こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は英会話でよく使われるフレーズ「You’ve got to be kidding.」について、その意味と使い方をわかりやすく解説していきます。このフレーズは、日常のさまざまな状況で使うことができるので、覚えておくととても便利ですよ!それではまいりましょう。
目次
意味と使い方
文の構造
このhave got to 〜について少し触れたいと思いますが、have to 〜と同じ意味で、「〜しなければならない」や「〜にちがいない」という義務や推量を表すことができます。have toについては学校では絶対教えてくれない”have to 〜”の意味とその6つの使い方よりご覧ください。今回紹介しているhave got toの意味は後者の推量「〜に違いない」ですね。相手から聞いて「冗談にちがいない」という事実に対して疑いをかけている感じになります。
省略してgotta
have got to は省略してgotta「ガラ」と言うこともできます。
お会計でビールとおつまみだけだべて3万円請求されて…
嘘でしょ。
have got toについてさらに詳しい内容については“I gotta 〜”の意味とその使い方【使えるとかっこいい】よりご覧ください。
例文
同僚から仕事が遅いサムが昇進したと聞いて…
うそでしょ!
友人からプレイボーイだった同級生トミーが結婚したと聞いて…
冗談だろ!
同僚から上司の命令でチームみんなが週末も仕事をしないといけないと聞いて…
嘘だろ!もう彼女と予定あんだよ。
- 友達が宝くじで大金を当てたと言ったとき
「You’ve got to be kidding. You won the lottery?」
「冗談でしょ。宝くじ当たったの?」 - 同僚が急に海外転勤すると言ったとき
「You’ve got to be kidding. You’re moving to France next month?」
「冗談だろ。来月フランスに引っ越すの?」 - 友達が突然の結婚を発表したとき
「You’ve got to be kidding. You’re getting married?」
「まさか、結婚するの?」
ロールプレイ
英文
Alex: Hey, Jamie! You’re not going to believe what I found in the attic yesterday.
Jamie: Oh? What is it?
Alex: It’s Grandpa’s old diary from the 1950s. He mentions having a secret hobby that nobody in the family knew about.
Jamie: A secret hobby? That sounds intriguing. What was it?
Alex: He was a competitive ballroom dancer! There are even photos and competition certificates.
Jamie: You have got to be kidding me! Grandpa? I can’t even picture him dancing!
Alex: Neither could I, but it’s all here. He won several competitions and was quite famous in the local scene.
Jamie: That’s amazing! We need to share this with the family. They’ll be as shocked as we are.
Alex: Definitely. This discovery changes how we see Grandpa completely.
和訳
アレックス: ねえ、ジェイミー!昨日、屋根裏で見つけたもの、信じられないよ。
ジェイミー: おっ、何なの?
アレックス: 祖父の1950年代の古い日記なんだ。家族誰も知らなかった秘密の趣味が書いてあったんだ。
ジェイミー: 秘密の趣味って?それって面白そう。何だったの?
アレックス: 彼、競技用のボールルームダンスをやってたんだ!写真やコンペの証明書もある。
ジェイミー: 冗談だろ!祖父が?ダンスなんて想像もつかないよ!
アレックス: 僕もそう思ったけど、ここに全部あるんだ。彼はいくつかのコンペに勝って、地元ではかなり有名だったらしい。
ジェイミー: それはすごいね!家族と共有しなきゃ。私たちと同じくらい驚くはずだよ。
アレックス: 絶対に。この発見で、祖父に対する見方が完全に変わったよ。
音声
言い換え可能な表現
「You’ve got to be kidding.」と同様に、日常会話でよく使われる他の表現もあります。これらのフレーズは、驚きや不信、あるいは相手の提案や発言に対する疑問を示す際に便利です。以下にそれぞれの表現の例文を挙げ、使い方を解説します。
Are you kidding me?
「冗談言ってるの?」
この表現は、「冗談言ってるの?」と訳され、相手の言っていることが信じがたい時、またはあまりにも驚くべき情報を受け取ったときに使います。よりカジュアルな状況で使われることが多いです。
- 友人: “I got tickets to go to the moon next week.”
- あなた: “Are you kidding me? That’s impossible.”
- 日本語訳:
- 友人: 「来週、月に行くチケットを手に入れたよ。」
- あなた: 「冗談でしょ? そんなのあり得ないよ。」
- 日本語訳:
You can’t be serious.
「本気じゃないでしょ?」
「本気じゃないでしょ?」というこの表現は、相手が真面目に何かを言っているのか、それとも冗談を言っているのかを疑う時に使います。このフレーズは、相手の提案や計画に対する信じがたさや驚きを表します。
- 上司: “I need you to finish the entire project by tomorrow.”
- あなた: “You can’t be serious. That’s impossible.”
- 日本語訳:
- 上司: 「明日までにその全プロジェクトを終わらせてほしい。」
- あなた: 「本気で言ってるの? それは不可能だよ。」
- 日本語訳:
Is this a joke?
「これって冗談?」
「これって冗談?」というこの表現は、状況や提案があまりにも非現実的で、信じることができないときに使用します。このフレーズは、相手の言っていることに対する疑念や不信を強く示します。
- 同僚: “The company is relocating to Mars next week.”
- あなた: “Is this a joke? I’ve never heard such a thing.”
- 日本語訳:
- 同僚: 「会社が来週、火星に移転するって。」
- あなた: 「これって冗談? そんなこと聞いたことないよ。」
- 日本語訳:
それでは同じ意味の英語表現もみてみましょう。関連付けをすることでより意味を覚えやすくなると思います。
- You must be kidding.
- I don’t believe it.
- It can’t be true.
- I can’t believe this is happening to me.
- I hope it’s (you’re) wrong.
3については、canを否定形で使い、「〜のはずがない」という推量で使うことができます。また1のmustも同じですね。
関連する語彙
Surprised
和訳:驚いた
- 「I was so surprised when I heard the news.」
- 「そのニュースを聞いて、本当に驚いた。」
Unbelievable
和訳:信じられない
- 「That’s unbelievable! He really did that?」
- 「信じられない!彼、本当にそれやったの?」
Astounded
和訳:びっくり仰天した
- 「She was astounded by the sudden proposal.」
- 「彼女は突然のプロポーズに驚愕した。」
押さえておくべきポイント
「You’ve got to be kidding.」は非常に汎用性の高い表現ですが、場の雰囲気によっては失礼にあたることもあるので、使用する際には注意が必要です。特に公式の場やフォーマルな状況では、より礼儀正しい表現を選ぶことをお勧めします。
また、このフレーズを使う際は、声のトーンや表情も大切です。驚きや疑念を表現するときは、声のトーンを上げたり、表情を驚いたものにすることで、言葉の意味がより伝わりやすくなります。
「冗談」に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「You’ve got to be kidding.」は、日常英会話で非常によく使われるフレーズです。この記事を通じて、その意味と使い方、さらには関連する表現や語彙を学ぶことで、英会話がより豊かで自然なものになることでしょう。是非、日常の会話の中でこのフレーズを活用してみてください。驚きや不思議な状況に出くわしたとき、この一言が役立つはずです!
以上、「You’ve got to be kidding」で驚きを表現!日常英会話の魔法のフレーズ、でした。次回も役立つ英会話表現をご紹介しますので、お楽しみに!