- help 人 with doing
4. 「can’t help doing」と「help doing」の違いは?
- can’t help doing:〜せずにはいられない(感情や行動が止められない)
- 例:I can’t help laughing.
- help doing:単独では誤用。通常は使わない
- 混同に注意!
5. 「assist」「aid」「support」と「help」の違いは?
- assist in doing:丁寧で手続き的
- aid to do:フォーマルで報告文に多い
- support doing:物理的・精神的な支援に使う
- help:もっとも広く使える一般的な表現
📝【この記事のまとめ】「help」の正しい使い方を完全理解!
✅ 基本ルール
- help do:最も一般的でカジュアル。アメリカ英語でよく使われる。
- help to do:意味は同じだが、ややフォーマル。イギリス英語でよく使われる。
- help doing:単独では不自然。基本的に使わない。
- help with doing:名詞的な「動名詞」を使った形で、自然な言い方(例:help me with preparing dinner)
✅ よくある間違いと学び
- 「help doing」は通じることもあるが、ネイティブには不自然に聞こえる場合あり
- 安全なのは help do または help to do
- 自分の体験をもとに気づいた失敗から学ぶのが大事!
✅ 似た表現もチェック!
- can’t help doing:〜せずにはいられない(感情表現に多い)
- assist in doing:手続きを手助けする丁寧な言い方
- aid to do:やや堅い、報告文などで使用
- support doing:支援・応援するイメージ
- lend a hand:カジュアルに「手を貸す」
✅ 実践ポイント
- どの表現も、意味と使う場面に合った形を選ぶのがコツ
- 「英語は使ってこそ身につく」!学んだら口に出して練習あるのみ✨
💡結論:こう覚えよう!
「help do」が基本。フォーマルなら「help to do」、具体的な活動には「help with doing」!
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